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クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース
タイムアタックのプラチナトロフィー 個人的に獲得までに要した実時間ランキング
クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース 
10年以上の時を経て世に出たクラッシュのナンバリング最新作です。実は「4」は2001年にも出ているんですが、それとはまったく別の作品です。この旧4からクラッシュシリーズの凋落が始まったみたいなので、公式に黒歴史化されたみたいになってしまっていますが、旧4の英語版の原題には「4」のナンバリングはない（本当のところ、「3」の時点でもうナンバリングはありません）ので、ややこしいことになっているのは日本での話です。
「ブッとび3段もり！」の売れ行きが良かったから、出すことになったようです。ただ日本では、「ブッとび3段もり！」も、その後に出た「ブッとびニトロ！」も、そして本作も、大して売れていません。一番売れた「ブッとび3段もり！」で、PS4版の売上が5万7000本弱とwikipediaに書いてありました。欧米とはかなり温度差があります。在りし日のクラッシュの勢いを考えると、寂しい限りです。
ゲームの中身は、横スクロールと奥スクロール、そして何かに追いかけられながらの手前スクロールが入り混じった往年のクラッシュそのものです。クラッシュができるアクションもほぼそのまんまです。ジャンプを駆使しての「移動」がやることの主になるので、「パルクールアクションゲーム」と言ってもいいかもしれません。クラッシュとはできることの異なる操作キャラ（タウナ・ディンゴダイル・コルテックス）が増えたほか、アクアクとは別の4つの仮面を用いてのアクションが増えており、とても順当にパワーアップしています。難度も「時代錯誤的」とも言っていいぐらい往時のまんまです。単純にクリアするだけなら、「モダン」という残機の概念のない（つまり何回死んでもゲームオーバーにならず、チェックポイントが有効のままであり続ける）モードもあるので、そこまで難しくありません。ただチャレンジを求める方には残機の概念がある「レトロ」モードもありますし、シリーズお馴染みの白ダイヤを入手しようと思ったら、やっぱりステージ中の箱を全部壊してゴールまでたどり着く必要があるので、高みを目指せば裏に隠れている鬼畜が顔を覗かせてきます。
やり込み要素としてやっぱりタイムアタックは健在ですし、今作では「ブッとびパーフェクトトロフィー」なる収集物もあり、これを手に入れるには各ステージを��1回も死なずに�▲好董璽乎罎糧△鯀管�壊し��ステージに配置されているリンゴの総数（箱の中のものも含む）の80%以上を入手してクリアする必要があります（実のところ�△鯔�たせば��はほぼ自動的に満たされることがほとんどなので、1での白ダイヤの入手条件に近いです）。タイムアタックでの好記録やこのパーフェクトトロフィーを狙う場合、試行錯誤と愚直な反復によるラインどりの記憶は必須であり、そういう意味ではロックマンみたいなとてもストイックなゲームに仕上がっています。1ステージも過去作と比較して長めになっているので、それもコンプリートの難しさに拍車をかけています。
メインステージは38もあるほか、「きおくのかけらのテープ」というパズル的要素の強い短めの2Dステージも21も用意されており、ボリューム的には十分かと思います。「ブッとび3段もり！」で見られたようなローカライズのいい加減さもありません（とはいえ、全体的に直訳気味でバタ臭いので、欧米の文化に対する深い見識がないとデモシーンに登場するジョーク等々の理解は難しいと思います）。
あんまり売れていないのが不思議でしょうがないので、往年のクラッシュ好き、高難度のストイックなアクションゲーム好きは是非やってみてください。106%の完全エンディングを見るにはタイムアタックのプラチナトロフィーとパーフェクトトロフィーの全て入手する必要があります。プラチナの規定タイムは、「ブッとび3段もり！」や3の原作のものよりは緩くなっており、体感的には両作のゴールドぐらいのタイムで入手できます（本作にはプラチナより上の「パープル」のトロフィーもあり、こちらの規定タイムが両作のプラチナトロフィーのそれに近いです）。是非、頑張りましょう。
