FreeBSDに関係する設定メモ

Xorgの設定

xorg.confの設定

設定ファイルの作成
Xorgコマンドで基本となる設定ファイルを作成する。
# Xorg -configure

作成された設定ファイルを元にXを起動し、エラー部分を解消するために取り合えず1回起動。
# X -config /root/xorg.conf.new -retro 
グレーの画面が表示された場合は成功。7.2R以降はオプションなしだと真っ黒な画面になるので注意。

ちなみにX-Windowを終了するにはCtrl+Alt+F1で元の画面に戻ってCtrl+C。
※Ctl+Alt+BackSpaceは8.0R(Xorg7.4)以降からデフォルト値が利用できないよう設定されている。
※設定で使えるようにすることは後で出来ますが、変える必要もないかなと。
設定ファイルの修正
特に変更する必要はありませんが、7.2以前の設定ファイルを使いたい場合は修正が必要。
※dbus,halが有効になっていることが前提で「設定変更なし」と考えます。
設定ファイルの有効化
起動時にマウスが動いていれば問題ないと思うので、他ユーザでもXが利用出来るようにします。

# cp /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf

日本語キーボードの設定

Dsub/Halにインターフェイスの設定を任せたために今までの設定から変更になります。

# cp /usr/local/share/hal/fdi/policy/10osvendor/10-x11-input.fdi /usr/local/etc/hal/fdi/policy/jp-10-x11-input.fdi
# vi /usr/local/etc/hal/fdi/policy/jp-10-x11-input.fdi

以下の赤字部分を設定ファイル(jp-10-x11-input.fdi)に挿入する。
<merge key="input.x11_driver" type="string">kbd</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbRules" type="string">xorg</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbLayout" type="string">jp</merge>
<merge key="input.x11_options.XkbModel" type="string">jp106</merge>

設定ファイルの所々にLinuxという文字が見られますが気にしなくて良いです。

ウィンドウマネージャの設定

KDEのインストール


# portinstall x11/kde4 japanese/kde4-l10n

日本語表示・日本語入力の設定

日本語フォントのインストール

# portinstall japanese/font-xxx (xxxは数種類あるので全部入れてOK)

カナ漢字変換

# portinstall japanese/uim-anthy

.cshrcの設定(tcsh)

最近はbash使いの人が増えているとは思いますが。
% vi ~/.cshrc
setenv PATH {$PATH}:/usr/X11R6/bin
setenv LANG ja_JP.UTF-8

xinitrcの設定(個人設定)

.xinitrcは/bin/shを利用しているため、exportで環境変数を定義します。
% cp /usr/X11R6/lib/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc
% vi ~/.xinitrc 
# start some nice programs

export XIM=uim
export XMODIFIERS='@im=uim'
export QT_IM_MODULE=uim
export GTK_IM_MODULE=uim
uim-xim &

export PATH=$PATH:/usr/local/kde4/bin
startkde4

X-Windowの起動

% startx
これでX-Windowが起動する。日本語入力は「Shift」と「SPACE」の同時押し、または「半角/全角」で入力可能に。

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