ニュー速VIP及び製作速報のスレッド「( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです」のまとめwikiです

(メ-ω-)「………」

(メ-ω-)「興醒めした。良いだろう、止めてやってもいい。お前の願いを無碍にする事は出来ない」

川 ゚ -゚)「恭霞…」

(メ-ω-)「さぁ、その装置を止めて今すぐ失せろ。俺の気が変わらないうちにな」

('_L')「ひっ…。この屈辱。忘れんぞ!」

(メ-ω-)「いつでも殺しに来い。バラバラにしてやるからさ」

川 ゚ -゚)「お前は…、記憶を取り戻したブーンなのか?」

(メ-ω-)「違う。俺とあいつは別の人間だ」

川 ゚ -゚)「なら、なんで同じ身体なんだ…」

(メ-ω-)「そうなるように造ったからだ。こいつは俺のクローンの失敗作だ」

川 ゚ -゚)(さっぱりわからん)

(メ-ω-)「フィレンクトの奴はバカか?ここで俺を殺しても、何も未来は変わらないというのに…。この平行世界に影響はあるがね」

(メ-ω-)「ここに、俺そのものが居るなら別だがな」

(メ-ω-)「…尤も、奴がそう勘違いするように仕向けたのは俺だがな。インフィニティの動作する時代と平行世界をここに固定したのだから」

(メ-ω-)「ここに固定して放って置けば、バカでもここに来れるだろう?」

(メ-ω-)「ここには俺は居ない。俺が居ない世界だ。この世界に、内藤ホライズンと名の付く人物はそもそも存在しなかった」

川 ゚ -゚)「…どういうことだ…私には小さい頃ブーンと会った記憶があるぞ。何故お腹に傷が無い!」

(メ-ω-)「誰と勘違いしてるんだろうな?…記憶を書き換えられたとは思わなかったのか?俺が自然に溶け込むために」

川 ゚ -゚)「…私の記憶は私のものだ!」

(メ-ω-)「俺の居ない世界。生まれてこない世界。そこに、自分のクローンに、自分の意識を植え付けて送り込んだのさ。保険としてな」

(メ-ω-)「尤も、保険が1枚という訳では無い。フィレンクトがちょっかいを掛けなければこいつは何もならなかったんだがな」

(メ-ω-)「ここまで綺麗に機能するとは思わなかった。そういう意味ではこいつは成功体だな」

川 ゚ -゚)「記憶が無い…そう悩んでたんだぞ!」

(メ-ω-)「ある訳無いだろう。知識を与える必要はあっても、記憶を持たせる事に必要性が無いからな。大した知識も吸収しなかったみたいだが」

川 ゚ -゚)「お前…。ブーンを返せ!」

(メ-ω-)「お前の言う、内藤ホライズンとは俺の事だ。返すも何も、ここに居るじゃないか」

川*゚ -゚)「お前はお前だ!ブーンはブーンだ!それは違う!」

(メ-ω-)「俺は俺で、奴は奴だ。だけど俺は俺じゃない。俺は、俺で無くていい。目的さえ果たせばそれでいい」

(メ-ω-)「だからお前が奴にそこまで固執する意味がわからんな。俺は俺だが、同時に奴でもあるのだから」

川 ゚ -゚)「…それ、でもだ」

(メ-ω-)「…そうか。残念だよ。誰よりも君が受け入れてくれなくて。…いくつか教えておいてやる」

(メ-ω-)「何故、全ての事柄をこんなカードで決める。全てをデュエルで決定する世界。何故だ?」

川 ゚ -゚)「それは…」

(メ-ω-)「おかしいと思わなかったのか?確かに凄まじい力を持ったカードも存在する。実際にそれを操る者も存在する」

(メ-ω-)「お前もその一人だろうな。世界を動かす力を持っている。無論、俺もだ」

(メ-ω-)「それでも、世界中の、全ての年代の人々が、一つのゲームをやっている。異様な光景だ。疑問を抱いたことは無いか?」

川 ゚ -゚)「…」

(メ-ω-)「下手をすればこのカード1枚で世界が動く。…冷静に考えてみろ。ありえないことだとは思わないか?それとも、今まで考えた事が無かったか?」

川 ゚ -゚)(今まで当たり前すぎて考えた事が無かった…。言われてみると…違和感を感じる)

