DOFC 第１話
最終更新：ID:A9LrgwgQ4A 2010年06月14日(月) 07:53:52履歴
観客席に囲まれたデュエル場、スタジアム。
そこにはあらゆるプロのライディングデュエリストが集う。
今日もスタジアムは満員、客席からは歓声が飛び交い熱気が伝わってくるようだ。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「来た来た来たーーーーーーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「漆黒のライディング・コスチュームを纏い、ここに剣参！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「キング・オブ・Ｄホイーラアアァァァッ！！三月ウサギイイイイイ！！」
ﾌﾞｵｰｰｰﾝ！
スタジアムの中央のコースに環状のＤ・ホイールが入ってくる。
（ﾒ._��）「フン！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そしてキングに挑む挑戦者はこいつだ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「赤きＤ・ホイールで出場！炎のチャレンジャー！中嶋バルケン！」
( ,'3 )「今日こそキング！お前を玉座から引き下ろしてやるぜ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「第１４３回、デュエルキング争奪戦をここに開始するゥーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ルールはＤ・ホイールによる『スピードの世界』で進化したデュエル……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「『ライディング・デュエル』で行う！」
Ｄ・ホイールとはライディング・デュエル用のバイクを指して言う用語だ。
そして、そのＤ・ホイールに乗りライディング・デュエルを行うデュエリストこそがＤ・ホイーラーである。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「フィールドは《スピード・ワールド》によって支配される！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「《スピード・ワールド》の影響下では通常の魔法は使用できず、Ｓｐのみの使用が許される！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして、そのＳｐの発動条件も通常とは異なる！Ｓｐを発動するにはスピードカウンター……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「スピードが必要になる！つまりデュエリストのスピードこそが魔法なのだ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「いざ、ライディング・デュエル！アクセラレーショオオオンッ！！」
Duel of Fortune cup
第１話 「脱出」
( ,'3 )「俺のターン！！」
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：７
( ,'3 ) Ｓｐｃ：１１
( ,'3 )「スタンバイフェイズ時に永続罠《フルスロットル》の効果発動ォ！」
( ,'3 )「さらにスピードカウンターを乗せるぜ！」
( ,'3 ) Ｓｐｃ：１１→１２
ﾌﾞｰｰｰﾝ！！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「チャレンジャーのスピードが文字通りフルスロットル(最大)となったァーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これで、いかなるＳｐの発動をも可能にするぞーーーッ！！」
( ,'3 )「ケケ！俺はＳｐｃの減るＳｐの発動なんて事ァしねえ………見せてやるよ！Ｓｐｃの真の使い方をなァ！」
( ,'3 )「同フェイズ時に永続罠《スピード・エッジ》効果発動！俺のスタンバイフェイズ時に俺のＳｐｃが相手より多い場合！」
( ,'3 )「その差分×２００ポイントのダメージを相手に与える！くらいな！」
中嶋のフィールドで表になっていたスピード・エッジのカードから無数の刃が出現し、キングを切り裂く。
（ﾒ._��） ＬＰ ２２００→１２００
（ﾒ._��）「………………………」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「キングがダメージを受けた事により、Ｓｐｃが減る！ピンチ！大ピーーーンチッ！」
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：７→６
ﾌﾞｩ……ﾝ
( ,'3 )「ケッ！その気取ったポーカーフェイスをゲドゲドの恐怖ヅラに変えてやるぜ！」
( ,'3 )「《Ｓｐ−火炎地獄》を発動するぜ！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−火炎地獄(かえんじごく)》
通常魔法
自分のスピードカウンターが１つ以上存在する場合に発動する事ができる。
相手ライフに１０００ポイントダメージを与え、
自分は５００ポイントダメージを受ける。
（ﾒ._��） ＬＰ １２００→２００
( ,'3 ) ＬＰ ２６００→２１００
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：６→５
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これはッ………キングのスピードがみるみる減っていくゥゥーーーッ！！」
