第31話 雪とデュエルと触手と私
最終更新：ID:9CQPQVvraQ 2010年12月25日(土) 16:48:13履歴
雪が、降っていた。
気がついたらクリスマス目前。今日は12月23日だ。さしずめクリスマスイブイブと言ったところか。
学園に呼び出された。呼び出した張本人が居なかったわけだが。あの教師…名前も知らんが今度問い詰めてやる。
無駄足となって、げんなりとしつつ寮へ帰ろうとしていたら、ツンと出会った。
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら、クーじゃない」
川*ﾟ -ﾟ)「ツンか。どうした？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「どうかしないと話しかけちゃいけないの？」
川*ﾟ -ﾟ)「いや、そういうわけじゃないが…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「まぁ、どうかしたんだけどね」
川*ﾟ -ﾟ)「どうした？相談なら乗るぞ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…」
川*ﾟ -ﾟ)「？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…るさない」
川*ﾟ -ﾟ)「えっ？もう一度言ってくれないか？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ううん、明日のブーンを賭けて私とデュエルしなさい！」
川*ﾟ -ﾟ)「私にそれを受ける利点が見当たらないんだが」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら、明日ジャマし続けてもいいのよ？」
川*ﾟ -ﾟ)「それは困る。私が勝ったらジャマはしないでくれよ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「その条件飲んだわ」
川*ﾟ -ﾟ)「時間も惜しい。デュエルディスクを構えろ」
クリスマスに水を差されては困るし、負けるつもりなど毛頭無い。ここで勝っておけば二人きりで過ごせるのだ。
ツンには悪いが、ここは負けられない。
川*ﾟ -ﾟ)「「決闘！！」」ξﾟ��ﾟ)ξ
川*ﾟ -ﾟ)「私のターン。モンスターをセットしてターンを終了する」
【Life 8000 / Hand 5 /monster セット】
ξﾟ��ﾟ)ξ「魔導騎士ディフェンダーを召喚！魔力カウンターを一つ載せるわ。裏守備モンスターに攻撃！」
《魔導騎士(まどうきし) ディフェンダー/Defender, The Magical Knight》 †
効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1600/守2000
このカードが召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを１つ置く（最大１つまで）。
フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族モンスターが破壊される場合、
代わりに自分フィールド上に存在する魔力カウンターを、
破壊される魔法使い族モンスター１体につき１つ取り除く事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
川*ﾟ -ﾟ)「ジェルエンデュオだ。戦闘破壊されない」
《ジェルエンデュオ/Gellenduo》 †
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻1700/守 0
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードのコントローラーがダメージを受けた時、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する。
天使族・光属性モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは２体分のリリースとする事ができる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「カードを1枚セットしてターンエンドするわ」
【Life 8000 / Hand 4 /monster ディフェンダー set1】
川*ﾟ -ﾟ)「私のターン！極星霊リョースアールヴを召喚！ジェルエンデュオを指定！指定したモンスターのレベル以下の極星…レベル4以下の極星を特殊召喚する！」
《極星霊(きょくせいれい)リョースアールヴ》 †
効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1400/守1200
このカードが召喚に成功した時、
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター１体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターのレベル以下の「極星」と名のついたモンスター１体を
手札から特殊召喚する。
川*ﾟ -ﾟ)「レベル2の極星天ヴァルキュリアを特殊召喚！」
《極星天(きょくせいてん)ヴァルキュリア/Valkyrie of the Nordic Ascendant》 †
チューナー（効果モンスター）
星２/光属性/天使族/攻 400/守 800
このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にこのカード以外のカードが存在しない場合、
手札の「極星」と名のついたモンスター２体をゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に「エインヘリアル・トークン」
(戦士族・地・星４・攻／守１０００）２体を守備表示で特殊召喚する。
川*ﾟ -ﾟ)「ツン。悪いが手加減は一切しない！最初から全力だ！」
川*ﾟ -ﾟ)「レベル4のジェルエンデュオと、レベル4のリョースアールヴに、レベル2のヴァルキュリアをチューニング！」
