タグ検索でオリジナル小説77件見つかりました。
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僕の妹!? 第15話
&size(30){僕の妹!? 第15話} ---- 第15話 昼休みのひととき あやめと教室に戻ってからは何事も無かったように授業が進む。 いつもと違うことと言えば、気絶したすみれの様子を休み時間毎に見に行ったことぐらいだった。 すみれは2時間目の授業中には目を覚まし、3時間目からは普通に授業を受けていた。 僕はすみれに 「もう、大丈夫なの?」 と聞くと 「うん、大丈夫。心配させてごめんね」 とすみれは笑顔で僕に返してくれた。 授業はその後もつつがなく進み、やがて昼休みになった。 「凄いわね、あや
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僕の妹!? 第14話
&size(30){僕の妹!? 第14話} ---- 第14話 靖弘のクラスへ… 「あ〜、その様子からするともう成東から情報がまわっているようだな…」 担任の大洗先生が頭をポリポリ掻きつつクラス内を見回してそう言った。 「え〜ウチのクラスに今日付けで2人、編入になりました。みんな仲良くしてやれよ」 「それじゃ入ってもらおうか…」 大洗先生がそう言うと教室の前の扉がゆっくり開く。 「こんにちは〜×2」 あやめは堂々と、すみれは少し恥ずかしそうに入ってきた。 「山形から転校してきた双子の姉の倉吉あやめさん
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僕の妹!? 第13話
&size(30){僕の妹!? 第13話} ---- 第13話 双子初登校! 「あやめ・すみれ、準備出来たか?」 僕は玄関で双子達にそう言うと 「うん×2」 「OK×2」 と二人揃って答えてくれた。 土曜日に買ってきた制服を二人とも着ている。 今日が神湊高校の生徒として初めての登校なのだ。 肩には制服を買う時に一緒に買った色違いのカバンをかけている。 あやめがベージュのカバン。 すみれがブラウンのカバンだ。 これなら見分けが簡単に二人も自分のカバンの見分けが付くだろう。 「じゃあ、行くぞ」 「うん×2
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僕の妹!? 番外編そのなな
&size(30){僕の妹!? 番外編そのなな} ---- 番外編そのなな 詩織の決意 「何とか夏希って子に自分の存在を植えつけさせたけど…」 先日、電車の中で偶然靖弘と一緒になり、仲の良いところを見せつけたが、それ以降関係の進展は無かった。 今日は終業式で、約40日間の夏休みが明日から始まる。 つまり、今日を境に彼と会う機会は格段に減ってしまう。 その間に夏希やあの双子が靖弘と更に仲良くなってしまえば… 考えるだけで詩織は嫌だった。 今日行動を起こさねば、自分だけ靖弘争奪戦に一歩遅れを取ってしまう。
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僕の妹!? 第12話
&size(30){僕の妹!? 第12話} ---- 第12話 思い出した「約束」… 「ガチャッ」 僕はあやめ達の部屋の扉を開いた。 中では珍しく姉妹でゲームをしている。 「えと、あやめ。話があるんだけどリビングに来てくれる?」 「え?いいけど…」 あやめの手を引っ張りながらリビングへ連れて行った。 母は近所へ回覧板を届けに行って今は家にはいない。 どうせ世間話もしてくるだろうからすぐには帰ってこないだろう。 あやめが席に座ったところで僕の方から口を開いた。 「あやめ、まず一つ言いたいことがある。ごめ
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僕の妹!? 第11話
&size(30){僕の妹!? 第11話} ---- 第11話 山形での思い出 「や…ひ…くん、やすひろくん、靖弘君!」 誰かが僕を呼んでいる。 僕はまだ眠い目をこすりながら上体を起こすと山形に着いた時に出会ったあの双子だった。 「ん、おはよう」 「もう夕方だよ」 視線を外に移すとすでに空は赤く染まっている。 「ずいぶん寝ちゃったなぁ、ところで君は?」 「私の名前は倉吉あやめ!それで私の後ろにくっついて離れないのが妹のすみれよ」 「へぇ、本家に住んでるの?」 「うん」 「そうなんだ、そうそう僕の名前は
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僕の妹!? 第10話
&size(30){僕の妹!? 第10話} ---- 第10話 あやめの不安 今日は日曜日。 思いっきり羽を伸ばせるぞ! と意気込んでベットから飛び降りた。 昨日は何やかんやで忙しかったが今日は何も予定は入っていない。 起床時刻午前5時! 僕にしてはかなり優秀だ。 リビングに行くと当然ながら誰もまだ居ない。 自分の席に着くとテレビをつけた。 天気予報がやっていた。 横浜地方は快晴、降水確率0%。 さて今日はどこに行こうかなぁと思いをめぐらせていると突然、後ろの扉が開いた。 ビクッとして振り向くとあやめ
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僕の妹!? 第9話
&size(30){僕の妹!? 第9話} ---- 第9話 詩織の気持ち… 「はぁ、チャンスだったのになぁ…」 詩織はため息をつきながら第三公園から自宅への帰路に着いていた。 ついさっきまで船橋靖弘と会話をしていたのだが、どうやら全て話したいことを話しきれなかったようである。 ホントは船橋靖弘への気持ちが何なのかは詩織は分かっていた。 そして船橋靖弘が自分の彼への思いに気付くかどうか試すためにわざわざ公園に呼んでまでしたのだ。 しかし結果は彼との関係を再確認しただけで終わってしまった。 まあ友人として
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僕の妹!? 第8話
