名決闘者ブーン〜時計仕掛けの摩天楼〜
最終更新：ID:qYwkAfUJzw 2010年05月30日(日) 02:30:14履歴
〜〜今までのあらすじ〜〜
俺の名前は内藤ホライゾン、決闘者だ
普段は孤島に建てられたデュエルアカデミアで生活しているが、
ついこないだ夏休みに入ったので、幼馴染のツンと一緒に遊園地に来ていた。
しかし、そこで事件は起こった。
人ごみに紛れて怪しい黒づくめの奴らがコソコソ動いているのを発見した俺は、
密かにそいつらを尾行することにした。
だが、俺の尾行は奴らの仲間の一人に見つかり、俺は背後から奇襲されて気を失ってしまった。
そして気がづいた時、俺の体は小さくなってしまっていたのだ！
はぐれた俺を探していたツンに助けられた時、奴らはもう居なくなっていた。
俺は奴ら「黒の組織（グールズ）」を見つけだすことを心に誓い、一時アカデミアに帰ることにした……
読み切り遊戯王ＳＳ
名決闘者ブーン〜時計仕掛けの摩天楼〜
前編 『第２話 ツン、頑張る 略して津軽』
ξﾟ��ﾟ)ξ「もうほんと、大変だったんだから！ブーンが小っちゃくなっちゃって！」
川 ﾟ -ﾟ)「本当に小さいな。カードと同じくらいの身長になってしまっている」
ξﾟ��ﾟ)ξ「最初見つけた時は踏みつぶしそうになったわ！ていうか見つけられたのが奇跡ね！」
川 ﾟ -ﾟ)「踏んだらコロッと逝きそうなくらい小さいな、手乗りブーンだ、踏んでみようか」
.「...!...!.........!!」
川 ﾟ -ﾟ)「ん、何か言ったか？」
.「....!..!」 ―⇒ （；＾ω＾）「殺す気かお！やめるお！」
川 ﾟ -ﾟ)「軽いジョークだ、そうだ私も軽いから、ブーンを踏んでもコロッとは死なないぞ」
（；＾ω＾）「踏むなお」
川 ﾟ -ﾟ)「しかし不便だなブーン。叫ばないと会話もロクにできないなんて」
ξﾟ��ﾟ)ξ「小さいおかげで船のチケット一人分で帰ってこれたけどね」
川 ﾟ -ﾟ)「ふむ…。ブーンよ、ツンの肩に乗っていたらどうだ？移動だけでなく会話もツンを通してやりやすくなるだろう
元々一心同体のように一緒にいるんだから、それなら対して変わらんだろう」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「い、一心同体！私とブーンが？」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やーねぇ！！！そんなことないわよ！ねぇブーン！！」ﾊﾞｼｨ!
（ ＾ω＾）「死ぬから叩くなお」
川 ﾟ -ﾟ)「そういえば、もうすぐ夏休みも終わるよな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そねぇ、授業また始まると思うとめんどいなぁ」
川 ﾟ -ﾟ)「そう、それだ。これからブーンはどうするんだ？」
（ ＾ω＾）「ああ、そのことなんだｋξﾟ��ﾟ)ξ「あ、考えてなかったわ！ねぇブーン」
（ ＾ω＾）「……」
川 ﾟ -ﾟ)「それに、休み明けには復習筆記テスト＆デュエルがあるだろう」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あ、考えてなｋ（ ＾ω＾）「先生に聞いてみるしかないお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン」
（ ＾ω＾）「ごめんなさい」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…そうね、先生に聞いてみないと」
（ ＾ω＾）「……。でもなんて説明すれば分かってもらえるかお…」
川 ﾟ -ﾟ)「しぃ先生なら話を聞いてくれるだろ、行っておいで、ツン」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そうね、行ってみるわ！肩に乗ってブーン！行くわよ！」
（；＾ω＾）「走るなお、死ぬ」
(*ﾟーﾟ)「へぇ、内藤君小さくなっちゃったんだ、大変だねぇ」
（ ＾ω＾）「すげぇナチュラルに対応するんですね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「気が付いたらこうなっててねぇ」
（ ＾ω＾）「すげぇナチュラルに対応するんですね」
(*ﾟーﾟ)「原因も元に戻る方法も分からないのね、大変だねぇ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇ〜」
（；＾ω＾）「いや、大変だねぇ〜じゃなくてさ、とりあえず来週から授業始まるのにどうしようって話でさぁ、聞いてる？」
(*ﾟーﾟ)「それじゃあペンも持てないしデュエルディスク装着もできないでしょ、」
（ ＾ω＾）「だから困ってるんでさぁ、テスト免除でも構わんぜ」
(*ﾟーﾟ)「じゃあこうしよう！ツンちゃんは…前回のテスト赤点だったよね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「夏休み満喫中なのに傷をえぐる様な事を口走って、ひどい」
（ ＾ω＾）「前回どころか毎回赤点じゃないかお？」
ﾊﾟｰﾝ
ξﾟ��ﾟ)ξ
⊂彡☆))ω＾）
(*ﾟーﾟ)「だからね、内藤君と一緒に頑張って勉強してね、それが内藤君の課題」
（；＾ω＾）「お？」
(*ﾟーﾟ)「ツンちゃんのテストの成績で、二人の成績を決めます。だから二人で協力して、頑張ってね！ツンちゃんが赤点だったら、内藤君も赤点」
ξﾟ��ﾟ)ξ「な〜るほど！わかりやすいですね！」
（；＾ω＾）「ひどい ひどすぎる」
(*ﾟーﾟ)「二人で勉強するんだから、文句ないでしょ？」
（ ＾ω＾）「文句しかない」
ξﾟ��ﾟ)ξ「だ〜いじょぶだって！任せときなさい！だいじょぶdie job！」
（；＾ω＾）「なんでコイツ毎回赤点取っててこんなに自信満々なんだ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さて、どうすればいいか聞いたし、あとの夏休みを満喫しましょうか！」
（ ＾ω＾）「とっとと勉強しろお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「疲れたわ！」
（ ＾ω＾）「うん、そろそろ休憩するかお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「筆記テストは問題ないわね」
（ ＾ω＾）「まぁ、多分ね。問題はデュエルかお…ツン、デッキ見せてお」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やーよ恥ずかしい！」
（ ＾ω＾）「なんでだよ」
（ ＾ω＾）「じゃあデュエルすっかお、僕はカード持てないから一人デュエルみたいになるけど、指示するから」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やーよ恥ずかしい！」
（ ＾ω＾）「なんでだよ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「…また負けちゃった、何でかしら」
（；＾ω＾）「何でって…おい、やっぱデッキ見せろ」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「もう、そんなに言うなら仕方ないけど…ブ、ブーンの為じゃないんだからね！」
（ ＾ω＾）「うるせぇな、早く見せろよ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「可愛いのよこれ、テンダネスでしょ、ハッピー・ラヴァーでしょ、プチテンシでしょ、キーメイスでしょ、それから」
（ ＾ω＾）「…やっぱもういいや、無理だろ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あと…これは……」
（ ＾ω＾）「ん？」
つジェムナイト・フュージョン
（ ＾ω＾）「このカードは…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…アカデミアに入った時、ブーンがくれたカードよ」
〜〜ここからは回想〜〜
（ ＾ω＾）『入学記念に、このカードをツンにあげるお！』
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ『宝石！？女の子に宝石とか…な、なんのつもりよ』
（ ＾ω＾）『同じ通常モンスターばっかりでもこういうのはどうかと思って、他に特に意味はないお』
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ『まぁ、仕方ないわね、貰ってあげないでもないわよ』
（ ＾ω＾）『（これで多少はまともなデッキを作ってくれるといいんだが）』
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ『あ…ありが…。や、やっぱ何でもないわ』
〜〜ここまでが回想〜〜