川*ﾟ -ﾟ)「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ！今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ！！シンクロ召喚！天地神明を統べよ、最高神、極神聖帝オーディン！」
《極神聖帝(きょくしんせいてい)オーディン/Odin, Father of the Aesir》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻4000/守3500
「極星天」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
このカードはエンドフェイズ時まで魔法・罠カードの効果を受けない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星天」と名のついたチューナー１体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを１枚ドローする事ができる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「早速来たわね…。神のカード…」
川*ﾟ -ﾟ)「遠慮はしない！効果発動！インフルエンスオブルーン。このターン、魔法罠を受け付けない！ディフェンダーに攻撃！ヘブンズジャッジメント！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「うぐっ…ディフェンダーは1ターンに一度、フィールド上の魔力カウンターを一つ取り除いて破壊を免れる！」LP8000→5600
川*ﾟ -ﾟ)「私は常に2歩先を行く！ターンエンド！」
【Life 8000 / Hand 4 /monster オーディン】
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン。ドロー。この時を待っていた！罠発動、サンダー・ブレイク！手札を1枚捨てて、フィールドのカードを1枚破壊する！」
《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を１枚捨て、フィールド上に存在するカード１枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
川*ﾟ -ﾟ)「今ならオーディンを破壊できるが…」
川*ﾟ -ﾟ)（何故効果にチェーンしなかった？このターンにラッシュをかけるためというのなら納得するが…）
ξﾟ��ﾟ)ξ「破壊するのは…魔導騎士ディフェンダー！」
川；ﾟ -ﾟ)「何！自分のモンスターを破壊！？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「自分のモンスターが破壊され墓地に送られたとき、手札からこのモンスターを特殊召喚できる！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「スキエルA,スキエルC,スキエルG,スキエルT,スキエル∞！変形合体！」
川；ﾟ -ﾟ)「5体のパーツが合体した！？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「機皇帝スキエル∞！」
川；ﾟ -ﾟ)「なんだ…あのモンスターは…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「これが私のモンスター…機皇帝スキエル∞よ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「スキエルの恐ろしさを味わうといいわ。機皇帝スキエル∞の効果発動！相手のシンクロモンスターを装備カードにして、その攻撃力分攻撃力を上昇させる！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「極神聖帝オーディンは頂くわ。攻撃力4000を加算して、攻撃力6200！」
《機皇帝(きこうてい)スキエル∞(インフィニティ)》 †
効果モンスター
星１/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
１ターンに１度、相手のシンクロモンスター１体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター１体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
川；ﾟ -ﾟ)「あ、ああ…オーディンが…バカな…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「これが、シンクロキラーの力よ！機皇帝スキエル∞でダイレクトアタック！」
川；ﾟ -ﾟ)「うわあああああ！！！」LP8000→1800
川；ﾟ -ﾟ)「どうして痛いんだ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「痛い？ねぇ、痛い？私の心はもっと痛かったのよ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「フィールド魔法、機皇城を発動してターンを終了するわ」
【Life 8000 / Hand 2 /monster スキエル∞ オーディン 機皇城】
川；ﾟ -ﾟ)「守備力は上昇していない…なら！私のターン！」
川；ﾟ -ﾟ)「墓地の光属性の極星霊リョースアールヴとジェルエンデュオを除外して神聖なる魂を特殊召喚！」
《神聖なる魂(ホーリーシャイン・ソウル)/Soul of Purity And Light》 †
効果モンスター
星６/光属性/天使族/攻2000/守1800
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する光属性モンスター２体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のバトルフェイズ中のみ全ての相手モンスターの攻撃力は３００ポイントダウンする。
川；ﾟ -ﾟ)「神秘の代行者アースを召喚！デッキから代行者と名の付くモンスター。奇跡の代行者ジュピターを手札に加える！」
《神秘(しんぴ)の代行者(だいこうしゃ) アース》 †
チューナー（効果モンスター）
