開閉眼試験
開閉眼試験
1)正常者では開眼によりα波減衰(α波ブロッキング)が生じる。 α波減衰が不十分であったりα波の減衰の程度に顕著な左右差があったりする場合には両側性あるいは一側性の異常とくに覚醒系の機能障害が示唆される。
2)開眼によってα波が減衰されると背景脳波によって不明瞭であった異常波が明瞭に見られるようになる。
#皮質の局在性棘波・・・閉眼で抑制されにくいが全般性(中心脳性)突発波は開眼で抑制されやすい。
#全般性(中心脳性)突発波・・開眼で抑制されやすい
したがって両者の鑑別に役立つ。
3)開閉眼でてんかん性の突発異常波が誘発されることがある。
開閉眼直後に広汎性棘徐波、高振幅徐波などが誘発されやすい。光過敏性てんかんでは開閉眼で異常波が賦活されやすい。
4)脳波が低振幅パターンを示す場合、被験者の覚醒時脳波であるか、ねむけによるすいみん第一段階パターンであるのかを鑑別できる。
ナルコレプシーでは開眼によってかえってα波が増強される逆説的α波ブロッキングが生ずる
1)正常者では開眼によりα波減衰(α波ブロッキング)が生じる。 α波減衰が不十分であったりα波の減衰の程度に顕著な左右差があったりする場合には両側性あるいは一側性の異常とくに覚醒系の機能障害が示唆される。
2)開眼によってα波が減衰されると背景脳波によって不明瞭であった異常波が明瞭に見られるようになる。
#皮質の局在性棘波・・・閉眼で抑制されにくいが全般性(中心脳性)突発波は開眼で抑制されやすい。
#全般性(中心脳性)突発波・・開眼で抑制されやすい
したがって両者の鑑別に役立つ。
3)開閉眼でてんかん性の突発異常波が誘発されることがある。
開閉眼直後に広汎性棘徐波、高振幅徐波などが誘発されやすい。光過敏性てんかんでは開閉眼で異常波が賦活されやすい。
4)脳波が低振幅パターンを示す場合、被験者の覚醒時脳波であるか、ねむけによるすいみん第一段階パターンであるのかを鑑別できる。
ナルコレプシーでは開眼によってかえってα波が増強される逆説的α波ブロッキングが生ずる
2007年02月25日(日) 15:39:57 Modified by eu5yiwdr