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Grand Theft Auto Vice City
Grand Theft Auto Vice City 
でまあ、筆者が感動を覚えた四天王の話になります。
GTAシリーズについては、筆者の身近に、ファンはおろか、やったことがある人を未だに見つけられていません。GTA��の売上がハーフミリオンに達しているのでそこまでレアでもないはずなんですが。筆者の交友関係が狭いだけですか。そうですか。
このVCも、弟がやっていたのを横で見ていたわけです。それでやりたくなって、弟から「救急ミッションや消火ミッションなら俺がいないときもやっていいよ」と言われて、勝手にやり始めて、ハマってしまったわけです。基本的にはサイレンを鳴らしながら延々と救急車両を走らせていたわけですが、それでも楽しかったです。何が楽しかったのかよく分からないですが、それでも楽しかったのです。
そのうち、一般車両を引ったくるという技を覚え、ラジオがあることや、全ての車に名前がついていることを知りました。なんか、多分、そういうバタ臭いバカっぽさが大好きなのです。舞台であるVice Cityのアメリカっぽい空気も含めて。
今でも暇になるとふと100%にしたくなるし、もう3,4周ぐらいはしているので、ラジオの歌も半分くらいは歌えるようになったし、車も形を見ただけで大体は車種が分かるようになりました。車にも"comet"とか"cheetah"とか"phoenix"とか速そうな名前がついていて（多分現実世界の"カローラ"や"キャンター"に該当するものと思われます）、ミッションの名前も英語だし、なんかもう全然言語化できないけどバタ臭いバカっぽさが大好きなのです。でもこれは、多分ある程度英語に対するリテラシーがないと楽しめないので、だから日本人にはいまいちウケないんだと思います。
だから、GTA��でミッション名がダサい感じで和訳されてしまったのや、車の名前がアルファベットでなくカタカナで表示されてしまったのが、すごく雰囲気をスポイルしていて嫌だったのです。
なら英語版をやれよという話ですが、英語版ができるほど英語が読み聞きできるわけでもないのです。英語のテイストをある程度残した日本語版を雰囲気でわかったような気がして楽しんでいるだけなのです。その程度のことはできるけど英語版ができるほどではない中途半端な英語力しかない人は、多分母数で言うと少ないので、切り捨てられるのも致し方ないのか。ああ。
なんで日本でいまいちヒットしないんでしょうか。それは多分やっぱりバタ臭いからでしょう。アメリカ的な文化の諸々が、日本人には細かいところで色々とピンと来ないからでしょう。主人公の名前にしたって、フルネームだと「トミー・ヴェルセッティ」と言うんですが、普段はトミーと呼ばれています。でもこれが「ミスター・ヴェルセッティ」になるだけでもう誰のことを言っているのかよく分からなくなってしまいます。他にもベンとかケンとかジムとかサムとか出てきますが、日本人の名前よりは覚えにくいのです。だから、誰が誰だかよく分からなくなり、ゲーム中の説明が淡白なことも相まって、ストーリーが把握しづらくなります。筆者も、1周しただけではゲームのストーリーが全然印象に残りませんでした。
だからといって日本風に翻案するとこのゲームの良さのバタ臭さがなくなるので、やっぱり、他の手立てを考えましょう。
追記
こういうゲームは、殺人や強盗みたいな犯罪を助長するという論がありますが、少なくとも筆者はそうは思っていません。筆者もこのゲームの中では躊躇なく人を殺したり車を盗ったりしていますが、これが躊躇なくできるのは、フィクションだということを、このゲームの中でそういうことをやっても誰も傷つかないということを、よく理解しているからです。逆に生の人間を前にしたときにその人を殺せるかというと、そんなことできるわけありません。フィクションだと理解しているからこそ楽しめるのです。この理解を前提とする限り、別に大丈夫だと思うんですけどねえ。
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GTAシリーズについては、筆者の身近に、ファンはおろか、やったことがある人を未だに見つけられていません。GTA��の売上がハーフミリオンに達しているのでそこまでレアでもないはずなんですが。筆者の交友関係が狭いだけですか。そうですか。
このVCも、弟がやっていたのを横で見ていたわけです。それでやりたくなって、弟から「救急ミッションや消火ミッションなら俺がいないときもやっていいよ」と言われて、勝手にやり始めて、ハマってしまったわけです。基本的にはサイレンを鳴らしながら延々と救急車両を走らせていたわけですが、それでも楽しかったです。何が楽しかったのかよく分からないですが、それでも楽しかったのです。
そのうち、一般車両を引ったくるという技を覚え、ラジオがあることや、全ての車に名前がついていることを知りました。なんか、多分、そういうバタ臭いバカっぽさが大好きなのです。舞台であるVice Cityのアメリカっぽい空気も含めて。
今でも暇になるとふと100%にしたくなるし、もう3,4周ぐらいはしているので、ラジオの歌も半分くらいは歌えるようになったし、車も形を見ただけで大体は車種が分かるようになりました。車にも"comet"とか"cheetah"とか"phoenix"とか速そうな名前がついていて（多分現実世界の"カローラ"や"キャンター"に該当するものと思われます）、ミッションの名前も英語だし、なんかもう全然言語化できないけどバタ臭いバカっぽさが大好きなのです。でもこれは、多分ある程度英語に対するリテラシーがないと楽しめないので、だから日本人にはいまいちウケないんだと思います。
だから、GTA��でミッション名がダサい感じで和訳されてしまったのや、車の名前がアルファベットでなくカタカナで表示されてしまったのが、すごく雰囲気をスポイルしていて嫌だったのです。
なら英語版をやれよという話ですが、英語版ができるほど英語が読み聞きできるわけでもないのです。英語のテイストをある程度残した日本語版を雰囲気でわかったような気がして楽しんでいるだけなのです。その程度のことはできるけど英語版ができるほどではない中途半端な英語力しかない人は、多分母数で言うと少ないので、切り捨てられるのも致し方ないのか。ああ。
なんで日本でいまいちヒットしないんでしょうか。それは多分やっぱりバタ臭いからでしょう。アメリカ的な文化の諸々が、日本人には細かいところで色々とピンと来ないからでしょう。主人公の名前にしたって、フルネームだと「トミー・ヴェルセッティ」と言うんですが、普段はトミーと呼ばれています。でもこれが「ミスター・ヴェルセッティ」になるだけでもう誰のことを言っているのかよく分からなくなってしまいます。他にもベンとかケンとかジムとかサムとか出てきますが、日本人の名前よりは覚えにくいのです。だから、誰が誰だかよく分からなくなり、ゲーム中の説明が淡白なことも相まって、ストーリーが把握しづらくなります。筆者も、1周しただけではゲームのストーリーが全然印象に残りませんでした。
だからといって日本風に翻案するとこのゲームの良さのバタ臭さがなくなるので、やっぱり、他の手立てを考えましょう。
追記
こういうゲームは、殺人や強盗みたいな犯罪を助長するという論がありますが、少なくとも筆者はそうは思っていません。筆者もこのゲームの中では躊躇なく人を殺したり車を盗ったりしていますが、これが躊躇なくできるのは、フィクションだということを、このゲームの中でそういうことをやっても誰も傷つかないということを、よく理解しているからです。逆に生の人間を前にしたときにその人を殺せるかというと、そんなことできるわけありません。フィクションだと理解しているからこそ楽しめるのです。この理解を前提とする限り、別に大丈夫だと思うんですけどねえ。
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