DOFC 第２話
最終更新：ID:A9LrgwgQ4A 2010年07月04日(日) 20:10:24履歴
・あらすじ
日本の都は災害によって２つに分断された。サテライトとシティに……
ギコはシティでキングとなった旧友、三月ウサギを
サテライトへ連れ戻す為サテライトを出る。そこに待ち受けていたのは…？
Duel of Fortune cup
第２話 「トリガー」
（ﾒ._��）「……来たか。」
(,,ﾟДﾟ)「三月ウサギ……お前をサテライトへ連れ戻しに来た。」
― ２年前 ―
（ﾒ._��）「永続罠《竜の逆鱗》！これにより俺の場のドラゴンは貫通効果を得る！」
(；ﾟДﾟ)「なっ！？」
（ﾒ._��）「そして《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃！！灼熱のクリムゾン・ヘルフレアー！！」
レッド・デーモンズ・ドラゴン ATK 3000 ＶＳ DEF 500 ターボ・シンクロン
レッド・デーモンズ・ドラゴンのブレスがギコの体を焼く。
(；ﾟДﾟ)「ぬわーーーーーーーーっ！！」
(,,ﾟДﾟ) ＬＰ ７００→０
（ﾒ._��）「決着だな。」
(；ﾟДﾟ)「く……！」
ギコはデュエルディスクにセットされているカードと手札をパラパラと落とし、しゃがみこむ。
（ﾒ._��）「勝者は勝利の愉悦と共に報酬を貰わなくてはならない。」
（ﾒ._��）「貴様の《スターダスト・ドラゴン》は貰っていくぞ。」
(；ﾟДﾟ)「ま、待て！！そいつは皆の希望！忘れたのか、チーム時代の絆を！結束を！」
（ﾒ._��）「『生きる』とは他を犠牲にするという事だ。さらばだギコ。二度と会う事は無いだろう……」
(；ﾟДﾟ)「待て！三月！何故だ！？三月ウサギイイイイーーーーーーーッ！！」
ギコは叫んだが、三月ウサギはギコのＤ・ホイールで走り出す。
(；ﾟДﾟ)「畜生ォォォーーーッ！！」
(,,ﾟДﾟ)「お前はあの時、俺達に理由も告げずにシティへ発った……」
(,,ﾟДﾟ)「何故、サテライトを出た！？シティに憧れたのか？サテライトに嫌気が差したのか！？」
「その答えは、『フォーチュンカップ』にあります。」
三月ウサギの乗ってきたリムジンからスーツの男が現れて言った。
（ﾒ._��）「！貴様………」
(,,ﾟДﾟ)「何者だ！」
（ ´∀｀）「おっと、これは失礼。自己紹介しましょう。」
（ ´∀｀）「私は治安維持局長官のオマエ・モナーと申します。」
(,,ﾟДﾟ)「その治安維持局とやらが俺に何の用だ。」
（ ´∀｀）「ギコ・ハニャーン、あなたには一週間後に開催されるデュエル大会……」
（ ´∀｀）「『デュエル・オブ・フォーチュンカップ』に出場して頂きます。」
（ﾒ._��）「！」
(,,ﾟДﾟ)「なぜ、俺の名前を？」
（ ´∀｀）「貴方の事は年齢から生い立ちまで全て知っていますよ。」
(；ﾟДﾟ)（こわっ）「今、お前は全ての答えがそのフォーチュンカップとやらにあると言ったな。」
（ ´∀｀）「そうです……」
(,,ﾟДﾟ)「『断る』と言ったら？」
（ ´Д｀）「こうするまでです。」
リムジンからさらにガタイのいい男が２人出てきてギコの眉間に拳銃をつきつけた。
(,,ﾟДﾟ)「顔に似合わず荒々しい事をするな……いいだろう、出場してやる。」
（ ´∀｀）「では、これがフォーチュンカップの招待状です。」
金色に輝き、縁には豪華な装飾が施されたカードがモナーからギコへ手渡される。
（ ´∀｀）「その招待状はチケットの役割も果たします。」
（ ´∀｀）「詳細はその招待状に書かれておりますので、そちらを参照して下さい。」
(,,ﾟДﾟ)「……答えがある、とはそういう事か。」
チケットの裏にある説明には『優勝者はキングとデュエルを行い、
勝利した場合デュエルキングの称号を獲得する』とあった。
（ ´∀｀）「そうです。あなた達、デュエリストには闘いの道しか無い……」
ギコはチケットを、拳でぐしゃぐしゃに折り畳み、ポケットの中へ入れた。
(,,ﾟДﾟ)「お前の目的は知らん……知らんが俺はそこの仏頂面を連れ戻す。」
(,,ﾟДﾟ)「それだけだ。」
（ﾒ._��）「……………」
（ ´∀｀）「では、私はこれにて……」
（ﾒ._��）「………フン、参加賞代わりだ！」
三月ウサギがギコにカードを投げつける。
(,,ﾟДﾟ)「これは《スターダスト・ドラゴン》……」
（ﾒ._��）「もう俺にそのカードは必要が無い。そのカードで俺に挑んで来い！」
(,,ﾟДﾟ)「……………Ｄ・ホイールは……」
（ﾒ._��）「……？」
(,,ﾟДﾟ)「あの時、お前が乗っていったＤ・ホイールはどうした」
（ﾒ._��）「壊れたに決まっているだろう！」
(,,ﾟДﾟ)「そうか………もう１度言うぞ。」
(,,ﾟДﾟ)「俺はお前をフォーチュンカップで倒し、サテライトへ連れ戻す！」
(,,ﾟДﾟ)「仲間だからだ！！」
（ﾒ._��）「世迷い事を………俺はここで貴様と決着をつけようと思っていたが……」
（ﾒ._��）「キングにはキングに相応しいデュエル・フィールドがある！フォーチュンカップでまた会おう！」
（ ´Д｀）「行きますよ。キング」
（ﾒ._��）「ああ………」
ﾊﾞﾀﾞﾑ ﾌﾞｵｰﾝ
(,,ﾟДﾟ)「フォーチュン・カップか………」
― １週間後 ―
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「Everybody,listen！！デュエル・オブ・フォーチュンカップついに開幕するぜェーーーッ！！Ｙｅａｈ！！」
モナーが席に着き、三月ウサギがＤ・ホイールでコース上に登場した。
（ﾒ._��）「キングは１人！この俺だァ！！」
三月ウサギの決め台詞に、会場は大きな歓声で返す。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そしてェ！！キングの栄光を手にするチャンスを手に入れたデュエリスト共も入場するゥーーー！！」
<丶｀∀´> （ ´_ゝ`） ( ,' 3 ) （ ＾ω＾）
( ﾟдﾟ ) ξﾟ��ﾟ)ξ （━● ●） (,,ﾟДﾟ)
