第10話 開く扉
最終更新：ID:LQD150Ut5Q 2010年10月30日(土) 19:06:05履歴
川；ﾟ -ﾟ)（まずいな…。こんなところで立ち止まってしまうとは…。負けてから不貞寝してるみたいだし…）
（ ´ω｀)「また負けてしまったお…、カイザーとの試合大丈夫なのかお…？」
川；ﾟ -ﾟ)（慰めるべきなのか叩いて伸ばすべきなのか迷うところだが…あいつとやらせてみるか）
川 ﾟ -ﾟ)「いつまでメソメソしてるんだ。立ち止まっていても仕方ないだろう。次の休みは別の奴と戦ってもらうからな」
（ ´ω｀)「どうせ負けちゃうんだお…」
川 ﾟ -ﾟ)「お前がそんな調子だと私も困るんだ…元気出してくれ」
（ ´ω｀)「最近勝ってないんだお…カイザーに負け、クーと引き分け、ハインに負けて…自信なくしてきたお…」
川 ﾟ -ﾟ)「その為に私がついてる。お前のその態度は私を侮辱してるにも等しいぞ？」
( -ω-)「…やれるだけはやってみるけどね。期待はしないでくれお？」
川*ﾟ -ﾟ)「まずは明日の授業に備えるか、眠ろう。べ、別に抱き枕にしてくれても構わないからな！」
（；ﾟωﾟ）「そ、それはどういう…。寝ちゃったお…」
川*//-/)（ｷｬｰ、あんなこと言っちゃった…。恥ずかしくて目合わせられないよ…別に好きな訳じゃないのに…兄さんに似てる…？）
（；ﾟωﾟ）（寒いからなのかお…？今朝の失態思い出しちまったお…寝るか）
そうこうしている内に1週間が過ぎ去り…
(*ﾟーﾟ)「この前挑戦状を送ってきたのは君？楽しみにしてたよっ！」
（；＾ω＾）（クーに負けず劣らずちっちゃい子だお…）
川；ﾟ -ﾟ)（あれは…負けた…！）
（ ＾ω＾）「？ どうしたんだお？クー」
川；ﾟ -ﾟ)「いっ、いやなんでもないぞ」
(*ﾟーﾟ)「…仲良いんだね」
川*//-/)「そんなこと無い！」
（ ´ω｀)「断言されると辛いものが…」
(*ﾟーﾟ)「デュエル…するんでしょ？」
（ ＾ω＾）「おっと、そうだったお」
（ ＾ω＾）破壊するモノ「「決闘！！」」(*ﾟーﾟ)優しい世界
(*ﾟーﾟ)「私のターンだよ！ドロー！手札から天空の使者ゼラディアスを捨てて、天空の聖域を手札に。そしてそのまま発動するよ！」
《天空(てんくう)の使者(ししゃ) ゼラディアス/Zeradias, Herald of Heaven》 †
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻2100/守 800
このカードを手札から墓地へ捨てて発動する。
自分のデッキから「天空の聖域」１枚を手札に加える。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在しない場合、
このカードを破壊する。
《天空(てんくう)の聖域(せいいき)/The Sanctuary in the Sky》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
天使族モンスターの戦闘によって発生する天使族モンスターの
コントローラーへの戦闘ダメージは０になる。
（；＾ω＾）（天空の聖域…？天使族デッキかお？でも、天使といえば大型モンスターかパーミッション…代行者シリーズは安定しないし…）
(*ﾟーﾟ)「ふふっ。私は雲魔物タービュランスを召喚するよ。カウンターは一つ。効果でデッキからスモークボールを攻撃表示で召喚！」
《雲魔物(クラウディアン)−タービュランス/Cloudian - Turbulence》 †
効果モンスター
星４/水属性/天使族/攻 800/守 0
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの召喚に成功した時、フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついた
モンスターの数だけこのカードにフォッグカウンターを置く。
このカードに乗っているフォッグカウンターを１つ取り除く事で、
デッキまたは墓地から「雲魔物−スモークボール」１体を特殊召喚する。
《雲魔物(クラウディアン)−スモークボール/Cloudian - Smoke Ball》 †
通常モンスター
星１/水属性/天使族/攻 200/守 600
小さな小さな雲魔物の子供雲。ひとりぼっちが大嫌いで、
仲間たちとそよ風に乗ってゆらゆらと散歩をするのが大好き。
(*ﾟーﾟ)「いつ見ても可愛いなぁ…カードを3枚セットして、手札から雲魔物のスコールを発動してターンエンドだよ！」
《雲魔物のスコール(クラウディアン・スコール)/Cloudian Squall》 †
永続魔法