星２/光属性/天使族/攻1000/守 800
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「神秘の代行者アース」以外の
「代行者」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
代わりに「マスター・ヒュペリオン」１体を手札に加える事ができる。
川*ﾟ -ﾟ)「レベル6の神聖なる魂に、レベル2の神秘の代行者アースをチューニング！」
川*ﾟ -ﾟ)「今こそ覚醒せよ、天界の騎士よ！その光で闇を打ち払え！シンクロ召喚！出でよ！神聖騎士パーシアス！」
《神聖騎士(ホーリーナイト)パーシアス/Avenging Knight Parshath》 †
シンクロ・効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2600/守2100
チューナー＋チューナー以外の光属性モンスター１体以上
１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター１体の表示形式を変更する事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
川*ﾟ -ﾟ)「1ターンに1度、相手モンスターの表示形式を変更できる！スキエルを守備表示に！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「残念だわ。機皇城がある限り、機皇帝はシンクロモンスターの効果の対象にならない」
《機皇城(きこうじょう)》 †
フィールド魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」と名のついたモンスターは、
シンクロモンスターの効果の対象にならない。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「機皇帝」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。
川；ﾟ -ﾟ)「何！？カードを1枚セットしてターンエンド…あのフィールドにあんな効果があるとは…」
【Life 1800 / Hand 3 /monster パーシアス set1】
ξﾟ��ﾟ)ξ「うふふ…。私のターン。機皇帝スキエル∞の効果発動！パーシアスもいただくわ…」
川；ﾟ -ﾟ)「攻撃力8800…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さぁ、クーにダイレクトアタックよ。今度こそブーンを返してもらう！」
川；ﾟ -ﾟ)「ブーンはモノじゃない！ダメージ計算時に罠発動！ガードブロック！戦闘ダメージを0にして1枚ドロー！」
《ガード・ブロック/Defense Draw》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは０になり、
自分のデッキからカードを１枚ドローする。
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇ、早く悲鳴を聞かせて？ターンエンド」
【Life 8000 / Hand 3 /monster スキエル∞ オーディン パーシアス 機皇城】
川；ﾟ -ﾟ)（何とか耐え忍んだが…）
川；ﾟ -ﾟ)（わかった事といえば、あのモンスターはシンクロモンスターを際限無く吸収し、その攻撃力とする、アンチシンクロモンスター！）
川；ﾟ -ﾟ)「私のターン！モンスターをセット。カードを1枚セットしてターンエンドだ」
川；ﾟ -ﾟ)（ここは耐えるしかない！）
【Life 1800 / Hand 3 /monster セット set1】
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら？もうお仕舞い？私のターン！機皇帝スキエル∞の効果発動！装備モンスターを1枚墓地に送り、このターン、ダイレクトアタックすることが出来る！」
川；ﾟ -ﾟ)「何！？使いたくは無かったが…罠発動！聖なるバリア、ミラーフォース！」
《聖(せい)なるバリア−ミラーフォース−/Mirror Force》 †
通常罠（制限カード）
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在する攻撃表示モンスターを全て破壊する。
ξﾟ��ﾟ)ξ「くっ…手札の機皇帝スキエル∞を特殊召喚。再出撃よ！バトルフェイズ続行！スキエル∞で裏守備モンスターを攻撃！」
川*ﾟ -ﾟ)「裏守備モンスターはマシュマロン！戦闘破壊されず、1000ポイントのダメージを反射する！」
《マシュマロン/Marshmallon》 †
効果モンスター（制限カード）
星３/光属性/天使族/攻 300/守 500
フィールド上に裏側表示で存在するこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、
ダメージ計算後に１０００ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘では破壊されない。
ξﾟ��ﾟ)ξ「小賢しい…カードを2枚セットしてターンエンド！」LP8000→7000
【Life 7000 / Hand 1 /monster スキエル∞ set2 機皇城】
川*ﾟ -ﾟ)（超攻撃力の機皇帝は倒したが…依然、機皇帝はフィールドに居る…）
川*ﾟ -ﾟ)「私のターン！墓地の神秘の代行者アースを除外！マスター・ヒュペリオン！」
川*ﾟ -ﾟ)（どうする…。伏せカードを破壊するか、スキエルを破壊するか。シンクロモンスターは場に居ないとはいえ、嫌な予感がする…）
川*ﾟ -ﾟ)「私は…、墓地のパーシアスを除外して…機皇帝スキエル∞を破壊する！」
《マスター・ヒュペリオン》 †
効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2700/守2100
このカードは、自分の手札・フィールド上・墓地に存在する
「代行者」と名のついたモンスター１体をゲームから除外し、
手札から特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、自分の墓地に存在する
天使族・光属性モンスター１体をゲームから除外する事で、