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「まずは韓国のチャンプ・ニダー！！」
<丶｀∀´>「ウェーハハハハ！ウリはウリナラのチャンプでは飽き足らないニダ！」
<丶｀∀´>「世界のキングとなって、チョパーリ共を見下してやるニダ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして、シティ高層部・トップスから流石兄弟・弟！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「炎のチャレンジャーの名で有名、生粋のライディング・デュエリスト！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「実は女だ、中嶋バルケン！！」
（ﾒ._��）「えっ！？」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして素性・略歴は不明！内藤ホライゾン！！」
（ ＾ω＾）「ブーーーーーーーーーーーーン！！」
(,,ﾟДﾟ)「！？」
(,,ﾟДﾟ)「何故、アイツが………」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「通称『黒き爆風』こっち見んなァァァーーー！！あっ、こういう名前だからね」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「さらに今大会では数少ない女性デュエリスト、ツン！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「７人目は『地獄の門番』……？無名のデュエリストだ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして最後は……驚愕！なんと、サテライトからの出場！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ギコ・ハニャーンッッ！！」
ざわ… ざわ…
「サテライトだと？」
「なんだよ、そういやマーカーが顔面に刻まれてらァ……」
（；＾ω＾）（実は僕もサテライト出身なんだお………）
ヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ「およよ？これは……会場が不穏な空気に………」
「どうせチケットは誰かのを盗んだんだろ！」
「サテライトのクズはゴミ山のキングがお似合いだぜ！帰れ！」
「そうだ！帰れ！」
(,,ﾟДﾟ)「………………」
( ﾟдﾟ)「ＭＣ、マイクを貸せ」
ヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ「え？はい」
( ﾟдﾟ )「…………」
( ﾟдﾟ )「Ｆｕｃｋ ｙｏｕ！！ブチ殺すぞ……ゴミめら……！」
ざわっ……
( ﾟдﾟ )「お前たちは皆……大きく見誤っている……！」
( ﾟдﾟ )「ここに居るギコ・ハニャーンは我々と同じ条件で選ばれたデュエリストだ！！」
( ﾟдﾟ )「この場に立っている事に……何ら恥じるものは無い！」
( ﾟдﾟ )「むしろ、その下らない思考で彼を見る貴様らの視線は……」
( ﾟдﾟ )「暴力に他ならないのでは無いのか！？恥を知れ！」
（ﾒ._��）「フン……」
会場が静まり返ったが、席のモナーが拍手を始める。
それにつられたように、客席からも拍手が巻き起こる。
( ﾟдﾟ )「マイクだ、ＭＣ」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「あ、どうも」
モナーが席から立ち上がる。
（ ´∀｀）「心強い言葉をありがとう、ミルナ君。」
（ ´∀｀）「私がこの場を用意したのは、まさに今…君が語った事がすべてなのです！」
（ﾒ._��）（嘘をつけ………）
（ ´∀｀）「私はオマエ・モナー。治安維持局を預かる者……」
（ ´∀｀）「そして、日頃の治安維持への感謝を込めてこの大いなるデュエルの祭典を企画した者であります！」
（ ´∀｀）「デュエリストには身分も貧富の差も関係ありません。」
（ ´∀｀）「真の平等が、戦いの中にあるのです！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「有難いお言葉をありがとうございました、長官！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「では、トーナメントの組み合わせを発表するぜェェェェーーーーッ！！」
待合室にて
(；ﾟДﾟ)「ブーン！何故、お前がこの大会に！？」
（；＾ω＾）「僕も驚いたお。ギコが出場していたなんて……」
(,,ﾟДﾟ)「一体、何があった？１から順に話してもらおうか」
（；＾ω＾）「……僕はギコがサテライトを出たあの夜………」
（ ＾ω＾）「僕はアジトでギコのＤ・ホイールの試作機を見て、考えたお……」
（ ＾ω＾）「この試作機を使えば、サテライトを出れるんじゃないか……と」
(,,ﾟДﾟ)「じゃぁブーン、お前のあのＤ・ホイールは……」
（ ＾ω＾）「元・擬古丸の試作機07号だお………申し訳ないお……」
(,,ﾟДﾟ)「やはりか……少々の改良はしてあるようだが………続けてくれ。」
（ ＾ω＾）「２日前、大会への招待状は治安維持局を名乗る男が、僕の目の前に現れて渡したお。」
（ ＾ω＾）「乗り気の僕はすんなりＯＫしてしまったけど」
(,,ﾟДﾟ)「なぜ、そこでＯＫする………このフォーチュンカップは数々の謎と因縁が渦巻いている。」
(,,ﾟДﾟ)「お前、サテライトを出てから、招待されるまで何か不審に思う事は無かったか？」
（ ＾ω＾）「！……そういえば、あの８番の出場者……」
（ ＾ω＾）「シティ最下層・ダイモンエリアで『黒薔薇の魔女』として恐れられていたお。」
(,,ﾟДﾟ)「『黒薔薇の魔女』？」
（ ＾ω＾）「あの娘のデュエルは、まるでカードの効果が実体化する様なすさまじい物だったお」
(,,ﾟДﾟ)「カードの効果が実体化……か………」
（ ＾ω＾）「そして………」
― 数日前 ―
（ ＾ω＾）「痣？」