自分のスタンバイフェイズ毎にフィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターに、フォッグカウンターを１つ置く。
【Life 8000 / Hand 0 /monsterタービュランス スモークボール セット3 スコール】
（；＾ω＾）（ハンドを使い切った…。いくら聖域があるからって低攻撃力を並べる…雲魔物というモンスターの効果も良く知らないこっちは不利か…）
（ ＾ω＾）「ドロー！増援でサーチしてそのままエアーマンを召喚！フェザーマンを手札に加えてエアーマンでスモークボールに攻撃！」
(*ﾟーﾟ)「その時伏せ罠3枚発動するよ！固まっちゃってたんだよね…」
（；＾ω＾）「攻撃宣言に3枚発動！？何がくるんだお…！」
(*ﾟーﾟ)「捨て身の宝札が3枚。6枚ドローするよ。このターン私は表示形式を変更できず、召喚を何も行えない」
《捨(す)て身(み)の宝札(ほうさつ)》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター２体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。
（；＾ω＾）「6枚ドロー！？ヘタしたら事故直行なカードを3枚引いて事故起こしてないのは実力…！」
(*ﾟーﾟ)「攻撃は止まらないよ。スモークボールは破壊されちゃうんだ」
（；＾ω＾）「カードを2枚伏せてターンエンド」
（；＾ω＾）（なんだおこのカード…）
【Life 8000 / Hand 4 /monsterエアーマン set2】
(*ﾟーﾟ)「私のターン。スコールの効果でタービュランスとエアーマンにカウンターを載せるよ」
(*ﾟーﾟ)「私はタービュランスの効果でスモークボールを特殊召喚。更に速攻魔法、フォッグコントロール。スモークボールをリリースしてタービュランスにカウンターを三つのせる」
《フォッグ・コントロール/Fog Control》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター１体を
生け贄に捧げる事で、フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体に
フォッグカウンターを３つ置く。
(*ﾟーﾟ)「三つ取り除いてデッキから2体、墓地から1体を特殊召喚！スモークボール3体を墓地に送るよ」
（；＾ω＾）（モンスターを3体墓地に送る召喚方法…何のモンスターだお？）
(*ﾟーﾟ)「アルカナフォースEX-THE LIGHT RULERを攻撃表示！」
（；＾ω＾）「攻守4000！？回転している…？」
(*ﾟーﾟ)「君がこのカードを止めるんだよ」
（；＾ω＾）「ストップだお！」
(*ﾟーﾟ)「ふふっ。正位置。正位置のこのカードはモンスターを戦闘破壊したとき、墓地のカードを1枚サルベージできる。エアーマンに攻撃！ジ・エンド・オブ・レイ！」
《アルカナフォースＥＸ(エクストラ)−ＴＨＥ ＬＩＧＨＴ ＲＵＬＥＲ(ザ・ライト・ルーラー)/Arcana Force Extra - The Light Ruler》 †
効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター３体を
墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを１回行い以下の効果を得る。
●表：相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地に送った時、
自分の墓地からカード１枚を手札に加える事ができる。
●裏：このカードを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの
発動を無効にし破壊する。
この効果でカードの発動を無効にする度に、
このカードの攻撃力は１０００ポイントダウンする。
（；＾ω＾）（伏せてあるのは得体の知れないカードテキストすら読めないなんて…防げない…！）
（；＾ω＾）「ぐぅぅぅぅ…」LP8000→5800
(*ﾟーﾟ)「タービュランスでダイレクトアタック！」LP5800→5000
(*ﾟーﾟ)「フォッグコントロールを手札に。カードを2枚伏せてターンエンドだよ！」
【Life 8000 / Hand 4 /monsterライトルーラー タービュランス セット2スコール】
（；＾ω＾）（侮ってたお…一瞬で大型モンスターを展開した…タービュランスを破壊しなければまた展開されるけどライトルーラーを放置するわけにも…）
（ ＾ω＾）「僕のターン。呼ぶ笛。増殖でクリボートークンを5体特殊召喚！」