フィールド上に存在するカード１枚を選択して破壊する。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
この効果は１ターンに２度まで使用できる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「選択を誤った様ね。機皇帝スキエル∞を特殊召喚！」
川*ﾟ -ﾟ)「まだあるのか…くっ、しつこい！マスターヒュペリオンで機皇帝スキエル∞を攻撃！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「永続罠グラヴィティバインド超重力の網！レベル4以上のモンスターは攻撃できない！」
《グラヴィティ・バインド−超重力(ちょうじゅうりょく)の網(あみ)−/Gravity Bind》 †
永続罠（制限カード）
フィールド上に存在する全てのレベル４以上のモンスターは攻撃をする事ができない。
川*ﾟ -ﾟ)「しまった…。くっ…ターンエンドだ」
【Life 1800 / Hand 3 /monster マシュマロン ヒュペリオン】
ξﾟ��ﾟ)ξ「そろそろ御終いの様ね。ブーンは私がいただくわ。私のターン。ドロー！罠発動！ゲットライド！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「墓地のユニオンモンスターを正しい対象に装備する！スキエル∞に、強化支援メカ・ヘビーウェポンをユニオン！」
《ゲットライド！/Roll Out!》 †
通常罠
自分の墓地に存在するユニオンモンスター１体を選択し、
自分フィールド上に表側表示で存在する装備可能なモンスターに装備する。
ξﾟ��ﾟ)ξ「来い！スキエルA3、スキエルG3、スキエルT3,スキエルC3(ヘビーウェポン)！パーツを換装した機皇帝スキエル∞の攻撃力は2700！」
《強化支援(きょうかしえん)メカ・ヘビーウェポン/Heavy Mech Support Platform》 †
ユニオンモンスター
星３/闇属性/機械族/攻 500/守 500
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は５００ポイントアップする。
（１体のモンスターが装備できるユニオンは１枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。）
川*ﾟ -ﾟ)（違うカードだろ…これで攻撃力は互角…確かヘビーウェポンには破壊を身代わりにする能力がある…マズイな…）
川*ﾟ -ﾟ)（ここでヒュペリオンを相打ちに取られてスキエルが残るのは宜しくない…）
ξﾟ��ﾟ)ξ「機皇帝スキエル∞の効果発動！装備モンスターを墓地に送り、ダイレクトアタックを可能とする！」
川；ﾟ -ﾟ)「シンクロ以外でも構わないというのか…止められない…！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「スキエルA3(ヘビーウェポン)を墓地に送り、プレイヤーにダイレクトアタック！」
川；ﾟ -ﾟ)「そんな…」LP1800→0
川；ﾟ -ﾟ)「機皇帝…スキエル∞…シンクロ…、絆を引き裂くモンスター…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さあ、これでブーンも倒せば私のモノね…うふふふふ…」
余りの痛みに、ここで私の意識はブラックアウトした。
………
川*ﾟ -ﾟ)「うぅん…、ここは…？確か、私はツンとデュエルしていて…あれ？負けたのは覚えているんだけど何を使われたのかわからない…」
川*ﾟ -ﾟ)「あの青いモンスター…どうして…？なんだろ…シンクロを使うと負ける気がする…」
（ ＾ω＾）「あ、気付いたかお。玄関前で倒れてたから何事かと思ったお。心配させるなお」
川*ﾟ -ﾟ)「ああ、すまない。それで…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「遊びに来たわよ」
('A`)「俺もな」
川*ﾟ -ﾟ)「ツン。さっきのカードは一体…？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「？…何言ってるの？今日初めて会ったじゃないの」
川*ﾟ -ﾟ)「え？そう言われるとそんな気もしてきた…」
('A`)「おいおい、何の話だよ」
川*ﾟ -ﾟ)「気のせいだったみたいだ。すまんな」
（ ＾ω＾）「今日は安静にしてるんだお。ケーキ買ってくるお」
('A`)「この部屋に置いて行くなよ。俺も行くぜ」
去り際に、ブーンは子供をあやすかのように私の頭を2度軽く撫でると、二人は部屋を出て行った。
今日のデュエルの記憶…本当になんだったのだろうか？アレは夢か？
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇ、クー？」
川*ﾟ -ﾟ)「なんだ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「嫌な事は忘れてしまうのが一番よ。忘れましょう？ねぇ、泥棒猫さん？」
そこで私の意識はまたブラックアウトした。最後に見たツンの瞳は昏い色をしていた。
いつのまにか雪は止み、雨、雨が降っていた。
第32話に続く
ξﾟ��ﾟ)ξ「今日の最強カードは機皇帝スキエル∞！」
《機皇帝(きこうてい)スキエル∞(インフィニティ)》 †
効果モンスター
星１/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
１ターンに１度、相手のシンクロモンスター１体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター１体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「シンクロモンスターを吸収するシンクロキラー！装備モンスターを墓地に送り、直接攻撃することが出来るわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン、私の愛しい人…。待ってて…今行くわ…」
戻る
気がついたらクリスマス目前。今日は12月23日だ。さしずめクリスマスイブイブと言ったところか。