(メ-ω-)「考えた事が無かったことを責めはしない。人間とは当たり前の事に対しては思考停止してしまう生き物だからな。凡人であることの証明にはなるがね」

(メ-ω-)「それと…お前は生まれてきて一度もコイントスやダイスで望まない値を出したことが無いな?」

川 ゚ -゚)「…あぁ。ギャンブルは嫌いだからそういう事はしないし、そういうカードもあまり使わないけどな」

(メ-ω-)「確率論を放棄した存在め…。運が良ければ、生まれてきて一度も悪い値を出さないと?そんな事がありえるのか?」

川 ゚ -゚)「何が言いたい!」

(メ-ω-)「ありえるとしたら…神に愛されているんだろうな…」

(メ-ω-)「どうしてこんなに沢山の出来事がこいつの目の前には起こる?そして、それを毎回切り抜けることができる?」

(メ-ω-)「人の一生をかけて、色々起こったのならそれもまたありえることなのだろう。普通は無いがね。だが、1年だ。1年で色々起き過ぎた」

川 ゚ -゚)「そんな事…。ブーンだってそう望んだわけじゃない!平和に過ごせればそれで構わないのに…」

(メ-ω-)「俺もそうだった。だが、それは許されない事らしい」

川 ゚ -゚)「何を言っている?」

(メ-ω-)「わからないならいい。俗に英雄と呼ばれる、唯の世界の生贄に過ぎん。定められた終焉へと向けて世界を動かすためのな」

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「お前は未来で何を体験したんだ…」

(メ-ω-)「フィレンクトが言ったじゃないか。大筋は間違ってないよ」

(メ-ω-)「だが、俺が殺して回った理由が、フィレンクト達への復讐だと勘違いしてる点以外はな」

川*゚ -゚)「なら何のために…」

(メ-ω-)「ただのテストだ。そして、俺の目論見はほぼ成功した」

(メ-ω-)「"敵"に復讐すること。それだけが俺の目的だ」

川 ゚ -゚)「何を言っている…」

(メ-ω-)「その目、だれの目?」

川 ゚ -゚)「!?」

(メ-ω-)「きっと妙な視線を感じたことがあるはずだ。気をつけるといい」

川 ゚ -゚)「何を言ってるんだ…?」

(メ-ω-)「奴はこの世界に住む人々のデッドスポットに巧妙に潜んでいる。見つけることは不可能だ」

川 ゚ -゚)(何言ってるんだこいつ)

(メ-ω-)「わからないか?例を示してやる。この紙を見るといい」



川 ゚ -゚)(今どこから紙を出した?まるで初めから握っていたかのように…)

川 ゚ -゚)「黒い丸と…白い丸?」

(メ-ω-)「左目を隠して、右目で、左にある黒い丸を見るといい」

(メ-ω-)「何も起こらないなら紙との距離を少し前後させてみろ」

川 ゚ -゚)「…!?」

(メ-ω-)「その表情を見る限り…。右の白い丸が消えただろう?」

(メ-ω-)「これがデッドスポットだ。人間の目には死角が存在する。視神経の位置の部分だがな」

(メ-ω-)「両目ならお互いにカバーされているからそんなことにはならんが、片目だとどうなる?」

(メ-ω-)「理論的には両目なら無いはずだが、俺の敵は巧妙に潜んでいる」

川 ゚ -゚)「死角は確かに存在するのは認める…けど!こんな小さな隙間に隠れれるわけが…!」

(メ-ω-)「それに少しでも動いたら見えてしまう…と?今のお前も"敵"が見えている筈だ」

(メ-ω-)「ただし、認識できない。ただ、それだけだ。視界には写っている。認識できないだけだ」

(メ-ω-)「そして俺は認識した。その時、この世界を蹂躙する存在に気付いた。許せると思うか?」

川 ゚ -゚)「見えているのに認識できない…だと…?」

(メ-ω-)「ただの独り言だ。じゃあな。受け入れてくれないなら、二度と会うことも無いだろう」

川 ゚ -゚)「待て!」

(メ-ω-)「…奴を取り戻したいのなら、"俺"を殺しに来い。そうすれば取り戻すことも叶うかもしれないぞ?」

(メ-ω-)「どこと言ってもこの島を出るわけじゃない。安心しろ。俺は"俺の目的"の為だけに動いている」

(メ-ω-)「逆に言うと、目的以外の行動は全て茶番だ。目的の為だけに生きる事は大変な事でな」

(メ-ω-)「じゃあな。もう、お前と奴が会うことも無いだろうが、奴に一言なら伝言を伝えてやってもいい」

川 ゚ -゚)「…絶対に助け出す!待っていろ!ブーン!」

(メ-ω-)「ははっ、そんな事でいいのか。伝えておいてやるよ。その望みは叶うことはないがな!」

(メ-ω-)「俺は唯一人、命題の解を解き明かすのみ。待っていろ。すぐに殺してやるからさ。こんな理不尽俺は認めない!」

(メ-ω-)「あはっ、あはははは――アハハハハ!」

川 ゚ -゚)「どういう…。行ったか…。内藤…恭霞。一体どうすればいいんだ…」

川 ゚ -゚)「奴は私だけと会話していたのではない…?あぁ、クソ。わかってる前提で喋るからわかりづらいんだよ…」

川 ゚ -゚)「奴の言う事は全て本当だったのか…?たとえ本当だったとしても、すべてが重要な事を言っていたとは思わない」

川 ゚ -゚)「大事な話とどうでもいい話を織り交ぜて話されては…」

川 ゚ -゚)「でも、ヒントは沢山あった。これを考察してみるか」

川 ゚ -゚)「奴は、"誰"と喋っていた?」

………

???「見つけた。やっと…。待ってて…お■あさん」

???「ボクが会いに行ってあげるからね」

………

(´・ω・`)「そんな事が…。クーは行くつもりなのか?」

川 ゚ -゚)「当たり前だ。私はブーンが好きなんだ。絶対に取り戻す」

(´・ω・`)「ならば、待つといい。自分の部屋に一度戻れ」

川 ゚ -゚)「どういう…」

(´・ω・`)「いいから」

川 ゚ -゚)「わかった…」

(´・ω・`)(…なんで僕はこんな事を言ったんだ?)

