左室肥大
左室を見る誘導ーつまりI、aVL,V5,V6誘導-でR波は高くなり、右室を見る誘導ーつまりV1、V2誘導では反対にS波が深くなる。
次の基準のいずれかを満たせば左室肥大(LVH)が疑われる。
●V5、V6誘導のR波が25mmを超える●V1、V2誘導のS波が25mmを超える
●V5,V6誘導のR波とV1あるいはV2誘導のS波の合計が35mmを超える。
若年者や痩せた体型では、正常でもR波とS波が上限を超えるので、これらの基準だけではLVHの確実な診断はてできない
ストレインパターン(圧負荷による心電図パターン) が見られるかもしれない
●ST部分の低下
●T波の逆転
左室肥大の原因
●高血圧●大動脈弁狭窄症
●大動脈縮窄症
●肥大型心筋症
2007年02月25日(日) 19:30:48 Modified by eu5yiwdr