（；＾ω＾）「なんだお！？人体発光！？アンビリーバボー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「その痣は消し去ってしまわなくてはならない……！！」
「ツン、そこまでにしておくんだ。」
（；＾ω＾）「今度は誰だお！？」
爪'ー`)y-「！！」
爪'ー`)y-「……行こう、ツン。これ以上騒ぎを起こすとセキュリティの世話になりかねない。」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……はい。ＦＯＸ………」
（；＾ω＾）「待てお！」
爪'ー`)y-「《緊急テレポート》！！」
ﾋﾟｶｯ
（ ＾ω＾）「うおっまぶしっ」
（ ＾ω＾）「……という事が」
(,,ﾟДﾟ)「なるほど…………」
（；＾ω＾）「腕の痣は、あの後に消えちゃったんだお。」
(,,ﾟДﾟ)「………………」
（；＾ω＾）「ちょっと、そんな目で見るなお！本当だお！……信じてくれないかお？」
(,,ﾟДﾟ)「いや、信じるが……俺が考えていたのはその『ＦＯＸ』と呼ばれた男の事だ。」
(,,ﾟДﾟ)「そいつは一体………」
（ ´_ゝ`）「もし、そこのお二人方……」
（ ＾ω＾）「なんだお？……確か、君は１番の選手だったお？」
（´<_｀ ）「本当は俺なんだけどな………」
(,,ﾟДﾟ)「！……双子か……」
（ ´_ゝ`）「さっきの『黒薔薇の魔女』の話を聞かせてくれ。」
（ ＾ω＾）「お？いいけど……」
ブーンはもう一度、魔女の話を話した。
（ ´_ゝ`）「弟者、間違いない」
（´<_｀ ）「そのようだな。兄者。」
（´<_｀ ）「おそらく、その『黒薔薇の魔女』はサイコ・デュエリストだろう。」
(,,ﾟДﾟ)「サイコ・デュエリスト？」
（´<_｀ ）「ＰＫという言葉を知ってるか、２人方。」
(,,ﾟДﾟ)「Psychokinesisの事だな。」
（´<_｀ ）「ああ。ＰＫは心のスイッチで発動するという説があってな。」
（ ´_ゝ`）「デュエルでそれを発現させるのがサイコ・デュエリストだ。」
(,,ﾟДﾟ)「ほう………」
（ ´_ゝ`）「そしてその『ＦＯＸ』という男……」
（ ´_ゝ`）「そいつはサイコ・デュエリストで構成される組織『アルカディア・ムーブメント』の総帥だ……」
（ ＾ω＾）「アルカディア・ムーブメント？」
（´<_｀ ）「ＰＫとデュエルを軍事に使おうとする奴らだ」
（ ´_ゝ`）「デュエルを殺し合いに使うとは許せんよ」
（´<_｀ ）「何かわかったら、俺達に連絡してくれ。俺は弟者……」
（ ´_ゝ`）「俺が兄者だ。よろしくな。」
（ ＾ω＾）「僕はブーンだお！」
(,,ﾟДﾟ)「………………」
その時、アナウンスが第１回戦の開始を告げた。
（ ´_ゝ`）「おっと、１回戦は俺だ…じゃぁ行ってくるぜ。じゃあな。」
・
・
・
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「このデュエルはスタンディング方式で執り行う！両者、入場してください！」
ﾜｰ ﾜｰ
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「準備が整いましたら挙手で合図して下さい！」
（ ´_ゝ`）∩
( ﾟдﾟ )ﾉ
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ＯＫ！！では、デュエル・オブ・フォーチュンカップ第１回戦……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「流石弟ＶＳミルナ……デュエル・スタートオオオッ！！」
（ ´_ゝ`）「俺のターンだ。手札からモンスターをセットしてエンド」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「流石弟、まずは慎重なプレイで来たァァーーーーッ！！防御タイプのデッキかァ！？」
( ﾟдﾟ )「俺のターン！！手札より《ツインバレル・ドラゴン》出撃！！」
ツインバレル・ドラゴン ATK 1700
( ﾟдﾟ)「ツインバレルは召喚時、コイントスを２回行い両方とも表なら、相手のカードを破壊できる！」
( ﾟдﾟ)「伏せモンスターを指定し……コイントス！」
裏 裏
(,,ﾟДﾟ)「外した……？」
（ ＾ω＾）「あれ、ギコ君居たの？」
(,,ﾟДﾟ)「最初から居たわ！お前も居なかったと思われてるに違いないだろうが！」
( ﾟдﾟ )「不発だ。ツインバレルで攻撃を行う！」
（ ´_ゝ`）「裏守備は《巨大ネズミ》だ。破壊される……しかし効果発動！」
《巨大(きょだい)ネズミ/Giant Rat》
効果モンスター
星４/地属性/獣族/攻1400/守1450
このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、デッキから攻撃力１５００以下の
地属性モンスター１体を自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
（ ´_ゝ`）「デッキから《Ｄ・モバホン》を特殊召喚する」
Ｄ・モバホン ATK 100
( ﾟдﾟ )「ターンエンドだ」
（ ´_ゝ`）「俺のターン……モバホンの効果を発動する。ダイヤル・オン！」
モバホンの胸部のボタンが点滅する。
( ﾟдﾟ )「………！？」
（ ´_ゝ`）「アンタのツインバレルと同じ、ギャンブル効果さ。」
《Ｄ(ディフォーマー)・モバホン/Morphtronic Celfon》
効果モンスター
星１/地属性/機械族/攻 100/守 100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示：サイコロを１回振る。
自分のデッキの上から出た目の枚数分だけカードをめくる。
その中にレベル４以下の「Ｄ（ディフォーマー）」と名のついたモンスターが存在する場合、
１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
●守備表示：サイコロを１回振る。