( ,'3 )「それだけじゃない、発動条件を満たしたぜ！《Ｓｐ−アクセル・ドロー》発動！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−アクセル・ドロー》
通常魔法
自分のスピードカウンターが１２個あり、
相手のスピードカウンターが５つ以下の場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「Ｓｐｃを消費せずに相手を攻め立てる！これが最速の中嶋バルケンの戦術だァーーーッ！！」
( ,'3 )「２枚ドロー！墓地の《馬頭鬼》の効果発動！俺の墓地から《スカル・コンダクター》を蘇生するぜ！」
スカル・コンダクター ATK 2000
( ,'3 )「さらに場の《バーニング・スカルヘッド》２体をリリースし……現れろ！《スカル・フレイム》！！」
スカル・フレイム ATK 2600
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「遂に現れた！中嶋選手のエースカード！《スカル・フレイム》のお出ましだーーーッ！！」
( ,'3 )「これで俺がキングだ！バトル！《スカル・コンダクター》の攻撃！」
（ﾒ._��）「貴様はその『裏守備を攻撃すれば破壊できる』という考えを捨てろ……」
（ﾒ._��）「裏守備モンスターは《ダーク・リゾネーター》だ。このカードは１ターンに１度、戦闘では破壊されない。」
( ,'3 )「説教たれてんじゃァ無え！テメーが不利なんじゃぁねーかよ！《スカル・フレイム》の攻撃！！」
（ﾒ._��）「フン」
( ,'3 )「ケッ！バトル終了時に《スカル・コンダクター》は破壊される……ターン終了だ。」
（ﾒ._��）「それが貴様の全力か！ならば拍子抜けだな！」
( ,'3 )「何だトゥ！？」
（ﾒ._��）「俺のターン！！」
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：６
( ,'3 ) Ｓｐｃ：１２
ﾌﾞｰｰｰﾝ！
（ﾒ._��）「相手の場にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合手札から特殊召喚する！」
（ﾒ._��）「《バイス・ドラゴン》！」
（ﾒ._��）「そして来い！《ダーク・リゾネーター》！！」
（ﾒ._��）「レベル５《バイス・ドラゴン》にレベル３《ダーク・リゾネーター》をチューニング！」
（ﾒ._��）「王者の鼓動、今ここに列を成す！天地鳴動の力を見るがいい！」
（ﾒ._��）「シンクロ召喚！我が魂《レッド・デーモンズ・ドラゴン》！！」
レッド・デーモンズ・ドラゴンの登場に会場のボルテージが最高潮に高まる。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ビューティフォォォーーーッ！！キングの華麗なシンクロ召喚が決ぃまったァーーー！！」
（ﾒ._��）「そして手札より《Ｓｐ−スタンピング・クラッシュ》を２枚発動する！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−スタンピング・クラッシュ》
通常魔法
自分のスピードカウンターが３つ以上存在し、
自分フィールド上に表側表示のドラゴン族モンスターが
存在する時のみ発動する事ができる。
フィールド上の魔法・罠カード１枚を破壊し、
そのコントローラーに５００ポイントダメージを与える。
（ﾒ._��）「《フルスロットル》と《スピード・エッジ》を破壊する！」
( ,'3 )「うおおっ……ぐあああ！！」
( ,'3 ) ＬＰ ２１００→１６００→１１００
（ﾒ._��）「そして永続罠《闇の呪縛》！！相手モンスター１体の攻撃力を７００ポイントダウンする！」
スカル・フレイム ATK 2600→1900
( ,'3 )「なっ……」
（ﾒ._��）「バトルだ！《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃！！灼熱のクリムゾン・ヘルフレアー！！」
( ,'3 )「畜生！」
( ,'3 ) ＬＰ １１００→０
ガシャアアアアアアン！！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「決まったァァァーーーーーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃によって中嶋選手のＬＰはゼロオオオ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「またしてもキングの座を守った！キング・オブ・キング！三月ウサギイイイイイ！！」
（ﾒ._��）「当然の結果だ！マイクをよこせ！」
ヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ「あっ………」
（ﾒ._��）「フン、このキングにかかればこんな雑魚、一瞬だ！！」
( ,'3 )「何ィ！？」
（ﾒ._��）「しかし！キングのデュエルは常にエンターテイメントでなければならない！！」
ブオオン！ブオオン！
廃線となった地下鉄にＤ・ホイールの空ぶかしの音が響き渡る。
ギイイーーーーン！！
/ ゜、。 ／「……行ってしまったぞ。ギコに話す事は無かったのか？」
（ ＾ω＾）「………別に無いお。ここから僕達にできる事はサテライトから出れる事を願う事ぐらいだお。」
―サテライト。
経済大国、日本の都は数年前に未曾有の大災害で２つに分けられた。
１つは安全な状態で残った『シティ』
もう１つは災害の被害を全て受ける事で、破壊された『サテライト』だ。
/ ゜、。 ／「いいか！この作戦はサテライトの命運をギコに託す、大事だ！」
/ ゜、。 ／「絶対に成功させるんだぞ！」
＜＿プーﾟ)フ （ ＾ω＾）「おおー！」
（ ＾ω＾）「よし！準備ｏｋだお！」
＜＿プーﾟ)フ「僕もだよ！」
/ ゜、。 ／「行くぞ……パイプライン開門！！」
大きな地響きと共に、サテライト脱出の道パイプラインの巨大な門が開く。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・
