皆さんは木の加工に様々な技術がある事をご存知ですか?その昔は職人が一つ一つノミを使って加工していました。今はその加工の大半をプレカットと呼ばれるシステムによって賄っています。このサイトはプレカット・手刻みで使用される継手についてご紹介しています。

相欠きの手法について
目次



相欠きとは

互いに同じ形に刻みを入れ、合わせる継手のこと。

略鎌継ぎ(略鎌)

柱径1/3〜1/5の貫を使う際に使われる継手。古くから使われている。

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追掛け継ぎ

強い強度を持った継手。栓を使って接合することを「追掛け大栓継ぎ」という。

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台持ち継ぎ

追掛け継ぎの次に強い強度を持った継手。

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金輪継ぎ

同じ形の材木の木口に『T』字型を付け、栓を入れて固定する方法。あらゆる方向に強度が得られるが、曲げモーメントに弱い。

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宮島継ぎ

厳島神社で使われている技法。三方が見え掛りとなる。

箱継ぎ

二つの材木で箱のような形を作り、栓を使って固定する方法。 2面を見え掛りにする。

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切り組継ぎ

重ね継手の一つ。同じ形に刻み、君是酢都合する方法。重ね継手よりは応力が大きい。

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