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文部科学省の調査が先日ニュースになっていました。
子どもの暴力が増加している、普通の子がキレやすくなっている、、、などなど。

子育てをする親としては心の痛む話題ですね。
「今は親が甘い」「学校の指導が悪い」「社会が悪い」
言おうと思えばなんとでも言えます。

でも、わが子を今、学校に通わせている以上、悪者探しをするよりも、
じゃあ、どうすればいいんだろう、と考えることが大切だとはなこは思います。


「親が甘い」と言われるけれど、「十分に甘えさせること」は人間の成長として必要なもの。

問題なのは、親の都合や感情で子どもを甘やかす、しつけをしない、ということだと思います。

電車や病院で、あるいはスーパーで、騒ぐ子供をどうしますか?
みんなで使うところだから、静かにしようね、とか、もう少しで終わるから我慢しようね、などと声をかけることができていますか?

もちろん子供は素直に聞いてくれないことのほうが多いです。それが子供ですから。

どうしても言うことを聞いてくれないときはその場を立ち去るのも仕方ありません。

でも、とりあえず子どもに言い聞かせる、というのはとっても大事。
繰り返し言い聞かせていくうちに、いつか子どもは言うことを聞いてくれるかもしれません。
それなのに、言い聞かせることもしないで「どうせ聞かないから」とか、「子どもだからうるさいのは当たり前でしょ?」などとママ友達同士のおしゃべりに夢中になっている人が多いのが気になります。

いい聞かされて、我慢して、そして周りの人や社会のルールを知って。
これが、繰り返されていけば、キレやすい子どもはもっと減るのではないでしょうか?

でも、言い聞かせることを効果的にするために忘れてはいけないことがあります。
それは。
子どもの声に耳を傾けること。
大人にとっては他愛ない話の連続ですが、子どもは聞いてもらえることで愛情を感じます。
忙しかったら、「これが終わったらゆっくり聞いてあげるから待っててね。」と。

聞いてもらえる子どもは聞くことも上手です。

教育現場でも、初めは聞いてほしいばかりでおしゃべりをたくさんしてくる子がいますが十分話を聞いてやると、こちらの話も聞いてくれるようになります。

聞くことの上手な子は当然学習能力も高いのです。

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