多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。



国名

「ロズゴール神聖王政国家」が正式名称だが、一般的に「ロズゴール王国」あるいは「ログロス王国」と呼ばれる。
後者のように呼ばれるのは、西方諸国の西部地域における言語の発音上の問題である。

特徴

西方諸国の中でもっとも古い歴史を誇る、由緒正しい国。
その文化はリクシャマー帝国を初めとする西方諸国に影響を与えた。(たとえばリクシャマー帝国における間名はもともとこの国の文化である)
また、謀に長けた国で、バキスタの戦い時には、西方諸国の多くが国家存亡の危機に立たされたのに、この国だけは被害が殆ど無かった。
この時代を語るにおいて、この国が国際政治に与えてた各種影響は計り知れない。
先進十ヵ国円卓会議に入っている

政治

絶対権力者として「王」がいる。
基本的に「王」を中心として政治が行われるが、異常事態には「摂政」が置かれ、「王」の代わりに政治を取り仕切る。
また、大臣達の取りまとめ役として「宰相」が常時職としておかれており、場合によっては「王」の代わりに「宰相」が政治を行う時もある。
「宰相」の下には「左大臣」と「右大臣」がそれぞれ常備職として置かれている。
基本的に「左大臣」は外務・軍事を取りまとめ、「右大臣」が内政・治安を取りまとめる。
この「左大臣」・「右大臣」の下に他国のように「軍務大臣」、「外務大臣」、「内政大臣」等の諸大臣が置かれている。
尚、「摂政」には「王族の男子のみが就くことが出来る」と法で定められているが、「宰相」には規定がない。そのため、(あくまで緊急時の法の抜け目を突いての措置であったが)「少女宰相」の際のように女性が宰相職に就くことが可能である。

軍事

基本的に戦争や内乱等の度に諸侯から兵を集めることによって軍事システムが成り立っており、王も直轄の軍隊を持っているが、一部を除き政府直属の軍隊はない。
一部の軍隊とは以下の通りである。
近衛軍……王都および、主要都市の護衛のための軍隊である。ただし、その統帥権は王にあり、軍務大臣は王からこの軍隊を借りるという形で近衛軍を政府任務のために使うことができる。そのため、時に軍務大臣と近衛軍との間で対立が起きることもしばしばである。王とその親族、来賓の警護を行う儀仗兵、宮廷や儀式の警護を行う宮内兵、王都を初めとする主要都市の警護に当たる警護衛兵の三つで構成される。
官察兵……地方行政の監視等を行う軍隊。しかし、実際は行政監督のための役人である。

宗教

アレを中心とした紀神を信仰し、これを国教と定めている。
しかしながら、以前王族と貴族との間で激しい階級闘争があった反省から国内の融和を図る意味もあり、その他の宗教に関しても看過という形で容認している。(具体的にはアレを初めとする紀神が関わっている宗教であれば国教会は口出ししない)
ただし、ハザーリャに関しては半陽の死を司る悪魔として忌み嫌っている。
これは開祖ヴェルドゥラン?を初めとする初期建国時代の国民が死を忌み嫌っていたことが非常に大きく影響している。

国色・国旗

国旗は白地に青錦糸で龍と百合花をあしらったものである。
龍を国旗にあしらっているのは義国の掟とその魂を引き継ぐ、つまり義国の正式な後継者である、という意味合いが強いが、「物事はこうあるべきである」と「定義する」行為をその思想や行動の原理とするロズゴール王国のあり方も大きく影響していると言える。
百合の花は王国の開祖が好んだ花であり、王家の象徴ともなっている。

歴史

起源

義国滅亡の際に、中央から逃れてきた貴族が国を興した、と建国伝説上ではなっている。

国交

国同士の関係

旧来からの国との関係
ロズゴール王国は戦災を逃れた義国の貴族が祖であり、
リクシャマー帝国リクシャマー族は同じく戦災を逃れた鈴国の民衆が祖とされている。
この二国は仲が悪いのにはそういう理由もあるのだが、北方帝国は当然ながらどちらも祖ではないので、論外ということで西方諸国から嫌われている。

「嫌っている」のは血統やら由来やらを気にするごくごく一部、千人程度の領主連中なのだが、
その「ごく一部」がそこそこ口出しできるから面倒な事になっている。

ちなみに、第二次継承戦争の際に講和条件としてロズゴール王国からリクシャマー帝国に王女が輿入れしており、その王女がリクシャマー帝国の皇帝を産んでいるので両国の関係は良好のはずなのだが、なぜかその後も戦争を繰り返している。

両国が対立する理由の一つに義国鈴国の問題の他に王都の中央に位置する大偉壁?と呼ばれる記念碑の存在がある。この大偉壁?にはロズゴール王国の歴代の王のレリーフが彫られているが、それらの中で開祖は13人の部下を従え、力強い足でハザーリャを踏みつけ、今まさに手にした槍を振り下ろそうとするという姿で描かれている。
これはロズゴール王国においてはハザーリャを悪魔、すなわち死を禁忌とする考え方が影響しているのだが、ハザーリャを神聖な神、すなわち死を人が避けえぬ刻であり、死を神聖なる刻とするリクシャマー帝国の人間(特にリクシャマー公国の人間)にとって許しがたい行為であり、度々リクシャマー帝国からこの開祖のレリーフを修正することが要求されているが、今日に至るまでそれが行われたことは無い。
新興国との関係
カリデ王国およびロクシア王国とは独立に際して力を貸した関係上から、宗主国という立場にあり、概ね良好関係にある。
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