川；ﾟ -ﾟ)「なんという大型合戦…ブーンの方が不利でしかないぞ…」
（ ＾ω＾）「来るんだお！ラビエル！クリボートークンを生贄に300ポイントアップ！ライトルーラーに攻撃！天界蹂躙拳！」
(*ﾟーﾟ)「あらら。1ターンでやられちゃった…」
（ ＾ω＾）「ターンエンドですお」
【Life 8000 / Hand 2 /monsterラビエル クリボートークンset2】
(*ﾟーﾟ)「私のターン。ラビエルとタービュランス、トークンにカウンターを。同じようにしてスモークボールを展開」
(*ﾟーﾟ)「3体のスモークボールを墓地へ送り！アルカナフォースEX-THE DARK RULERを特殊召喚！」
（；＾ω＾）「あんなモンスターがまだ出てくる…！？ストップだお！」
《アルカナフォースＥＸ(エクストラ)−ＴＨＥ ＤＡＲＫ ＲＵＬＥＲ(ザ・ダーク・ルーラー)/Arcana Force EX - The Dark Ruler》 †
効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター３体を
墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを１回行い以下の効果を得る。
●表：このカードはバトルフェイズ中２回攻撃する事ができる。
この効果が適用された２回目の戦闘を行った場合、
このカードはバトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
●裏：このカードが破壊される場合、フィールド上のカードを全て破壊する。
(*ﾟーﾟ)「当然正位置！2回攻撃を得るよ！そしてこの子を生贄に…」
（；＾ω＾）「このサイズのモンスターを生贄にする…？まさか…」
(*ﾟーﾟ)「そのまさかだよ！偉大魔獣ガーゼット！生贄にしたモンスターの攻撃力の倍になる！」ATK8000
《偉大(グレート)魔獣(まじゅう) ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター１体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。
(*ﾟーﾟ)「ガーゼットでラビエルを攻撃！やっちゃえ！」
（；＾ω＾）「今なら読める！ラビエルはトークンを生成！だが、この時罠発動！神の桎梏グレイプニル！」
（ ＾ω＾）「デッキから極星獣タングニョーストを手札に加える。そしてラビエルが戦闘破壊される…ぐぅぅ…攻撃力8000…」LP5000→1000
（ ＾ω＾）「タングニョーストは自分のモンスターが戦闘破壊されたとき、手札から特殊召喚できる！守備表示！」
《極星獣(きょくせいじゅう)タングニョースト》 †
効果モンスター
星３/地属性/獣族/攻 800/守1100
自分フィールド上に存在するモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、
自分のデッキから「極星獣タングニョースト」以外の
「極星獣」と名のついたモンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
(*ﾟーﾟ)「タービュランスでクリボートークンを破壊！うーん、ターンエンドしか無いね」
【Life 8000 / Hand 2 /monsterガーゼット タービュランス set2スコール】
（；＾ω＾）「後が無いお…ドロー！無理やりを除けば最大攻撃力のダークガイアでも届かない数値…」
（；＾ω＾）「左目が熱い…ドロー！」
（ ＾ω＾）「極星獣タングニョーストを攻撃表示に変更。この時タングニョーストの効果発動！守備表示から攻撃表示に変更されたとき、デッキから極星獣を特殊召喚できる！」
（ ＾ω＾）「デッキからチューナーモンスター、極星獣グルファクシを特殊召喚！」
《極星獣(きょくせいじゅう)グルファクシ》 †
チューナー（効果モンスター）
星４/光属性/獣族/攻1600/守1000
相手フィールド上にシンクロモンスターが表側表示で存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
（；＾ω＾）（頭の中に直接声が聞こえる…星10のシンクロを行えと…）
川；ﾟ -ﾟ)「あのカードは…！まさか！」
（ ＾ω＾）「フェザーマンを召喚！レベル3フェザーマンとレベル3タングニョーストにレベル4極星獣グルファクシをチューニング！」
（ ＾ω＾）「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚！光臨せよ、極神皇トール！」