(；＞＜)「なんなんですか？こんな時間にパイプラインを開けるのは誰なんです！」
ﾌﾞｵｵｰｰｰﾝ！！
(；ﾟДﾟ)（ゲッ、セキュリティがいるじゃねえか！？）
説明しよう！セキュリティとは警察の事である！
(；＞＜)「とととと逃走者！？にに逃がさないんです＞＜」
・
・
・
ﾌﾞｰｰｰﾝ
(；ﾟДﾟ)「……撒いたか？」
( ＞＜)「どこ見てそんな事いってるんです？セキュリティの僕から逃げるなんて１０年早いんです！」
(；ﾟДﾟ)（やはり追いつかれたか！）
ギコはＤ・ホイールのターボ機能でスピードを上げる。
ボシュウウウ！
(；＞＜)「タタタターボ機能！！？あわわわ落ち着いて……」
( ＞＜)「デュエルモード・セットオンなんです！」
『デュエル・モードオン。オートパイロット、スタンバイ。』
(；ﾟДﾟ)「な……Ｄ・ホイールが勝手にデュエルモードに！？……やるしか無いのか！」
(；＞＜)「馬鹿な考えはやめて、今から降参すれば見逃してやるんです！」
(,,ﾟДﾟ)「断る！」
(；＞＜)「なら、顔にマーカーでも付けて嘲笑の的になるがいいんです！ドロー！｣
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：１
(；＞＜) Ｓｐｃ：１
ﾌﾞｰﾝ！
(；＞＜)「カードを２枚セットするんです！そして《サーチ・ストライカー》召喚なんです！」
サーチ・ストライカー ATK 1600
(；＞＜)「ターンエンドなんです！」
(,,ﾟДﾟ)（俺はサテライトから出る……そして希望を、仲間を取り戻す！）「俺のターンだ！」
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：２
(；＞＜) Ｓｐｃ：２
(,,ﾟДﾟ)「《サイバー・ドラゴン》を手札より特殊召喚する！」
《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》
効果モンスター（準制限カード）
星５/光属性/機械族/攻2100/守1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
(；＞＜)「攻撃力２１００をリリースなしで特殊召喚！？インチキ効果も大概にするんです！」
(,,ﾟДﾟ)「俺は《ターボ・シンクロン》召喚！」
ターボ・シンクロン ATK 100
(；＞＜)「攻撃力１００……シンクロ！？」
(,,ﾟДﾟ)「その通りだ！レベル５《サイバー・ドラゴン》にレベル１《ターボ・シンクロン》をチューニング！」
(,,ﾟДﾟ)「轟け！《ターボ・ウォリアー》！！」
ターボ・ウォリアー ATK 2500
(,,ﾟДﾟ)「バトルだ。《ターボ・ウォリアー》で《サーチ・ストライカー》に攻撃！アクセル・スラッシュ！」
(；＞＜)「くっ……通るんです！」
(；＞＜) ＬＰ ４０００→３１００
(,,ﾟДﾟ)「カードを２枚セットしてターンエンドだ。」
(；＞＜)「僕のターンなんです＞＜」
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：３
(；＞＜) Ｓｐｃ：３
(；＞＜)「永続罠《リビングデッドの呼び声》なんです！墓地から《サーチ・ストライカー》を蘇生するんです！」
《リビングデッドの呼(よ)び声(ごえ)/Call of the Haunted》
永続罠（制限カード）
自分の墓地からモンスター１体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
(,,ﾟДﾟ)「伏せにそんなカードがあったとは……」
(；＞＜)「手札より《ジュッテ・ナイト》召喚！《ジュッテ・ナイト》は相手モンスターを守備にする能力があるんです！」
(,,ﾟДﾟ)「《ターボ・ウォリアー》の効果発動！このカードはレベル６以下モンスターの効果対象にならない！」
(；＞＜)「う……効果発動されなかった事を後悔するがいいんです！」
(；＞＜)「レベル４《サーチ・ストライカー》にレベル２《ジュッテ・ナイト》をチューニング！」
(,,ﾟДﾟ)「チューナーモンスターだったか！」
(；＞＜)「シンクロ召喚！来るんです！《ゴヨウ・ガーディアン》！！」
ゴヨウ・ガーディアン ATK 2800
(；＞＜)「ﾌﾋﾋｗｗｗｗこのカードは一流のセキュリティのみが使用を許されるカードなんですｗｗｗｗｗｗ」
(,,ﾟДﾟ)「………！パイプラインにゴミ雪崩が来るまで後２分を切った………」
(；＞＜)「なんなんですか、その無関心な態度は！《ゴヨウ・ガーディアン》攻撃！！」
(,,ﾟДﾟ)「残念だったな。《くず鉄のかかし》を発動する！」
(；＞＜)「残念なのはそっちの方なんです！カウンター罠《魔宮の賄賂》！」
《魔宮(まきゅう)の賄賂(わいろ)/Dark Bribe》
カウンター罠
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手はデッキからカードを１枚ドローする。
(,,ﾟДﾟ)「！」
(,,ﾟДﾟ) ＬＰ ４０００→３７００
(；＞＜)「まだです！《ゴヨウ・ガーディアン》の恐ろしさは攻撃力じゃなく、効果にあるんです！」
(；＞＜)「ゴヨウ・ラリアットォ！！」
ゴヨウ・ガーディアンが縄を投げ、ターボ・ウォリアーはセキュリティ側の場へ御用されてしまった。
(；＞＜)「ﾌﾋｯｗｗｗｗｗ《ゴヨウ・ガーディアン》は戦闘破壊したモンスターのコントロールを得るんです＞＜」
(；＞＜)「《ターボ・ウォリアー》守備表示！」
ターボ・ウォリアー DEF 1500
(,,ﾟДﾟ)「お前、顔に似合わず中々強そうだな」
(；＞＜)「褒め言葉なんです？」
(,,ﾟДﾟ)「……いや、全力で叩き潰してやるという意味だ。準備は整った。」
(；＞＜)「何を言うかと思えば……」
ﾌﾞｰｰｰﾝ
(,,ﾟДﾟ)「俺のターンだ。」
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：４
(；＞＜) Ｓｐｃ：４