（ ＾ω＾）「デッキに入れててくれたのかお…しかし」
（ ＾ω＾）「（あのときからデッキが全く成長していない…、これはひどい）」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…いつかね、このカードを使って勝ちたいと思ってるのよ…今は負けてばっかりだけど」
（ ＾ω＾）「はぁ…しゃあねぇな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「What？」
（ ＾ω＾）「好きなカード入れてデュエルするってのは楽しいけどさ、それだけじゃ勝てないんだよ
でも、好きなカードでデュエルして、好きなカードで勝てたら、もっと楽しいんだお」
（ ＾ω＾）「だからしゃあねぇ、僕がデュエルってもんを１から教えてやるお」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「あ…ブーン…あ、ありが…」
（ ＾ω＾）「それじゃまず弱バニラ全部抜くとこから始めようか」
ξﾟ��ﾟ)ξ「嫌よ」
そして時は流れ、テスト当日……
ξﾟ��ﾟ)ξ「いよいよデュエルね！」
(*ﾟーﾟ)「次、津軽ツンさん、デュエル場に上がって！」
（ ＾ω＾）「ツン、二人で作ったデッキだお、きっと上手くいくはずだお。でも…」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「で、でも…！？」ﾋｿﾋｿ
（ ＾ω＾）「ツン、実はそのデッキには、欠けているものが一つだけあるお」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「…え？えぇぇ、ちょっとぉ！今さら言わないでよ！もうデュエル場に上がっちゃったじゃないの！もう戻ってる時間はないのよ！！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「わ、私だけじゃダメかもしれないけどブーンが一緒にいてくれるから大丈夫だって思ってたのに！！」
（ ＾ω＾）「…ツン！もっと自分を信じるお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「！」
（ ＾ω＾）「…そのデッキとツンに欠けているのは、自信だお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「じ、自信？」
（ ＾ω＾）「ずっと一緒に頑張って特訓してきたから、ツンが頑張っているのは僕が一番よく知ってるお」
（ ＾ω＾）「今のデッキだって、僕は軽い助言しかしてない。何度も何度もデュエルして研究して、
作り上げたのはツン自身だお、それが今のツンの力なんだお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……」
（ ＾ω＾）「ツンはそのデッキが好きかお？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…好きよ、大好きよ、このデッキを信じているわ」
（ ＾ω＾）「…じゃあ大丈夫だお、勝てたら、きっともっと」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「楽しいに決まってるわ！……ブーン！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「助言禁止よ！黙ってなさい！」
（ ＾ω＾）「おう、いきなりクールだね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン」
（ ＾ω＾）「ん？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……ありがとう」
（ ＾ω＾）「どうも」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「さぁ、いくわよ！私のデッキ！！」
だれか「ツンから溢れるデュエルエナジーの量が…変わった…！」
だれか２「とてつもない量だ……！1000…5000…10000…！？まだ上がるってのか！？」
(*ﾟーﾟ)「準備いいわね？ルールはマスタールール、ハンデはなしよ、ＯＫ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「おｋ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「「デュエル！！」」(ﾟーﾟ*)
ξﾟ��ﾟ)ξ「私の先攻、ドロー！…魔法カード《未来融合−フューチャー・フュージョン》を召喚して効果発動！
デッキから《ジェムナイト・ルマリン》《ジェムナイト・サフィア》を墓地に送り、２ターン後の未来に《ジェムナイト・パーズ》を融合する！」
（ ＾ω＾）「初手から《未来融合》…引きはなかなか良いみたいだお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さらに《ジェムナイト・アレキサンド》を召喚して効果発動！このカードをリリースして、デッキに眠る通常モンスターの《ジェムナイト》を特殊召喚する！
《ジェムナイト・サフィア》を守備表示で特殊召喚！そしてカードを１枚セットしてターンエンド！」
《ジェムナイト・サフィア》 † 《ジェムナイト・アレキサンド》 †
通常モンスター 効果モンスター
星４/地属性/水族/攻 0/守2100 星４/地属性/岩石族/攻1800/守1200
サファイアのパワーで水を自在に操り、 このカードをリリースして発動する。
敵からの攻撃をやさしく包み込んでしまう。 自分のデッキから「ジェムナイト」と名のついた
その静かなる守りは仲間から信頼されているらしい。 通常モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。
だれか「ツンがモンスター効果を使っただと…！」
だれか２「ツンがカードをセットしただと…！」
(*ﾟーﾟ)「ふーむ、勉強したのねぇ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「頭に詰め込んだ知識が爆発して飛んでっちゃいそうだわ、早くしないと…先生のターンですよ！」
(*ﾟーﾟ)「あらら、ごめんなさい。先生のターンね、ドロー！魔法カード《テラ・フォーミング》を使ってデッキからフィールド魔法…《歯車街》を手札に加えるわ
そしてそのまま《歯車街》を発動するわね。…そしてさらに、フィールド魔法をセット」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「自分から発動したフィールド魔法を…！？」
(*ﾟーﾟ)「この瞬間、破壊されたフィールド魔法《歯車街》の効果が発動するわ」
《歯車街(ギア・タウン)/Geartown》 †
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを１体少なくする事ができる。
このカードが破壊され墓地に送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター１体を特殊召喚する事ができる。
(*ﾟーﾟ)「デッキから《古代の機械》と名のつく…《古代の機械巨竜》を特殊召喚！」
（；＾ω＾）「（早速きたお…しぃ先生お得意の戦術、歯車街！）」
(*ﾟーﾟ)「セットしたフィールドを発動、再び《歯車街》よ。そして手札から《古代の機械兵士》を召喚、バトルするわ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「（《古代の機械》は攻撃するときに魔法・罠を発動できない…使うなら今！）
リバースカードオープン、《マジカル・シルクハット》！デッキの魔法カード《ジェムナイト・フュージョン》２枚と、
場の《サフィア》を裏側守備表示にしてシャッフル＆セット！」
《古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)》 †
効果モンスター
星８/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
以下のモンスターを生け贄にして生け贄召喚した場合、このカードはそれぞれの効果を得る。
●グリーン・ガジェット：このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット：相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手ライフに４００ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット：戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、相手ライフに６００ポイントダメージを与える。
《マジカルシルクハット》 †
通常罠