島の森の部分から光の柱が現れ、霧散したかと思うとそこには巨人が立っていた
（ ＾ω＾）「手札から魔法発動！ハリケーン！全ての魔法罠を手札に戻す！」
(*ﾟーﾟ)「ちょっと大型出したところで、タービュランスを殴る程度しか出来ないよ！」
（ ＾ω＾）「ハリケーンにチェーン！今ならこのカードのテキストが見える！ミョルニルの魔槌！」
《ミョルニルの魔槌(まづち)》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」と名のついたモンスター１体を選択して発動する。
このターン選択したモンスターは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
（ ＾ω＾）「トールはこのターン2回攻撃できる！」
(*ﾟーﾟ)「タービュランスを殴られたら致命的だけど…」
（ ＾ω＾）「そんな事はしないお！極神皇トールの効果発動！エフェクトアブソーバー！相手モンスターの効果を無効にする！」
《極神皇(きょくしんおう)トール》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/地属性/獣戦士族/攻3500/守2800
「極星獣」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果を
エンドフェイズ時まで無効化できる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され
墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星獣」と名のついたチューナー１体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手ライフに８００ポイントダメージを与える。
(；ﾟーﾟ)「そんな…ガーゼットの攻撃力が0…？」
（ ＾ω＾）「手札から装備魔法デーモンの斧を装備する！攻撃力1000ポイントアップ！」ATK4500
（ ＾ω＾）「いくんだお！極神皇トール！ガーゼットに攻撃！サンダーパイル！」
(；ﾟーﾟ)「きゃぁぁぁぁぁぁぁ！！！」LP8000→3500
（ ＾ω＾）「タービュランスに攻撃！ライトニングアックス！ﾀﾞｲﾆﾀﾞｧ！！」
(；ﾟーﾟ)「そんな…」LP3500→0
（ ＾ω＾）「やったお！勝ったんだお！」
(*ﾟーﾟ)「あーぁ。負けちゃったぁ。…また、デュエルしてくれる？」
（ ＾ω＾）「勿論だお！…お？またなー！」
突然クーがブーンに向かって走り寄り、手を取ってレッド寮の自室へ。
川；ﾟ -ﾟ)「お前…やはりルーンの瞳を持つデュエリスト…」
（ ＾ω＾）「…あれ？グルファクシもトールもタングニョーストもどれも無いんだお…力を貸してくれたのかな…？」
川 ﾟ -ﾟ)「覚醒した訳じゃないのか…？…ともかくブーンが所持者なのはほぼ確定だな。改めて頼む。力を貸してくれないか？」
（ ＾ω＾）「実感も無くて、人事だったんだけど、関係あるならやるしかないお。神のカード…凄い力だったお…」
川 ﾟ -ﾟ)「それが神のカードだ。これらのカードを悪用する人が居る。それを止めるのが私の目的だ」
（ ＾ω＾）「僕はいつでも使えるわけじゃないんだろうけどね…。とりあえずラビエルを守る事を目標にするお」
第11話へ続く
（ ＾ω＾）「今日の最強カードは、極神皇トール！」
《極神皇(きょくしんおう)トール》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/地属性/獣戦士族/攻3500/守2800
「極星獣」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果を
エンドフェイズ時まで無効化できる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され
墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星獣」と名のついたチューナー１体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手ライフに８００ポイントダメージを与える。
川 ﾟ -ﾟ)「私の持つ極神聖帝オーディンと名を連ねる、星界の三極神のうちの1枚だ。このモンスターも強力な効果と蘇生能力を持っている」
（ ＾ω＾）「800はオマケにしては痛いお。エフェクトアブソーバーも本来奪い取る能力だったんだけどね…」
