痴呆 dementiaの治療 uptodate 2004
軽度〜中等度の痴呆にはcholinesterase(ChE) inhibitor を用いる。
denepezil,rivastigmine,galantamineの中から選択する。
日本ではアリセプト(塩酸ドネペジル)のみ
●抹消での抗コリンエステラーゼ作用が小さい
●1日1回投与でよい
●投与量は4週間 5mgで投与し10mgまで増量していく
●一過性で軽度の下痢、嘔気、嘔吐が認められる
一般的に八週間投与をして家族からその様子を聞き、効果判定を行う。
進行した痴呆には普通使用しない
セロクエル(フマル酸クエチアピン) 25mg、就寝前を開始量とし75mgまで増量(1日2回投与)
SSRIでは プロザック(fluoxetine)・・・半減期が長く薬剤相互作用が多いためさける。
パキシル(塩酸パロキセン水和物)・・他のSSRIよりも抗コリン作用が強い
攻撃性が夜間に多く、不眠を伴う場合に特にその効果が強い
25mgから開始しする(就寝前1回投与もしくは1日2回投与) Max 100mgまで
攻撃性がこれで解決しなかったら 非定型へ
セレニカ(バルプロ酸ナトリウム) 攻撃的行動を抑制 375mg/dayで開始し125mgずつ増量
denepezil,rivastigmine,galantamineの中から選択する。
日本ではアリセプト(塩酸ドネペジル)のみ
●抹消での抗コリンエステラーゼ作用が小さい
●1日1回投与でよい
●投与量は4週間 5mgで投与し10mgまで増量していく
●一過性で軽度の下痢、嘔気、嘔吐が認められる
一般的に八週間投与をして家族からその様子を聞き、効果判定を行う。
進行した痴呆には普通使用しない
妄想や幻覚に対して
ジプレキサ(オランザピン) 2.5mgを開始量とし、5mgまで増量する(1日2回投与)セロクエル(フマル酸クエチアピン) 25mg、就寝前を開始量とし75mgまで増量(1日2回投与)
うつに対して
三環系はさけるSSRIでは プロザック(fluoxetine)・・・半減期が長く薬剤相互作用が多いためさける。
パキシル(塩酸パロキセン水和物)・・他のSSRIよりも抗コリン作用が強い
攻撃的行動に対して
デジレル(塩酸トラゾドン)攻撃性が夜間に多く、不眠を伴う場合に特にその効果が強い
25mgから開始しする(就寝前1回投与もしくは1日2回投与) Max 100mgまで
攻撃性がこれで解決しなかったら 非定型へ
agitation(興奮)に対して・・特に抗けいれん薬の使用
テグレトール(カルバマゼピン) 低容量で! 300mg/day 平均血中濃度を5.3μg/mlセレニカ(バルプロ酸ナトリウム) 攻撃的行動を抑制 375mg/dayで開始し125mgずつ増量
2007年02月27日(火) 13:12:42 Modified by eu5yiwdr