※ボスステージ含め全ステージに「あべこべモード」というものがあります。ステージの左右があべこべの鏡像になり、画面のレンダリングが変わり、隠しダイヤの場所も変わりますが、それ以外の違いはありません。106％コンプリートにはこちらのダイヤも全て入手する必要があります（流石にパーフェクトトロフィーはどちらかでとればOKということになっています。またタイムアタックはそもそもあべこべモードではできません）。水増し感が強いと見る人もいることでしょう。
※クラッシュとココ以外の操作キャラはそれぞれ使えるステージが固定されています。その半分以上は「タイムライン」という後半でクラッシュの別のステージに合流するものです。つまりクラッシュにバトンタッチして以降は、1回やったことのあるステージになるのです。箱の配置は変わっていますが、やっぱり水増し感があると見る人はいるでしょう。このタイムラインにすらあべこべモードがあります。
※操作キャラの影が濃く表示されるようになった仕様は良いと思います。本作みたいな奥スクロールは前後の距離感がつかみにくいので、過去作では着地場所を見誤っての落下死がわりと頻繁に起きており、それがストレスの元になっていました。影が濃くなれば、この事故の頻度は減ります。オプションで消すこともできるようです。
※「何かに追いかけられる手前スクロール」では、操作キャラで箱を壊し漏らしても、追いかけてくる「何か」が壊せば壊した扱いになります。過去作はそういう仕様ではなく、操作キャラで全ての箱を壊さないと白ダイヤは獲得できなかったと記憶しています（ただ、当然作品ごとに違うかもしれません。また爆弾箱とニトロ箱は例外だったような気もします。あんまり記憶がはっきりしません）。また本作でも、タイムアタック時に出現するタイム箱は操作キャラで壊さなければ効果が発動しません。
※爆弾箱あるいはニトロ箱の爆風で壊された他の箱については、中身（主にはリンゴ）が入手できない仕様になっています。パーフェクトトロフィー狙いの時に爆弾箱やニトロ箱での破壊をやりすぎると上記の条件��（ステージに配置されているリンゴの総数（箱の中のものも含む）の80%以上を入手）の達成が遠のくことになります。ただ、そもそも80%という数字が結構緩めなので、よほどやり過ぎない限りは大丈夫です。また、タイムアタック時のタイム箱に関しては爆風で壊してもきちんと効果が発動します。ニトロ箱を全部壊す「緑の！ブロック」で壊した場合も同様です（「緑の！ブロック」は大抵ゴールの手前にあるのですが、ゴール時に時計が止まったままであれば、タイムストップの残り時間をクリアタイムからきちんと引いてくれます）。また、リンゴに意味がない「きおくのかけらのテープ」では爆風での箱壊しを躊躇しなくても大丈夫です。
※反復プレイを要求されるゲーム性だけに、ロード時間が若干長いのは気になりました。特にパーフェクトトロフィー狙いの際に死んでしまい、「ステージをやりなおす」を選ぶと長めのロード時間が入るのが一番イライラします。1個もチェックポイント箱を壊していない状態で死んだ場合はステージのスタート地点に戻されるわけですが、この場合でも死亡数のカウントは増えるので、パーフェクトトロフィー狙いの時はいちいち「ステージをやりなおす」を選んで長めのロード時間を耐えねばなりません。細かい話ではありますが、1個もチェックポイント箱を壊していない状態で死んだときは、Trials Fusionみたいに死亡回数を増やさない仕様でも良かったと思います。どうせ「ステージをやりなおす」を選んだら死亡回数はリセットできるので。
タイムアタックの時も「ステージをやりなおす」を選ぶとこの長いロード時間は挟まります。ただ、死んだ場合はほぼノータイムでスタート地点に戻されるので、タイムアタックをやり直す場合は死ぬのが手っ取り早いです。両者のロード時間にこんだけ差があるのはそもそも不可解ですが。