学園に呼び出された。呼び出した張本人が居なかったわけだが。あの教師…名前も知らんが今度問い詰めてやる。
無駄足となって、げんなりとしつつ寮へ帰ろうとしていたら、ツンと出会った。
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら、クーじゃない」
川*ﾟ -ﾟ)「ツンか。どうした？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「どうかしないと話しかけちゃいけないの？」
川*ﾟ -ﾟ)「いや、そういうわけじゃないが…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「まぁ、どうかしたんだけどね」
川*ﾟ -ﾟ)「どうした？相談なら乗るぞ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…」
川*ﾟ -ﾟ)「？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…るさない」
川*ﾟ -ﾟ)「えっ？もう一度言ってくれないか？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ううん、明日のブーンを賭けて私とデュエルしなさい！」
川*ﾟ -ﾟ)「私にそれを受ける利点が見当たらないんだが」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら、明日ジャマし続けてもいいのよ？」
川*ﾟ -ﾟ)「それは困る。私が勝ったらジャマはしないでくれよ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「その条件飲んだわ」
川*ﾟ -ﾟ)「時間も惜しい。デュエルディスクを構えろ」
クリスマスに水を差されては困るし、負けるつもりなど毛頭無い。ここで勝っておけば二人きりで過ごせるのだ。
ツンには悪いが、ここは負けられない。
川*ﾟ -ﾟ)「「決闘！！」」ξﾟ��ﾟ)ξ
川*ﾟ -ﾟ)「私のターン。モンスターをセットしてターンを終了する」
【Life 8000 / Hand 5 /monster セット】
ξﾟ��ﾟ)ξ「魔導騎士ディフェンダーを召喚！魔力カウンターを一つ載せるわ。裏守備モンスターに攻撃！」
《魔導騎士(まどうきし) ディフェンダー/Defender, The Magical Knight》 †
効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1600/守2000
このカードが召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを１つ置く（最大１つまで）。
フィールド上に表側表示で存在する魔法使い族モンスターが破壊される場合、
代わりに自分フィールド上に存在する魔力カウンターを、
破壊される魔法使い族モンスター１体につき１つ取り除く事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
川*ﾟ -ﾟ)「ジェルエンデュオだ。戦闘破壊されない」
《ジェルエンデュオ/Gellenduo》 †
効果モンスター
星４/光属性/天使族/攻1700/守 0
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードのコントローラーがダメージを受けた時、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを破壊する。
天使族・光属性モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは２体分のリリースとする事ができる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「カードを1枚セットしてターンエンドするわ」
【Life 8000 / Hand 4 /monster ディフェンダー set1】
川*ﾟ -ﾟ)「私のターン！極星霊リョースアールヴを召喚！ジェルエンデュオを指定！指定したモンスターのレベル以下の極星…レベル4以下の極星を特殊召喚する！」
《極星霊(きょくせいれい)リョースアールヴ》 †
効果モンスター
星４/光属性/魔法使い族/攻1400/守1200
このカードが召喚に成功した時、
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター１体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターのレベル以下の「極星」と名のついたモンスター１体を
手札から特殊召喚する。
川*ﾟ -ﾟ)「レベル2の極星天ヴァルキュリアを特殊召喚！」
《極星天(きょくせいてん)ヴァルキュリア/Valkyrie of the Nordic Ascendant》 †
チューナー（効果モンスター）
星２/光属性/天使族/攻 400/守 800
このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にこのカード以外のカードが存在しない場合、
手札の「極星」と名のついたモンスター２体をゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に「エインヘリアル・トークン」
(戦士族・地・星４・攻／守１０００）２体を守備表示で特殊召喚する。
川*ﾟ -ﾟ)「ツン。悪いが手加減は一切しない！最初から全力だ！」
川*ﾟ -ﾟ)「レベル4のジェルエンデュオと、レベル4のリョースアールヴに、レベル2のヴァルキュリアをチューニング！」
川*ﾟ -ﾟ)「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ！今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ！！シンクロ召喚！天地神明を統べよ、最高神、極神聖帝オーディン！」
《極神聖帝(きょくしんせいてい)オーディン/Odin, Father of the Aesir》 †
シンクロ・効果モンスター
星１０/光属性/天使族/攻4000/守3500
「極星天」と名のついたチューナー＋チューナー以外のモンスター２体以上