デッキからモンスター以外のカード２枚とフィールド上の自分のモンスターを１体選択し、デッキをシャッフルする。
選択したカードをシャッフルし、フィールド上に裏側守備表示でセットする。
デッキから選択した２枚のカードはモンスター扱い（攻・守０）となりバトルフェイズ終了時に破壊される。
この効果は相手バトルフェイズにしか使えない。
(*ﾟーﾟ)｢なら真ん中のセットモンスターに《機械巨竜》で攻撃！｣
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「よっしゃー！そのカードは《ジェムナイト・フュージョン》、ハズレよ！」
(*ﾟーﾟ)「《機械兵士》で攻撃しても意味はない、か…じゃあ、このままターンエンド」
ξﾟ��ﾟ)ξ「バトルフェイズ終了時にもう１枚の《ジェムナイト・フュージョン》も破壊されるわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP8000 手札３枚
モンスター：《サフィア（裏守2100）》
魔法・罠：《未来融合》
(*ﾟーﾟ) LP8000 手札３枚
モンスター：《古代の機械巨竜(攻3000)》《古代の機械兵士(攻1300)》
魔法・罠：《歯車街》
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン、ドロー！…よし、墓地の《ジェムナイト・フュージョン》の効果発動！
墓地の《ジェムナイト》と名のつく…《ジェムナイト・アレキサンド》を除外して、墓地のこのカードを手札にゲット！
そしてそのまま発動！場の《サフィア》と手札の《ジェムナイト・ガネット》を融合して…《ジェムナイト・アクアマリナ》を融合召喚！」
《ジェムナイト・フュージョン》 † 《ジェムナイト・ガネット》 †
通常魔法 通常モンスター
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって 星４/地属性/炎族/攻1900/守 0
決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 ガーネットの力を宿すジェムナイトの戦士。
「ジェムナイト」と名のついた融合モンスター１体を 炎の鉄拳はあらゆる敵を粉砕するぞ。
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地に存在する「ジェムナイト」と名のついた
モンスター１体をゲームから除外する事で、このカードを手札に加える。
《ジェムナイト・アクアマリナ》 †
融合・効果モンスター
星６/地属性/水族/攻1400/守2600
「ジェムナイト・サフィア」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。
ξﾟ��ﾟ)ξ「バトルよ！《アクアマリナ》で《機械兵士》に攻撃！アクアプリズム！」
(*ﾟーﾟ)「喰らうわ」 LP8000→7900
ξﾟ��ﾟ)ξ「《アクアマリナ》は攻撃したとき、バトルフェイズ終了時に守備表示になるわ（守2600）、ターンエンド！」
(*ﾟーﾟ)「私のターンね、ドロー。《シュレツダー》を召喚、バトルよ、《機械巨竜》で《アクアマリナ》を攻撃！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「うっ、喰らう…けど、《アクアマリナ》は墓地に送られた時、相手のカード１枚を手札に戻す！《機械巨竜》を手札に戻してもらうわ！」
(*ﾟーﾟ)「ふぅん…でもまだ《シュレツダー》の攻撃が残っているわ、ダイレクトアタック！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「でもこれで《機械巨竜》は攻略したわ…！」 LP8000→6400
(*ﾟーﾟ)「まだまだこれからよ？魔法カード《機甲部隊の最前線》を発動してターンエンド」
《機甲部隊の最前線(マシンナーズ・フロントライン)》 †
永続魔法
機械族モンスターが戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
そのモンスターより攻撃力の低い、
同じ属性の機械族モンスター１体を自分のデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
ξﾟ��ﾟ)ξ LP6400 手札３枚
モンスター：なし
魔法・罠：《未来融合》
(*ﾟーﾟ) LP7900 手札３枚
モンスター：《シュレツダー(攻1600)》
魔法・罠：《機甲部隊の最前線》《歯車街》
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン、ドロー！そしてこの瞬間、《未来融合》で融合した《ジェムナイト・パーズ》が登場する！」
《ジェムナイト・パーズ》 †
融合・効果モンスター
星６/地属性/雷族/攻1800/守1800
「ジェムナイト・ルマリン」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地に送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
(；ﾟーﾟ)「２回攻撃に戦闘後の直火焼き効果…でも攻撃力は大したことないみたいね？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「だったら当然、強化よ！装備魔法《フュージョン・ウェポン》を装備！」
《フュージョン・ウェポン/Fusion Weapon》 †
装備魔法
レベル６以下の融合モンスターのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力と守備力は１５００ポイントアップする。
《ジェムナイト・パーズ》 攻1800/守1800→攻3300/守3300
(；ﾟーﾟ)「攻撃力3300…！」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「フゥハハハハハ！《機械巨竜》をも凌ぐ化け物攻撃力で超連続攻撃よ！バトル！
《パーズ》で《シュレツダー》に攻撃！ジュエルフィンガァー！！ﾀﾞｲｲﾁﾀﾞｧ！」
(；ﾟーﾟ)「うっ…！」 LP7900→6000
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「シュレッダー直火焼きﾀﾞｲﾆﾀﾞｧ！」
(；ﾟーﾟ)「ちょ、ちょっと待って！《機甲部隊の最前線》の効果で《古代の機械工兵》を守備表示で召喚！」 LP6000→4600
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「まだまだぁ！古代の機械などどれほどのものかー！《機械工兵》ぶっ壊し！ﾀﾞｲｻﾝﾀﾞｧ！！さらに必殺直火焼き！ﾀﾞｲﾖﾝﾀﾞｧ！」
(；ﾟーﾟ)「ひどい…」 LP4300→3100
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「そして最後はカードに頼らずこのツンが直々に貴様にくれてやろう！！喰らえ！エボリューツンレザルトアーティラリー、ダイゴダァ！！！！！」
（；＾ω＾）「ばっ…！やめろ！」
ﾊﾟｰﾝ
ξﾟ��ﾟ)ξ
⊂彡☆))ω＾）
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら？私は何をしていたのかしら」
（ ＾ω＾）「こいつ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そうそうデュエルの途中よね、ガンガン押してるわ！カードを１枚セットしてターンエンド！」
(*ﾟーﾟ)「……あんまり調子に乗るのは良くないわよ。私のターン、ドロー！速攻魔法《ダブル・サイクロン》発動！
互いの場の魔法・罠カードを１枚ずつ破壊する。私の場の《歯車街》とあなたの《未来融合》を破壊するわ」
（；＾ω＾）「《未来融合》が破壊されたことで、その効果で融合していた《パーズ》も一緒に破壊されるお」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「どわぁあああアッー！ヤバイ、ガラ空きじゃない！」
(；ﾟーﾟ)「…そして《歯車街》が破壊されたことで、再び手札の《機械巨竜》を特殊召喚するわ…
その様子なら伏せを警戒する必要もなさそうね、《機械巨竜》でダイレクトアタックするわ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「うへぁ…」 LP6400→3400
(*ﾟーﾟ)「カードを１枚セットしてターンエンド」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP3400 手札２枚
モンスター：なし
魔法・罠：伏せ１枚
(*ﾟーﾟ) LP3100 手札１枚
モンスター：《古代の機械巨竜(攻3000)》
魔法・罠：《機甲部隊の最前線》