※各ステージに1つずつ「ひみつダイヤ」という隠されたダイヤが配置されていますが、結構いやらしい位置にあることがあります。ノーヒントな上に画面外に配置されていて視認できないのです。ひみつダイヤはパーフェクトトロフィーの入手条件には関係ないのでまだいいのですが、箱にもいやらしい位置に配置されているものがあります。慎重に虱潰しに箱を壊しながらゴールまでたどりついても壊し漏れがあって悶絶するなんてのはこのシリーズのあるあるなんですが、パーフェクトトロフィー狙いの時にはノーミスでゴールまでたどり着く必要があるので、何十回というチャレンジの果てにノーミスでゴールまで辿り着いたにもかかわらず壊し漏れがあった日には、こちらの心はポッキリと折れてしまいます。攻略情報ゼロでパーフェクトトロフィーを狙うのは、そういう意味でも苦行です。画面外に箱があるのではないかと疑って思い切って行ってみたら何もなくて落下死した、なんてのもこのシリーズのあるあるです。箱の配置はもうちょっと分かりやすくても良かったのではないかと思います。
※「きおくのかけらのテープ」は前述のとおりパズル要素が強く、箱を全部壊してゴールするには頭を使って操作手順を熟考し、そのうえで実際に試行錯誤をするというプロセスが不可避です。ただ、「正解」を再現するために要求されるアクションの難易度もそれなりに高く、そう簡単に何度も成功させることができるわけではありません。そのくせチェックポイントは中間に1つしかありません。例えば、区画Aを試行錯誤の末に抜けて区画Bにたどり着いた場合、次に区画Bを成功裏に抜けるにはまた正解を見つけるための試行錯誤が必要になるのですが、失敗すると（チェックポイントがない以上）またそれなりに難しい区画Aを成功裏に抜けるところから始めないといけないのです。試行錯誤のテンポを妨げており、パズル要素と噛み合っていない仕様だと思いますので、チェックポイントは区画ごとに配置してくれても良かったと思います。あるいは、練習や試行錯誤だけでも各区画ごとに独立にできる仕組みがあっても良かったかもしれません（後者はメインステージについても言えることですが）。
※本作に限らず、タイムアタックというものはフィギュアスケートに似てるなあと思いました。「理論上こう行くと一番早い」というラインどりはあるのですが、それを完璧に再現するための操作の難易度はむちゃくちゃ高くなるのが普通なので、うまい人でも成功率が低くなるわけです（特に高難度で成功率の低い操作ポイントが複数あると、全体の成功率は掛け算でどんどん小さくなっていきます）。高難度の操作ポイントというのは、フィギュアスケートの4回転ジャンプみたいなものです。だから、世界記録狙いとかでもない場合は、自分の腕と相談しながら、自分がギリギリ再現できそうなラインどりを考えていくプロセスが必要になります。操作が難しくなりすぎる場合は、多少タイムを妥協してでも簡単なラインどりにするのです。フィギュアスケートでプログラムに何回4回転ジャンプを入れるのかというのと同じ悩みがあります。
「ブッとび3段もり！」の売れ行きが良かったから、出すことになったようです。ただ日本では、「ブッとび3段もり！」も、その後に出た「ブッとびニトロ！」も、そして本作も、大して売れていません。一番売れた「ブッとび3段もり！」で、PS4版の売上が5万7000本弱とwikipediaに書いてありました。欧米とはかなり温度差があります。在りし日のクラッシュの勢いを考えると、寂しい限りです。
ゲームの中身は、横スクロールと奥スクロール、そして何かに追いかけられながらの手前スクロールが入り混じった往年のクラッシュそのものです。クラッシュができるアクションもほぼそのまんまです。ジャンプを駆使しての「移動」がやることの主になるので、「パルクールアクションゲーム」と言ってもいいかもしれません。クラッシュとはできることの異なる操作キャラ（タウナ・ディンゴダイル・コルテックス）が増えたほか、アクアクとは別の4つの仮面を用いてのアクションが増えており、とても順当にパワーアップしています。難度も「時代錯誤的」とも言っていいぐらい往時のまんまです。単純にクリアするだけなら、「モダン」という残機の概念のない（つまり何回死んでもゲームオーバーにならず、チェックポイントが有効のままであり続ける）モードもあるので、そこまで難しくありません。ただチャレンジを求める方には残機の概念がある「レトロ」モードもありますし、シリーズお馴染みの白ダイヤを入手しようと思ったら、やっぱりステージ中の箱を全部壊してゴールまでたどり着く必要があるので、高みを目指せば裏に隠れている鬼畜が顔を覗かせてきます。
