高橋維新のページ

　2019年5月24日放映のアメトーークを見た。今回はゴールデン2時間スペシャルで、ビビリ-1グランプリと鉄道ファンクラブの2本立てだった。

<鉄道ファンクラブ>

※過去の類似企画
・2018.3.4アメトーーク
・2017.1.29アメトーーク
・2017.1.26アメトーーク

　一番おもしろかったのは素人にはよく分からないポイントでテンションを上げて絶叫する鉄道芸人の皆様でした。序盤はたくさんそのようなシーンがありましたが、どんどん尻すぼみになっていったので、人がしゃべっているテーマでテンションを上げてみんなで共鳴しながら絶叫する、というクダリをもっと増やしていってください。鉄道ファンも分野ごとに細分化されているようなので、あんまり細かい話題だとテンションを上げるのが難しいんでしょうかね。

<ビビリ-1グランプリ>

※過去のビビリ-1グランプリ
・2018.4.8アメトーーク
・2017.3.26アメトーーク
・2016.4.8ロンドンハーツ＆アメトーーク

　ビビり方には人それぞれの特徴があります。おもしろい人でも何回も見るとその特徴が分かっておもしろくなくなるというのは常々言っているとおりです。だから、この企画を続ける場合は常に「新顔」を発掘していく必要があります。
　今回の新顔は亜生とコンビで参戦した霜降り明星でした。事前の番宣で霜降り明星の参戦を知った時は「吉本のごり押しではないか」と危惧しましたが、二人とも「明らかに演技である」と言えるほどのヘタクソなビビり方ではなかったので、及第点をあげられます。特に粗品の虫へのビビり方はガチのやつだと思います。ただ、霜降り明星の2人で風船を膨らますクダリでは粗品が大きくなった風船をせいやに向けて振り回したりしていたので、あれを見て「本当にビビりか？」という疑いが再び湧いてしまいました。あんまり油断しないでください。
　とはいえ新顔の3人はみな「次も見たい」と思えるほどのおもしろいビビり方はしていなかったので、次をやる時はまた別の新顔を発掘してください。