そういって私は無理やり部屋に戻らせられた。一体何があるんだというんだ。

部屋に戻った私を待っていたのは、2通の手紙と一つのデッキだった。

一つ目の手紙を見た。差出人は…内藤ホライズン。

( ^ω^)「クー。今までありがとう。この手紙を読んでいるという事は、僕はここには居ないんだろう」

( ^ω^)「僕が居るときに見つけたら…。読まずに処分して欲しい。恥ずかしくて死ぬ」

( ^ω^)「遺書を本人の前で読み上げとか、何の羞恥プレイですか」

( ^ω^)「僕は、今、未来の自分と存在を共にしている。僕の延長線上ではないみたいだけれど」

( ^ω^)「彼は僕に友好的ではない。僕は奴にとってただの道具でしかなかった」

( ^ω^)「経過は割愛するけど、色々あって僕はここに居れなくなってしまった。ごめん。でも、大丈夫。君は一人でも生きていけるだろ?」

( ^ω^)「僕みたいなバカな奴がいたって事を覚えておいてくれると嬉しい。それが僕がここに居たっていう証拠になるから」

( ^ω^)「どうか君が幸せに生きていけますように」

川 ゚ -゚)「…」

川 ; -;)「できる訳が…無いだろうが!」

川 ; -;)「どうしたらいいかもわからないよ…」

川 ゚ -゚)「バカ…」

………

川 ゚ -゚)「泣いてばっかりじゃダメだな…。次はこの手紙か…」

川 ゚ -゚)「差出人は…内藤恭霞…。何…だと…?」

(メ-ω-)「ご機嫌如何かな?そこにおいてあるカードはこいつのモノだ。ありがたく受け取っておくといい。あいつからのプレゼントだ」

(メ-ω-)「お前は俺を疫病神のように見ているかもしれんが、俺が居なければ、奴は既に生きては居なかった。そこを忘れないようにな」

(メ-ω-)「束の間といえ、その幸せを与えたのは俺だ。寧ろ感謝して欲しいぐらいだ」

(メ-ω-)「俺を探すなら、アカデミアの地下を探すといい。そこの最深部に俺は居る。沢山の障害を用意しておいた…仲間は沢山連れてきたほうがいいぞ?」

(メ-ω-)「仲間が足りなくて、途中でリタイアなんて無様な真似はやめてくれよ?」

(メ-ω-)「俺は俺の目的の為にここに居る。会いに来てくれると嬉しい」

(メ-ω-)「尤も、3日だ。それ以上は待たん。それより遅れたら…俺は俺の目的の為に、この地下のモーメントに干渉する」

(メ-ω-)「さぁ、お前の目的の為に、俺を殺しに来いよ!」

(メ-ω-)「待っているぞ。くくっ…あはははは!」

川 ゚ -゚)「…誘っているな。そんな事はわかっていても行くしかないな。誰を連れて行こうかな…」

川 ゚ -゚)「殺しに来いと言っているのに障害を用意する…?どういう意味だろうか」

川 ゚ -゚)「そもそもどうしてこいつは過去に来た?ああいう風になった経緯は聞いたが、何故この次元に来る必要があったんだ」

川 ゚ -゚)「あいつは一言もそれを言っていない。…何かあるな」

川 ゚ -゚)「ブーンが居ない世界があるということは、ここ以外にもそういう世界がある可能性がある。それなのにここ?」

川 ゚ -゚)「だいたい、奴が元々居た場所じゃ、その目的は果たせなかったのか?…わからん」

………

確かに奴の実力には私の実力では到底及ばない。なら…、私はどうすればいい?

一朝一夕では実力は身につかない。かなりの実力差を埋めるにはかなりかかる…。だけど私にはそんなに悠長に過ごしている時間は無い…。

ならば、賭けるしか無いだろう?奴の言葉を理解する。

これがヒントの可能性は高い。奴は遊んでいる。ならば、ここで嘘をつく確立は低いと見ていい。

実力差を埋めるためにも人数を集めるしか無いか…。

川 ゚ -゚)「マルマルウマウマミサワミサワという事情なんです。人を集めることは可能でしょうか?」

( ΦωФ)(さっぱりわからん)

( ΦωФ)「ううむ…。話を聞く限り、かなり危険。実力者を募ってみるが、集まるかは別問題だぞ?」

川 ゚ -゚)「十分です。ありがとうございます」

これで私が出来ることは…、説得するしかないか。

………

川 ゚ -゚)「修行…か」

川 ゚ -゚)「奴は強いとか弱いとかそういう次元じゃなくて、怖い」

川 ゚ -゚)「見つめられると身体の芯から凍りつくような視線…」

川 ゚ -゚)「実力も仲間も足りない…。こんなんじゃ…」

川 ゚ -゚)「あの得体の知れなさは一体…」

???「ははっ…!」

川 ゚ -゚)「誰だ!」

川 ゚ -゚)(全身にマントを羽織ってフードまで被ってる…。そこまで隠さなきゃならないのか…)

川 ゚ -゚)(背は高いけど…男か女なのかもわからん…)

???「ねぇ、お■、ううん。内藤恭霞を倒したいんでしょ?」

川 ゚ -゚)「…あぁ」

???「ボク、協力できるよ。彼の実力も、やる事も知ってるから。それにボクも止めたいと思ってたし」

川 ゚ -゚)「それは本当なのか?」

???「ここでボクが嘘付く利点があると思う?」

???「実はボクが内藤恭霞の手下でした。なーんて言ってもダメだよ?だって、彼が本気を出したら今の貴女ぐらい、小細工無しでも勝っちゃうんだから」

???「そんな騙まし討ちみたいな無粋な事する必要性が無いんだ」

川 ゚ -゚)「何故お前はそんなに奴に対して詳しいんだ」

???「それは…、■だからかな」

川 ゚ -゚)「なんて…」

???「でもね、その前に。貴女の実力を確かめようと思う。ボクとデュエルしてよ」

???「勝ち負けに関わらず、ボクは貴女に協力してあげるよ」

???「あ、でも手は抜かないで真剣にお願いするよ。そうじゃなきゃ意味が無いんだから」

川 ゚ -゚)「わかった」

???「手を抜いた瞬間…、わかってるよね?――すぐに殺したくなるだろう?」

川 ゚ -゚)「!」

川 ゚ -゚)(今の威圧感…内藤恭霞にそっくりだった…)

???「デュエル…して、くれる、よね?」

川 ゚ -゚)「いいだろう」

川 ゚ -゚)「「決闘!!」」???