やり込み要素としてやっぱりタイムアタックは健在ですし、今作では「ブッとびパーフェクトトロフィー」なる収集物もあり、これを手に入れるには各ステージを��1回も死なずに�▲好董璽乎罎糧△鯀管�壊し��ステージに配置されているリンゴの総数（箱の中のものも含む）の80%以上を入手してクリアする必要があります（実のところ�△鯔�たせば��はほぼ自動的に満たされることがほとんどなので、1での白ダイヤの入手条件に近いです）。タイムアタックでの好記録やこのパーフェクトトロフィーを狙う場合、試行錯誤と愚直な反復によるラインどりの記憶は必須であり、そういう意味ではロックマンみたいなとてもストイックなゲームに仕上がっています。1ステージも過去作と比較して長めになっているので、それもコンプリートの難しさに拍車をかけています。
メインステージは38もあるほか、「きおくのかけらのテープ」というパズル的要素の強い短めの2Dステージも21も用意されており、ボリューム的には十分かと思います。「ブッとび3段もり！」で見られたようなローカライズのいい加減さもありません（とはいえ、全体的に直訳気味でバタ臭いので、欧米の文化に対する深い見識がないとデモシーンに登場するジョーク等々の理解は難しいと思います）。
あんまり売れていないのが不思議でしょうがないので、往年のクラッシュ好き、高難度のストイックなアクションゲーム好きは是非やってみてください。106%の完全エンディングを見るにはタイムアタックのプラチナトロフィーとパーフェクトトロフィーの全て入手する必要があります。プラチナの規定タイムは、「ブッとび3段もり！」や3の原作のものよりは緩くなっており、体感的には両作のゴールドぐらいのタイムで入手できます（本作にはプラチナより上の「パープル」のトロフィーもあり、こちらの規定タイムが両作のプラチナトロフィーのそれに近いです）。是非、頑張りましょう。
※ボスステージ含め全ステージに「あべこべモード」というものがあります。ステージの左右があべこべの鏡像になり、画面のレンダリングが変わり、隠しダイヤの場所も変わりますが、それ以外の違いはありません。106％コンプリートにはこちらのダイヤも全て入手する必要があります（流石にパーフェクトトロフィーはどちらかでとればOKということになっています。またタイムアタックはそもそもあべこべモードではできません）。水増し感が強いと見る人もいることでしょう。
※クラッシュとココ以外の操作キャラはそれぞれ使えるステージが固定されています。その半分以上は「タイムライン」という後半でクラッシュの別のステージに合流するものです。つまりクラッシュにバトンタッチして以降は、1回やったことのあるステージになるのです。箱の配置は変わっていますが、やっぱり水増し感があると見る人はいるでしょう。このタイムラインにすらあべこべモードがあります。
※操作キャラの影が濃く表示されるようになった仕様は良いと思います。本作みたいな奥スクロールは前後の距離感がつかみにくいので、過去作では着地場所を見誤っての落下死がわりと頻繁に起きており、それがストレスの元になっていました。影が濃くなれば、この事故の頻度は減ります。オプションで消すこともできるようです。
※「何かに追いかけられる手前スクロール」では、操作キャラで箱を壊し漏らしても、追いかけてくる「何か」が壊せば壊した扱いになります。過去作はそういう仕様ではなく、操作キャラで全ての箱を壊さないと白ダイヤは獲得できなかったと記憶しています（ただ、当然作品ごとに違うかもしれません。また爆弾箱とニトロ箱は例外だったような気もします。あんまり記憶がはっきりしません）。また本作でも、タイムアタック時に出現するタイム箱は操作キャラで壊さなければ効果が発動しません。
