ニュー速VIP及び製作速報のスレッド「( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです」のまとめwikiです

ある日の放課後、コウ達は放送で職員室に呼び出された。

呼び出されたのはコウ、クー、ブーン、ミズキ、そしてサレナである。

クー「また呼び出しかショボノスコラ」

クーはやはりショボノスには厳しかった。よっぽど嫌いなのだろう。

(;´・ω・`)「いや、本当に大事な用でござ〜るよクーさん」

ミズキ「で、用というのは何です。ショボノス教諭」

ミズキが丁寧な口調でショボノスに尋ねる。

サレナ「も、もしかして私の単位のことですかぁ?」

サレナは確かに単位はあまり取れてないが、それなら複数人集める理由はない。

( ´・ω・`)「違うでござ〜る。実はヒートさんとヴァーミリオン教官がいなくなってしまったでござ〜る」

コウ「ヒートと……ヴァーミリオン先生が?」

ヴァーミリオンとはヒートが留学してくると同時期に同じアカデミアから赴任してきた教師である。
歳は30半ばといったところで、いつも真っ赤なコートを着ており、長い黒髪を総髪にしている。
そして目が見える程度の淡いサングラスを常にかけている派手な教師だった。

だが性格は外見の割りに厳しく、授業はかなりキツイものである。


そのヴァーミリオンとヒートの二人が何故か昨日から行方不明だという。

( ´・ω・`)「ある生徒の目撃証言では山のふもとにある使われていない旧校舎に入るのを見たらしいでござ〜る」

( ´・ω・`)「だから君達にはそこに行って様子を見てきてほしいでござ〜る。頼むでござ〜る」

コウ「ヒートとヴァーミリオン先生が……何故?」

サレナ「も……もしかしてお二人は実は恋人同士で夜の密会を……」

クー「あり得るな」

( ^ω^)「そうに違いないお!」

ミズキ「あなた達、そんなわけないでしょ。わかりましたショボノス教諭。僕達が様子を見に行きます」

( ´・ω・`)「頼むでござ〜る。教師陣からは岩倉先生を付き添わせるでござ〜る」

サキ「コウ! 私も行くからね!」

コウ「(こ……こいつも行くのか……)」

サキ「よし、じゃあ行きましょう」

( ^ω^)「おっおー!」

コウ「(このメンバーで大丈夫なのか?)」

六人は職員室から出るとヴァーミリオン、ヒートの捜索に向かった。

TURN-05「Jet Stream Attack-ヒートの行方は? 謎のカードプロフェッサー三人組」



しばらく歩くと、六人はヒートとヴァーミリオンが入っていったという山のふもとの旧校舎にたどり着いた。
五年前まで使っていたらしいが、今ではほとんど使っていないという。