川 ﾟ -ﾟ)「あのままだと流石に除外やバウンスしか対処不能だから仕方あるまい。ブーンが手に入れた訳では無いようだが…？しかし、カードの封印は解かれた筈だ」
戻る
（ ´ω｀)「また負けてしまったお…、カイザーとの試合大丈夫なのかお…？」
川；ﾟ -ﾟ)（慰めるべきなのか叩いて伸ばすべきなのか迷うところだが…あいつとやらせてみるか）
川 ﾟ -ﾟ)「いつまでメソメソしてるんだ。立ち止まっていても仕方ないだろう。次の休みは別の奴と戦ってもらうからな」
（ ´ω｀)「どうせ負けちゃうんだお…」
川 ﾟ -ﾟ)「お前がそんな調子だと私も困るんだ…元気出してくれ」
（ ´ω｀)「最近勝ってないんだお…カイザーに負け、クーと引き分け、ハインに負けて…自信なくしてきたお…」
川 ﾟ -ﾟ)「その為に私がついてる。お前のその態度は私を侮辱してるにも等しいぞ？」
( -ω-)「…やれるだけはやってみるけどね。期待はしないでくれお？」
川*ﾟ -ﾟ)「まずは明日の授業に備えるか、眠ろう。べ、別に抱き枕にしてくれても構わないからな！」
（；ﾟωﾟ）「そ、それはどういう…。寝ちゃったお…」
川*//-/)（ｷｬｰ、あんなこと言っちゃった…。恥ずかしくて目合わせられないよ…別に好きな訳じゃないのに…兄さんに似てる…？）
（；ﾟωﾟ）（寒いからなのかお…？今朝の失態思い出しちまったお…寝るか）
そうこうしている内に1週間が過ぎ去り…
(*ﾟーﾟ)「この前挑戦状を送ってきたのは君？楽しみにしてたよっ！」
（；＾ω＾）（クーに負けず劣らずちっちゃい子だお…）
川；ﾟ -ﾟ)（あれは…負けた…！）
（ ＾ω＾）「？ どうしたんだお？クー」
川；ﾟ -ﾟ)「いっ、いやなんでもないぞ」
(*ﾟーﾟ)「…仲良いんだね」
川*//-/)「そんなこと無い！」
（ ´ω｀)「断言されると辛いものが…」
(*ﾟーﾟ)「デュエル…するんでしょ？」
（ ＾ω＾）「おっと、そうだったお」
（ ＾ω＾）破壊するモノ「「決闘！！」」(*ﾟーﾟ)優しい世界
(*ﾟーﾟ)「私のターンだよ！ドロー！手札から天空の使者ゼラディアスを捨てて、天空の聖域を手札に。そしてそのまま発動するよ！」
《天空(てんくう)の使者(ししゃ) ゼラディアス/Zeradias, Herald of Heaven》 †
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻2100/守 800
このカードを手札から墓地へ捨てて発動する。
自分のデッキから「天空の聖域」１枚を手札に加える。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在しない場合、
このカードを破壊する。
《天空(てんくう)の聖域(せいいき)/The Sanctuary in the Sky》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
天使族モンスターの戦闘によって発生する天使族モンスターの
コントローラーへの戦闘ダメージは０になる。
（；＾ω＾）（天空の聖域…？天使族デッキかお？でも、天使といえば大型モンスターかパーミッション…代行者シリーズは安定しないし…）
(*ﾟーﾟ)「ふふっ。私は雲魔物タービュランスを召喚するよ。カウンターは一つ。効果でデッキからスモークボールを攻撃表示で召喚！」
《雲魔物(クラウディアン)−タービュランス/Cloudian - Turbulence》 †
効果モンスター
星４/水属性/天使族/攻 800/守 0
このカードは戦闘によっては破壊されない。
このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。
このカードの召喚に成功した時、フィールド上に存在する「雲魔物」と名のついた
モンスターの数だけこのカードにフォッグカウンターを置く。
このカードに乗っているフォッグカウンターを１つ取り除く事で、
デッキまたは墓地から「雲魔物−スモークボール」１体を特殊召喚する。
《雲魔物(クラウディアン)−スモークボール/Cloudian - Smoke Ball》 †
通常モンスター
星１/水属性/天使族/攻 200/守 600
小さな小さな雲魔物の子供雲。ひとりぼっちが大嫌いで、
仲間たちとそよ風に乗ってゆらゆらと散歩をするのが大好き。
(*ﾟーﾟ)「いつ見ても可愛いなぁ…カードを3枚セットして、手札から雲魔物のスコールを発動してターンエンドだよ！」
《雲魔物のスコール(クラウディアン・スコール)/Cloudian Squall》 †
永続魔法
自分のスタンバイフェイズ毎にフィールド上に表側表示で存在する
全てのモンスターに、フォッグカウンターを１つ置く。