???「ボクのターン!ドロー…モンスターをセット。カードを1枚伏せてターンエンド!」

【Life 8000 / Hand 4 /monster セット1 set1】

川 ゚ -゚)「私のターン!永続魔法、神の居城ヴァルハラを発動する」

《神(かみ)の居城(きょじょう)−ヴァルハラ/Valhalla, Hall of the Fallen》 †
永続魔法
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

川 ゚ -゚)「自分の場にモンスターが居ないとき天使族モンスターを1体特殊召喚する!」

川 ゚ -゚)「来い!The splendid VENUS!」

《The splendid VENUS(ザ・スプレンディッド・ヴィーナス)/Splendid Venus》 †
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する天使族以外の全てのモンスターの
攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。
また、自分がコントロールする魔法・罠カードの発動と効果は無効化されない。

???「いきなりそんなモンスターを呼び出しちゃうなんて…」

川 ゚ -゚)「行くぞ!モンスターに攻撃!ホーリーフェザーシャワー!」

???「待ってたよ…。その攻撃を!守備モンスターは極星獣タングリスニ!戦闘破壊された時、極星獣トークンを2体、特殊召喚する!」

《極星獣(きょくせいじゅう)タングリスニ/Tanngrisnir of the Nordic Beasts》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1200/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上に「極星獣トークン」(獣族・地・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。

川 ゚ -゚)「なん…だと…?」

川 ゚ -゚)(兄さん…?それにしては、声が違う…)

川 ゚ -゚)「どうしてお前がそのカードを持っている!」

???「別に盗んだとかそういう訳じゃない。だから安心してくれていいよ」

???「タングリスニの効果にチェーンして、手札の極星獣タングニョーストを特殊召喚する。守備表示だよ」

《極星獣(きょくせいじゅう)タングニョースト/Tanngnjostr of the Nordic Beasts》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 800/守1100
自分フィールド上に存在するモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、
自分のデッキから「極星獣タングニョースト」以外の
「極星獣」と名のついたモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。

川 ゚ -゚)(何故だ…。あれは私たち3人が使うカード…)

川 ゚ -゚)「…ターンエンドだ」

【Life 8000 / Hand 4 /monster VENUS ヴァルハラ】

???「ふふっ。ボクのターン。極星天ヴァナディスを召喚。効果により、極星獣グルファクシを墓地に送る」

《極星天(きょくせいてん)ヴァナディス/Vanadis of the Nordic Ascendant》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/闇属性/天使族/攻 1200/守 400
You can substitute this card for any 1 "Nordic" Tuner Monster for a Synchro Summon.
If this card is used as a Synchro Material Monster,
all other Synchro Material Monsters must be "Nordic" monsters.
Once per turn, you can send 1 "Nordic" monster from your Deck to the Graveyard
to change this card's Level to the Level of the monster you sent to the Graveyard,
until the End Phase.
このカードは「極星」と名のついたチューナーの代わりにシンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
他のシンクロ素材モンスターは極星」と名のついたモンスターでなければならない。
1ターンに1度、自分のデッキから「極星」と名のついたモンスター1体を墓地へ送り、
エンドフェイズまで墓地へ送ったモンスターと同じレベルにする事ができる。

???「行くよ?レベル3の極星獣トークン2体に、レベル4の極星天ヴァナディスをチューニング!」

川 ゚ -゚)(くっ…。怖がってる場合じゃない…。私は今すぐにでも恭霞を倒さなければならないんだ!)

???「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え!シンクロ召喚!光臨せよ、極神皇ロキ!」

《極神皇(きょくしんおう)ロキ/Loki, Lord of the Aesir》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻3300/守3000
「極星霊」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分のバトルフェイズ中に相手が魔法・罠カードを発動した時、
その発動を無効にし破壊する事ができる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星霊」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。

川 ゚ -゚)「兄さんから奪ったのか!?」

???「これは正真正銘ボクのモノだよ。そんなに心配なら後でお兄さんに聞いてみるといいよ」

???「タングニョーストを攻撃表示に変更する」

???「効果により、デッキから極星獣タングリスニを特殊召喚!」

???「リバースカードオープン!リバイバルギフト!墓地のチューナーを特殊召喚して、相手の場にギフトデモントークンを2体特殊召喚する!」

《リバイバル・ギフト/Revival Gift》 †
通常罠
自分の墓地に存在するチューナー1体を選択し特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
相手フィールド上に「ギフト・デモン・トークン」
(悪魔族・闇・星3・攻/守1500)2体を特殊召喚する。

???「これでグルファクシを蘇生するよ。レベル3のタングリスニとレベル3のタングニョーストに、レベル4のグルファクシをチューニング!」

???「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚!光臨せよ、極神皇トール!」

《極神皇(きょくしんおう)トール/Thor, Lord of the Aesir》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/獣戦士族/攻3500/守2800
「極星獣」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果を
エンドフェイズ時まで無効化できる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され
墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星獣」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手ライフに800ポイントダメージを与える。

川 ゚ -゚)「1ターンで神を2体も呼び寄せた…だと…?」

川 ゚ -゚)(それより今トールは私が持っている。そこに存在するわけが無い…。偽物か?)