ξﾟ��ﾟ)ξ「しっつこいわね、《機械巨竜》…私のターン、ドロー！《アレキサンド》を召喚して効果発動、デッキから《ガネット(攻1900)》を特殊召喚！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そして墓地の《アレキサンド》を除外することで再び墓地の《ジェムナイト・フュージョン》をゲット！
続けて魔法カード《闇の量産工場》発動！墓地の通常モンスター２枚を手札に加えるわ！《サフィア》と《ルマリン》を手札に…
ξﾟ��ﾟ)ξ「そして融合！またもや《サフィア》と《ルマリン》を融合して《アクアマリン》を召喚よ！攻撃表示(攻1400)！」
(*ﾟーﾟ)「どちらも到底《機械巨竜》には敵わない…なら狙いはその伏せカードかな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「E x a c t l y(そのとおりでございます)！トラップ発動、《反転世界》！場の効果モンスターの攻守は反転する！」
《反転世界(リバーサル・ワールド)》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全ての効果モンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。
ξﾟ��ﾟ)ξ「この効果で《機械巨竜》の攻撃力は2000、《アクアマリナ》の攻撃力は2600になるわ！
バトル！《アクアマリナ》で《機械巨竜を攻撃》！アクアプリズム！」
(；ﾟーﾟ)「《機械巨竜》を２度も攻略するなんて、やるわね…《機甲部隊の最前線》の効果で、《古代の機械騎士》を守備表示で特殊召喚」 LP3100→2500
ξﾟ��ﾟ)ξ「無駄よ！《ガネット》で《機械騎士》を破壊！カードを１枚セットしてターンエンド…遂に《機械巨竜》を墓地送りにしてやったわ！」
(*ﾟーﾟ)「私のターン、ドロー。魔法カード《貪欲な壺》発動、墓地の《機械巨竜》《機械工兵》《シュレツダー》《機械騎士》《機械兵士》をデッキに戻し、２枚ドロー！」
(；ﾟーﾟ)「（ヤバイ、勝てない…ちょっと賭けになるけど…）リバース罠発動、《無謀な欲張り》！
この先２ターンドロー出来ないかわりに、今ここで２枚ドロー！……あ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「？」
(*ﾟーﾟ)「…ツンちゃん、ビックリする位強くなったね、まさかここまでやるとは思ってなかったわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「もっと褒めなさい」
(*ﾟーﾟ)「でも先生も意地ってものがあるからねぇ…これを見せることになるとは思わなかったけど…魔法カード《融合》発動！
こっちだって融合、できるのよ！手札の《古代の機械巨人》、《古代の機械獣》《古代の機械工兵》を…融合！」
（；＾ω＾）「モンスター３体の融合…これは…！」
(*ﾟーﾟ)「出なさい！《古代の機械究極巨人！》！！」
《古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)》 †
融合・効果モンスター
星１０/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」＋「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×２
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動する事ができない。
このカードが破壊された場合、自分の墓地に存在する「古代の機械巨人」１体を召喚条件を無視して特殊召喚する事ができる。
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ちょっ…！攻撃力が反則っぽくない！？」
(*ﾟーﾟ)「このコは単純に、強いわよ！バウンスされると困るから、攻撃対象は…」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ちょ、ヤバそう！罠カード《鎖付き爆弾》を《ガネット》に装備しとく！」
《ガネット》 攻撃力1900→2400
(*ﾟーﾟ)「バトル！《機械究極巨人》で《ガネット》を攻撃！アルティメット・ギガ・パウンド！！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ぎゃああああああああああああああああ！！！」 LP3400→1400
(*ﾟーﾟ)「流石にこれは倒せないかもね…まぁ、負けてもここまでやれれば大したものよ。１枚伏せてターンエンド」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP1400 手札０枚
モンスター：《アクアマリナ（攻2600）》
魔法・罠：なし
(*ﾟーﾟ) LP2500 手札０枚
モンスター：《古代の機械究極巨人(攻4400)》
魔法・罠：伏せ１枚、《機甲部隊の最前線》
ξﾟ��ﾟ)ξ「ま、まだよ…！まだ負けてないわ、ドロー！…魔法カード《貪欲な壺》発動！墓地のモンスター５体…
《アクアマリナ》《パーズ》《サフィア》《ルマリン》《ガネット》をデッキに戻し…２枚ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……！やれる、やれるわ！
墓地の《サフィア》を除外して《ジェムナイト・フュージョン》を手札に加える！そして発動！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札の《ガネット》と《ルマリン》を融合して…３体目の融合ジェムナイト…《ジェムナイト・ルビーズ》を召喚！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「《ルビーズ》の効果発動！場の《アクアマリナ》をリリース！そしてリリースした《アクアマリナ》の効果で《機械究極巨人》は手札に戻る！」
(；ﾟーﾟ)「……！！でも…罠カード《破壊指輪》発動！自分のモンスター…《機械究極巨人》を破壊して、互いに1000ポイントのダメージを受ける！」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP1400→ 400
(*ﾟーﾟ) LP2500→1500
(*ﾟーﾟ)「そして《機械究極巨人》は破壊された時、墓地の《古代の機械巨人》を特殊召喚する！これが最後のモンスターよ！《古代の機械巨人》！」
（；＾ω＾）「ここまでやってもまだ攻撃力3000のモンスターが…！ツンのライフはたった400しかないのに…！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…で、でも」
(*ﾟーﾟ)「…ここまでみたいね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「《ジェムナイト・ルビーズ》の効果…場の《ジェム》と名のついたモンスターをリリースして…
そのモンスターの攻撃力分、《ルビーズ》の攻撃力をアップさせる！」
《ジェムナイト・ルビーズ》 †
融合・効果モンスター
星６/地属性/炎族/攻2500/守1300
「ジェムナイト・ガネット」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、自分フィールド上に表側表示で存在する「ジェム」と名のついたモンスター１体をリリースして発動する事ができる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時までリリースしたモンスターの攻撃力分アップする。
また、このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
《ジェムナイト・ルビーズ》 攻撃力2500 → 5100
ξﾟ��ﾟ)ξ「…バトル！《ジェムナイト・ルビーズ》で《古代の機械巨人》に攻撃！フレア・スラッシュ！」
(*ﾟーﾟ)「私の…負けね」 LP1500→ 0
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やった…！やった…！やったわ…！！勝った！勝ったぁー！！」
(*ﾟーﾟ)「おめでとう、ツンちゃん」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やったー、勝ったわブーン！」
（ ＾ω＾）「おめでとうだお！ツン！」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やったー！勝ったわー！赤点じゃないのよー！もう赤点じゃないのよー！」
（ ＾ω＾）「おめでとーだお！おめでとー！…あれ？」
（ ＾ω＾）「（このSS俺が小さくなる必要あったのかな…）」
次回予告
('A`)「……」
（ ＾ω＾）「お前が俺を小さくさせた張本人…！」
('A`)「そう…そして一連の事件の黒幕にして、『黒の組織』のリーダーでもある」