※爆弾箱あるいはニトロ箱の爆風で壊された他の箱については、中身（主にはリンゴ）が入手できない仕様になっています。パーフェクトトロフィー狙いの時に爆弾箱やニトロ箱での破壊をやりすぎると上記の条件��（ステージに配置されているリンゴの総数（箱の中のものも含む）の80%以上を入手）の達成が遠のくことになります。ただ、そもそも80%という数字が結構緩めなので、よほどやり過ぎない限りは大丈夫です。また、タイムアタック時のタイム箱に関しては爆風で壊してもきちんと効果が発動します。ニトロ箱を全部壊す「緑の！ブロック」で壊した場合も同様です（「緑の！ブロック」は大抵ゴールの手前にあるのですが、ゴール時に時計が止まったままであれば、タイムストップの残り時間をクリアタイムからきちんと引いてくれます）。また、リンゴに意味がない「きおくのかけらのテープ」では爆風での箱壊しを躊躇しなくても大丈夫です。
※反復プレイを要求されるゲーム性だけに、ロード時間が若干長いのは気になりました。特にパーフェクトトロフィー狙いの際に死んでしまい、「ステージをやりなおす」を選ぶと長めのロード時間が入るのが一番イライラします。1個もチェックポイント箱を壊していない状態で死んだ場合はステージのスタート地点に戻されるわけですが、この場合でも死亡数のカウントは増えるので、パーフェクトトロフィー狙いの時はいちいち「ステージをやりなおす」を選んで長めのロード時間を耐えねばなりません。細かい話ではありますが、1個もチェックポイント箱を壊していない状態で死んだときは、Trials Fusionみたいに死亡回数を増やさない仕様でも良かったと思います。どうせ「ステージをやりなおす」を選んだら死亡回数はリセットできるので。
タイムアタックの時も「ステージをやりなおす」を選ぶとこの長いロード時間は挟まります。ただ、死んだ場合はほぼノータイムでスタート地点に戻されるので、タイムアタックをやり直す場合は死ぬのが手っ取り早いです。両者のロード時間にこんだけ差があるのはそもそも不可解ですが。
※各ステージに1つずつ「ひみつダイヤ」という隠されたダイヤが配置されていますが、結構いやらしい位置にあることがあります。ノーヒントな上に画面外に配置されていて視認できないのです。ひみつダイヤはパーフェクトトロフィーの入手条件には関係ないのでまだいいのですが、箱にもいやらしい位置に配置されているものがあります。慎重に虱潰しに箱を壊しながらゴールまでたどりついても壊し漏れがあって悶絶するなんてのはこのシリーズのあるあるなんですが、パーフェクトトロフィー狙いの時にはノーミスでゴールまでたどり着く必要があるので、何十回というチャレンジの果てにノーミスでゴールまで辿り着いたにもかかわらず壊し漏れがあった日には、こちらの心はポッキリと折れてしまいます。攻略情報ゼロでパーフェクトトロフィーを狙うのは、そういう意味でも苦行です。画面外に箱があるのではないかと疑って思い切って行ってみたら何もなくて落下死した、なんてのもこのシリーズのあるあるです。箱の配置はもうちょっと分かりやすくても良かったのではないかと思います。
※「きおくのかけらのテープ」は前述のとおりパズル要素が強く、箱を全部壊してゴールするには頭を使って操作手順を熟考し、そのうえで実際に試行錯誤をするというプロセスが不可避です。ただ、「正解」を再現するために要求されるアクションの難易度もそれなりに高く、そう簡単に何度も成功させることができるわけではありません。そのくせチェックポイントは中間に1つしかありません。例えば、区画Aを試行錯誤の末に抜けて区画Bにたどり着いた場合、次に区画Bを成功裏に抜けるにはまた正解を見つけるための試行錯誤が必要になるのですが、失敗すると（チェックポイントがない以上）またそれなりに難しい区画Aを成功裏に抜けるところから始めないといけないのです。試行錯誤のテンポを妨げており、パズル要素と噛み合っていない仕様だと思いますので、チェックポイントは区画ごとに配置してくれても良かったと思います。あるいは、練習や試行錯誤だけでも各区画ごとに独立にできる仕組みがあっても良かったかもしれません（後者はメインステージについても言えることですが）。