川 ゚ -゚)「レプリカとか言うんじゃないんだろうな?トールは今、私が持っているんだぞ!」

???「神のレプリカなんか作り上げちゃあ、神罰が下るよ。そんな恐れ多いことはボクには出来ないね」

???「極神皇トールの効果発動!エフェクトアブソーバー!このターン、相手の場のモンスター効果は無効となる!」

???「これでVENUSによって下げられてた攻撃力は戻ったよ」

???「極神皇トールで、VENUSを攻撃!サンダーパイル!」

川 ゚ -゚)「ぐぅっ…この痛み…本物…?」LP8000→7300

???「ボーっとしてていいのかな?極神皇ロキでギフトデモントークンを攻撃!ヴァニティバレット!」

川 ゚ -゚)「トークンは攻撃表示…1800のダメージか…」LP7300→5500

???「これでボクはターンを終了するよ」

【Life 8000 / Hand 3 /monster トール ロキ】

川 ゚ -゚)「私のターン!トークンを守備表示に。モンスターをセットして、ターンエンド」

川 ゚ -゚)(生半可な反撃は自分が磨耗するだけ…。きちんと体勢を立て直す!)

【Life 5500 / Hand 4 /monster ギフトデモントークン セット ヴァルハラ】

???「あれ?それだけ?…ねぇ、貴女。本当に内藤恭霞に勝つ気あるの?」

川 ゚ -゚)「あ、当たり前だ!」

???「じゃあ…ボクぐらい早く倒してくれないと…ね!」

???「ボクのターン!極星天ヴァルキュリアを召喚!魔法カード、二重召喚!このターン通常召喚をもう一度行う!」

《極星天(きょくせいてん)ヴァルキュリア/Valkyrie of the Nordic Ascendant》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/光属性/天使族/攻 400/守 800
このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にこのカード以外のカードが存在しない場合、
手札の「極星」と名のついたモンスター2体をゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に「エインヘリアル・トークン」
(戦士族・地・星4・攻/守1000)2体を守備表示で特殊召喚する。

《二重召喚(デュアルサモン)/Double Summon》 †
通常魔法
このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。

???「幻銃士!トークンを1体生成!これでいい!」

《幻銃士(げんじゅうし)/Phantom Skyblaster》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1100/守 800
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
自分フィールド上に存在するモンスターの数まで
「銃士トークン」(悪魔族・闇・星4・攻/守500)を特殊召喚する事ができる。
自分のスタンバイフェイズ毎に自分フィールド上に表側表示で存在する
「銃士」と名のついたモンスター1体につき300ポイントダメージを
相手ライフに与える事ができる。
この効果を発動する場合、このターン自分フィールド上に存在する
「銃士」と名のついたモンスターは攻撃宣言する事ができない。

???「レベル4の銃士トークンとレベル4の幻銃士に、レベル2の極星天ヴァルキュリアをチューニング!」

???「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!!シンクロ召喚!天地神明を統べよ、最高神、極神聖帝オーディン!」

《極神聖帝(きょくしんせいてい)オーディン/Odin, Father of the Aesir》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻4000/守3500
「極星天」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
このカードはエンドフェイズ時まで魔法・罠カードの効果を受けない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する
「極星天」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。

川 ゚ -゚)「そんな…バカな…。ありえない…。そんな訳が無い…」

川 ゚ -゚)「星界の三極神…」

???「さぁ、行くよ!極神皇ロキでギフトデモントークンを攻撃!ヴァニティバレット!」

川 ゚ -゚)「トークンは破壊される…」

???「極神皇トールで裏守備モンスターに攻撃!サンダーパイル!」

川 ゚ -゚)「ジェルエンデュオ。戦闘では破壊されない…」

???「ふぅん。カードをセット。ターンエンド」

【Life 8000 / Hand 0 /monster トール ロキ オーディン set1】

川 ゚ -゚)(どうする…神々がフィールドに揃っている…。ジェルエンデュオもトールの能力で次のターンには無力と化す…)

川 ゚ -゚)(耐え凌ぐことも出来ないのか…。どうすれば…)

川 ゚ -゚)「私のターン…」

???「あれー?もう戦意喪失ですか?こんな程度で戦意喪失してるようじゃ」

???「内藤恭霞に 殺 さ れ ち ゃ い ま す よ ?…クスッ」

川 ゚ -゚)「くっ…。言いたい放題言わせておけば…!」

川 ゚ -゚)「モンスターをセット!ターンエンドだ!」

【Life 5500 / Hand 4 /monster ジェルエンデュオ セット ヴァルハラ】

???「ボクのターン!極神皇トールの効果発動!これでジェルエンデュオの戦闘破壊耐性は失われる!」

???「極神皇ロキでジェルエンデュオを攻撃!ヴァニティバレット!」

川 ゚ -゚)「ジェルエンデュオ…」

???「極神皇トールで裏守備モンスターに攻撃!サンダーパイル!」

川 ゚ -゚)「守備モンスターはコーリングノヴァ。戦闘破壊された時、デッキから攻撃力1500以下の光属性天使族モンスターを特殊召喚する!」

《コーリング・ノヴァ/Nova Summoner》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力1500以下の天使族・光属性モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
代わりに「天空騎士パーシアス」1体を特殊召喚する事ができる。

川 ゚ -゚)「コーリングノヴァを守備表示!」

???(どうしようかな…。攻めておくか)

???「極神聖帝オーディンで、コーリングノヴァを攻撃!ヘブンズジャッジメント!」

川 ゚ -゚)「極星天ヴァルキュリアを特殊召喚する!」

???「ターンエンドしておこうかな」

【Life 8000 / Hand 1 /monster トール ロキ オーディン set1】

川 ゚ -゚)「私のターン!お前だけの専売特許だと思うな!幻銃士を召喚!銃士トークンを2体特殊召喚!」

???「ふうん。同じカードだね」

川 ゚ -゚)「銃士トークンと幻銃士に、極星天ヴァルキュリアをチューニング!」

川 ゚ -゚)「北辰の空にありて、全知全能を司る王よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!!シンクロ召喚!天地神明を統べよ、最高神、極神聖帝オーディン!」

