ロー・キャルカッツ要塞跡

その2

ハンスリーム北東の丘にある巨大な建造物は、「ロー・キャルカッツ将軍の要塞」と呼ばれている。
かつて、山の向こうから異国の騎馬軍団が侵攻してきたことがあった。そのとき将軍はこの要塞に籠り、十数年にも渡って街を守り続けたという。
戦いが終わり、役目を終えた現在は訪れる者もなく、朽ち果てていくのみだった。だが、いつからかモンスターが住み着くようになり、現代のキャルカッツ将軍を目指す剣士や命知らずの冒険者たちにとって、格好の腕試しの場となっている。


獣道か、以前に訪れた冒険者がつけたものか、草むらにつけられた細い道を辿って丘を登る。
入り口の扉が見えてきたとき、右手の方から何かが凄いスピードで近づいてきた。
奇声を上げながら疾走する、大きく鋭い嘴を持った鳥のような怪物……アックスビークだ!!


アックスビークを倒し、要塞へと急ぐ。
入り口の扉は壊れて開かなったが、横の石壁が大きく崩れており、簡単に中に入ることができた。
薄暗く、無気味な冷気が漂う建物の中を、慎重に探索する。


適当に要塞内を歩く。
長い石造りの廊下を歩いていくと、物見櫓らしき部分があった。
梯子が壊れているが、持っていたロープを引っかけ上っていく。足をかける場所がないため、かなり上りにくい


物見櫓から辺りを眺めると、ちょうど沈みかけた夕陽が北西の山並みを染めていた。
南の方を向くと、ハンスリームの街や港、さらに遠くの岬の灯台までが一望できる。
壁に掛けてあった遠見筒の埃を拭って覗いてみると、街を歩く人ひとりひとりの姿を見分けることができた。
壁にはほかに、錆びた短剣や銅鑼、欠けた角笛などと並んで、真新しげな銀色の弓が掛かっていた。手にとって、軽く埃を吹き飛ばしてみると、夕陽を受けてキラキラと輝く。
これは、何か特別な力を持ったものに違いない……。


2Gp手に入れた。
17Exp手に入れた。
武器:銀の弓[5x14]を見つけた!
  • 装備しますか? -


その1

ハンスリーム北東の丘にある巨大な建造物は、「ロー・キャルカッツ将軍の要塞」と呼ばれている。
かつて、山の向こうから異国の騎馬軍団が侵攻してきたことがあった。そのとき将軍はこの要塞に籠り、十数年にも渡って街を守り続けたという。
戦いが終わり、役目を終えた現在は訪れる者もなく、朽ち果てていくのみだった。だが、いつからかモンスターが住み着くようになり、現代のキャルカッツ将軍を目指す剣士や命知らずの冒険者たちにとって、格好の腕試しの場となっている。


獣道か、以前に訪れた冒険者がつけたものか、草むらにつけられた細い道を辿って丘を登る。
入り口の扉が見えてきたとき、右手の方から何かが凄いスピードで近づいてきた。
奇声を上げながら疾走する、大きく鋭い嘴を持った鳥のような怪物……アックスビークだ!!


アックスビークを倒し、要塞へと急ぐ。
入り口の扉は壊れて開かなったが、横の石壁が大きく崩れており、簡単に中に入ることができた。
薄暗く、無気味な冷気が漂う建物の中を、慎重に探索する。


適当に要塞内を歩き、突き当たったドアを開けると厩舎らしき場所に出た。雑草に埋もれるようにして、馬具の残骸が散らばっている。
奥にある腐りかかった木箱が気になって近づくと、木箱はガタガタと動きだした。
何だろう……? 足を止める。
が、木箱の動きは止まらない。
ガタガタガタ……。
ついに木箱は崩壊し、中から数匹の巨大なネズミが飛び出してきた!!


鋭い牙の攻撃には少々てこずったが、なんとかネズミを撃退した。
箱の裏には大きな穴があり、壁の隙間に繋がっている。おそらく奥にネズミの巣があるのだろう。
辺りに散乱している馬具は壊れたものばかりだったが、中に、まだ使えそうなロープを発見した。


14Exp手に入れた。
ロープを手に入れた!
2005年08月24日(水) 20:51:51 Modified by lunatic_dog




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