(,,ﾟДﾟ)「手札から《サイバー・ドラゴン》特殊召喚、そして《ニトロ・シンクロン》を召喚」
(；＞＜)「 ま た か 」
(,,ﾟДﾟ)「レベル５《サイバー・ドラゴン》にレベル２《ニトロ・シンクロン》をチューニング！」
(,,ﾟДﾟ)「来い！《ニトロ・ウォリアー》！！」
ニトロ・ウォリアー ATK 2800
(,,ﾟДﾟ)（残り１分……このターンで決める！）
(；＞＜)「《ゴヨウ・ガーディアン》と同じ攻撃力なんです！相打ち狙いなら無駄なんです！」
(；＞＜)「ゴヨウを破壊しようがターボを破壊しようが次のターンで僕の《Ｓｐ−ラピッド・ショット・ウィング》の餌食です！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−ラピッド・ショット・ウィング》
通常魔法
自分のスピードカウンターが３つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の攻撃力を、
エンドフェイズ時まで自分のスピードカウンターの数×２００ポイントアップする。
(,,ﾟДﾟ)「このターンで決めてやるから問題は無い！《ニトロ・シンクロン》の効果でドローする。」
《ニトロ・シンクロン/Nitro Synchron》
チューナー（効果モンスター）
星２/炎属性/機械族/攻 300/守 100
このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分のデッキからカードを１枚ドローする。
(,,ﾟДﾟ)「手札から《Ｓｐ−エンジェル・バトン》発動！！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−エンジェル・バトン》
通常魔法
自分のスピードカウンターを４つ取り除いて発動する。
自分のデッキからカードを２枚ドローし、その後手札を１枚墓地へ送る。
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：４→０
(,,ﾟДﾟ)「２枚ドロー！そして俺は手札から《ボルト・ヘッジホッグ》を捨てる」
(；＞＜)「手札交換……？」
(,,ﾟДﾟ)「バトル！《ニトロ・ウォリアー》で《ゴヨウ・ガーディアン》攻撃！ダイナマイト・ナックルゥ！！」
(；＞＜)「やはり相打ち狙いなんです！」
(,,ﾟДﾟ)「ここで《ニトロ・ウォリアー》効果発動！自分が魔法を発動したターンのダメージ計算時、攻撃力を１０００アップする！」
ニトロ・ウォリアー ATK 2800→3800
ニトロ・ウォリアーの拳が炎を纏い、ゴヨウ・ガーディアンを粉砕する。
(；＞＜)「！」
(；＞＜) ＬＰ ３１００→２１００
(；＞＜) Ｓｐｃ：４→３
(；＞＜)「でも、やっぱり１体だけなんです！両方ともなんて無理に……」
(,,ﾟДﾟ)「《ニトロ・ウォリアー》のもう一つの効果！戦闘で相手を破壊した場合、相手の守備モンスターを攻撃表示にして続けて攻撃できる！」
(；＞＜)「な…なんですってー！？（AA略」
(,,ﾟДﾟ)「お前の場のターボを攻撃表示にし…もう一度だ！ダイナマイト・ナックルゥ！！」
(；＞＜) ＬＰ ２１００→８００
(；＞＜) Ｓｐｃ：３→２
(；＞＜)「ギャアアアアア！！」
(,,ﾟДﾟ)「そしてリバース・カードオープン！！《エンジェル・リフト》！！」
(,,ﾟДﾟ)「墓地からレベル２以下のモンスターを蘇生する！《ボルト・ヘッジホッグ》を蘇生！」
ボルト・ヘッジホッグ ATK 800
(,,ﾟДﾟ)「とどめだ！《ボルト・ヘッジホッグ》の攻撃！」
(；＞＜)「ウヒョオオオ」
(；＞＜) ＬＰ ８００→０
セキュリティのＤ・ホイールはライフが０になると同時にスピンし、後方に吹っ飛んでいった。
ﾋﾟｰ！ ﾋﾟｰ！
ｷﾞｬﾙｷﾞｬﾙｷﾞｬﾙｷﾞｬﾙ………
(,,ﾟДﾟ)「よし、脱出成功！」
ゴミ雪崩が出口と後方を塞ぐ。
(；＞＜)「＼(＾ｏ＾)／ｵﾜﾀ」
ｷｷｨ……！
(,,ﾟДﾟ)「ここがシティか……」
深夜２時だというのに、シティの繁華街は昼のように明るかった。
(,,ﾟДﾟ)「待っていろ……三月ウサギ！」
ﾌﾞｰｰｰﾝ！
To Be Continued...
そこにはあらゆるプロのライディングデュエリストが集う。
今日もスタジアムは満員、客席からは歓声が飛び交い熱気が伝わってくるようだ。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「来た来た来たーーーーーーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「漆黒のライディング・コスチュームを纏い、ここに剣参！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「キング・オブ・Ｄホイーラアアァァァッ！！三月ウサギイイイイイ！！」
ﾌﾞｵｰｰｰﾝ！
スタジアムの中央のコースに環状のＤ・ホイールが入ってくる。
（ﾒ._��）「フン！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そしてキングに挑む挑戦者はこいつだ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「赤きＤ・ホイールで出場！炎のチャレンジャー！中嶋バルケン！」
( ,'3 )「今日こそキング！お前を玉座から引き下ろしてやるぜ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「第１４３回、デュエルキング争奪戦をここに開始するゥーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ルールはＤ・ホイールによる『スピードの世界』で進化したデュエル……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「『ライディング・デュエル』で行う！」
Ｄ・ホイールとはライディング・デュエル用のバイクを指して言う用語だ。