???「やっと、来たね」

川 ゚ -゚)「極神聖帝オーディンは1ターンに一度、そのターン魔法罠を受けなくする能力を使用することができる!インフルエンスオブルーン!」

川 ゚ -゚)「極神皇ロキに攻撃!ヘブンズジャッジメント!」

???「うぐっ…。墓地に極星霊と名の付くチューナーは存在しない…ロキは蘇生できないか…」LP8000→7300

???「なんて言うと思ったの?ねぇ、答えてよ。罠発動。奇跡の残照!このターン戦闘破壊されたモンスターを蘇生する。おいで、ロキ」

《奇跡(きせき)の残照(ざんしょう)/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。

川 ゚ -゚)「くっ…」

川 ゚ -゚)(私や、ブーンや兄さんより神を扱いこなしている…。こいつは一体何者なんだ…)

川 ゚ -゚)「カードを1枚セットしてターンを終了する!」

【Life 5500 / Hand 3 /monster オーディン ヴァルハラ set1】

???「あはっ。怯えてる。ねぇ、ボクが怖い?得体の知れないボクが。安心してよ。貴女に危害を加える気なんて無いんだから」

川 ゚ -゚)「お前は誰だ!」

???「そんなに焦らないでよ。あはは…。そんなにボクの正体が気になるなら、ボクを倒してみるといい」

???「その時は勿体ぶらずに教えてあげるよ?」

???「さぁ、ボクのターンだ。ドロー!」

???「極神聖帝オーディンの効果を発動するよ。インフルエンスオブルーン!」

川 ゚ -゚)「待て!グラヴィティバインド-超重力の網だ!レベル4以上のモンスターは攻撃できなくなる!」

???「でもオーディンには効かないよ。そんなちんけな網じゃね」

川 ゚ -゚)「ふん」

???(そんな事は相手も百も承知のはず…。他に伏せカードは無い…ロキとトールを封じ込めることが目的…厄介な)

???(このタイミングで発動したのは、ロキの能力を使わせないため…。油断は出来ない…ね)

???「いくよ!極神聖帝オーディンで、オーディンを攻撃!ヘブンズジャッジメント!」

川 ゚ -゚)「迎え撃て、オーディン!」

???「相打ち…か…。1枚伏せてターンエンド!」

川 ゚ -゚)「この時、お互いの墓地の極星天と名の付くチューナーを除外して、オーディンは蘇り、1枚ドローする…」

???「お互い、オーディンに後が無くなったね」

【Life 7300 / Hand 2 /monster トール ロキ オーディン set1】

川 ゚ -゚)「私のターン!ドロー!」

川 ゚ -゚)(このカード…。ブーン…)

川 ゚ -゚)「私はお前に勝つ。絶対にだ!」

???「へぇ、この状況で、そんな台詞を吐けるなんて…。よっぽどいいカードを引いたのかな?」

川 ゚ -゚)「あぁ、私にとって、何よりも強力な絆のカードがな」

???「…だからあの人は怒ったんだ」

川 ゚ -゚)「魔法カード!マジックプランター!自分の場の永続罠を1枚墓地に送り、2枚ドローする!」

《マジック・プランター/Magic Planter》 †
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
永続罠カード1枚を墓地へ送って発動する。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。

???「…」

川 ゚ -゚)「カードを4枚セット!オーディンを守備表示に変更して、ターンエンド!」

【Life 5500 / Hand 2 /monster オーディン ヴァルハラ set4】

???「グラヴィティバインドをわざわざ墓地に送って、更にオーディンを守備表示にした?」

???(狙いが読めない…)

???「罠があるんだろうけど、ボクの神は無敵だよ。極神聖帝オーディンは効果を発動する!」

川 ゚ -゚)「…」

???(例え、いくら罠があってもオーディンは生き残るし、ある程度なら最後の進軍で避ける事ができる…)

《最後(さいご)の進軍(しんぐん)/March Towards Ragnarok》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの効果は無効化され、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。

???「さぁ、行くよ?地砕き!相手の一番守備の高いモンスターを破壊する!」

《地砕(じくだ)き/Smashing Ground》 †
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。

川 ゚ -゚)「くっ…」

???「オーディンを撃破…だね」

???「バトルフェイズ!極神聖帝オーディンで、プレイヤーにダイレクトアタック!」

???「…あれ?バトルフェイズが始まったばかり?」

川 ゚ -゚)「随分と気が早いんだな。メインフェイズ終了時にこのカードを発動させてもらった。デーモンとの駆け引き」

《デーモンとの駆(か)け引(ひ)き/A Deal with Dark Ruler》 †
速攻魔法
レベル8以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」1体を特殊召喚する。

川 ゚ -゚)「レベル8以上のモンスター…オーディンが墓地に送られた。さぁ、現れろ死の魔龍。バーサークデッドドラゴン!」

《バーサーク・デッド・ドラゴン/Berserk Dragon》 †
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0
このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。

川 ゚ -゚)「見た目はこんなのでも、私とブーンの愛の結晶だ。こいつがお前を倒す!」

???「今度こそバトルフェイズ!そんな弱小モンスター粉砕してくれるよ!オーディン!ヘブンズジャッジメント!」

川 ゚ -゚)「罠発動!聖なるバリア―ミラーフォース!」

《聖(せい)なるバリア−ミラーフォース−/Mirror Force》 †
通常罠(制限カード)
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在する攻撃表示モンスターを全て破壊する。