&size(30){僕の妹!? 第8話} ---- 第8話 秘められた思い 「もしもし船橋君?」 電話の向こうから聞こえてきたのは詩織の声だった。 「そうです。どったの?」 珍しいな詩織から電話なんて… お互い電話番号とメールアドレスは知ってるが使ったことはない。 「ちょっと話したいことがあるんですけど今、いいですか?」 「うん。良いよ」 「出来れば外で話したいんですが…」 「どこで?」 「私の家が○○沢なんですけど船橋さんは?」 「○岡だけど…」 「それじゃあ、えと………午後4時に第三公園で…」 「
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僕の妹!? 第7話
&size(30){僕の妹!? 第7話} ---- 第7話 百貨店で… 「もしかして夏希?」 僕は婦人服売り場でしかめっ面をしている夏希を見つけてそう言った。 「靖弘こそなんでココにいるの?ココ婦人服売り場よ」 確かに僕がここにいるのはおかしいと思うかもしれない。 「あやめ達に洋服を買ってやろうと思って…」 素直に事情を話した。 女装の趣味があるなんて勘違いされちゃ困るし… 「昨日も会いましたね」 あやめはそう言うと夏希に向かって微笑んだ。 夏希は 「なるほど、事情は分かったわ。時間はまだあるの?」
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僕の妹!? 第6話
&size(30){僕の妹!? 第6話} ---- 第6話 朝の情景 チチチチチチ。 外では鳥が鳴いている。 僕はゆっくりとベットから体を起こした。 壁に掛けてある時計を見ると午前9時を指している。 さすがにこんだけ寝れば目覚めはスッキリだ。 朝食を摂るため僕はリビングに向かった。 ガラス戸を開けると普段は中々顔を見せない父まで揃っていた。 「おはよう」 と声をかけると 「お兄ちゃん、おはよ〜」 とすみれが返してくれた。 あやめはニュースに集中しているらしく僕が入ってきたことに気付いていない。 椅子
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僕の妹!? 第5話&5.5話
&size(30){僕の妹!? 第5話&5.5話} ---- 第5話 妹!?を探し出せ!! 「母さんにあやめ達を迎えに来てもらったほうがよかったかな?」 そう反省しつつ僕は校門へ向かって走っていた。 あの二人もいくら高校生とは言え、昨日横浜に来たばかりで帰らせるのは良くなかったと今更後悔しても遅い。 今は二人を無事家に届けることを最優先しよう、と心に堅く決めたのだった。 バス停の前に着くと小休止。 大して運動も出来ないのに準備運動なしで走ったから体はすぐにねをあげた。 呼吸を整えながら時刻表を見ると次
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僕の妹!? 第4話
&size(30){僕の妹!? 第4話} ---- 第4話 部活 僕の通ってる学校は県立神湊高校って言う山の上にあるごく普通の公立高校だ。 ちなみに1年3組。 この高校の校舎は、教室がある1号校舎と職員室と特別教室などが集まる2号校舎、体育系・文化系の部室が集まる3号校舎から成っており、それぞれ1・2号校舎が5階建て、3号校舎が3階建てで造られている。 僕が今向かっている部室はその3号校舎の3階、階段から1番遠い隅にある。 1・2号校舎は町を見下ろすような位置にあり見晴らしが良いのだが、3号校舎は1・
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僕の妹!? 第3話
&size(30){僕の妹!? 第3話} ---- 第3話 編入試験 教室に着くと夏希からまず一番最初にこう言われた。 「靖弘、今朝誰と一緒に学校に来たの?」 「???」 なんで夏希が知ってるんだ? 朝、なるべく夏希を避けるように登校したからバレるはずは無いと思ったんだけど… まさか!? 「千秋先輩から聞いたのよ、女の子2人と一緒にバスに乗ってるのを見たって。それって本当?」 やっぱりあの人か。 さて、ここに出てきた「千秋先輩」について少し話そう。 四ツ屋千秋、僕より1学年上の先輩だ。 彼女は僕の行っ
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僕の妹!? 第2話
&size(30){僕の妹!? 第2話} ---- 第2話 妹と登校!? 「…きて、起きて…、ねぇ起きてってば!」 誰だぁ?僕の安眠を妨げる奴は。 「あと10分寝させて…」 僕は起こそうとする声に向かってそう答えた。 するとすぐ静かになり、僕は 「諦めて帰ったか…」 と思ってほっとすると突然、腹部に激痛が走った。 「その10分が20分・30分になって結局起きれなくなるんだよ」 そう言いながら僕の腹の上に乗っかってジャンプしていたのはツインテールの女の子だった。 「…あ…や…め…?」 僕はそう言って自分
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僕の妹!? 第31話
&size(30){僕の妹!? 第31話} ---- 第31話 夏休みの計画 僕は鮮明に覚えている。 すみれは近くにいなくてあやめと二人きり… メリーゴーランドの馬の上であやめは… あやめは単に遊園地に誘ってくれたのが嬉しかった、それをキスとして表現したんだ。 僕のことなんかこれぽっちも思っていないさ。 欧米ではキスなんて普通にしてる。 確かあやめ達の両親だって外国で働いてるんだ。 そのせいであやめもキスを簡単に… ………。 何故だろう。 最初からあやめが恋愛感情を僕に向けている可能性を否定ばかりして
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僕の妹!? 第1話
&size(30){僕の妹!? 第1話} ---- 第1話 妹がやってきた! 僕は退屈な授業から逃避するために空を眺めていた。 今日は快晴。 雲一つ無い青空に焦点を合わせ、もちろん授業の内容などは耳に入ってこない。 教室では間もなくやってくる中間テストに向けて授業が少しずつスピードを上げていて、現実逃避している場合ではないのだが、何分こんないい天気で勉強漬けとは僕にはとてももたない。 「ハァ〜」とため息を一発。 それを聞いたのか隣の席から 「ちょっと!何ため息なんかついてんのよ!もう中間テストも近いん
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