そして、そのＤ・ホイールに乗りライディング・デュエルを行うデュエリストこそがＤ・ホイーラーである。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「フィールドは《スピード・ワールド》によって支配される！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「《スピード・ワールド》の影響下では通常の魔法は使用できず、Ｓｐのみの使用が許される！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして、そのＳｐの発動条件も通常とは異なる！Ｓｐを発動するにはスピードカウンター……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「スピードが必要になる！つまりデュエリストのスピードこそが魔法なのだ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「いざ、ライディング・デュエル！アクセラレーショオオオンッ！！」
Duel of Fortune cup
第１話 「脱出」
〜途中経過〜 □□□■□ 手札：３枚 三月ウサギ □□■□□ □ ライフ：２２００ Ｓｐｃ：６ □□�鍬権◆、◆ ．薀ぅ奸В横僑娃亜 。咤陦磧В隠� □□�辞就◆ ー蟷ァВ泳隋 ｜翕茱丱襯吋� �掘Д弌璽縫鵐亜Ε好�ルヘッド ATK 1000 �検Д弌璽縫鵐亜Ε好�ルヘッド ATK 1000 �次Д侫襯好蹈奪肇� �宗Д好圈璽鼻Ε┘奪�
( ,'3 )「俺のターン！！」
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：７
( ,'3 ) Ｓｐｃ：１１
( ,'3 )「スタンバイフェイズ時に永続罠《フルスロットル》の効果発動ォ！」
( ,'3 )「さらにスピードカウンターを乗せるぜ！」
( ,'3 ) Ｓｐｃ：１１→１２
ﾌﾞｰｰｰﾝ！！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「チャレンジャーのスピードが文字通りフルスロットル(最大)となったァーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これで、いかなるＳｐの発動をも可能にするぞーーーッ！！」
( ,'3 )「ケケ！俺はＳｐｃの減るＳｐの発動なんて事ァしねえ………見せてやるよ！Ｓｐｃの真の使い方をなァ！」
( ,'3 )「同フェイズ時に永続罠《スピード・エッジ》効果発動！俺のスタンバイフェイズ時に俺のＳｐｃが相手より多い場合！」
( ,'3 )「その差分×２００ポイントのダメージを相手に与える！くらいな！」
中嶋のフィールドで表になっていたスピード・エッジのカードから無数の刃が出現し、キングを切り裂く。
（ﾒ._��） ＬＰ ２２００→１２００
（ﾒ._��）「………………………」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「キングがダメージを受けた事により、Ｓｐｃが減る！ピンチ！大ピーーーンチッ！」
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：７→６
ﾌﾞｩ……ﾝ
( ,'3 )「ケッ！その気取ったポーカーフェイスをゲドゲドの恐怖ヅラに変えてやるぜ！」
( ,'3 )「《Ｓｐ−火炎地獄》を発動するぜ！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−火炎地獄(かえんじごく)》
通常魔法
自分のスピードカウンターが１つ以上存在する場合に発動する事ができる。
相手ライフに１０００ポイントダメージを与え、
自分は５００ポイントダメージを受ける。
（ﾒ._��） ＬＰ １２００→２００
( ,'3 ) ＬＰ ２６００→２１００
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：６→５
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これはッ………キングのスピードがみるみる減っていくゥゥーーーッ！！」
( ,'3 )「それだけじゃない、発動条件を満たしたぜ！《Ｓｐ−アクセル・ドロー》発動！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−アクセル・ドロー》
通常魔法
自分のスピードカウンターが１２個あり、
相手のスピードカウンターが５つ以下の場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを２枚ドローする。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「Ｓｐｃを消費せずに相手を攻め立てる！これが最速の中嶋バルケンの戦術だァーーーッ！！」
( ,'3 )「２枚ドロー！墓地の《馬頭鬼》の効果発動！俺の墓地から《スカル・コンダクター》を蘇生するぜ！」
スカル・コンダクター ATK 2000
( ,'3 )「さらに場の《バーニング・スカルヘッド》２体をリリースし……現れろ！《スカル・フレイム》！！」
スカル・フレイム ATK 2600
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「遂に現れた！中嶋選手のエースカード！《スカル・フレイム》のお出ましだーーーッ！！」
( ,'3 )「これで俺がキングだ！バトル！《スカル・コンダクター》の攻撃！」
（ﾒ._��）「貴様はその『裏守備を攻撃すれば破壊できる』という考えを捨てろ……」
（ﾒ._��）「裏守備モンスターは《ダーク・リゾネーター》だ。このカードは１ターンに１度、戦闘では破壊されない。」
( ,'3 )「説教たれてんじゃァ無え！テメーが不利なんじゃぁねーかよ！《スカル・フレイム》の攻撃！！」
（ﾒ._��）「フン」