???「ロキの効果を発動!ミラーフォースを無効にする!」

???「さぁ!行け、オーディン!」

川 ゚ -゚)「かかったな?」

川 ゚ -゚)「ロキの効果にチェーンさせてもらう!パワー・フレーム!」

《パワー・フレーム/Power Frame》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが、
その攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターの
攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
その攻撃を無効にし、このカードを攻撃対象モンスター1体に装備する。
装備モンスターの攻撃力は、
その時の攻撃モンスターと攻撃対象モンスターの攻撃力の差の数値分アップする。

川 ゚ -゚)「オーディンの攻撃を無効にして、その攻撃力の差だけ攻撃力を上昇させる!」

???「オーディンの攻撃は無効とならない。相打ちだね。でも、ここまで策を弄しても、2体の神の攻撃は止まらない!」

川 ゚ -゚)「まだだ。更にチェーン。ハーフ・シャット!対象は…」

???「オーディンは魔法罠を受け付けない。…トールを半減して、ライフを450ポイント残して延命措置でもするのかな?」

川 ゚ -゚)「バーサーク・デッド・ドラゴン!」

???「!?」

《ハーフ・シャット/Half Shut》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターはこのターン戦闘では破壊されず、
攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで半分になる。

川 ゚ -゚)「このターン、バーサークデッドの攻撃力は半分の1750となる。そして、このターン戦闘破壊されない。そしてパワーフレームで2250ポイントアップして、4000に!」

???「オーディンの一人負けか…」

川 ゚ -゚)「迎え撃て!バーサーク・デッド・ドラゴン!プロミネンス・デス・ブレス!」

???「うーん。トールとロキを守備表示に」

???「ボクはおろかな埋葬を発動。デッキから極星天ヴァルキュリアを墓地に送り、エンドフェイズに除外してオーディンを復活させる!」

《おろかな埋葬(まいそう)/Foolish Burial》 †
通常魔法(制限カード)
自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。

川 ゚ -゚)「…」

???「守備表示だよ。1枚ドロー。ターンエンド」

【Life 7300 / Hand 2 /monster トール ロキ オーディン set1】

川 ゚ -゚)「さぁ、私の番だ。ハーフ・シャットの効力は失われ、バーサークデッドの攻撃力は3500に戻る」

川 ゚ -゚)「だが、パワーフレームの効力は消えない。だから、攻撃力は2250ポイントアップする。よって5750の攻撃力だ」

???「そんなコンボの為に…」

川 ゚ -゚)「だが神3体は守備表示か…」

川 ゚ -゚)「私は、装備魔法ビッグバンシュートをバーサークデッドに装備する。400アップして攻撃力は6150」

《ビッグバン・シュート/Big Bang Shot》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
装備モンスターが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターをゲームから除外する。

???「バトルフェイズ開始前に罠発動デストラクトポーション。オーディンを破壊して4000回復するよ」LP7300→11300

川 ゚ -゚)(このタイミング…?)

《デストラクト・ポーション/Destruct Potion》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの
攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。

川 ゚ -゚)「行くぞ!バーサークデッドドラゴンで、極神皇トールを攻撃!ディストラクションブレイズ!」

川 ゚ -゚)「ビッグバンシュートを装備したモンスターは貫通ダメージを与える!」

???「あぅ…。3350のダメージ…」LP11300→7950

川 ゚ -゚)「まだだ、バーサークデッドは相手モンスター全てを攻撃できる!ロキを攻撃!ダイニダァ!」

???「貴女は何も判っちゃ居ない。内藤恭霞と戦う意味を」

川 ゚ -゚)「何を言っている…?」

???「3150の戦闘ダメージ…」LP7950→4800

???「さぁ、おいでテュアラティン!」

《テュアラティン/Tualatin》 †
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
相手のバトルフェイズ時に発動する事ができる。
バトルフェイズ開始時に自分フィールド上にモンスターが2体以上存在し、
それらのモンスターが1度のバトルフェイズ中で戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、属性を1つ宣言し、
フィールド上に表側表示で存在する宣言した属性のモンスターを全て破壊する。
その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は宣言された属性のモンスターをフィールド上に召喚・特殊召喚する事ができない。

???「自分の場にモンスターが2体以上居るとき、1度のバトルフェイズで全滅したとき特殊召喚できる」

???「この効果で特殊召喚したとき、属性を一つ宣言して、その属性のモンスター全てを破壊し、その属性の召喚と特殊召喚を封じる」

???「ボクは闇を宣言!滅びろ!バーサークデッド!」

川 ゚ -゚)「何!?」

???「これで、逆転に次ぐ逆転…かな?」

川 ゚ -゚)「…ヴァルハラの効果でクリスティアを特殊召喚してターンを終了する」

《大天使(だいてんし)クリスティア/Archlord Kristya》 †
効果モンスター(準制限カード)
星8/光属性/天使族/攻2800/守2300
自分の墓地に存在する天使族モンスターが4体のみの場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する天使族モンスター1体を手札に加える。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚する事はできない。
このカードがフィールド上から墓地へ送られる場合、
墓地へ行かず持ち主のデッキの一番上に戻る。

???「極神皇トールは、クリスティアの効果で復活できない…」

【Life 5500 / Hand 1 /monster クリスティア ヴァルハラ】

???「ボクのターン!そろそろ行くよ?」

川 ゚ -゚)「…」

???「勝利の導き手フレイヤを召喚!」

川 ゚ -゚)「何…!?」

???「自分の天使の攻撃力守備力を400上昇!テュアラティンの攻撃力は3200!」

《勝利(しょうり)の導(みちび)き手(て)フレイヤ/Freya, Spirit of Victory》 †
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 100/守 100
自分フィールド上に「勝利の導き手フレイヤ」以外の
天使族モンスターが表側表示で存在する場合、
このカードを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する天使族モンスターの
攻撃力・守備力は400ポイントアップする。