自分のデッキの上から出た目の枚数分だけカードを確認して元に戻す。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
（ ´_ゝ`）「効果によりダイスロール！」
サイコロ：２
（ ´_ゝ`）「２枚引く。」
つガジェット・ドライバー、リミッター解除
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これは運が無かった、流石弟選手！この効果でディフォーマーを展開できなかったのは痛いぞ！」
（ ´_ゝ`）「……《巨大ネズミ》召喚……そして《強制転移》を発動する。」
《強制転移(きょうせいてんい)/Creature Swap》
通常魔法
お互いに自分フィールド上に存在するモンスター１体を選択し、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
そのモンスターはこのターン表示形式を変更する事はできない。
( ﾟдﾟ )「これは……！」
（ ´_ゝ`）「俺が選ぶのは《巨大ネズミ》だ。お前も選べ、と言っても選択肢は１つだがな。」
( ﾟдﾟ )「く……ツインバレルだ……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「おォォーーーっと、これはひどい弟選手！リクルーターを送りつけてアドバンテージで完全に優位に立つつもりだァーーーッ！！」
（ ´_ゝ`）「バトルだ。ツインバレルで攻撃する！」
( ﾟдﾟ )「く………！」
( ﾟдﾟ ) ＬＰ ４０００→３７００
（ ´_ゝ`）「ネズミの効果で２体目のモバホンを特殊召喚。そして２体のモバホンでダイレクトアタック！」
( ﾟдﾟ ) ＬＰ ３７００→３６００→３５００
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ちなみに合計ダメージは《火の粉》と同じだーーーッ！！」
（ ＾ω＾）「黙れｗｗｗｗｗ」
（ ´_ゝ`）「メイン２に入り効果を使用していない方のモバホンの効果を発動！ダイヤル・オン！」
サイコロ：５
つＤ・マグネンＵ、Ｄ・ボードン、Ｄ・スピードユニット、Ｄ・ゲイザー、百機夜工
（ ´_ゝ`）「よし、《Ｄ・ボードン》を守備表示だ。」
Ｄ・ボードン DEF 1800
（ ´_ゝ`）「ボードンが守備表示の場合、俺のボードン以外のディフォーマーは戦闘破壊されない。ターンエンドだ。」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これは厄介ッ！戦闘破壊されやすいモバホンの弱点を見事に補っているゥーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「どうするミルナ選手ゥ！！」
( ﾟдﾟ)「俺のターン、ドロー！……宣言する！俺はこのターンで……」
( ﾟдﾟ )「勝ぁつ！！」
ミルナの勝利宣言で会場は大きな歓声を上げる。
（´<_｀；）「！？」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ミルナ選手なんと勝利宣言ーーーーッ！！？絶対的不利のこの状況でどうやってェ！？」
( ﾟдﾟ )「俺は手札より通常魔法《パワー・ボンド》発動！！」
《パワー・ボンド/Power Bond》
通常魔法
手札またはフィールド上から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
機械族の融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
このカードによって特殊召喚したモンスターは、
元々の攻撃力分だけ攻撃力がアップする。
発動ターンのエンドフェイズ時、このカードを発動したプレイヤーは
特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
( ﾟдﾟ )「俺の手札の《ブローバック・ドラゴン》と《リボルバー・ドラゴン》を融合！！」
( ﾟдﾟ )「カモン！《ガトリング・ドラゴン》！！」
ガトリング・ドラゴン ATK 2600→5200
(,,ﾟДﾟ)「攻撃力ごせんにｈｙ」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「なァァァァんっとオオオーーーーーーーーッ！！攻撃力、ごっごっ５２００ゥ！？」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「アンビリーバボオオオオ！！あああありえない！なんというパワーでしょう！！」
（ ＾ω＾）「ＭＣうるせー！」
（ﾒ._��）「フン…………」
（ ´∀｀）「すばらしい……！」
（；´_ゝ`）「おいおい、マジかよ！」
( ﾟдﾟ )「《ガトリング・ドラゴン》でモバホンに突撃！撃てェェェーーーーーーッ！！」
（ ´_ゝ`） ＬＰ ４０００→０
（；´_ゝ`）「く………」
ＯＮＥ ＴＵＲＮ ＫＩＬＬ！！
観客席から拍手喝采が飛ぶ。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「衝撃の幕開け！１回戦はなんと１ターンキルでの決着だアアアアアア！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ＷＩＮＮＥＲ、こっち見るなああああああああああああああ！！」
｢ミルナ！ミルナ！ミルナ！ミルナ！」
・
・
・
（ ´Д｀）「……で、『シグナー』の反応は１番の選手からは無しという事ですか……」
(^q^)｢んひひｗｗｗｗｗｗｗ」
（ ´∀｀）「では貴方は引き続き、５人の調査をお願いします。」
(^q^)｢何故れす？長官は先程、１番の人はシグナーでは無いと感じた筈……｣
（ ´Д｀）｢確信では無いです。可能性が０．００００００００１％でもある限り私は追及します。｣
(^q^)｢了解なのれすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ｣
To Be Continued...