( ,'3 )「ケッ！バトル終了時に《スカル・コンダクター》は破壊される……ターン終了だ。」
（ﾒ._��）「それが貴様の全力か！ならば拍子抜けだな！」
( ,'3 )「何だトゥ！？」
（ﾒ._��）「俺のターン！！」
（ﾒ._��） Ｓｐｃ：６
( ,'3 ) Ｓｐｃ：１２
ﾌﾞｰｰｰﾝ！
（ﾒ._��）「相手の場にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合手札から特殊召喚する！」
（ﾒ._��）「《バイス・ドラゴン》！」
（ﾒ._��）「そして来い！《ダーク・リゾネーター》！！」
（ﾒ._��）「レベル５《バイス・ドラゴン》にレベル３《ダーク・リゾネーター》をチューニング！」
（ﾒ._��）「王者の鼓動、今ここに列を成す！天地鳴動の力を見るがいい！」
（ﾒ._��）「シンクロ召喚！我が魂《レッド・デーモンズ・ドラゴン》！！」
レッド・デーモンズ・ドラゴンの登場に会場のボルテージが最高潮に高まる。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ビューティフォォォーーーッ！！キングの華麗なシンクロ召喚が決ぃまったァーーー！！」
（ﾒ._��）「そして手札より《Ｓｐ−スタンピング・クラッシュ》を２枚発動する！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−スタンピング・クラッシュ》
通常魔法
自分のスピードカウンターが３つ以上存在し、
自分フィールド上に表側表示のドラゴン族モンスターが
存在する時のみ発動する事ができる。
フィールド上の魔法・罠カード１枚を破壊し、
そのコントローラーに５００ポイントダメージを与える。
（ﾒ._��）「《フルスロットル》と《スピード・エッジ》を破壊する！」
( ,'3 )「うおおっ……ぐあああ！！」
( ,'3 ) ＬＰ ２１００→１６００→１１００
（ﾒ._��）「そして永続罠《闇の呪縛》！！相手モンスター１体の攻撃力を７００ポイントダウンする！」
スカル・フレイム ATK 2600→1900
( ,'3 )「なっ……」
（ﾒ._��）「バトルだ！《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃！！灼熱のクリムゾン・ヘルフレアー！！」
( ,'3 )「畜生！」
( ,'3 ) ＬＰ １１００→０
ガシャアアアアアアン！！
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「決まったァァァーーーーーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃によって中嶋選手のＬＰはゼロオオオ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「またしてもキングの座を守った！キング・オブ・キング！三月ウサギイイイイイ！！」
（ﾒ._��）「当然の結果だ！マイクをよこせ！」
ヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ「あっ………」
（ﾒ._��）「フン、このキングにかかればこんな雑魚、一瞬だ！！」
( ,'3 )「何ィ！？」
（ﾒ._��）「しかし！キングのデュエルは常にエンターテイメントでなければならない！！」
ブオオン！ブオオン！
廃線となった地下鉄にＤ・ホイールの空ぶかしの音が響き渡る。
ギイイーーーーン！！
/ ゜、。 ／「……行ってしまったぞ。ギコに話す事は無かったのか？」
（ ＾ω＾）「………別に無いお。ここから僕達にできる事はサテライトから出れる事を願う事ぐらいだお。」
―サテライト。
経済大国、日本の都は数年前に未曾有の大災害で２つに分けられた。
１つは安全な状態で残った『シティ』
もう１つは災害の被害を全て受ける事で、破壊された『サテライト』だ。
/ ゜、。 ／「いいか！この作戦はサテライトの命運をギコに託す、大事だ！」
/ ゜、。 ／「絶対に成功させるんだぞ！」
＜＿プーﾟ)フ （ ＾ω＾）「おおー！」
―数時間前―
(,,ﾟДﾟ)「俺はサテライトとシティを繋ぐ唯一の道……パイプラインを通ってシティへ行く！」
＜＿；プーﾟ)フ「ええ〜〜！？あの道はシティからゴミが流れる、超危険じゃないか！」
/ ゜、。 ／「……それじゃぁ、ダイダロスブリッジから身投げするのとどっちが危険か考えろ。」
(,,-Д-)「すまない。これしか……これしか無いんだ。」
＜＿；プーﾟ)フ「ううう〜〜〜！」
（ ＾ω＾）「大丈夫だお！エクスト。コイツの操作テクニックは天下一品、最高レベルだお！」
（ ＾ω＾）「絶対に抜けられるお！」
＜＿；プーﾟ)フ「でも、パイプラインの入り口は普段は閉じてるじゃないか！」
/ ゜、。 ／「そこで、俺達の出番だ。以前ギコが使ったハッキング機器で
パイプラインをこじ開けるんだ。」
/ ゜、。 ／「パイプラインの入り口を開けた後は、ギコ次第………俺達にできるのはこれぐらいだ。すまない。」
(,,ﾟДﾟ)「いや、お前らが居なけりゃ俺はパイプラインに入る事さえ、できなかった。」
(,,ﾟДﾟ)「感謝するぜ。俺の事なら大丈夫だ、まかせとけ。」
・
・
・
/ ゜、。 ／「いいか？門が開門してから３分以内にギコはパイプラインを抜けなければならない。」
/ ゜、。 ／「３分でシティから大量のゴミが雪崩れ込み、もし抜けるられなかったら重傷………」
/ ゜、。 ／「運が悪けりゃ圧死する。」
(,,ﾟДﾟ)「３分か。俺の『擬古丸』には簡単すぎるノルマだな。」
(,,ﾟДﾟ)「俺はサテライトとシティを繋ぐ唯一の道……パイプラインを通ってシティへ行く！」
＜＿；プーﾟ)フ「ええ〜〜！？あの道はシティからゴミが流れる、超危険じゃないか！」
/ ゜、。 ／「……それじゃぁ、ダイダロスブリッジから身投げするのとどっちが危険か考えろ。」
(,,-Д-)「すまない。これしか……これしか無いんだ。」
＜＿；プーﾟ)フ「ううう〜〜〜！」
（ ＾ω＾）「大丈夫だお！エクスト。コイツの操作テクニックは天下一品、最高レベルだお！」