(;^ω^)「や、やっと着いたお。意外に遠かったお……」

クー「ボロイな……」

コウ「あぁ、そうだな」

ミズキ「…………」

ミズキは初めて見かける、サレナのことをじっと見ていた。

サレナ「な、何ですか?」

ミズキ「えっと、コウ君。この方は?」

ミズキがサレナのことについてコウに尋ねる。

コウ「あぁ、この子は薄野(すすきの)サレナちゃん。二年生の俺達の友達」

ミズキ「そうなんですか。薄野さん、僕は彼方 瑞樹と言います。以後お見知りおきを」

サレナ「よ……よろしくです」

サキ「あぁ、コウまた女の子の知り合い? モテるわねえ……」

サキがコウに横槍を入れる。横槍を入れられてかなり戸惑うコウ。

( ^ω^)「ヒートさんにもモテてたお!」

コウ「そ、そんなんじゃないって。本当にただの友達だよ」

サキ「ふ〜ん……ねぇ、クーちゃんも妬いちゃうんじゃない?」

クー「そんなことないですよ、コウは絶対に浮気とかしませんから。ねぇ、コウ?」

コウ「……それより俺達はヒート探しに来たんだろ。ほら、行くぞ」

クー「あ! 話を逸らした!」

その時、突然目の前に三人の男女が現れた。

「待てぇい!!」

(;^ω^)「な……なんだおお前達は!!」

( ><)「我ら!」

( ^Д^)「カードプロフェッサー!」

从 ゚∀从「三人組!」

コウ「な、何だぁ?」

( ><)「ここを通りたければ」

( ^Д^)「俺達を」

从 ゚∀从「倒していけぇ!」

クー「…………」

サレナ「カ、カードプロフェッサーて何ですか?」

ミズキ「人にお金で雇われてデュエルをする人たちですよ」

コウ「お前達、誰に雇われたんだ?」

( ><)「それは言えないんです!」

( ^Д^)「問答無用、俺達とデュエルしろプギャー」

从 ゚∀从「アヒャヒャヒャヒャ、デュエルデュエルゥ!」

サキ「カードプロフェッサーか。昔よくカモにしてたよねぇ、コウ?」

( ^ω^)「カモ?」

コウ「バ、バカ! 今そんなこと言うな!」

コウは慌てていた。昔、自分がカード犯罪に手を染めていたなんて皆には言いたくなかったからだ。
その事実を知っているのはクーとサキだけだった。

クー「それより、もしこいつらがカードプロフェッサーなら雇った人間がいるはず。しかし何のために……」

ミズキ「まぁ目的が何であれ、デュエルしなきゃ通れないならするしかありませんね」

ミズキ「一人は僕が引き受けましょう。あと二人は誰がいきます」

サキ「じゃあ私がいく! 久々に腕がなるわ!」

(;^ω^)「僕は自信ないからパスしたいところだお」

クー「あと一人はどうする? わたしかコウが……」

あと一人、誰にするか悩んでると、サレナが控えめに挙手をする。

サレナ「わ、私がやります……」

それにコウとクーは驚いていた。
大人しい性格でつい最近までデュエルを嫌っていたサレナが自ら進んでデュエルしようとしているからだ。

コウ「サレナちゃん!? や、止めとけって。危ないよ」

サレナ「いえ、大丈夫です。やらせてください」

クー「でも……」

サレナ「私、ただ着いてきただけの足手まといになりたくないんです。お願いします」

ミズキ「そこまで言うんだったらやらせてあげてもいいんじゃないんですか? まぁ負けることは僕が許しませんけどね」

サレナ「大丈夫です……私そんなに弱くないですから」

コウ「そうだな、がんばってサレナちゃん」

サレナ「は、はい! がんばります!」

(;^ω^)「僕はただ着いてきただけの足手まといになりそうだお……」

ミズキ「さて、こっちは準備が整いました。そちらはいいですか?」

ミズキが三人組みに準備が出来ているか尋ねた。

( ><)「もうとっくに準備は出来てるんです! そこの背の高い優男は僕とやるです!」

( ^Д^)「俺はスーツ着た巨乳の姉ちゃんとだ! うめぇwwwww」

从 ゚∀从「そこの大人しそうな女の子、俺とやろうぜぇ!」

ミズキ「さて、雑魚散らしといきますか。みなさん、心の準備はいいですか?」

サキ「楽勝ね。いくわよ」

サレナ「は、はい!」

( ><)       ミズキ

( ^Д^)「デュエル!」サキ

从 ゚∀从        サレナ



(;^ω^)「3対3のデュエル……今回の話だけで終われるのかお?」


ミズキと( ><) (わかんないんです)のデュエル

ミズキ「僕からいきます。ドロー」

ミズキ「僕はモンスターをセット。カードを3枚セットしてターンエンドです」

( ><)「僕のターンなんです! ドローなんです!」

( ><)「僕は青眼の銀ゾンビ(ブルーアイド・シルバーゾンビ)を召喚するんです!」

《青眼の銀ゾンビ(ブルーアイド・シルバーゾンビ)/Blue-Eyed Silver Zombie》
通常モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 900/守 700
目から出す怪光線で、相手をゾンビにかえてしまうと言われている。

ミズキ「青眼の白龍に名前だけ似てる通常モンスター……ですか」

( ><)「そしてデーモンの斧を3枚と魔導師の力! そしてレベル制限B地区を発動するんです!」

( ><)「うおぉぉぉぉ! これで青眼の銀ゾンビの攻撃力は6400なんです!」

(;^ω^)「何というシルバーゾンビ強化……」

( ><)「うおぉぉぉぉ! 青眼の銀ゾンビで裏守備を攻撃なんです!」

( ><)「ゾンビになりやがれなんです! その綺麗な顔に傷をつけてやるんです! みしゃわ☆ビーム!」

ミズキ「裏守備はマッド・リローダーです。効果発動」

《マッド・リローダー》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分の手札を2枚を墓地に送り、自分のデッキから
カードを2枚ドローする。