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
このカードはエンドフェイズ時まで魔法・罠カードの効果を受けない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星天」と名のついたチューナー１体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを１枚ドローする事ができる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「早速来たわね…。神のカード…」
川*ﾟ -ﾟ)「遠慮はしない！効果発動！インフルエンスオブルーン。このターン、魔法罠を受け付けない！ディフェンダーに攻撃！ヘブンズジャッジメント！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「うぐっ…ディフェンダーは1ターンに一度、フィールド上の魔力カウンターを一つ取り除いて破壊を免れる！」LP8000→5600
川*ﾟ -ﾟ)「私は常に2歩先を行く！ターンエンド！」
【Life 8000 / Hand 4 /monster オーディン】
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン。ドロー。この時を待っていた！罠発動、サンダー・ブレイク！手札を1枚捨てて、フィールドのカードを1枚破壊する！」
《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を１枚捨て、フィールド上に存在するカード１枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
川*ﾟ -ﾟ)「今ならオーディンを破壊できるが…」
川*ﾟ -ﾟ)（何故効果にチェーンしなかった？このターンにラッシュをかけるためというのなら納得するが…）
ξﾟ��ﾟ)ξ「破壊するのは…魔導騎士ディフェンダー！」
川；ﾟ -ﾟ)「何！自分のモンスターを破壊！？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「自分のモンスターが破壊され墓地に送られたとき、手札からこのモンスターを特殊召喚できる！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「スキエルA,スキエルC,スキエルG,スキエルT,スキエル∞！変形合体！」
川；ﾟ -ﾟ)「5体のパーツが合体した！？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「機皇帝スキエル∞！」
川；ﾟ -ﾟ)「なんだ…あのモンスターは…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「これが私のモンスター…機皇帝スキエル∞よ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「スキエルの恐ろしさを味わうといいわ。機皇帝スキエル∞の効果発動！相手のシンクロモンスターを装備カードにして、その攻撃力分攻撃力を上昇させる！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「極神聖帝オーディンは頂くわ。攻撃力4000を加算して、攻撃力6200！」
《機皇帝(きこうてい)スキエル∞(インフィニティ)》 †
効果モンスター
星１/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
１ターンに１度、相手のシンクロモンスター１体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター１体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
川；ﾟ -ﾟ)「あ、ああ…オーディンが…バカな…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「これが、シンクロキラーの力よ！機皇帝スキエル∞でダイレクトアタック！」
川；ﾟ -ﾟ)「うわあああああ！！！」LP8000→1800
川；ﾟ -ﾟ)「どうして痛いんだ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「痛い？ねぇ、痛い？私の心はもっと痛かったのよ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「フィールド魔法、機皇城を発動してターンを終了するわ」
【Life 8000 / Hand 2 /monster スキエル∞ オーディン 機皇城】
川；ﾟ -ﾟ)「守備力は上昇していない…なら！私のターン！」
川；ﾟ -ﾟ)「墓地の光属性の極星霊リョースアールヴとジェルエンデュオを除外して神聖なる魂を特殊召喚！」
《神聖なる魂(ホーリーシャイン・ソウル)/Soul of Purity And Light》 †
効果モンスター
星６/光属性/天使族/攻2000/守1800
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する光属性モンスター２体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のバトルフェイズ中のみ全ての相手モンスターの攻撃力は３００ポイントダウンする。
川；ﾟ -ﾟ)「神秘の代行者アースを召喚！デッキから代行者と名の付くモンスター。奇跡の代行者ジュピターを手札に加える！」
《神秘(しんぴ)の代行者(だいこうしゃ) アース》 †
チューナー（効果モンスター）
星２/光属性/天使族/攻1000/守 800
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「神秘の代行者アース」以外の
「代行者」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
代わりに「マスター・ヒュペリオン」１体を手札に加える事ができる。
川*ﾟ -ﾟ)「レベル6の神聖なる魂に、レベル2の神秘の代行者アースをチューニング！」