（＃＾ω＾）「よくも僕の仲間たちを！」
('A`)「必要だったのだ…あらゆる時代から強力なカードを奪い、この世界から『デュエルモンスターズ』を消滅させるために…」
（；＾ω＾）「『デュエルモンスターズ』を…！？あんたは一体、何者なんだお！」
('A`)「我が名は…我が名は、未来から来た脅威……パラドックオ」
名決闘者ブーン〜時計仕掛けの摩天楼〜
後編 『第１８３話（終） 超融合！時空を越えたブーン』
俺の名前は内藤ホライゾン、決闘者だ
普段は孤島に建てられたデュエルアカデミアで生活しているが、
ついこないだ夏休みに入ったので、幼馴染のツンと一緒に遊園地に来ていた。
しかし、そこで事件は起こった。
人ごみに紛れて怪しい黒づくめの奴らがコソコソ動いているのを発見した俺は、
密かにそいつらを尾行することにした。
だが、俺の尾行は奴らの仲間の一人に見つかり、俺は背後から奇襲されて気を失ってしまった。
そして気がづいた時、俺の体は小さくなってしまっていたのだ！
はぐれた俺を探していたツンに助けられた時、奴らはもう居なくなっていた。
俺は奴ら「黒の組織（グールズ）」を見つけだすことを心に誓い、一時アカデミアに帰ることにした……
読み切り遊戯王ＳＳ
名決闘者ブーン〜時計仕掛けの摩天楼〜
前編 『第２話 ツン、頑張る 略して津軽』
ξﾟ��ﾟ)ξ「もうほんと、大変だったんだから！ブーンが小っちゃくなっちゃって！」
川 ﾟ -ﾟ)「本当に小さいな。カードと同じくらいの身長になってしまっている」
ξﾟ��ﾟ)ξ「最初見つけた時は踏みつぶしそうになったわ！ていうか見つけられたのが奇跡ね！」
川 ﾟ -ﾟ)「踏んだらコロッと逝きそうなくらい小さいな、手乗りブーンだ、踏んでみようか」
.「...!...!.........!!」
川 ﾟ -ﾟ)「ん、何か言ったか？」
.「....!..!」 ―⇒ （；＾ω＾）「殺す気かお！やめるお！」
川 ﾟ -ﾟ)「軽いジョークだ、そうだ私も軽いから、ブーンを踏んでもコロッとは死なないぞ」
（；＾ω＾）「踏むなお」
川 ﾟ -ﾟ)「しかし不便だなブーン。叫ばないと会話もロクにできないなんて」
ξﾟ��ﾟ)ξ「小さいおかげで船のチケット一人分で帰ってこれたけどね」
川 ﾟ -ﾟ)「ふむ…。ブーンよ、ツンの肩に乗っていたらどうだ？移動だけでなく会話もツンを通してやりやすくなるだろう
元々一心同体のように一緒にいるんだから、それなら対して変わらんだろう」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「い、一心同体！私とブーンが？」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やーねぇ！！！そんなことないわよ！ねぇブーン！！」ﾊﾞｼｨ!
（ ＾ω＾）「死ぬから叩くなお」
川 ﾟ -ﾟ)「そういえば、もうすぐ夏休みも終わるよな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そねぇ、授業また始まると思うとめんどいなぁ」
川 ﾟ -ﾟ)「そう、それだ。これからブーンはどうするんだ？」
（ ＾ω＾）「ああ、そのことなんだｋξﾟ��ﾟ)ξ「あ、考えてなかったわ！ねぇブーン」
（ ＾ω＾）「……」
川 ﾟ -ﾟ)「それに、休み明けには復習筆記テスト＆デュエルがあるだろう」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あ、考えてなｋ（ ＾ω＾）「先生に聞いてみるしかないお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン」
（ ＾ω＾）「ごめんなさい」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…そうね、先生に聞いてみないと」
（ ＾ω＾）「……。でもなんて説明すれば分かってもらえるかお…」
川 ﾟ -ﾟ)「しぃ先生なら話を聞いてくれるだろ、行っておいで、ツン」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そうね、行ってみるわ！肩に乗ってブーン！行くわよ！」
（；＾ω＾）「走るなお、死ぬ」
(*ﾟーﾟ)「へぇ、内藤君小さくなっちゃったんだ、大変だねぇ」
（ ＾ω＾）「すげぇナチュラルに対応するんですね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「気が付いたらこうなっててねぇ」
（ ＾ω＾）「すげぇナチュラルに対応するんですね」
(*ﾟーﾟ)「原因も元に戻る方法も分からないのね、大変だねぇ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ねぇ〜」
（；＾ω＾）「いや、大変だねぇ〜じゃなくてさ、とりあえず来週から授業始まるのにどうしようって話でさぁ、聞いてる？」
(*ﾟーﾟ)「それじゃあペンも持てないしデュエルディスク装着もできないでしょ、」
（ ＾ω＾）「だから困ってるんでさぁ、テスト免除でも構わんぜ」
(*ﾟーﾟ)「じゃあこうしよう！ツンちゃんは…前回のテスト赤点だったよね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「夏休み満喫中なのに傷をえぐる様な事を口走って、ひどい」
（ ＾ω＾）「前回どころか毎回赤点じゃないかお？」
ﾊﾟｰﾝ
ξﾟ��ﾟ)ξ
⊂彡☆))ω＾）
(*ﾟーﾟ)「だからね、内藤君と一緒に頑張って勉強してね、それが内藤君の課題」
（；＾ω＾）「お？」
(*ﾟーﾟ)「ツンちゃんのテストの成績で、二人の成績を決めます。だから二人で協力して、頑張ってね！ツンちゃんが赤点だったら、内藤君も赤点」
ξﾟ��ﾟ)ξ「な〜るほど！わかりやすいですね！」
（；＾ω＾）「ひどい ひどすぎる」
(*ﾟーﾟ)「二人で勉強するんだから、文句ないでしょ？」
（ ＾ω＾）「文句しかない」
ξﾟ��ﾟ)ξ「だ〜いじょぶだって！任せときなさい！だいじょぶdie job！」
（；＾ω＾）「なんでコイツ毎回赤点取っててこんなに自信満々なんだ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さて、どうすればいいか聞いたし、あとの夏休みを満喫しましょうか！」
（ ＾ω＾）「とっとと勉強しろお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「疲れたわ！」
（ ＾ω＾）「うん、そろそろ休憩するかお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「筆記テストは問題ないわね」
（ ＾ω＾）「まぁ、多分ね。問題はデュエルかお…ツン、デッキ見せてお」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やーよ恥ずかしい！」
（ ＾ω＾）「なんでだよ」
（ ＾ω＾）「じゃあデュエルすっかお、僕はカード持てないから一人デュエルみたいになるけど、指示するから」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やーよ恥ずかしい！」
（ ＾ω＾）「なんでだよ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「…また負けちゃった、何でかしら」
（；＾ω＾）「何でって…おい、やっぱデッキ見せろ」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「もう、そんなに言うなら仕方ないけど…ブ、ブーンの為じゃないんだからね！」
（ ＾ω＾）「うるせぇな、早く見せろよ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「可愛いのよこれ、テンダネスでしょ、ハッピー・ラヴァーでしょ、プチテンシでしょ、キーメイスでしょ、それから」
（ ＾ω＾）「…やっぱもういいや、無理だろ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「あと…これは……」
（ ＾ω＾）「ん？」
つジェムナイト・フュージョン
（ ＾ω＾）「このカードは…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…アカデミアに入った時、ブーンがくれたカードよ」
〜〜ここからは回想〜〜
（ ＾ω＾）『入学記念に、このカードをツンにあげるお！』
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ『宝石！？女の子に宝石とか…な、なんのつもりよ』
（ ＾ω＾）『同じ通常モンスターばっかりでもこういうのはどうかと思って、他に特に意味はないお』
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ『まぁ、仕方ないわね、貰ってあげないでもないわよ』