???「テュアラティンで、クリスティアを攻撃!エターナルバニッシュメント!」

川 ゚ -゚)「くぅっ…クリスティアはデッキの一番上に…」LP5500→5100

???「フレイヤでダイレクトアタック!」

川 ゚ -゚)「フレイヤに攻撃できない…私は3200のテュアラティンを超えなきゃならないのか…」LP5100→4600

???「カードを1枚伏せて、ターンを終了するよ」

【Life 4800 / Hand 0 /monster テュアラティン フレイヤ set1】

川 ゚ -゚)「私のターン。ターンエンドだ!」

???「クリスティアを出さないんだね」

川 ゚ -゚)「出す意味が無い。ちまちま削られるぐらいなら、お前がモンスターを引かないことを期待したほうがよっぽどマシというものだ」

【Life 4600 / Hand 2 /monster ヴァルハラ】

???「ドロー!…」

川 ゚ -゚)「その様子だと引けなかったようだな」

???「テュアラティンとフレイヤでダイレクトアタック!」

川 ゚ -゚)「…」LP4600→4100→900

???「カードをセットしてターンを終了するよ」

【Life 4800 / Hand 0 /monster テュアラティン フレイヤ set1】

川 ゚ -゚)「私の…ターン!」

???「いいカードが引けたのかな?」

川 ゚ -゚)「モンスターをセット!ターンエンド!」

【Life 900 / Hand 2 /monster ヴァルハラ】

???「ここで止める!テュアラティンで裏守備モンスターに攻撃!」

川 ゚ -゚)「守備モンスターは…」

川 ゚ -゚)「極星獣タングリスニ!効果によってトークンを2体産み出す!更にタングニョーストを守備表示で特殊召喚!」

???「!?…フレイヤで極星獣トークンを攻撃するよ」

川 ゚ -゚)「無論破壊される…」

???「ターンエンド」

【Life 4800 / Hand 1 /monster テュアラティン フレイヤ set1】

川 ゚ -゚)「私のターン!タングニョーストを攻撃表示に変更!効果によってグルファクシを特殊召喚!」

川 ゚ -゚)「レベル3の極星獣トークンとレベル3のタングニョーストに、レベル4のグルファクシをチューニング!」

???(ボクの伏せカード…。手札のカード…。トールを出されても負けないね)

川 ゚ -゚)「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん。大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ。シンクロ召喚!光臨せよ、極神皇トール!」

川 ゚ -゚)「行くぞ!効果を無効にする!エフェクトアブソーバー!」

川 ゚ -゚)「トールで、フレイヤを攻撃!サンダーパイル!」

???「フレイヤよ!その宝具を以って、力を与えよ!」

???「極星宝ブリージンガ・メン!フレイヤの攻撃力をトールと互角にする!」

《極星宝(きょくせいほう)ブリージンガ・メン/Nordic Relic Brisingamen》 †
通常罠
自分及び相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを1体ずつ選択して発動する。
選択した自分のモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
選択した相手モンスターの元々の攻撃力と同じ攻撃力になる。

川 ゚ -゚)「何!?」

川 ゚ -゚)「だが、トールは蘇る!」

???「ははっ、手札のD.D.クロウの効果発動!極神皇トールを除外する!」

《D(ディー).D(ディー).クロウ/D.D. Crow》 †
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
このカードを手札から墓地へ捨てて発動する。
相手の墓地に存在するカード1枚を選択し、ゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

川 ゚ -゚)「私のカードが0枚…?くっ、ターンエンドだ!」

???「さぁ、テュアラティンよ、トドメを刺せ!」

川 ゚ -゚)「…」LP500→0

川 ゚ -゚)「負け…た…か」

???「途中で色々酷いこと言ってごめんなさい。でも、そうしなきゃいけなかったんだよ」

川 ゚ -゚)「…」

???「でも、これで貴女の実力はわかったよ。顔を隠したままって言うのもアンフェアだよね」

川 ゚ -゚)「そうだな」

川メ゚ -゚)「これが…ボクの顔だよ」

川;゚ -゚)「…はぁ?」

川メ゚ -゚)「ボクはね、沙嗚空流の…クローンなんだ」

川;゚ -゚)「…」

川メ゚ -゚)「だから、ある意味ボクは貴女の妹になるのかな?名前は空(そら)。よろしくねっ、お姉ちゃん!」

川;゚ -゚)「…えええーっ!!!」

第47話に続く

川メ゚ -゚)「今日の最強カードはテュアラティン!」

《テュアラティン/Tualatin》 †
効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
相手のバトルフェイズ時に発動する事ができる。
バトルフェイズ開始時に自分フィールド上にモンスターが2体以上存在し、
それらのモンスターが1度のバトルフェイズ中で戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、属性を1つ宣言し、
フィールド上に表側表示で存在する宣言した属性のモンスターを全て破壊する。
その後、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は宣言された属性のモンスターをフィールド上に召喚・特殊召喚する事ができない。

川メ゚ -゚)「展開力のあるデッキだったら、割と簡単に出せるよ!」

川 ゚ -゚)「一度出されると属性統一だと、除去するまでまともに戦えなくなってしまう。強力なモンスターだな」

川メ゚ -゚)「素早いモモンガとか良いよね!」

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このページへのコメント

おっと、ミスですね。
ありがとうございます。
しかも幻銃士居ないことになってるし…。
多分脳内ではトークンと本体とヴァルキュリアでシンクロしたんでしょう。修正します。

0
Posted by おでん 2011年03月09日(水) 17:06:52 返信

神二体とヴァルキュリアいたら、幻銃士はトークン一体しか出せないんじゃない?

0
Posted by 暇人 2011年03月09日(水) 14:38:35 返信

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