日本の都は災害によって２つに分断された。サテライトとシティに……
ギコはシティでキングとなった旧友、三月ウサギを
サテライトへ連れ戻す為サテライトを出る。そこに待ち受けていたのは…？
Duel of Fortune cup
第２話 「トリガー」
（ﾒ._��）「……来たか。」
(,,ﾟДﾟ)「三月ウサギ……お前をサテライトへ連れ戻しに来た。」
― ２年前 ―
（ﾒ._��）「永続罠《竜の逆鱗》！これにより俺の場のドラゴンは貫通効果を得る！」
(；ﾟДﾟ)「なっ！？」
（ﾒ._��）「そして《レッド・デーモンズ・ドラゴン》の攻撃！！灼熱のクリムゾン・ヘルフレアー！！」
レッド・デーモンズ・ドラゴン ATK 3000 ＶＳ DEF 500 ターボ・シンクロン
レッド・デーモンズ・ドラゴンのブレスがギコの体を焼く。
(；ﾟДﾟ)「ぬわーーーーーーーーっ！！」
(,,ﾟДﾟ) ＬＰ ７００→０
（ﾒ._��）「決着だな。」
(；ﾟДﾟ)「く……！」
ギコはデュエルディスクにセットされているカードと手札をパラパラと落とし、しゃがみこむ。
（ﾒ._��）「勝者は勝利の愉悦と共に報酬を貰わなくてはならない。」
（ﾒ._��）「貴様の《スターダスト・ドラゴン》は貰っていくぞ。」
(；ﾟДﾟ)「ま、待て！！そいつは皆の希望！忘れたのか、チーム時代の絆を！結束を！」
（ﾒ._��）「『生きる』とは他を犠牲にするという事だ。さらばだギコ。二度と会う事は無いだろう……」
(；ﾟДﾟ)「待て！三月！何故だ！？三月ウサギイイイイーーーーーーーッ！！」
ギコは叫んだが、三月ウサギはギコのＤ・ホイールで走り出す。
(；ﾟДﾟ)「畜生ォォォーーーッ！！」
(,,ﾟДﾟ)「お前はあの時、俺達に理由も告げずにシティへ発った……」
(,,ﾟДﾟ)「何故、サテライトを出た！？シティに憧れたのか？サテライトに嫌気が差したのか！？」
「その答えは、『フォーチュンカップ』にあります。」
三月ウサギの乗ってきたリムジンからスーツの男が現れて言った。
（ﾒ._��）「！貴様………」
(,,ﾟДﾟ)「何者だ！」
（ ´∀｀）「おっと、これは失礼。自己紹介しましょう。」
（ ´∀｀）「私は治安維持局長官のオマエ・モナーと申します。」
(,,ﾟДﾟ)「その治安維持局とやらが俺に何の用だ。」
（ ´∀｀）「ギコ・ハニャーン、あなたには一週間後に開催されるデュエル大会……」
（ ´∀｀）「『デュエル・オブ・フォーチュンカップ』に出場して頂きます。」
（ﾒ._��）「！」
(,,ﾟДﾟ)「なぜ、俺の名前を？」
（ ´∀｀）「貴方の事は年齢から生い立ちまで全て知っていますよ。」
(；ﾟДﾟ)（こわっ）「今、お前は全ての答えがそのフォーチュンカップとやらにあると言ったな。」
（ ´∀｀）「そうです……」
(,,ﾟДﾟ)「『断る』と言ったら？」
（ ´Д｀）「こうするまでです。」
リムジンからさらにガタイのいい男が２人出てきてギコの眉間に拳銃をつきつけた。
(,,ﾟДﾟ)「顔に似合わず荒々しい事をするな……いいだろう、出場してやる。」
（ ´∀｀）「では、これがフォーチュンカップの招待状です。」
金色に輝き、縁には豪華な装飾が施されたカードがモナーからギコへ手渡される。
（ ´∀｀）「その招待状はチケットの役割も果たします。」
（ ´∀｀）「詳細はその招待状に書かれておりますので、そちらを参照して下さい。」
(,,ﾟДﾟ)「……答えがある、とはそういう事か。」
チケットの裏にある説明には『優勝者はキングとデュエルを行い、
勝利した場合デュエルキングの称号を獲得する』とあった。
（ ´∀｀）「そうです。あなた達、デュエリストには闘いの道しか無い……」
ギコはチケットを、拳でぐしゃぐしゃに折り畳み、ポケットの中へ入れた。
(,,ﾟДﾟ)「お前の目的は知らん……知らんが俺はそこの仏頂面を連れ戻す。」
(,,ﾟДﾟ)「それだけだ。」
（ﾒ._��）「……………」
（ ´∀｀）「では、私はこれにて……」
（ﾒ._��）「………フン、参加賞代わりだ！」
三月ウサギがギコにカードを投げつける。
(,,ﾟДﾟ)「これは《スターダスト・ドラゴン》……」
（ﾒ._��）「もう俺にそのカードは必要が無い。そのカードで俺に挑んで来い！」
(,,ﾟДﾟ)「……………Ｄ・ホイールは……」
（ﾒ._��）「……？」
(,,ﾟДﾟ)「あの時、お前が乗っていったＤ・ホイールはどうした」
（ﾒ._��）「壊れたに決まっているだろう！」
(,,ﾟДﾟ)「そうか………もう１度言うぞ。」
(,,ﾟДﾟ)「俺はお前をフォーチュンカップで倒し、サテライトへ連れ戻す！」
(,,ﾟДﾟ)「仲間だからだ！！」
（ﾒ._��）「世迷い事を………俺はここで貴様と決着をつけようと思っていたが……」
（ﾒ._��）「キングにはキングに相応しいデュエル・フィールドがある！フォーチュンカップでまた会おう！」
（ ´Д｀）「行きますよ。キング」
（ﾒ._��）「ああ………」
ﾊﾞﾀﾞﾑ ﾌﾞｵｰﾝ
(,,ﾟДﾟ)「フォーチュン・カップか………」
― １週間後 ―
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「Everybody,listen！！デュエル・オブ・フォーチュンカップついに開幕するぜェーーーッ！！Ｙｅａｈ！！」
モナーが席に着き、三月ウサギがＤ・ホイールでコース上に登場した。
（ﾒ._��）「キングは１人！この俺だァ！！」
三月ウサギの決め台詞に、会場は大きな歓声で返す。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そしてェ！！キングの栄光を手にするチャンスを手に入れたデュエリスト共も入場するゥーーー！！」
<丶｀∀´> （ ´_ゝ`） ( ,' 3 ) （ ＾ω＾）
( ﾟдﾟ ) ξﾟ��ﾟ)ξ （━● ●） (,,ﾟДﾟ)
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「まずは韓国のチャンプ・ニダー！！」
<丶｀∀´>「ウェーハハハハ！ウリはウリナラのチャンプでは飽き足らないニダ！」