ミズキ「僕は手札のブラック・マジシャンと王立魔法図書館を墓地に送りカードを2枚ドローします」

( ><)「手札入れ替えなんてしても無駄なんです! ターンエンドなんです!」

ミズキ
LP   :8000
手札   :2枚
モンスター:なし
魔法or罠 :なし
伏せカード:3枚

( ><)(わかんないんです)
LP   :8000
手札   :なし
モンスター:青眼の銀ゾンビ
魔法or罠 :デーモンの斧×3 魔導師の力 B地区
伏せカード:なし


ミズキ「僕のターンです、ドロー」

ミズキ「僕は無謀な欲張りを発動。カードを2枚ドローします」

ミズキ「さらに僕はリビングデッドの呼び声を発動。蘇らせるのは王立魔法図書館」

ミズキ「そして僕はそれにチェーンして手札から速攻魔法、地獄の暴走召喚を発動」

ミズキ「デッキから王立魔法図書館を2枚を攻撃表示で特殊召喚します。だけどB地区があるから守備表示になりますけどね」

《地獄の暴走召喚/Inferno Reckless Summon》
速攻魔法
相手フィールド上に表側表示モンスターが存在し、自分フィールド上に
攻撃力1500以下のモンスター1体の特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。
その特殊召喚したモンスターと同名カードを自分の手札・デッキ・墓地から
全て攻撃表示で特殊召喚する。
相手は相手フィールド上のモンスター1体を選択し、そのモンスターと
同名カードを相手自身の手札・デッキ・墓地から全て特殊召喚する。

《王立魔法図書館/Royal Magician Library》
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 0/守2000
自分または相手が魔法を発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大3個まで)。
このカードの魔力カウンターを3個取り除く事で、
デッキからカードを1枚ドローする。

( ><)「僕は青眼の銀ゾンビを2体守備表示で特殊召喚するんです! 次のターンで3体連結してやるんです!」

(;^ω^)「それはブルーアイズドラゴンのほうだお……」

ミズキ「リビングデッドつきの魔法図書館に魔力カウンターを載せますね」

ミズキ「そして僕は連弾の魔術師を召喚します。守備表示に」

《連弾の魔術師/Rapid-Fire Magician》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1200
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分が通常魔法を発動する度に、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。

ミズキ「さらに僕は黙する死者を発動。連弾の効果で400ダメージです」

( ><) LP8000→7600「そんなの痛くも痒くもないんです!」

ミズキ「ブラック・マジシャンを特殊召喚して魔法図書館3枚にカウンターをそれぞれ1つずつ載せます」

ミズキ「そして僕はブラック・マジシャンを生け贄に、黒魔導の執行官(ブラック・エクスキューショナー)を特殊召喚します。これも守備表示ですね」

《黒魔導の執行官(ブラック・エクスキューショナー)/Dark Eradicator Warlock》
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「ブラック・マジシャン」1体を
生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いのプレイヤーが通常魔法カードを発動する度に、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