（ ＾ω＾）『（これで多少はまともなデッキを作ってくれるといいんだが）』
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ『あ…ありが…。や、やっぱ何でもないわ』
〜〜ここまでが回想〜〜
（ ＾ω＾）「デッキに入れててくれたのかお…しかし」
（ ＾ω＾）「（あのときからデッキが全く成長していない…、これはひどい）」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…いつかね、このカードを使って勝ちたいと思ってるのよ…今は負けてばっかりだけど」
（ ＾ω＾）「はぁ…しゃあねぇな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「What？」
（ ＾ω＾）「好きなカード入れてデュエルするってのは楽しいけどさ、それだけじゃ勝てないんだよ
でも、好きなカードでデュエルして、好きなカードで勝てたら、もっと楽しいんだお」
（ ＾ω＾）「だからしゃあねぇ、僕がデュエルってもんを１から教えてやるお」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「あ…ブーン…あ、ありが…」
（ ＾ω＾）「それじゃまず弱バニラ全部抜くとこから始めようか」
ξﾟ��ﾟ)ξ「嫌よ」
そして時は流れ、テスト当日……
ξﾟ��ﾟ)ξ「いよいよデュエルね！」
(*ﾟーﾟ)「次、津軽ツンさん、デュエル場に上がって！」
（ ＾ω＾）「ツン、二人で作ったデッキだお、きっと上手くいくはずだお。でも…」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「で、でも…！？」ﾋｿﾋｿ
（ ＾ω＾）「ツン、実はそのデッキには、欠けているものが一つだけあるお」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「…え？えぇぇ、ちょっとぉ！今さら言わないでよ！もうデュエル場に上がっちゃったじゃないの！もう戻ってる時間はないのよ！！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「わ、私だけじゃダメかもしれないけどブーンが一緒にいてくれるから大丈夫だって思ってたのに！！」
（ ＾ω＾）「…ツン！もっと自分を信じるお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「！」
（ ＾ω＾）「…そのデッキとツンに欠けているのは、自信だお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「じ、自信？」
（ ＾ω＾）「ずっと一緒に頑張って特訓してきたから、ツンが頑張っているのは僕が一番よく知ってるお」
（ ＾ω＾）「今のデッキだって、僕は軽い助言しかしてない。何度も何度もデュエルして研究して、
作り上げたのはツン自身だお、それが今のツンの力なんだお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……」
（ ＾ω＾）「ツンはそのデッキが好きかお？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…好きよ、大好きよ、このデッキを信じているわ」
（ ＾ω＾）「…じゃあ大丈夫だお、勝てたら、きっともっと」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「楽しいに決まってるわ！……ブーン！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「助言禁止よ！黙ってなさい！」
（ ＾ω＾）「おう、いきなりクールだね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「ブーン」
（ ＾ω＾）「ん？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……ありがとう」
（ ＾ω＾）「どうも」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「さぁ、いくわよ！私のデッキ！！」
だれか「ツンから溢れるデュエルエナジーの量が…変わった…！」
だれか２「とてつもない量だ……！1000…5000…10000…！？まだ上がるってのか！？」
(*ﾟーﾟ)「準備いいわね？ルールはマスタールール、ハンデはなしよ、ＯＫ？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「おｋ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「「デュエル！！」」(ﾟーﾟ*)
ξﾟ��ﾟ)ξ「私の先攻、ドロー！…魔法カード《未来融合−フューチャー・フュージョン》を召喚して効果発動！
デッキから《ジェムナイト・ルマリン》《ジェムナイト・サフィア》を墓地に送り、２ターン後の未来に《ジェムナイト・パーズ》を融合する！」
（ ＾ω＾）「初手から《未来融合》…引きはなかなか良いみたいだお」
ξﾟ��ﾟ)ξ「さらに《ジェムナイト・アレキサンド》を召喚して効果発動！このカードをリリースして、デッキに眠る通常モンスターの《ジェムナイト》を特殊召喚する！
《ジェムナイト・サフィア》を守備表示で特殊召喚！そしてカードを１枚セットしてターンエンド！」
《ジェムナイト・サフィア》 † 《ジェムナイト・アレキサンド》 †
通常モンスター 効果モンスター
星４/地属性/水族/攻 0/守2100 星４/地属性/岩石族/攻1800/守1200
サファイアのパワーで水を自在に操り、 このカードをリリースして発動する。
敵からの攻撃をやさしく包み込んでしまう。 自分のデッキから「ジェムナイト」と名のついた
その静かなる守りは仲間から信頼されているらしい。 通常モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。
だれか「ツンがモンスター効果を使っただと…！」
だれか２「ツンがカードをセットしただと…！」
(*ﾟーﾟ)「ふーむ、勉強したのねぇ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「頭に詰め込んだ知識が爆発して飛んでっちゃいそうだわ、早くしないと…先生のターンですよ！」
(*ﾟーﾟ)「あらら、ごめんなさい。先生のターンね、ドロー！魔法カード《テラ・フォーミング》を使ってデッキからフィールド魔法…《歯車街》を手札に加えるわ
そしてそのまま《歯車街》を発動するわね。…そしてさらに、フィールド魔法をセット」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「自分から発動したフィールド魔法を…！？」
(*ﾟーﾟ)「この瞬間、破壊されたフィールド魔法《歯車街》の効果が発動するわ」
《歯車街(ギア・タウン)/Geartown》 †
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを１体少なくする事ができる。
このカードが破壊され墓地に送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター１体を特殊召喚する事ができる。
(*ﾟーﾟ)「デッキから《古代の機械》と名のつく…《古代の機械巨竜》を特殊召喚！」
（；＾ω＾）「（早速きたお…しぃ先生お得意の戦術、歯車街！）」
(*ﾟーﾟ)「セットしたフィールドを発動、再び《歯車街》よ。そして手札から《古代の機械兵士》を召喚、バトルするわ！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「（《古代の機械》は攻撃するときに魔法・罠を発動できない…使うなら今！）
リバースカードオープン、《マジカル・シルクハット》！デッキの魔法カード《ジェムナイト・フュージョン》２枚と、
場の《サフィア》を裏側守備表示にしてシャッフル＆セット！」
《古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)》 †
効果モンスター
星８/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
以下のモンスターを生け贄にして生け贄召喚した場合、このカードはそれぞれの効果を得る。
●グリーン・ガジェット：このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット：相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手ライフに４００ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット：戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、相手ライフに６００ポイントダメージを与える。