（ ＾ω＾）「絶対に抜けられるお！」
＜＿；プーﾟ)フ「でも、パイプラインの入り口は普段は閉じてるじゃないか！」
/ ゜、。 ／「そこで、俺達の出番だ。以前ギコが使ったハッキング機器で
パイプラインをこじ開けるんだ。」
/ ゜、。 ／「パイプラインの入り口を開けた後は、ギコ次第………俺達にできるのはこれぐらいだ。すまない。」
(,,ﾟДﾟ)「いや、お前らが居なけりゃ俺はパイプラインに入る事さえ、できなかった。」
(,,ﾟДﾟ)「感謝するぜ。俺の事なら大丈夫だ、まかせとけ。」
・
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/ ゜、。 ／「いいか？門が開門してから３分以内にギコはパイプラインを抜けなければならない。」
/ ゜、。 ／「３分でシティから大量のゴミが雪崩れ込み、もし抜けるられなかったら重傷………」
/ ゜、。 ／「運が悪けりゃ圧死する。」
(,,ﾟДﾟ)「３分か。俺の『擬古丸』には簡単すぎるノルマだな。」
（ ＾ω＾）「よし！準備ｏｋだお！」
＜＿プーﾟ)フ「僕もだよ！」
/ ゜、。 ／「行くぞ……パイプライン開門！！」
大きな地響きと共に、サテライト脱出の道パイプラインの巨大な門が開く。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・
(；＞＜)「なんなんですか？こんな時間にパイプラインを開けるのは誰なんです！」
ﾌﾞｵｵｰｰｰﾝ！！
(；ﾟДﾟ)（ゲッ、セキュリティがいるじゃねえか！？）
説明しよう！セキュリティとは警察の事である！
(；＞＜)「とととと逃走者！？にに逃がさないんです＞＜」
・
・
・
ﾌﾞｰｰｰﾝ
(；ﾟДﾟ)「……撒いたか？」
( ＞＜)「どこ見てそんな事いってるんです？セキュリティの僕から逃げるなんて１０年早いんです！」
(；ﾟДﾟ)（やはり追いつかれたか！）
ギコはＤ・ホイールのターボ機能でスピードを上げる。
ボシュウウウ！
(；＞＜)「タタタターボ機能！！？あわわわ落ち着いて……」
( ＞＜)「デュエルモード・セットオンなんです！」
『デュエル・モードオン。オートパイロット、スタンバイ。』
(；ﾟДﾟ)「な……Ｄ・ホイールが勝手にデュエルモードに！？……やるしか無いのか！」
(,,ﾟДﾟ) 【サテライトからの物体Ｘ】 ＶＳ 【セキュリティ・ライン】 (＞＜；) 「「ライディング・デュエル！アクセラレーション！」」
(；＞＜)「馬鹿な考えはやめて、今から降参すれば見逃してやるんです！」
(,,ﾟДﾟ)「断る！」
(；＞＜)「なら、顔にマーカーでも付けて嘲笑の的になるがいいんです！ドロー！｣
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：１
(；＞＜) Ｓｐｃ：１
ﾌﾞｰﾝ！
(；＞＜)「カードを２枚セットするんです！そして《サーチ・ストライカー》召喚なんです！」
サーチ・ストライカー ATK 1600
(；＞＜)「ターンエンドなんです！」
(,,ﾟДﾟ)（俺はサテライトから出る……そして希望を、仲間を取り戻す！）「俺のターンだ！」
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：２
(；＞＜) Ｓｐｃ：２
(,,ﾟДﾟ)「《サイバー・ドラゴン》を手札より特殊召喚する！」
《サイバー・ドラゴン/Cyber Dragon》
効果モンスター（準制限カード）
星５/光属性/機械族/攻2100/守1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
(；＞＜)「攻撃力２１００をリリースなしで特殊召喚！？インチキ効果も大概にするんです！」
(,,ﾟДﾟ)「俺は《ターボ・シンクロン》召喚！」
ターボ・シンクロン ATK 100
(；＞＜)「攻撃力１００……シンクロ！？」
(,,ﾟДﾟ)「その通りだ！レベル５《サイバー・ドラゴン》にレベル１《ターボ・シンクロン》をチューニング！」
(,,ﾟДﾟ)「轟け！《ターボ・ウォリアー》！！」
ターボ・ウォリアー ATK 2500
(,,ﾟДﾟ)「バトルだ。《ターボ・ウォリアー》で《サーチ・ストライカー》に攻撃！アクセル・スラッシュ！」
(；＞＜)「くっ……通るんです！」
(；＞＜) ＬＰ ４０００→３１００
(,,ﾟДﾟ)「カードを２枚セットしてターンエンドだ。」
□□■■□ 手札：２枚 ギコ □□��□□ □ ライフ：４０００ Ｓｐｃ：２ □□□□□ □ ライフ：３１００ Ｓｐｃ：２ □□■■□ 手札：３枚 セキュリティ ��：ターボ・ウォリアー ATK 2500
(；＞＜)「僕のターンなんです＞＜」
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：３
(；＞＜) Ｓｐｃ：３
(；＞＜)「永続罠《リビングデッドの呼び声》なんです！墓地から《サーチ・ストライカー》を蘇生するんです！」
《リビングデッドの呼(よ)び声(ごえ)/Call of the Haunted》
永続罠（制限カード）
自分の墓地からモンスター１体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
(,,ﾟДﾟ)「伏せにそんなカードがあったとは……」
(；＞＜)「手札より《ジュッテ・ナイト》召喚！《ジュッテ・ナイト》は相手モンスターを守備にする能力があるんです！」
(,,ﾟДﾟ)「《ターボ・ウォリアー》の効果発動！このカードはレベル６以下モンスターの効果対象にならない！」
(；＞＜)「う……効果発動されなかった事を後悔するがいいんです！」
(；＞＜)「レベル４《サーチ・ストライカー》にレベル２《ジュッテ・ナイト》をチューニング！」
(,,ﾟДﾟ)「チューナーモンスターだったか！」
(；＞＜)「シンクロ召喚！来るんです！《ゴヨウ・ガーディアン》！！」
ゴヨウ・ガーディアン ATK 2800
(；＞＜)「ﾌﾋﾋｗｗｗｗこのカードは一流のセキュリティのみが使用を許されるカードなんですｗｗｗｗｗｗ」