<丶｀∀´>「世界のキングとなって、チョパーリ共を見下してやるニダ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして、シティ高層部・トップスから流石兄弟・弟！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「炎のチャレンジャーの名で有名、生粋のライディング・デュエリスト！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「実は女だ、中嶋バルケン！！」
（ﾒ._��）「えっ！？」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして素性・略歴は不明！内藤ホライゾン！！」
（ ＾ω＾）「ブーーーーーーーーーーーーン！！」
(,,ﾟДﾟ)「！？」
(,,ﾟДﾟ)「何故、アイツが………」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「通称『黒き爆風』こっち見んなァァァーーー！！あっ、こういう名前だからね」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「さらに今大会では数少ない女性デュエリスト、ツン！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「７人目は『地獄の門番』……？無名のデュエリストだ！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「そして最後は……驚愕！なんと、サテライトからの出場！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ギコ・ハニャーンッッ！！」
ざわ… ざわ…
「サテライトだと？」
「なんだよ、そういやマーカーが顔面に刻まれてらァ……」
（；＾ω＾）（実は僕もサテライト出身なんだお………）
ヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ「およよ？これは……会場が不穏な空気に………」
「どうせチケットは誰かのを盗んだんだろ！」
「サテライトのクズはゴミ山のキングがお似合いだぜ！帰れ！」
「そうだ！帰れ！」
(,,ﾟДﾟ)「………………」
( ﾟдﾟ)「ＭＣ、マイクを貸せ」
ヽ(；ﾟ∀ﾟ)ﾉ「え？はい」
( ﾟдﾟ )「…………」
( ﾟдﾟ )「Ｆｕｃｋ ｙｏｕ！！ブチ殺すぞ……ゴミめら……！」
ざわっ……
( ﾟдﾟ )「お前たちは皆……大きく見誤っている……！」
( ﾟдﾟ )「ここに居るギコ・ハニャーンは我々と同じ条件で選ばれたデュエリストだ！！」
( ﾟдﾟ )「この場に立っている事に……何ら恥じるものは無い！」
( ﾟдﾟ )「むしろ、その下らない思考で彼を見る貴様らの視線は……」
( ﾟдﾟ )「暴力に他ならないのでは無いのか！？恥を知れ！」
（ﾒ._��）「フン……」
会場が静まり返ったが、席のモナーが拍手を始める。
それにつられたように、客席からも拍手が巻き起こる。
( ﾟдﾟ )「マイクだ、ＭＣ」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「あ、どうも」
モナーが席から立ち上がる。
（ ´∀｀）「心強い言葉をありがとう、ミルナ君。」
（ ´∀｀）「私がこの場を用意したのは、まさに今…君が語った事がすべてなのです！」
（ﾒ._��）（嘘をつけ………）
（ ´∀｀）「私はオマエ・モナー。治安維持局を預かる者……」
（ ´∀｀）「そして、日頃の治安維持への感謝を込めてこの大いなるデュエルの祭典を企画した者であります！」
（ ´∀｀）「デュエリストには身分も貧富の差も関係ありません。」
（ ´∀｀）「真の平等が、戦いの中にあるのです！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「有難いお言葉をありがとうございました、長官！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「では、トーナメントの組み合わせを発表するぜェェェェーーーーッ！！」
｜ ┌―――┴―――┐ ┌―┴―┐ ┌―┴―┐ ┌┴┐ ┌┴┐ ┌┴┐ ┌┴┐ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ ｜ � � �◆� �� �ぁ� �ァ� �Α� �А� �� � �流石弟 �◆Д潺襯福´�：ギコ �ぁ�門番 �ァД丱襯吋鵝´ΑД屐璽鵝´АД縫澄次´─Д張�
待合室にて
(；ﾟДﾟ)「ブーン！何故、お前がこの大会に！？」
（；＾ω＾）「僕も驚いたお。ギコが出場していたなんて……」
(,,ﾟДﾟ)「一体、何があった？１から順に話してもらおうか」
（；＾ω＾）「……僕はギコがサテライトを出たあの夜………」
（ ＾ω＾）「僕はアジトでギコのＤ・ホイールの試作機を見て、考えたお……」
（ ＾ω＾）「この試作機を使えば、サテライトを出れるんじゃないか……と」
(,,ﾟДﾟ)「じゃぁブーン、お前のあのＤ・ホイールは……」
（ ＾ω＾）「元・擬古丸の試作機07号だお………申し訳ないお……」
(,,ﾟДﾟ)「やはりか……少々の改良はしてあるようだが………続けてくれ。」
（ ＾ω＾）「２日前、大会への招待状は治安維持局を名乗る男が、僕の目の前に現れて渡したお。」
（ ＾ω＾）「乗り気の僕はすんなりＯＫしてしまったけど」
(,,ﾟДﾟ)「なぜ、そこでＯＫする………このフォーチュンカップは数々の謎と因縁が渦巻いている。」
(,,ﾟДﾟ)「お前、サテライトを出てから、招待されるまで何か不審に思う事は無かったか？」
（ ＾ω＾）「！……そういえば、あの８番の出場者……」
（ ＾ω＾）「シティ最下層・ダイモンエリアで『黒薔薇の魔女』として恐れられていたお。」
(,,ﾟДﾟ)「『黒薔薇の魔女』？」
（ ＾ω＾）「あの娘のデュエルは、まるでカードの効果が実体化する様なすさまじい物だったお」
(,,ﾟДﾟ)「カードの効果が実体化……か………」
（ ＾ω＾）「そして………」
― 数日前 ―
（ ＾ω＾）「痣？」
_ _
. ｌ ｀´ '´`ｰ､
. ﾉ l
〈 !