《マジカルシルクハット》 †
通常罠
デッキからモンスター以外のカード２枚とフィールド上の自分のモンスターを１体選択し、デッキをシャッフルする。
選択したカードをシャッフルし、フィールド上に裏側守備表示でセットする。
デッキから選択した２枚のカードはモンスター扱い（攻・守０）となりバトルフェイズ終了時に破壊される。
この効果は相手バトルフェイズにしか使えない。
(*ﾟーﾟ)｢なら真ん中のセットモンスターに《機械巨竜》で攻撃！｣
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「よっしゃー！そのカードは《ジェムナイト・フュージョン》、ハズレよ！」
(*ﾟーﾟ)「《機械兵士》で攻撃しても意味はない、か…じゃあ、このままターンエンド」
ξﾟ��ﾟ)ξ「バトルフェイズ終了時にもう１枚の《ジェムナイト・フュージョン》も破壊されるわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP8000 手札３枚
モンスター：《サフィア（裏守2100）》
魔法・罠：《未来融合》
(*ﾟーﾟ) LP8000 手札３枚
モンスター：《古代の機械巨竜(攻3000)》《古代の機械兵士(攻1300)》
魔法・罠：《歯車街》
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン、ドロー！…よし、墓地の《ジェムナイト・フュージョン》の効果発動！
墓地の《ジェムナイト》と名のつく…《ジェムナイト・アレキサンド》を除外して、墓地のこのカードを手札にゲット！
そしてそのまま発動！場の《サフィア》と手札の《ジェムナイト・ガネット》を融合して…《ジェムナイト・アクアマリナ》を融合召喚！」
《ジェムナイト・フュージョン》 † 《ジェムナイト・ガネット》 †
通常魔法 通常モンスター
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって 星４/地属性/炎族/攻1900/守 0
決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 ガーネットの力を宿すジェムナイトの戦士。
「ジェムナイト」と名のついた融合モンスター１体を 炎の鉄拳はあらゆる敵を粉砕するぞ。
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地に存在する「ジェムナイト」と名のついた
モンスター１体をゲームから除外する事で、このカードを手札に加える。
《ジェムナイト・アクアマリナ》 †
融合・効果モンスター
星６/地属性/水族/攻1400/守2600
「ジェムナイト・サフィア」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。
ξﾟ��ﾟ)ξ「バトルよ！《アクアマリナ》で《機械兵士》に攻撃！アクアプリズム！」
(*ﾟーﾟ)「喰らうわ」 LP8000→7900
ξﾟ��ﾟ)ξ「《アクアマリナ》は攻撃したとき、バトルフェイズ終了時に守備表示になるわ（守2600）、ターンエンド！」
(*ﾟーﾟ)「私のターンね、ドロー。《シュレツダー》を召喚、バトルよ、《機械巨竜》で《アクアマリナ》を攻撃！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「うっ、喰らう…けど、《アクアマリナ》は墓地に送られた時、相手のカード１枚を手札に戻す！《機械巨竜》を手札に戻してもらうわ！」
(*ﾟーﾟ)「ふぅん…でもまだ《シュレツダー》の攻撃が残っているわ、ダイレクトアタック！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「でもこれで《機械巨竜》は攻略したわ…！」 LP8000→6400
(*ﾟーﾟ)「まだまだこれからよ？魔法カード《機甲部隊の最前線》を発動してターンエンド」
《機甲部隊の最前線(マシンナーズ・フロントライン)》 †
永続魔法
機械族モンスターが戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
そのモンスターより攻撃力の低い、
同じ属性の機械族モンスター１体を自分のデッキから特殊召喚する事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
ξﾟ��ﾟ)ξ LP6400 手札３枚
モンスター：なし
魔法・罠：《未来融合》
(*ﾟーﾟ) LP7900 手札３枚
モンスター：《シュレツダー(攻1600)》
魔法・罠：《機甲部隊の最前線》《歯車街》
ξﾟ��ﾟ)ξ「私のターン、ドロー！そしてこの瞬間、《未来融合》で融合した《ジェムナイト・パーズ》が登場する！」
《ジェムナイト・パーズ》 †
融合・効果モンスター
星６/地属性/雷族/攻1800/守1800
「ジェムナイト・ルマリン」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地に送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
(；ﾟーﾟ)「２回攻撃に戦闘後の直火焼き効果…でも攻撃力は大したことないみたいね？」
ξﾟ��ﾟ)ξ「だったら当然、強化よ！装備魔法《フュージョン・ウェポン》を装備！」
《フュージョン・ウェポン/Fusion Weapon》 †
装備魔法
レベル６以下の融合モンスターのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力と守備力は１５００ポイントアップする。
《ジェムナイト・パーズ》 攻1800/守1800→攻3300/守3300
(；ﾟーﾟ)「攻撃力3300…！」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「フゥハハハハハ！《機械巨竜》をも凌ぐ化け物攻撃力で超連続攻撃よ！バトル！
《パーズ》で《シュレツダー》に攻撃！ジュエルフィンガァー！！ﾀﾞｲｲﾁﾀﾞｧ！」
(；ﾟーﾟ)「うっ…！」 LP7900→6000
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「シュレッダー直火焼きﾀﾞｲﾆﾀﾞｧ！」
(；ﾟーﾟ)「ちょ、ちょっと待って！《機甲部隊の最前線》の効果で《古代の機械工兵》を守備表示で召喚！」 LP6000→4600
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「まだまだぁ！古代の機械などどれほどのものかー！《機械工兵》ぶっ壊し！ﾀﾞｲｻﾝﾀﾞｧ！！さらに必殺直火焼き！ﾀﾞｲﾖﾝﾀﾞｧ！」
(；ﾟーﾟ)「ひどい…」 LP4300→3100
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「そして最後はカードに頼らずこのツンが直々に貴様にくれてやろう！！喰らえ！エボリューツンレザルトアーティラリー、ダイゴダァ！！！！！」
（；＾ω＾）「ばっ…！やめろ！」
ﾊﾟｰﾝ
ξﾟ��ﾟ)ξ
⊂彡☆))ω＾）
ξﾟ��ﾟ)ξ「あら？私は何をしていたのかしら」
（ ＾ω＾）「こいつ…」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そうそうデュエルの途中よね、ガンガン押してるわ！カードを１枚セットしてターンエンド！」
(*ﾟーﾟ)「……あんまり調子に乗るのは良くないわよ。私のターン、ドロー！速攻魔法《ダブル・サイクロン》発動！
互いの場の魔法・罠カードを１枚ずつ破壊する。私の場の《歯車街》とあなたの《未来融合》を破壊するわ」
（；＾ω＾）「《未来融合》が破壊されたことで、その効果で融合していた《パーズ》も一緒に破壊されるお」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「どわぁあああアッー！ヤバイ、ガラ空きじゃない！」
(；ﾟーﾟ)「…そして《歯車街》が破壊されたことで、再び手札の《機械巨竜》を特殊召喚するわ…
その様子なら伏せを警戒する必要もなさそうね、《機械巨竜》でダイレクトアタックするわ」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「うへぁ…」 LP6400→3400
(*ﾟーﾟ)「カードを１枚セットしてターンエンド」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP3400 手札２枚
モンスター：なし
魔法・罠：伏せ１枚
(*ﾟーﾟ) LP3100 手札１枚
モンスター：《古代の機械巨竜(攻3000)》
魔法・罠：《機甲部隊の最前線》