( ><)「いくらモンスターを出そうとB地区があるから攻撃は出来ないんです! それにそんなんじゃ銀ゾンビには敵わないんです!」

ミズキ「そうですね、僕には大嵐もありません。いや、攻撃して勝つなんて面倒なことはあなたなんかにはしませんよ」

( ><)「何だとぉです!」

ミズキ「今、僕の場には黒魔導の執行官と連弾の魔術師があります。これで僕は通常魔法を使う度にあなたに1400ダメージを与えられるわけですが……」

( ><)「それがどうしたんです! お前の手札はもうたった1枚しかないんです!」

(;^ω^)「ミズキ君手札消費しすぎだお。1枚じゃ勝てないお……」

ミズキ「確かに1枚……ですけど。本当に1枚でしょうかね?」

( ><)「どういうことなんです?」

ミズキ「何を勘違いしてるんだ? 俺のメインフェイズは終了してないぜ!……ってことですよ」

ミズキ「僕は魔法カード、トゥーンのもくじを発動。これであなたに1400ダメージ」

執行官と連弾は黒い魔力をわかんないんですに放つ。だがミズキの手札はもうない。

( ><) LP7600→6200「これで手札0なんです!」

ミズキ「そして手札にトゥーンのもくじを持ってきてデッキをシャッフルします」

《トゥーンのもくじ/Toon Table of Contents》
通常魔法
「トゥーン」という名のついたカードをデッキから1枚手札に加える。

(;^ω^)「あっ! そういう事かお。確かにまたダメージを与えられるけど……」

(;><)「そ……それでも届かないんです!」

ミズキ「僕はもう一度もくじを発動。もくじを手札に」

執行官と連弾は再び黒い魔力を相手プレーヤーに放ち、ライフを削る。

(;><) LP 6200→4800「そ……それでも終わんないんです。もくじも後一枚なんです!」

ミズキ「その様子なら忘れているようですね。僕は王立魔法図書館の効果発動」

ミズキ「3枚の図書館に載っているカウンターをそれぞれ3つ取り除き3枚ドローします」

( ><)「!!」

(;^ω^)「あっ!」

ミズキ「ドロー、魔法カードっと。僕が引いたのはちょうど火炎地獄3枚。3枚とも発動」LP8000→6500

《火炎地獄/Tremendous Fire》
通常魔法
相手に1000ポイントダメージを与え、自分は500ポイントダメージを受ける。

ミズキ「これで1000×3と1400×3で7200ダメージ。僕の勝ちですね」

火炎地獄に包まれ、そして執行官と連弾の効果でわかんないんですのライフは0になった。

(;><)LP4800→−2400「ま、負けちゃったんです……」

( ^ω^)「すごい、1ターンキル! ミズキ君の勝ちだお!」

ミズキ「だけどここでは終わりませんよ。さらに図書館の効果で3枚ドロー」

(;><)「えっ!?」

ミズキ「僕が引いたのは昼夜の大火事3枚。さらに3枚使ってあなたに6600の追加ダメージです。」

《昼夜の大火事/Ookazi》
通常魔法
相手ライフに800ポイントのダメージを与える。

(;><) LP−2400→−9000「あちちちちちち! 熱いんですぅ!」

ミズキ「さらに3枚ドロー」

(;><)「うっ!!」

ミズキ「今度もドロー魔法カードです。ミスフォーチュン3枚」

《ミスフォーチュン/Misfortune》
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
このターン自分のモンスターは攻撃する事ができない。

ミズキ「あなたに5550ダメージです。追加ダメージ」

(;><) LP−9000→−14550「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ミズキ「さらにドロー魔法カード……とはなりませんでしたね」

(;^ω^)「やっと終わりかお」

(;><)「た、助かったんです。これ以上くらったら死に……」

ミズキ「ですが僕は伏せている罠カード。転生の予言を発動します。墓地のトゥーンのもくじ2枚をデッキに戻します

《転生の予言/The Transmigration Prophecy》
通常罠
墓地に存在するカードを2枚選択し、
持ち主のデッキに加えてシャッフルする。

(;><)「アッー!!」

ミズキ「そう、僕の手札にはトゥーンのもくじが1枚残ってます。トゥーンのもくじ3連続で発動。4200追加ダメージ」

(;><)LP−14550→−18750「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!! 」

ミズキ「さらにドロー、魔法カード」

(;^ω^)「もうやめてぇ! 遊戯ぃ!」

ミズキ「HA☆NA☆SE!」

(;^ω^)「もうとっくに羽蛾のライフは0よ。勝負はついたのよ!」

( ><)「僕は羽蛾じゃないんです!」

コウ「お前らノリがいいのもいいけどそこらへんで止めておけよ……」

ミズキ「コウ君がそういうなら……わかりました。これで終わりにしましょう」

ようやくデュエルが終わり、ソリッドビジョンが消える。
だがコウはミズキに疑問を持っていた。

コウ「お前……積み込んじゃいないだろうな?」

ミズキ「さぁ、どうですかね」

コウ「…………」

ミズキ「い、嫌だなぁ。そんな目で見ないでくださいよ。僕も自分の引きにびっくりしてるんですから」

クー「怪しい……」

(;^ω^)「とりあえずミズキ君は勝ったけど向こうはどうなってるかお」

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