多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

神話書

クリープ・フェーン?著。

大陸各地の様々な神話を紀伝体?として記した十三巻からなる書集。
それまでばらばらに語られるしかなかった神話をひとつの体系に纏め上げた初の試み。
これを記したクリープ・フェンが神話学の第一人者であること疑う者はいない。
今日の我々の神話観は、その多くがこの書物に基づいたものである。

詩人】の詩とともに、神代の世界を今に伝える二大資料。

記述

古き神の中で特に戦に長けた者と言えば・・・

古き神の中で特に戦に長けた者と言えば、すぐさまシャルマキヒュアルセスの二柱が挙げられよう。
念のため注しておくと、この二柱は他の神に必ずしも力で勝るわけではない。
しかし両神については争いにまつわるエピソードの例が著しく膨大であるため、数の上の問題からそのような印象が生じたのである。

共に戦神として崇められるシャルマキヒュとアルセスであるが、両者にはその信仰の性質に若干の違いもある。
シャルマキヒュは主に神々同士の争いでその力を発揮した。
南東からの脅威の眷属に果敢に立ち向かい、最も多くを下したと伝えられるのは他ならぬシャルマキヒュである。

一方アルセスは好んで世界各地を歩いた神であり、行く先々で大小の喧嘩争いを制している。
自ら喧嘩を吹っかけるようなことはあまりなかったアルセスであるが、相手の側がそれを許さなかったのである。

こういった両神の性格の違いもあって、シャルマキヒュが主に信仰されるのは軍隊に属す兵士たちであるのに対し、アルセスが信仰されるのは奔放な喧嘩人や冒険者である。
ゼダ公爵家?サイクロプス・クラウドがシャルマキヒュを信仰し、希代の冒険者ナプラサフラスがアルセスを信仰していたことなどは、この象徴的な例であろう。

関連リンク

其の他のリンク

アマゾンアソシエイト

管理人連絡先

amogaataあっとまーくyahoo.co.jp

紹介サイト


メンバーのみ編集できます

メンバー募集!