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2024年にリリースされたSwitch向けリメイクです。原作の方をやったことがなかったので、やってみました。ちなみに私は、数多あるマリオのRPGの中でプレイ済みのものはスーパーマリオRPGとそのリメイクだけです。原作の前作に当たるマリオストーリーもやっていません。
本作は、良くも悪くも普通のコマンドRPGです。マリオシリーズのフレーバーと、HP及びダメージ値のインフレーションがかなり意識的に抑制されている点(道中のボスはHP2桁が通常であり、ラスボスでさえHPは240です)を除けば、これといった特徴はありません。マリオシリーズの有名キャラクターをアレンジ(マイナーチェンジ)したキャラクターがたくさん登場しており、クリボーやノコノコといった雑魚キャラの1体1体に個性を持たせて世界観の奥行きを広げている(例えば、仲間キャラには女性クリボーの「クリスチーヌ」や、ちょっと臆病なノコノコの「ノコタロウ」がいます)のは本作ならではだとは思いましたが、そのへんはあくまでフレーバーの部分です。ストーリーも、良く言えば王道、悪く言えば凡庸です。そのうえ所々に挟まるコミカルな演出は、そこまで笑える内容のものでもなく、全体的にはシリアスなストーリーのノイズになってしまっていると思います。この点は、スーパーマリオRPGと一緒ですね。
全体的には手堅い良作としてまとまってはいますが、「コマンドRPGの名作をやりたい」と相談してきた人にいの一番に薦めるほどの作品ではありません。
あと細かいことですが、アイテムの売り買いや預け入れ及び引き出しが1個ずつしかできなかったのは不便で面倒でした。
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本作は、良くも悪くも普通のコマンドRPGです。マリオシリーズのフレーバーと、HP及びダメージ値のインフレーションがかなり意識的に抑制されている点(道中のボスはHP2桁が通常であり、ラスボスでさえHPは240です)を除けば、これといった特徴はありません。マリオシリーズの有名キャラクターをアレンジ(マイナーチェンジ)したキャラクターがたくさん登場しており、クリボーやノコノコといった雑魚キャラの1体1体に個性を持たせて世界観の奥行きを広げている(例えば、仲間キャラには女性クリボーの「クリスチーヌ」や、ちょっと臆病なノコノコの「ノコタロウ」がいます)のは本作ならではだとは思いましたが、そのへんはあくまでフレーバーの部分です。ストーリーも、良く言えば王道、悪く言えば凡庸です。そのうえ所々に挟まるコミカルな演出は、そこまで笑える内容のものでもなく、全体的にはシリアスなストーリーのノイズになってしまっていると思います。この点は、スーパーマリオRPGと一緒ですね。
全体的には手堅い良作としてまとまってはいますが、「コマンドRPGの名作をやりたい」と相談してきた人にいの一番に薦めるほどの作品ではありません。
あと細かいことですが、アイテムの売り買いや預け入れ及び引き出しが1個ずつしかできなかったのは不便で面倒でした。
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