. ヽ j
ヽ､ {
l !
l l
. l ﾉ―ﾌ l
. l フ ｷ l
. l l
（；＾ω＾）「なんだお！？人体発光！？アンビリーバボー！」
ξﾟ��ﾟ)ξ「その痣は消し去ってしまわなくてはならない……！！」
「ツン、そこまでにしておくんだ。」
（；＾ω＾）「今度は誰だお！？」
爪'ー`)y-「！！」
爪'ー`)y-「……行こう、ツン。これ以上騒ぎを起こすとセキュリティの世話になりかねない。」
ξﾟ��ﾟ)ξ「……はい。ＦＯＸ………」
（；＾ω＾）「待てお！」
爪'ー`)y-「《緊急テレポート》！！」
ﾋﾟｶｯ
（ ＾ω＾）「うおっまぶしっ」
（ ＾ω＾）「……という事が」
(,,ﾟДﾟ)「なるほど…………」
（；＾ω＾）「腕の痣は、あの後に消えちゃったんだお。」
(,,ﾟДﾟ)「………………」
（；＾ω＾）「ちょっと、そんな目で見るなお！本当だお！……信じてくれないかお？」
(,,ﾟДﾟ)「いや、信じるが……俺が考えていたのはその『ＦＯＸ』と呼ばれた男の事だ。」
(,,ﾟДﾟ)「そいつは一体………」
（ ´_ゝ`）「もし、そこのお二人方……」
（ ＾ω＾）「なんだお？……確か、君は１番の選手だったお？」
（´<_｀ ）「本当は俺なんだけどな………」
(,,ﾟДﾟ)「！……双子か……」
（ ´_ゝ`）「さっきの『黒薔薇の魔女』の話を聞かせてくれ。」
（ ＾ω＾）「お？いいけど……」
ブーンはもう一度、魔女の話を話した。
（ ´_ゝ`）「弟者、間違いない」
（´<_｀ ）「そのようだな。兄者。」
（´<_｀ ）「おそらく、その『黒薔薇の魔女』はサイコ・デュエリストだろう。」
(,,ﾟДﾟ)「サイコ・デュエリスト？」
（´<_｀ ）「ＰＫという言葉を知ってるか、２人方。」
(,,ﾟДﾟ)「Psychokinesisの事だな。」
（´<_｀ ）「ああ。ＰＫは心のスイッチで発動するという説があってな。」
（ ´_ゝ`）「デュエルでそれを発現させるのがサイコ・デュエリストだ。」
(,,ﾟДﾟ)「ほう………」
（ ´_ゝ`）「そしてその『ＦＯＸ』という男……」
（ ´_ゝ`）「そいつはサイコ・デュエリストで構成される組織『アルカディア・ムーブメント』の総帥だ……」
（ ＾ω＾）「アルカディア・ムーブメント？」
（´<_｀ ）「ＰＫとデュエルを軍事に使おうとする奴らだ」
（ ´_ゝ`）「デュエルを殺し合いに使うとは許せんよ」
（´<_｀ ）「何かわかったら、俺達に連絡してくれ。俺は弟者……」
（ ´_ゝ`）「俺が兄者だ。よろしくな。」
（ ＾ω＾）「僕はブーンだお！」
(,,ﾟДﾟ)「………………」
その時、アナウンスが第１回戦の開始を告げた。
（ ´_ゝ`）「おっと、１回戦は俺だ…じゃぁ行ってくるぜ。じゃあな。」
・
・
・
ブブブーブォォオブオーブブォーブーブー ブォ ／￣＼ーブーブーブブーンブォーオ ンー| ＾o＾|∩==＜! プォープォーブブー ブォ ＼＿／| | ブーブブーブォーーー ォー ＿| |__| | ブォーーブブブープォー ー| ＿| ォーブーーーブブォーブ ブォ| | | ブォーブーブーブーンブー
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「このデュエルはスタンディング方式で執り行う！両者、入場してください！」
ﾜｰ ﾜｰ
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「準備が整いましたら挙手で合図して下さい！」
（ ´_ゝ`）∩
( ﾟдﾟ )ﾉ
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ＯＫ！！では、デュエル・オブ・フォーチュンカップ第１回戦……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「流石弟ＶＳミルナ……デュエル・スタートオオオッ！！」
（ ´_ゝ`）【轢き殺されたいのかと】 ＶＳ 【ＧＯ！マシンガンズ】( ﾟдﾟ ) 「「デュエル！」」
（ ´_ゝ`）「俺のターンだ。手札からモンスターをセットしてエンド」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「流石弟、まずは慎重なプレイで来たァァーーーーッ！！防御タイプのデッキかァ！？」
( ﾟдﾟ )「俺のターン！！手札より《ツインバレル・ドラゴン》出撃！！」
ツインバレル・ドラゴン ATK 1700
( ﾟдﾟ)「ツインバレルは召喚時、コイントスを２回行い両方とも表なら、相手のカードを破壊できる！」
( ﾟдﾟ)「伏せモンスターを指定し……コイントス！」
裏 裏
(,,ﾟДﾟ)「外した……？」
（ ＾ω＾）「あれ、ギコ君居たの？」
(,,ﾟДﾟ)「最初から居たわ！お前も居なかったと思われてるに違いないだろうが！」
( ﾟдﾟ )「不発だ。ツインバレルで攻撃を行う！」
（ ´_ゝ`）「裏守備は《巨大ネズミ》だ。破壊される……しかし効果発動！」
《巨大(きょだい)ネズミ/Giant Rat》
効果モンスター
星４/地属性/獣族/攻1400/守1450
このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、デッキから攻撃力１５００以下の
地属性モンスター１体を自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
その後デッキをシャッフルする。
（ ´_ゝ`）「デッキから《Ｄ・モバホン》を特殊召喚する」
Ｄ・モバホン ATK 100
( ﾟдﾟ )「ターンエンドだ」
□□□□□ 手札：５枚 弟者 □□��□□ □ ライフ：４０００ □□�窟□◆、◆ ．薀ぅ奸В苅娃娃� □□□□□ 手札：５枚 こっち見んな ��：Ｄ・モバホン ATK 100
（ ´_ゝ`）「俺のターン……モバホンの効果を発動する。ダイヤル・オン！」
モバホンの胸部のボタンが点滅する。
( ﾟдﾟ )「………！？」
（ ´_ゝ`）「アンタのツインバレルと同じ、ギャンブル効果さ。」
《Ｄ(ディフォーマー)・モバホン/Morphtronic Celfon》
効果モンスター
星１/地属性/機械族/攻 100/守 100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示：サイコロを１回振る。
自分のデッキの上から出た目の枚数分だけカードをめくる。