【Life 8000 / Hand 0 /monsterタービュランス スモークボール セット3 スコール】
（；＾ω＾）（ハンドを使い切った…。いくら聖域があるからって低攻撃力を並べる…雲魔物というモンスターの効果も良く知らないこっちは不利か…）
（ ＾ω＾）「ドロー！増援でサーチしてそのままエアーマンを召喚！フェザーマンを手札に加えてエアーマンでスモークボールに攻撃！」
(*ﾟーﾟ)「その時伏せ罠3枚発動するよ！固まっちゃってたんだよね…」
（；＾ω＾）「攻撃宣言に3枚発動！？何がくるんだお…！」
(*ﾟーﾟ)「捨て身の宝札が3枚。6枚ドローするよ。このターン私は表示形式を変更できず、召喚を何も行えない」
《捨(す)て身(み)の宝札(ほうさつ)》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター２体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。
（；＾ω＾）「6枚ドロー！？ヘタしたら事故直行なカードを3枚引いて事故起こしてないのは実力…！」
(*ﾟーﾟ)「攻撃は止まらないよ。スモークボールは破壊されちゃうんだ」
（；＾ω＾）「カードを2枚伏せてターンエンド」
（；＾ω＾）（なんだおこのカード…）
【Life 8000 / Hand 4 /monsterエアーマン set2】
(*ﾟーﾟ)「私のターン。スコールの効果でタービュランスとエアーマンにカウンターを載せるよ」
(*ﾟーﾟ)「私はタービュランスの効果でスモークボールを特殊召喚。更に速攻魔法、フォッグコントロール。スモークボールをリリースしてタービュランスにカウンターを三つのせる」
《フォッグ・コントロール/Fog Control》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター１体を
生け贄に捧げる事で、フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体に
フォッグカウンターを３つ置く。
(*ﾟーﾟ)「三つ取り除いてデッキから2体、墓地から1体を特殊召喚！スモークボール3体を墓地に送るよ」
（；＾ω＾）（モンスターを3体墓地に送る召喚方法…何のモンスターだお？）
(*ﾟーﾟ)「アルカナフォースEX-THE LIGHT RULERを攻撃表示！」
（；＾ω＾）「攻守4000！？回転している…？」
(*ﾟーﾟ)「君がこのカードを止めるんだよ」
（；＾ω＾）「ストップだお！」
(*ﾟーﾟ)「ふふっ。正位置。正位置のこのカードはモンスターを戦闘破壊したとき、墓地のカードを1枚サルベージできる。エアーマンに攻撃！ジ・エンド・オブ・レイ！」
《アルカナフォースＥＸ(エクストラ)−ＴＨＥ ＬＩＧＨＴ ＲＵＬＥＲ(ザ・ライト・ルーラー)/Arcana Force Extra - The Light Ruler》 †
効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター３体を
墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを１回行い以下の効果を得る。
●表：相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地に送った時、
自分の墓地からカード１枚を手札に加える事ができる。
●裏：このカードを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの
発動を無効にし破壊する。
この効果でカードの発動を無効にする度に、
このカードの攻撃力は１０００ポイントダウンする。
（；＾ω＾）（伏せてあるのは得体の知れないカードテキストすら読めないなんて…防げない…！）
（；＾ω＾）「ぐぅぅぅぅ…」LP8000→5800
(*ﾟーﾟ)「タービュランスでダイレクトアタック！」LP5800→5000
(*ﾟーﾟ)「フォッグコントロールを手札に。カードを2枚伏せてターンエンドだよ！」
【Life 8000 / Hand 4 /monsterライトルーラー タービュランス セット2スコール】
（；＾ω＾）（侮ってたお…一瞬で大型モンスターを展開した…タービュランスを破壊しなければまた展開されるけどライトルーラーを放置するわけにも…）
（ ＾ω＾）「僕のターン。呼ぶ笛。増殖でクリボートークンを5体特殊召喚！」
川；ﾟ -ﾟ)「なんという大型合戦…ブーンの方が不利でしかないぞ…」
（ ＾ω＾）「来るんだお！ラビエル！クリボートークンを生贄に300ポイントアップ！ライトルーラーに攻撃！天界蹂躙拳！」