(,,ﾟДﾟ)「………！パイプラインにゴミ雪崩が来るまで後２分を切った………」
(；＞＜)「なんなんですか、その無関心な態度は！《ゴヨウ・ガーディアン》攻撃！！」
(,,ﾟДﾟ)「残念だったな。《くず鉄のかかし》を発動する！」
(；＞＜)「残念なのはそっちの方なんです！カウンター罠《魔宮の賄賂》！」
《魔宮(まきゅう)の賄賂(わいろ)/Dark Bribe》
カウンター罠
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手はデッキからカードを１枚ドローする。
(,,ﾟДﾟ)「！」
(,,ﾟДﾟ) ＬＰ ４０００→３７００
(；＞＜)「まだです！《ゴヨウ・ガーディアン》の恐ろしさは攻撃力じゃなく、効果にあるんです！」
(；＞＜)「ゴヨウ・ラリアットォ！！」
ゴヨウ・ガーディアンが縄を投げ、ターボ・ウォリアーはセキュリティ側の場へ御用されてしまった。
(；＞＜)「ﾌﾋｯｗｗｗｗｗ《ゴヨウ・ガーディアン》は戦闘破壊したモンスターのコントロールを得るんです＞＜」
(；＞＜)「《ターボ・ウォリアー》守備表示！」
ターボ・ウォリアー DEF 1500
(,,ﾟДﾟ)「お前、顔に似合わず中々強そうだな」
(；＞＜)「褒め言葉なんです？」
(,,ﾟДﾟ)「……いや、全力で叩き潰してやるという意味だ。準備は整った。」
(；＞＜)「何を言うかと思えば……」
ﾌﾞｰｰｰﾝ
(,,ﾟДﾟ)「俺のターンだ。」
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：４
(；＞＜) Ｓｐｃ：４
(,,ﾟДﾟ)「手札から《サイバー・ドラゴン》特殊召喚、そして《ニトロ・シンクロン》を召喚」
(；＞＜)「 ま た か 」
(,,ﾟДﾟ)「レベル５《サイバー・ドラゴン》にレベル２《ニトロ・シンクロン》をチューニング！」
(,,ﾟДﾟ)「来い！《ニトロ・ウォリアー》！！」
ニトロ・ウォリアー ATK 2800
(,,ﾟДﾟ)（残り１分……このターンで決める！）
(；＞＜)「《ゴヨウ・ガーディアン》と同じ攻撃力なんです！相打ち狙いなら無駄なんです！」
(；＞＜)「ゴヨウを破壊しようがターボを破壊しようが次のターンで僕の《Ｓｐ−ラピッド・ショット・ウィング》の餌食です！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−ラピッド・ショット・ウィング》
通常魔法
自分のスピードカウンターが３つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体の攻撃力を、
エンドフェイズ時まで自分のスピードカウンターの数×２００ポイントアップする。
(,,ﾟДﾟ)「このターンで決めてやるから問題は無い！《ニトロ・シンクロン》の効果でドローする。」
《ニトロ・シンクロン/Nitro Synchron》
チューナー（効果モンスター）
星２/炎属性/機械族/攻 300/守 100
このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分のデッキからカードを１枚ドローする。
(,,ﾟДﾟ)「手札から《Ｓｐ−エンジェル・バトン》発動！！」
《Ｓｐ(スピードスペル)−エンジェル・バトン》
通常魔法
自分のスピードカウンターを４つ取り除いて発動する。
自分のデッキからカードを２枚ドローし、その後手札を１枚墓地へ送る。
(,,ﾟДﾟ) Ｓｐｃ：４→０
(,,ﾟДﾟ)「２枚ドロー！そして俺は手札から《ボルト・ヘッジホッグ》を捨てる」
(；＞＜)「手札交換……？」
(,,ﾟДﾟ)「バトル！《ニトロ・ウォリアー》で《ゴヨウ・ガーディアン》攻撃！ダイナマイト・ナックルゥ！！」
(；＞＜)「やはり相打ち狙いなんです！」
(,,ﾟДﾟ)「ここで《ニトロ・ウォリアー》効果発動！自分が魔法を発動したターンのダメージ計算時、攻撃力を１０００アップする！」
ニトロ・ウォリアー ATK 2800→3800
ニトロ・ウォリアーの拳が炎を纏い、ゴヨウ・ガーディアンを粉砕する。
(；＞＜)「！」
(；＞＜) ＬＰ ３１００→２１００
(；＞＜) Ｓｐｃ：４→３
(；＞＜)「でも、やっぱり１体だけなんです！両方ともなんて無理に……」
(,,ﾟДﾟ)「《ニトロ・ウォリアー》のもう一つの効果！戦闘で相手を破壊した場合、相手の守備モンスターを攻撃表示にして続けて攻撃できる！」
(；＞＜)「な…なんですってー！？（AA略」
(,,ﾟДﾟ)「お前の場のターボを攻撃表示にし…もう一度だ！ダイナマイト・ナックルゥ！！」
(；＞＜) ＬＰ ２１００→８００
(；＞＜) Ｓｐｃ：３→２
(；＞＜)「ギャアアアアア！！」
(,,ﾟДﾟ)「そしてリバース・カードオープン！！《エンジェル・リフト》！！」
(,,ﾟДﾟ)「墓地からレベル２以下のモンスターを蘇生する！《ボルト・ヘッジホッグ》を蘇生！」
ボルト・ヘッジホッグ ATK 800
(,,ﾟДﾟ)「とどめだ！《ボルト・ヘッジホッグ》の攻撃！」
(；＞＜)「ウヒョオオオ」
(；＞＜) ＬＰ ８００→０
セキュリティのＤ・ホイールはライフが０になると同時にスピンし、後方に吹っ飛んでいった。
ﾋﾟｰ！ ﾋﾟｰ！
ｷﾞｬﾙｷﾞｬﾙｷﾞｬﾙｷﾞｬﾙ………
(,,ﾟДﾟ)「よし、脱出成功！」
」」 」」 」」 」」 ＿＿ | ＿＿ | ＿＿ | ＿＿ | | | | | ＿| ＿| ＿| ＿＿＿| ＿＿＿| ＿＿＿| ＿＿＿|
ゴミ雪崩が出口と後方を塞ぐ。
(；＞＜)「＼(＾ｏ＾)／ｵﾜﾀ」
ｷｷｨ……！
(,,ﾟДﾟ)「ここがシティか……」
深夜２時だというのに、シティの繁華街は昼のように明るかった。
(,,ﾟДﾟ)「待っていろ……三月ウサギ！」
ﾌﾞｰｰｰﾝ！
To Be Continued...
このページへのコメント
ご指摘ありがとうございます
戻らないんですか！？
てっきり戻ると思い込んでいました……
近日中に修正をしたいと思います(^q^)
あれ、２回目のニトロの攻撃力は２８００に戻ってるんじゃ…