川*ﾟ -ﾟ)「今こそ覚醒せよ、天界の騎士よ！その光で闇を打ち払え！シンクロ召喚！出でよ！神聖騎士パーシアス！」
《神聖騎士(ホーリーナイト)パーシアス/Avenging Knight Parshath》 †
シンクロ・効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2600/守2100
チューナー＋チューナー以外の光属性モンスター１体以上
１ターンに１度、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター１体の表示形式を変更する事ができる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
川*ﾟ -ﾟ)「1ターンに1度、相手モンスターの表示形式を変更できる！スキエルを守備表示に！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「残念だわ。機皇城がある限り、機皇帝はシンクロモンスターの効果の対象にならない」
《機皇城(きこうじょう)》 †
フィールド魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」と名のついたモンスターは、
シンクロモンスターの効果の対象にならない。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「機皇帝」と名のついたモンスター１体を手札に加える事ができる。
川；ﾟ -ﾟ)「何！？カードを1枚セットしてターンエンド…あのフィールドにあんな効果があるとは…」
【Life 1800 / Hand 3 /monster パーシアス set1】
ξﾟ��ﾟ)ξ「うふふ…。私のターン。機皇帝スキエル∞の効果発動！パーシアスもいただくわ…」
川；ﾟ -ﾟ)「攻撃力8800…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さぁ、クーにダイレクトアタックよ。今度こそブーンを返してもらう！」
川；ﾟ -ﾟ)「ブーンはモノじゃない！ダメージ計算時に罠発動！ガードブロック！戦闘ダメージを0にして1枚ドロー！」
《ガード・ブロック/Defense Draw》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは０になり、
自分のデッキからカードを１枚ドローする。
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇ、早く悲鳴を聞かせて？ターンエンド」
【Life 8000 / Hand 3 /monster スキエル∞ オーディン パーシアス 機皇城】
川；ﾟ -ﾟ)（何とか耐え忍んだが…）
川；ﾟ -ﾟ)（わかった事といえば、あのモンスターはシンクロモンスターを際限無く吸収し、その攻撃力とする、アンチシンクロモンスター！）
川；ﾟ -ﾟ)「私のターン！モンスターをセット。カードを1枚セットしてターンエンドだ」
川；ﾟ -ﾟ)（ここは耐えるしかない！）
【Life 1800 / Hand 3 /monster セット set1】
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら？もうお仕舞い？私のターン！機皇帝スキエル∞の効果発動！装備モンスターを1枚墓地に送り、このターン、ダイレクトアタックすることが出来る！」
川；ﾟ -ﾟ)「何！？使いたくは無かったが…罠発動！聖なるバリア、ミラーフォース！」
《聖(せい)なるバリア−ミラーフォース−/Mirror Force》 †
通常罠（制限カード）
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在する攻撃表示モンスターを全て破壊する。
ξﾟ��ﾟ)ξ「くっ…手札の機皇帝スキエル∞を特殊召喚。再出撃よ！バトルフェイズ続行！スキエル∞で裏守備モンスターを攻撃！」
川*ﾟ -ﾟ)「裏守備モンスターはマシュマロン！戦闘破壊されず、1000ポイントのダメージを反射する！」
《マシュマロン/Marshmallon》 †
効果モンスター（制限カード）
星３/光属性/天使族/攻 300/守 500
フィールド上に裏側表示で存在するこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、
ダメージ計算後に１０００ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘では破壊されない。
ξﾟ��ﾟ)ξ「小賢しい…カードを2枚セットしてターンエンド！」LP8000→7000
【Life 7000 / Hand 1 /monster スキエル∞ set2 機皇城】
川*ﾟ -ﾟ)（超攻撃力の機皇帝は倒したが…依然、機皇帝はフィールドに居る…）
川*ﾟ -ﾟ)「私のターン！墓地の神秘の代行者アースを除外！マスター・ヒュペリオン！」
川*ﾟ -ﾟ)（どうする…。伏せカードを破壊するか、スキエルを破壊するか。シンクロモンスターは場に居ないとはいえ、嫌な予感がする…）
川*ﾟ -ﾟ)「私は…、墓地のパーシアスを除外して…機皇帝スキエル∞を破壊する！」
《マスター・ヒュペリオン》 †
効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2700/守2100
このカードは、自分の手札・フィールド上・墓地に存在する
「代行者」と名のついたモンスター１体をゲームから除外し、
手札から特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、自分の墓地に存在する
天使族・光属性モンスター１体をゲームから除外する事で、
フィールド上に存在するカード１枚を選択して破壊する。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
この効果は１ターンに２度まで使用できる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「選択を誤った様ね。機皇帝スキエル∞を特殊召喚！」
