多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

事件
慣用句

事件としての少女宰相

ロズゴール王国の国王一家に対する暗殺事件により、生き残った重態の王弟が病床で即位し、国内の有力貴族に嫁いでいた前国王の長女の娘、ロズリア・ヴュ・ガウリンが宰相として国王の代行を務めるという異常事態に陥った5年間を指す。
当時彼女が若干15歳であったことから後の世にこう呼ばれる。
尚、ロズリア・ヴュ・ガウリン自身を指してこのように呼ぶ場合もある。

慣用句としての少女宰相

「期待されていなかった人間が、期待以上の成果を残すこと」
当初、ロズリアが宰相に就任した際、人々は「これでロズゴール王国も終わりか」と落胆した。当初は「少女宰相」とは絶望的な状況を揶揄する意味で生み出された言葉だったのである。
しかし、ロズリアは政府をよく束ね、後の繁栄の礎を作り上げ、リクシャマー帝国に奪われると誰もが考えていた国王位を男子を出産したことで守り抜いた。そのことで人々は彼女を賞賛する意味で「少女宰相」という言葉を使うようになった。
この「少女宰相」の言葉に当てはまる人物にはリクシャマー帝国マグドゥール・ドゥ・ギボン北方帝国ガスパール・デュガンアデラ・バツゥイがいる。

また、この言葉が絡む言葉として、以下の言葉もまたあることは留意すべき点である。

「我々が歴史を学ぶ上で気を付けねばならぬことは、数多の『戦い』において、決して英雄が勝利するとは限らないということである。
 これは我々が慣用句としてよく使う、『少女宰相』とは意味が異なる。平たく言えば、ゴロツキが英雄に勝つ場合も存在するということである。
 広く歴史より例を挙げれば、大はハルバンデフであり、小はギュンターである」(ルスタン・ヴュ・ダムーシュ)

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