怪獣墓場
◆【怪獣墓場とは】
宇宙のどこかに存在すると言われる場所で、様々な宇宙世界や惑星で脅威とみなされ倒された怪獣や宇宙人たちの魂が眠る場所。
「ウルトラ・ゾーン」と呼ばれる時空のゆがみの先にあるとされている。
あらゆる宇宙世界と繋がっている「空間の吹き溜まり」のような場所とされており、世界観を問わずあらゆる宇宙世界から怪獣の魂が集まってくる。
また、魂だけでなく怪獣の「概念」そのものが運ばれてくるので、死んでいないはずの怪獣や、魂が無いロボットなどの姿も見受けられる。
時空のゆがみの影響のせいか、この怪獣墓場を中継点にして別世界の宇宙に行ったりすることは滅多に出来ないようだ。
怪獣墓場には怪獣たちの魂だけでなく、いくつかの小惑星や浮遊大陸などが点在しており、ある程度は生物が生息するにも十分な環境でもあるようだ。
◆グレイブゲート
ウルトラ戦士たちが光の国から怪獣墓場に向かう際に使用している「門」。複数の輪っかが組み合わさったような形をしている。
60万年前に、何者かの手によって作られたとされているが、詳細は不明。他の宇宙世界にもいくつかあるらしい。
◆炎の谷
怪獣墓場のある場所に隠された地域。名前が示すとおり灼熱のマグマが充満しており、伝説のアイテムであるギガバトルナイザーが封印され、EXゼットンが番をしている。
◆【怪獣墓場が登場する作品】
◆【ウルトラマン(1966)】
宇宙を巡回中の科学特捜隊が偶然発見。過去に戦ってきた怪獣たち(ケムラー、アントラー、ネロンガ、ギャンゴ)の姿をなつかしむと同時に、怪獣たちの
供養が行われたが、その後怪獣墓場からシーボーズが地球に迷い込んでしまった。
◆【スペクトルマン(1971)】
ゴリが集めた怪獣を安置する場所として登場。(円谷プロ製作作品ではないため、ウルトラシリーズの怪獣墓場とは設定が全く異なる。)
◆【ジャンボーグA(1973)】
怪獣ウータンが亡霊怪獣キングジャイグラス、テロキング、ドクロスキング、アントロンを呼び出す。この回の予告編ではマッドサタンも登場している。
◆【ザ★ウルトラマン】
バラドン星人がアーストロン、ゴーストロン、アボラス、ゴキネズラ、バニラ、レッドキングを復活させ、地球に送り込む。
◆【ウルトラマン80(1980)】
イカルス星人、ドラコ、アーストロン、エレキング、ブラックキング、ゴルドン、バキシム、タイラントが漂う。
UGMのセラが小怪獣ミューを発見して地球に持ち帰ったが、中川博士の実験で巨大で凶暴な怪獣へと変貌。
後にウルトラマン80によって元に戻り、宇宙へと返される。
◆【ウルトラマンメビウス(2006)】
行方不明となった宇宙貨物船アランダス号捜索のために、GUYSジャパンが出動。到着先の小惑星でレッサーボガールの襲撃を受けるが、脱出した。
ディノゾールリバースやインセクタス親子の魂の他に、相変わらずロケットにしがみついたままのシーボーズも確認されている。他にもペスター、ペギラ、ガボラ、レッドキング、アントラー、ネロンガ、ジラース、アボラス、ツインテール、スカイドン、テレスドン、ドラコ、ゴモラ、ゼットンが確認できる。
◆【大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009)】
脱獄したウルトラマンベリアルがギガバトルナイザーで怪獣たちの魂に再び実体を与え、手駒として100体もの怪獣を復活させた。
ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンメビウス、ZAPクルー、ウルトラマンゼロの奮闘によって追い詰められたベリアルを中心としたベリュドラとなるが、最後はベリアル敗北と同時に呪縛から解き放たれた。
◆【ウルトラゼロファイト(2012)】
ウルトラマンゼロが、ウルトラマンサーガとなってハイパーゼットンを倒した後、自分に宿ったウルトラマンダイナとウルトラマンコスモスの力の意味を探るために訪れ、そこでバット星人グラシエとその配下の怪獣・地獄の四獣士と死闘を繰り広げた。
◆【ウルトラマン列伝(2011)】&【新ウルトラマン列伝(2013)】
ダークネスファイブの根城と化していた。
◆【ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!(2017)】
レイバトスがギガバトルナイザーを再生させた後、タイラントをウルトラ戦士たちに戦わせた。
2022年05月24日(火) 23:49:42 Modified by ID:OyaA4Z8VLQ