(*ﾟーﾟ)「あらら。1ターンでやられちゃった…」
（ ＾ω＾）「ターンエンドですお」
【Life 8000 / Hand 2 /monsterラビエル クリボートークンset2】
(*ﾟーﾟ)「私のターン。ラビエルとタービュランス、トークンにカウンターを。同じようにしてスモークボールを展開」
(*ﾟーﾟ)「3体のスモークボールを墓地へ送り！アルカナフォースEX-THE DARK RULERを特殊召喚！」
（；＾ω＾）「あんなモンスターがまだ出てくる…！？ストップだお！」
《アルカナフォースＥＸ(エクストラ)−ＴＨＥ ＤＡＲＫ ＲＵＬＥＲ(ザ・ダーク・ルーラー)/Arcana Force EX - The Dark Ruler》 †
効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター３体を
墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、コイントスを１回行い以下の効果を得る。
●表：このカードはバトルフェイズ中２回攻撃する事ができる。
この効果が適用された２回目の戦闘を行った場合、
このカードはバトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
●裏：このカードが破壊される場合、フィールド上のカードを全て破壊する。
(*ﾟーﾟ)「当然正位置！2回攻撃を得るよ！そしてこの子を生贄に…」
（；＾ω＾）「このサイズのモンスターを生贄にする…？まさか…」
(*ﾟーﾟ)「そのまさかだよ！偉大魔獣ガーゼット！生贄にしたモンスターの攻撃力の倍になる！」ATK8000
《偉大(グレート)魔獣(まじゅう) ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター１体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。
(*ﾟーﾟ)「ガーゼットでラビエルを攻撃！やっちゃえ！」
（；＾ω＾）「今なら読める！ラビエルはトークンを生成！だが、この時罠発動！神の桎梏グレイプニル！」
（ ＾ω＾）「デッキから極星獣タングニョーストを手札に加える。そしてラビエルが戦闘破壊される…ぐぅぅ…攻撃力8000…」LP5000→1000
（ ＾ω＾）「タングニョーストは自分のモンスターが戦闘破壊されたとき、手札から特殊召喚できる！守備表示！」
《極星獣(きょくせいじゅう)タングニョースト》 †
効果モンスター
星３/地属性/獣族/攻 800/守1100
自分フィールド上に存在するモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、
自分のデッキから「極星獣タングニョースト」以外の
「極星獣」と名のついたモンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
(*ﾟーﾟ)「タービュランスでクリボートークンを破壊！うーん、ターンエンドしか無いね」
【Life 8000 / Hand 2 /monsterガーゼット タービュランス set2スコール】
（；＾ω＾）「後が無いお…ドロー！無理やりを除けば最大攻撃力のダークガイアでも届かない数値…」
（；＾ω＾）「左目が熱い…ドロー！」
（ ＾ω＾）「極星獣タングニョーストを攻撃表示に変更。この時タングニョーストの効果発動！守備表示から攻撃表示に変更されたとき、デッキから極星獣を特殊召喚できる！」
（ ＾ω＾）「デッキからチューナーモンスター、極星獣グルファクシを特殊召喚！」
《極星獣(きょくせいじゅう)グルファクシ》 †
チューナー（効果モンスター）
星４/光属性/獣族/攻1600/守1000
相手フィールド上にシンクロモンスターが表側表示で存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
（；＾ω＾）（頭の中に直接声が聞こえる…星10のシンクロを行えと…）
川；ﾟ -ﾟ)「あのカードは…！まさか！」
（ ＾ω＾）「フェザーマンを召喚！レベル3フェザーマンとレベル3タングニョーストにレベル4極星獣グルファクシをチューニング！」
（ ＾ω＾）「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚！光臨せよ、極神皇トール！」
島の森の部分から光の柱が現れ、霧散したかと思うとそこには巨人が立っていた
（ ＾ω＾）「手札から魔法発動！ハリケーン！全ての魔法罠を手札に戻す！」