ξﾟ��ﾟ)ξ「しっつこいわね、《機械巨竜》…私のターン、ドロー！《アレキサンド》を召喚して効果発動、デッキから《ガネット(攻1900)》を特殊召喚！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「そして墓地の《アレキサンド》を除外することで再び墓地の《ジェムナイト・フュージョン》をゲット！
続けて魔法カード《闇の量産工場》発動！墓地の通常モンスター２枚を手札に加えるわ！《サフィア》と《ルマリン》を手札に…
ξﾟ��ﾟ)ξ「そして融合！またもや《サフィア》と《ルマリン》を融合して《アクアマリン》を召喚よ！攻撃表示(攻1400)！」
(*ﾟーﾟ)「どちらも到底《機械巨竜》には敵わない…なら狙いはその伏せカードかな」
ξﾟ��ﾟ)ξ「E x a c t l y(そのとおりでございます)！トラップ発動、《反転世界》！場の効果モンスターの攻守は反転する！」
《反転世界(リバーサル・ワールド)》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全ての効果モンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。
ξﾟ��ﾟ)ξ「この効果で《機械巨竜》の攻撃力は2000、《アクアマリナ》の攻撃力は2600になるわ！
バトル！《アクアマリナ》で《機械巨竜を攻撃》！アクアプリズム！」
(；ﾟーﾟ)「《機械巨竜》を２度も攻略するなんて、やるわね…《機甲部隊の最前線》の効果で、《古代の機械騎士》を守備表示で特殊召喚」 LP3100→2500
ξﾟ��ﾟ)ξ「無駄よ！《ガネット》で《機械騎士》を破壊！カードを１枚セットしてターンエンド…遂に《機械巨竜》を墓地送りにしてやったわ！」
(*ﾟーﾟ)「私のターン、ドロー。魔法カード《貪欲な壺》発動、墓地の《機械巨竜》《機械工兵》《シュレツダー》《機械騎士》《機械兵士》をデッキに戻し、２枚ドロー！」
(；ﾟーﾟ)「（ヤバイ、勝てない…ちょっと賭けになるけど…）リバース罠発動、《無謀な欲張り》！
この先２ターンドロー出来ないかわりに、今ここで２枚ドロー！……あ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「？」
(*ﾟーﾟ)「…ツンちゃん、ビックリする位強くなったね、まさかここまでやるとは思ってなかったわ」
ξﾟ��ﾟ)ξ「もっと褒めなさい」
(*ﾟーﾟ)「でも先生も意地ってものがあるからねぇ…これを見せることになるとは思わなかったけど…魔法カード《融合》発動！
こっちだって融合、できるのよ！手札の《古代の機械巨人》、《古代の機械獣》《古代の機械工兵》を…融合！」
（；＾ω＾）「モンスター３体の融合…これは…！」
(*ﾟーﾟ)「出なさい！《古代の機械究極巨人！》！！」
《古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)》 †
融合・効果モンスター
星１０/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」＋「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×２
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動する事ができない。
このカードが破壊された場合、自分の墓地に存在する「古代の機械巨人」１体を召喚条件を無視して特殊召喚する事ができる。
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ちょっ…！攻撃力が反則っぽくない！？」
(*ﾟーﾟ)「このコは単純に、強いわよ！バウンスされると困るから、攻撃対象は…」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ちょ、ヤバそう！罠カード《鎖付き爆弾》を《ガネット》に装備しとく！」
《ガネット》 攻撃力1900→2400
(*ﾟーﾟ)「バトル！《機械究極巨人》で《ガネット》を攻撃！アルティメット・ギガ・パウンド！！」
ξ；ﾟ��ﾟ)ξ「ぎゃああああああああああああああああ！！！」 LP3400→1400
(*ﾟーﾟ)「流石にこれは倒せないかもね…まぁ、負けてもここまでやれれば大したものよ。１枚伏せてターンエンド」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP1400 手札０枚
モンスター：《アクアマリナ（攻2600）》
魔法・罠：なし
(*ﾟーﾟ) LP2500 手札０枚
モンスター：《古代の機械究極巨人(攻4400)》
魔法・罠：伏せ１枚、《機甲部隊の最前線》
ξﾟ��ﾟ)ξ「ま、まだよ…！まだ負けてないわ、ドロー！…魔法カード《貪欲な壺》発動！墓地のモンスター５体…
《アクアマリナ》《パーズ》《サフィア》《ルマリン》《ガネット》をデッキに戻し…２枚ドロー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……！やれる、やれるわ！
墓地の《サフィア》を除外して《ジェムナイト・フュージョン》を手札に加える！そして発動！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「手札の《ガネット》と《ルマリン》を融合して…３体目の融合ジェムナイト…《ジェムナイト・ルビーズ》を召喚！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「《ルビーズ》の効果発動！場の《アクアマリナ》をリリース！そしてリリースした《アクアマリナ》の効果で《機械究極巨人》は手札に戻る！」
(；ﾟーﾟ)「……！！でも…罠カード《破壊指輪》発動！自分のモンスター…《機械究極巨人》を破壊して、互いに1000ポイントのダメージを受ける！」
ξﾟ��ﾟ)ξ LP1400→ 400
(*ﾟーﾟ) LP2500→1500
(*ﾟーﾟ)「そして《機械究極巨人》は破壊された時、墓地の《古代の機械巨人》を特殊召喚する！これが最後のモンスターよ！《古代の機械巨人》！」
（；＾ω＾）「ここまでやってもまだ攻撃力3000のモンスターが…！ツンのライフはたった400しかないのに…！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「…で、でも」
(*ﾟーﾟ)「…ここまでみたいね」
ξﾟ��ﾟ)ξ「《ジェムナイト・ルビーズ》の効果…場の《ジェム》と名のついたモンスターをリリースして…
そのモンスターの攻撃力分、《ルビーズ》の攻撃力をアップさせる！」
《ジェムナイト・ルビーズ》 †
融合・効果モンスター
星６/地属性/炎族/攻2500/守1300
「ジェムナイト・ガネット」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
１ターンに１度、自分フィールド上に表側表示で存在する「ジェム」と名のついたモンスター１体をリリースして発動する事ができる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時までリリースしたモンスターの攻撃力分アップする。
また、このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
《ジェムナイト・ルビーズ》 攻撃力2500 → 5100
ξﾟ��ﾟ)ξ「…バトル！《ジェムナイト・ルビーズ》で《古代の機械巨人》に攻撃！フレア・スラッシュ！」
(*ﾟーﾟ)「私の…負けね」 LP1500→ 0
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やった…！やった…！やったわ…！！勝った！勝ったぁー！！」
(*ﾟーﾟ)「おめでとう、ツンちゃん」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やったー、勝ったわブーン！」
（ ＾ω＾）「おめでとうだお！ツン！」
ξ*ﾟ��ﾟ)ξ「やったー！勝ったわー！赤点じゃないのよー！もう赤点じゃないのよー！」
（ ＾ω＾）「おめでとーだお！おめでとー！…あれ？」
（ ＾ω＾）「（このSS俺が小さくなる必要あったのかな…）」
次回予告
('A`)「……」
（ ＾ω＾）「お前が俺を小さくさせた張本人…！」
('A`)「そう…そして一連の事件の黒幕にして、『黒の組織』のリーダーでもある」
（＃＾ω＾）「よくも僕の仲間たちを！」
('A`)「必要だったのだ…あらゆる時代から強力なカードを奪い、この世界から『デュエルモンスターズ』を消滅させるために…」
（；＾ω＾）「『デュエルモンスターズ』を…！？あんたは一体、何者なんだお！」
('A`)「我が名は…我が名は、未来から来た脅威……パラドックオ」
名決闘者ブーン〜時計仕掛けの摩天楼〜
後編 『第１８３話（終） 超融合！時空を越えたブーン』
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