多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

結界の六十二妹

キュトスの姉妹の38番目。趣味は遺跡漁り。

一時、素性を隠しトルクルトアで考古学者として暮らしていたことがあった。当時はオルザウンエレヌールらと親交があり、共同でオルザウン禁忌集をまとめた。その後オルザウン禁忌集の注釈書であるウェウーレベルンの草稿を隠蔽。更に一年後、ウェウーレベルンのコピーと言われるものが各地で出回ると共に、忽然と歴史の表舞台から姿を消す。

人となりとか

能力

ニースフリルがいかにしてオルザウン禁忌集を編纂したのか(単独でないとはいえ)については疑問が尽きないが、あるいはその情報を入手する能力、【探査能力】とでも呼ぶべきものが彼女の魔術の得意とするところなのかもしれないし、あるいは彼女に生来備わった体質なのかもしれない。

ニースフリル曰く、得意とするのは神や精霊の力を借り受けて執行する古代魔術なのだとか。考古学者であった彼女が集めた古代の魔術書は1000冊にも届くと言われているが、その所在は杳として知れない。

ニースフリルは【犬】に化身できる。人懐っこい。

【犬】性

ニースフリルは【】性を持つ。その為アーザノエルミュリエンティとはあまり相性がよくない。
ちなみに、彼女自身は【犬】性を持っていることを否定している。

堕納豆

「・・・え? ああ・・・【堕納豆】、ね。あれは駄目。人知の介入を許していいものじゃない。【堕納豆料理】、あれだけは・・・・・・。オルザウンのヤツなんかしばらく米とレバーが食べられなくなったんだから」

魔術

得意とするのは神や精霊の力を借り受けて執行する古代魔術なのだとか。考古学者であった彼女が集めた古代の魔術書は1000冊にも届くと言われているが、その所在は杳として知れない。

ドルネスタンルフの吐息

行動とか

33番目の姉妹ニースフリルの発見した遺跡には、ビークレットが残した『永遠に燃え続ける炎』が祭壇に灯っていたという。

飛来神群浮遊大陸イヴァ・ダストを発見。

エイス・ロネの一員。

槍神の襲来?

グレンテルヒ問題について

フィラルディア(右)が語りて曰く、
ニースフリルは各地の遺跡を探索している際、奇妙なものを見つけた。
明らかにその時代より後に作られたことが解る、オーバーテクノロジーと呼ばれる古代の出土品である。
これは【グレンテルヒ問題】でも言われているように、時系列の辻褄が合わない典型例だが、これについて彼女はこう推測を述べていたという。
グレンテルヒのヤツの発明品にしろ、北方凍土?の底に埋もれた財宝にしろ、当時の技術じゃ造れないことは明白。なのに、事実これらは出土された。それは何故か。二通り考えられるけど、まず一つ。知られざる謎の超古代文明が存在した。ま、これは却下ね。あたしが生きてきた限り、そんな噂は聞かなかったし。で、二つ。あたしはこっちを推したいけれど、グレンテルヒのヤツは、これから先に時間を跳躍する発明品を生み出す。それも誰にも知られずに。ま、推測に過ぎないし、聞き流してもらっても構いやしないけどね。ってか、お願いだから口外無用で頼むわ、色々と知られると拙いことだからね」

ニースフリル語りて曰く、
ぶっちゃけた話、グレンテルヒのバカってば同時間線上に二人も三人も並列して存在してるから、誰がどの時代のグレンテルヒなのかわかんないのよね。
ライバルのビークレット姉さんなら強さの度合いでだいたい分かるらしいけど、あっちこっちでトンデモな発明繰り返すもんだから大変なのよ。
ってか、その発明品を回収すんの私たちだっての! 時代にそぐわない発明繰り返してんじゃねぇっ! 絶対そのうちタイムパラドックス起こるって!
あー、以上、グレンテルヒのアホに対する苦情及び愚痴でした。

アルセスの正体

ニースフリルはアルセスの正体に気付いてしまった。
故にこそ、アルセスが最も執着し、因縁深い姉妹はニースフリルなのだ。

著作

オルザウン禁忌集:オルザウン、エレヌールとの共著。
書物の森の物語?
続・書物の森の物語?

他の者との関係とか

カルル・アルル・アに一方的に尊敬されてる。

累卵の記述項

累卵の記述項
1-38ニースフリル

【碑聯】

考古学者。 遺跡漁りが趣味で、過去の記録を記憶するという使命を自らに任じている。
蔑称として「犬」がある。 地面から遺物を掘り出すというその行為を揶揄したもの。
何故かドリルやシャベルと共に描かれる事が多い。
トルクルトアで一時期身分を偽って暮らしていたという。
その時親交があったオルザウン、エレヌールらと共に「オルザウン禁忌集」をまとめた。
しかしその内容に歴史すら捻じ曲げかねない危険を感じた彼女はその注釈書である「ウェウーレベルン」の草稿を隠し、その後人間社会から姿をくらませる。


姉妹における記録係。 姉妹のうち、一番最初に記録媒体に知識を記す事を始めた一人。
見聞きした全てを記憶するミスカトニカの死によって失われたあまりにも多くの知識。
ミスカトニカと深い親交を持ち、より多くの古い知識を知る事を望みとしていた彼女にとって、ミスカトニカの後継となる事は自然な衝動成り行きだった。

歴史の傍観者を自任しており、深く歴史に介入する事のないように自戒している。
が、己の意思に反して歴史上の重要人物や神々と関わってしまうのは皮肉としか言いようが無いだろう。

碑聯

<ひれん>とは過去の遺物を探し求め、蒐集し組み合わせていくその性質を端的に現した異名。
ニースフリルが司り、掌握する属性は【歴史】である。
知識として吸収<インプット>し、書物として記す<アウトプット>ことで彼女は対象の【歴史】を支配する。
【歴史】は現実世界に直接的な影響を及ぼす。
ニースフリルは記述を書物から読み上げ、再演する能力を保有する。
【歴史】の現実への干渉度はその古さと記述の総量に比例。ただし【歴史】同士を組み合わせ、異なる【歴史】を再演することも可能である。
抽象的な概念を【歴史】として抽出する事もできる。
例えば草木などを摘み取り、魔術によって文章に変換する事でその草木に堆積した時間の総量、圧縮した高密度の情報を具現化できる。
物体を直接記述化した場合、その【歴史】の密度は単に記された知識の比ではなくなる。その物体が積み重ねてきた年月そのものの重みを直に変換し抽出するのである。外部からの単純な認識で記された書物などでは及ぶべくも無い。そこには如何なる精細な歴史書をも超越した歴史の重みがある。

これは高度な思考や体験を重ねている物ほど言えることであり、長く生きてきた動物や由来のある骨董品などは凄まじいまでの歴史の密度を持つ。
ただし【歴史】として抽出した場合その物体は形を失い消失する。故に、そうしたアンティークをこよなく愛するニースフリルはめったにこの手法をとらない。

なお、この方法は人間などの知性体にも用いる事ができる。高度で複雑な思考を持つ対象を【歴史】として変換・抽出するのは極めて困難な作業であり、相手の合意がなくば絶対に不可能ではあるが。

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