(*ﾟーﾟ)「ちょっと大型出したところで、タービュランスを殴る程度しか出来ないよ！」
（ ＾ω＾）「ハリケーンにチェーン！今ならこのカードのテキストが見える！ミョルニルの魔槌！」
《ミョルニルの魔槌(まづち)》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」と名のついたモンスター１体を選択して発動する。
このターン選択したモンスターは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
（ ＾ω＾）「トールはこのターン2回攻撃できる！」
(*ﾟーﾟ)「タービュランスを殴られたら致命的だけど…」
（ ＾ω＾）「そんな事はしないお！極神皇トールの効果発動！エフェクトアブソーバー！相手モンスターの効果を無効にする！」
《極神皇(きょくしんおう)トール》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/地属性/獣戦士族/攻3500/守2800
「極星獣」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果を
エンドフェイズ時まで無効化できる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され
墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星獣」と名のついたチューナー１体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手ライフに８００ポイントダメージを与える。
(；ﾟーﾟ)「そんな…ガーゼットの攻撃力が0…？」
（ ＾ω＾）「手札から装備魔法デーモンの斧を装備する！攻撃力1000ポイントアップ！」ATK4500
（ ＾ω＾）「いくんだお！極神皇トール！ガーゼットに攻撃！サンダーパイル！」
(；ﾟーﾟ)「きゃぁぁぁぁぁぁぁ！！！」LP8000→3500
（ ＾ω＾）「タービュランスに攻撃！ライトニングアックス！ﾀﾞｲﾆﾀﾞｧ！！」
(；ﾟーﾟ)「そんな…」LP3500→0
（ ＾ω＾）「やったお！勝ったんだお！」
(*ﾟーﾟ)「あーぁ。負けちゃったぁ。…また、デュエルしてくれる？」
（ ＾ω＾）「勿論だお！…お？またなー！」
突然クーがブーンに向かって走り寄り、手を取ってレッド寮の自室へ。
川；ﾟ -ﾟ)「お前…やはりルーンの瞳を持つデュエリスト…」
（ ＾ω＾）「…あれ？グルファクシもトールもタングニョーストもどれも無いんだお…力を貸してくれたのかな…？」
川 ﾟ -ﾟ)「覚醒した訳じゃないのか…？…ともかくブーンが所持者なのはほぼ確定だな。改めて頼む。力を貸してくれないか？」
（ ＾ω＾）「実感も無くて、人事だったんだけど、関係あるならやるしかないお。神のカード…凄い力だったお…」
川 ﾟ -ﾟ)「それが神のカードだ。これらのカードを悪用する人が居る。それを止めるのが私の目的だ」
（ ＾ω＾）「僕はいつでも使えるわけじゃないんだろうけどね…。とりあえずラビエルを守る事を目標にするお」
第11話へ続く
（ ＾ω＾）「今日の最強カードは、極神皇トール！」
《極神皇(きょくしんおう)トール》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/地属性/獣戦士族/攻3500/守2800
「極星獣」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果を
エンドフェイズ時まで無効化できる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され
墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星獣」と名のついたチューナー１体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手ライフに８００ポイントダメージを与える。
川 ﾟ -ﾟ)「私の持つ極神聖帝オーディンと名を連ねる、星界の三極神のうちの1枚だ。このモンスターも強力な効果と蘇生能力を持っている」
（ ＾ω＾）「800はオマケにしては痛いお。エフェクトアブソーバーも本来奪い取る能力だったんだけどね…」
川 ﾟ -ﾟ)「あのままだと流石に除外やバウンスしか対処不能だから仕方あるまい。ブーンが手に入れた訳では無いようだが…？しかし、カードの封印は解かれた筈だ」
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