その中にレベル４以下の「Ｄ（ディフォーマー）」と名のついたモンスターが存在する場合、
１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
●守備表示：サイコロを１回振る。
自分のデッキの上から出た目の枚数分だけカードを確認して元に戻す。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。
（ ´_ゝ`）「効果によりダイスロール！」
サイコロ：２
（ ´_ゝ`）「２枚引く。」
つガジェット・ドライバー、リミッター解除
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これは運が無かった、流石弟選手！この効果でディフォーマーを展開できなかったのは痛いぞ！」
（ ´_ゝ`）「……《巨大ネズミ》召喚……そして《強制転移》を発動する。」
《強制転移(きょうせいてんい)/Creature Swap》
通常魔法
お互いに自分フィールド上に存在するモンスター１体を選択し、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
そのモンスターはこのターン表示形式を変更する事はできない。
( ﾟдﾟ )「これは……！」
（ ´_ゝ`）「俺が選ぶのは《巨大ネズミ》だ。お前も選べ、と言っても選択肢は１つだがな。」
( ﾟдﾟ )「く……ツインバレルだ……」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「おォォーーーっと、これはひどい弟選手！リクルーターを送りつけてアドバンテージで完全に優位に立つつもりだァーーーッ！！」
（ ´_ゝ`）「バトルだ。ツインバレルで攻撃する！」
( ﾟдﾟ )「く………！」
( ﾟдﾟ ) ＬＰ ４０００→３７００
（ ´_ゝ`）「ネズミの効果で２体目のモバホンを特殊召喚。そして２体のモバホンでダイレクトアタック！」
( ﾟдﾟ ) ＬＰ ３７００→３６００→３５００
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ちなみに合計ダメージは《火の粉》と同じだーーーッ！！」
（ ＾ω＾）「黙れｗｗｗｗｗ」
（ ´_ゝ`）「メイン２に入り効果を使用していない方のモバホンの効果を発動！ダイヤル・オン！」
サイコロ：５
つＤ・マグネンＵ、Ｄ・ボードン、Ｄ・スピードユニット、Ｄ・ゲイザー、百機夜工
（ ´_ゝ`）「よし、《Ｄ・ボードン》を守備表示だ。」
Ｄ・ボードン DEF 1800
（ ´_ゝ`）「ボードンが守備表示の場合、俺のボードン以外のディフォーマーは戦闘破壊されない。ターンエンドだ。」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「これは厄介ッ！戦闘破壊されやすいモバホンの弱点を見事に補っているゥーーーッ！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「どうするミルナ選手ゥ！！」
( ﾟдﾟ)「俺のターン、ドロー！……宣言する！俺はこのターンで……」
( ﾟдﾟ )「勝ぁつ！！」
ミルナの勝利宣言で会場は大きな歓声を上げる。
（´<_｀；）「！？」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ミルナ選手なんと勝利宣言ーーーーッ！！？絶対的不利のこの状況でどうやってェ！？」
( ﾟдﾟ )「俺は手札より通常魔法《パワー・ボンド》発動！！」
《パワー・ボンド/Power Bond》
通常魔法
手札またはフィールド上から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
機械族の融合モンスター１体を融合デッキから特殊召喚する。
このカードによって特殊召喚したモンスターは、
元々の攻撃力分だけ攻撃力がアップする。
発動ターンのエンドフェイズ時、このカードを発動したプレイヤーは
特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
（この特殊召喚は融合召喚扱いとする）
( ﾟдﾟ )「俺の手札の《ブローバック・ドラゴン》と《リボルバー・ドラゴン》を融合！！」
( ﾟдﾟ )「カモン！《ガトリング・ドラゴン》！！」
ガトリング・ドラゴン ATK 2600→5200
(,,ﾟДﾟ)「攻撃力ごせんにｈｙ」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「なァァァァんっとオオオーーーーーーーーッ！！攻撃力、ごっごっ５２００ゥ！？」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「アンビリーバボオオオオ！！あああありえない！なんというパワーでしょう！！」
（ ＾ω＾）「ＭＣうるせー！」
（ﾒ._��）「フン…………」
（ ´∀｀）「すばらしい……！」
（；´_ゝ`）「おいおい、マジかよ！」
( ﾟдﾟ )「《ガトリング・ドラゴン》でモバホンに突撃！撃てェェェーーーーーーッ！！」
（ ´_ゝ`） ＬＰ ４０００→０
（；´_ゝ`）「く………」
ＯＮＥ ＴＵＲＮ ＫＩＬＬ！！
観客席から拍手喝采が飛ぶ。
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「衝撃の幕開け！１回戦はなんと１ターンキルでの決着だアアアアアア！！」
ヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ「ＷＩＮＮＥＲ、こっち見るなああああああああああああああ！！」
｢ミルナ！ミルナ！ミルナ！ミルナ！」
・
・
・
（ ´Д｀）「……で、『シグナー』の反応は１番の選手からは無しという事ですか……」
(^q^)｢んひひｗｗｗｗｗｗｗ」
（ ´∀｀）「では貴方は引き続き、５人の調査をお願いします。」
(^q^)｢何故れす？長官は先程、１番の人はシグナーでは無いと感じた筈……｣
（ ´Д｀）｢確信では無いです。可能性が０．００００００００１％でもある限り私は追及します。｣
(^q^)｢了解なのれすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ｣
To Be Continued...
コメントをかく