※本作に限らず、タイムアタックというものはフィギュアスケートに似てるなあと思いました。「理論上こう行くと一番早い」というラインどりはあるのですが、それを完璧に再現するための操作の難易度はむちゃくちゃ高くなるのが普通なので、うまい人でも成功率が低くなるわけです（特に高難度で成功率の低い操作ポイントが複数あると、全体の成功率は掛け算でどんどん小さくなっていきます）。高難度の操作ポイントというのは、フィギュアスケートの4回転ジャンプみたいなものです。だから、世界記録狙いとかでもない場合は、自分の腕と相談しながら、自分がギリギリ再現できそうなラインどりを考えていくプロセスが必要になります。操作が難しくなりすぎる場合は、多少タイムを妥協してでも簡単なラインどりにするのです。フィギュアスケートでプログラムに何回4回転ジャンプを入れるのかというのと同じ悩みがあります。
タイムアタックのプラチナトロフィー 個人的に獲得までに要した実時間ランキング
1位 ニトロさくせいちゅう(Nitro Processing) 約10時間
2位 どくヘドロトンネル(Toxic Tunnels) 約4時間
3位 そびえるいわかべ(Rock Blocked) 約3時間
それ以外は全部15分から2時間半くらいでとれています。こう見ると、やはり1位が突出しています。
なんで1位だけこんなにかかったのかはよく分かりません。通常時の移動には主にトリプルスピンよりも簡単なスライドアタック（スライディング後にスピンアタック）を使っていたからでしょうか。スライドアタックだと、「ニトロさくせいちゅう」終盤の流水に逆らう上り坂は全然速く登れません。あそこだけ、トリプルスピンのリズムに合わせながらジャンプを繰り返して進んだ方がいいです。
逆に言うと、プラチナトロフィーだけであれば、ここ以外はスライドアタックでもとれます。
簡単なのは「てっぺんをめざせ」「クラッシュスマッシュ」「ツルピカのどうくつ」「おおむかしのジャングル」あたりでしょうか。一番最初の「めざめのジャングル」はトリプルスピンを一切使わないとなるとそれなりにタイトな走りを要求されるのでそんなに簡単ではありません。私は2時間半かかりました。1面であるがゆえにコースの構造が単純なので、劇的にタイムを縮める術がないのです。100m走みたいなものですね。
※106％クリア後に総プレイ時間を見たら127時間かかっていました。いくらなんでもヘタクソすぎなので、このゲームのプラチナトロフィーに挑もうと考えているレベルの人は全体的にもっと短いプレイ時間で終えられると思います。
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2位 どくヘドロトンネル(Toxic Tunnels) 約4時間
3位 そびえるいわかべ(Rock Blocked) 約3時間
それ以外は全部15分から2時間半くらいでとれています。こう見ると、やはり1位が突出しています。
なんで1位だけこんなにかかったのかはよく分かりません。通常時の移動には主にトリプルスピンよりも簡単なスライドアタック（スライディング後にスピンアタック）を使っていたからでしょうか。スライドアタックだと、「ニトロさくせいちゅう」終盤の流水に逆らう上り坂は全然速く登れません。あそこだけ、トリプルスピンのリズムに合わせながらジャンプを繰り返して進んだ方がいいです。
逆に言うと、プラチナトロフィーだけであれば、ここ以外はスライドアタックでもとれます。
簡単なのは「てっぺんをめざせ」「クラッシュスマッシュ」「ツルピカのどうくつ」「おおむかしのジャングル」あたりでしょうか。一番最初の「めざめのジャングル」はトリプルスピンを一切使わないとなるとそれなりにタイトな走りを要求されるのでそんなに簡単ではありません。私は2時間半かかりました。1面であるがゆえにコースの構造が単純なので、劇的にタイムを縮める術がないのです。100m走みたいなものですね。
※106％クリア後に総プレイ時間を見たら127時間かかっていました。いくらなんでもヘタクソすぎなので、このゲームのプラチナトロフィーに挑もうと考えているレベルの人は全体的にもっと短いプレイ時間で終えられると思います。
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