川*ﾟ -ﾟ)「まだあるのか…くっ、しつこい！マスターヒュペリオンで機皇帝スキエル∞を攻撃！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「永続罠グラヴィティバインド超重力の網！レベル4以上のモンスターは攻撃できない！」
《グラヴィティ・バインド−超重力(ちょうじゅうりょく)の網(あみ)−/Gravity Bind》 †
永続罠（制限カード）
フィールド上に存在する全てのレベル４以上のモンスターは攻撃をする事ができない。
川*ﾟ -ﾟ)「しまった…。くっ…ターンエンドだ」
【Life 1800 / Hand 3 /monster マシュマロン ヒュペリオン】
ξﾟ��ﾟ)ξ「そろそろ御終いの様ね。ブーンは私がいただくわ。私のターン。ドロー！罠発動！ゲットライド！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「墓地のユニオンモンスターを正しい対象に装備する！スキエル∞に、強化支援メカ・ヘビーウェポンをユニオン！」
《ゲットライド！/Roll Out!》 †
通常罠
自分の墓地に存在するユニオンモンスター１体を選択し、
自分フィールド上に表側表示で存在する装備可能なモンスターに装備する。
ξﾟ��ﾟ)ξ「来い！スキエルA3、スキエルG3、スキエルT3,スキエルC3(ヘビーウェポン)！パーツを換装した機皇帝スキエル∞の攻撃力は2700！」
《強化支援(きょうかしえん)メカ・ヘビーウェポン/Heavy Mech Support Platform》 †
ユニオンモンスター
星３/闇属性/機械族/攻 500/守 500
１ターンに１度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は５００ポイントアップする。
（１体のモンスターが装備できるユニオンは１枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。）
川*ﾟ -ﾟ)（違うカードだろ…これで攻撃力は互角…確かヘビーウェポンには破壊を身代わりにする能力がある…マズイな…）
川*ﾟ -ﾟ)（ここでヒュペリオンを相打ちに取られてスキエルが残るのは宜しくない…）
ξﾟ��ﾟ)ξ「機皇帝スキエル∞の効果発動！装備モンスターを墓地に送り、ダイレクトアタックを可能とする！」
川；ﾟ -ﾟ)「シンクロ以外でも構わないというのか…止められない…！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「スキエルA3(ヘビーウェポン)を墓地に送り、プレイヤーにダイレクトアタック！」
川；ﾟ -ﾟ)「そんな…」LP1800→0
川；ﾟ -ﾟ)「機皇帝…スキエル∞…シンクロ…、絆を引き裂くモンスター…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さあ、これでブーンも倒せば私のモノね…うふふふふ…」
余りの痛みに、ここで私の意識はブラックアウトした。
………
川*ﾟ -ﾟ)「うぅん…、ここは…？確か、私はツンとデュエルしていて…あれ？負けたのは覚えているんだけど何を使われたのかわからない…」
川*ﾟ -ﾟ)「あの青いモンスター…どうして…？なんだろ…シンクロを使うと負ける気がする…」
（ ＾ω＾）「あ、気付いたかお。玄関前で倒れてたから何事かと思ったお。心配させるなお」
川*ﾟ -ﾟ)「ああ、すまない。それで…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「遊びに来たわよ」
('A`)「俺もな」
川*ﾟ -ﾟ)「ツン。さっきのカードは一体…？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「？…何言ってるの？今日初めて会ったじゃないの」
川*ﾟ -ﾟ)「え？そう言われるとそんな気もしてきた…」
('A`)「おいおい、何の話だよ」
川*ﾟ -ﾟ)「気のせいだったみたいだ。すまんな」
（ ＾ω＾）「今日は安静にしてるんだお。ケーキ買ってくるお」
('A`)「この部屋に置いて行くなよ。俺も行くぜ」
去り際に、ブーンは子供をあやすかのように私の頭を2度軽く撫でると、二人は部屋を出て行った。
今日のデュエルの記憶…本当になんだったのだろうか？アレは夢か？
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇ、クー？」
川*ﾟ -ﾟ)「なんだ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「嫌な事は忘れてしまうのが一番よ。忘れましょう？ねぇ、泥棒猫さん？」
そこで私の意識はまたブラックアウトした。最後に見たツンの瞳は昏い色をしていた。
いつのまにか雪は止み、雨、雨が降っていた。
第32話に続く
ξﾟ��ﾟ)ξ「今日の最強カードは機皇帝スキエル∞！」
《機皇帝(きこうてい)スキエル∞(インフィニティ)》 †
効果モンスター
星１/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
１ターンに１度、相手のシンクロモンスター１体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター１体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
ξﾟ��ﾟ)ξ「シンクロモンスターを吸収するシンクロキラー！装備モンスターを墓地に送り、直接攻撃することが出来るわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン、私の愛しい人…。待ってて…今行くわ…」
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これもしばらくお待ちを。
あれは地縛神の影響よりも、ミセリのせいです。
精神的に、何らかの弱みがあるとこうなりやすいのはお約束。
ツンが自爆Sinの影響なしでヤンデレ化してる…ナゼェ…ダリナンダこのツンはイッタイ…(;0w0)
機皇帝が間違った歴史を修正する！
シンクロ吸われて除去引けないと馬鹿になりません意外と
そしてその除去は防がれると泣ける。
スキエルだって強いんだ！…強いんだって。
まさか魔法使い以外がくるとは…
もはやスキエルのみが活躍しすぎのように…
次も期待してまーす。