保管庫内検索
作品メニュー
作者別

スレ別

画像保管庫

キャラ別

編集練習用ページ

まだ必要なものあったら編集頼む
最近更新したページ
最新コメント
キャラ別 by 名無し(ID:5Lz/iDFVzA)
キャラ別 by 名無し(ID:cOMWEX4wOg)
キャラ別 by 物好きな狩人
キャラ別 by  
降りてこないリオレイア後編 by 名無し(ID:UKypyuipiw)
25-692 by 名無し(ID:PnVrvhiVSQ)
一角獣 by ケモナーかもしれない
誇り高き雌火竜 三 by ルフスキー
暴君と暴姫 by 名無し(ID:vg8DvEc9mg)
タグ
Wiki内検索
カテゴリー

ロリババアな岩山龍―その4なのじゃ!

スレ番号タイトルカップリング作者名備考レス
ロリババアな岩山龍―その4なのじゃ!男ハンター×擬幼女化ラオシャンロン亜種664擬人化(岩山龍)104〜107

ロリババアな岩山龍―その4なのじゃ!



 ――――――瞼が、開く。
 眼前には見慣れた風景。ここは、自宅の寝室。
 俺は何故ここにいるんだろう……?
 未だ寝惚けているのだろうか?思考に霞が懸かったようで、
 昨日の記憶、ベッドに入ったという意識がまるでない。
 ゆっくりと深呼吸して、順に思い出すことにする。
 体に鈍痛が奔る――――――


 始まりは、最近シャロの様子がどうにもおかしいと気づいた頃からか。 
 突然に胸を押さえて蹲り、動けなくなるという事が多々あるようになったのだ。
 急いで手を貸そうと近づくと、『触るなっ』とピシャリと跳ね除けられる。そんなことが何回か続いた。
 決まってその後は、心底申し訳ないような、泣きそうな顔をして謝罪をするのだが……
 正直、そんな痛々しい顔は見ていられなかった。
 
 彼女の体調不良の原因は予想が付いていた。恐らくは―――『ヤツ』のせいだ。
 理解していたというのに、あの"眼"が恐ろしくて、極力意識することを避けていた。
 その結果、どのような仕組みになっているのか理解はできないが、彼女に負担をかけていたのか。
 考えたくも無かったが、最悪の未来を想像してしまう。このままでは彼女は――――――

 妻の苦しみは、良人である自分の責任だ。
 己がすべきことを正しく理解し、決戦に向け着々と準備を始めることにした。



 ――――――あくる朝、人知れず村を抜け出した。
 シャロにはもちろん、相棒にだって何も知らせてはいなかった。
 ただ、行かねばならない。そんな脅迫観念に突き動かされていたのだと思う。
 目指すは、あの黒い影が飛び去った方向。千里を見渡せるほどの眼を持てるという薬を飲みつつ追跡を開始する。

 鋭敏化された感覚は、半日ほどの探索で『ヤツ』の存在を感知した。
 此処に、いる。朽ち果てた古城を見上げ、覚悟と共に足を踏み入れた。
 さあ、狩りの時間だ。


 ………そこから先は、正直ほとんど覚えていない。
 記憶にあるのは、一心不乱に太刀を振るっている己と、眼前を覆う黒い鱗。
 咆哮―――閃光―――砕け散った鎧―――お守りの爪がひび割れる音。
 村長―――村を出て行った幼馴染―――相棒―――顔も覚えていない両親。
 今までの人生が、コマ送りのように脳裏に流れていく。
 まるで走馬灯のようだった。いや、実際にソレだったのだろう。
 だって最後の記憶が、愛する彼女の笑顔だったなんて、最高だと思わないか?
 シャロ、君は今も笑って――――――
 意識が真っ黒に塗りつぶされていく。
 俺の意識は、そこで途絶えた。 


 ぼんやりと天井を見つめる。
 何かをしようとする気力が起きない。それどころか、何故か指一つ動かせないでいた。
 なにか深刻な負傷でもしたのだろうか。
  
「お、おお!婿殿、起きたのか!?」
「シ―――ャ―――?」

 突然にシャロが廊下奥から顔を出してきた。
 彼女の名を呼ぼうとしたが、喉が痺れて声が出ない。

「ああ、いかんぞ。まだ無理をしては。ささ、大人しく横になるのじゃ」

 肩をやんわりと押され、そのままベッドに寝かしつけられる。
 ぺちん!と、ついでだと言わんばかりに、額を叩かれた。

「ふん。ワシが思っておることは、何も言わずとも判っておるだろうな?」
「ご―――め―――」
「あやまるくらいなら、初めからやるな!馬鹿者!!大馬鹿者!!……本当に、バカ……なのじゃ。……ばか」

 頭を俺の胸に押し付けて、肩を震わせる彼女。
 抱きしめてやりたいのに、両腕が動かないことがもどかしい。




「……身体、動かんじゃろ?黒き龍の呪いのせいなのじゃ。命があっただけ僥倖じゃろうて」
「の―――ろ、い?」
「そう、呪いじゃ。ワシが渡した守りの爪が、呪いを和らげたのじゃろう。
 森に倒れていた婿殿を、早くに発見できたおかげで助かったのじゃ。アイルー達に礼をいわねばのぅ」

 意識が混濁する。
 ああ、そうか。思い出した。俺は負けたんだ。そうして無様に逃げ出した。 
 悔しくて、情けなくて、奥歯を砕けんばかりに噛み締める。
 ごめん。ごめんよ、シャロ。

「……婿殿……ん。……ちゅ、む……あむ……」

 彼女が口付けてくる。そのまま柔らかな舌で噛み締めていた奥歯をなぞられ、込めた力が抜けた。
 寝たきりの身体を、胸の内に暖かく抱きしめられる。 

「大丈夫、大丈夫なのじゃ。何があっても、必ずワシが婿殿を、守ってやるからな」

 頭をゆっくりと撫でつつ、彼女は耳元で、いつか聞いた言葉を囁いた――――――


 そうして暫く抱きしめられ、どれだけの時間がたっただろうか?

「ん……しょっ、と。むー……脱がせ難いのぅ」

 気が付けばカチャカチャと、何かを弄くる音が聞こえてくる。
何故か、ズボンを下ろそうとしているようだ。

「な―――に、を―――?」
「うん?婿殿の中に残った呪いを搾り出そうとしておるのじゃ。直ぐに苦しみを取り去ってやるからの?
 安心して楽にしておれ。ワシに全てを委ねるのじゃ」
 
 この身体の不調は呪いのせいであると彼女は言う。
 呪いを搾り出す、とは……まさか……。
 考えているうちに、下半身に外気の冷たさを感じる。

「おぉ、やっと取り出せたのじゃ。……むー?何やらちっこいぞ?この前は、あんなに逞しかったのにのぅ」

 そりゃあ、刺激しなければ勃つものも勃たないだろう。
 そう言いたかったが、喉が動かない。
 そんな俺の様子を見て、彼女は、にぃとしたり顔で笑った。

「ふふっ。いったであろう?楽にしておれ、と。ワシもあれから多くを学んだのじゃぞ?その成果、今こそ見せてやろう。
 ……えと、確かこう……んしょ、んしょっと……」

 先日の意趣返しのつもりなのだろうか?やけに嬉しそうだ。
 外に露出させた俺の自身を、柔らかな両手の平で挟み込み、上下に擦り上げる。
 初めての奉仕で、ぎこちないその動きがいっそう情欲を駆り立てた。
 我ながら現金なものだ。先ほどまであんなに悔しい思いをしていたというのに、今は彼女との睦み事しか考えられない。
 徐々に俺の一物は首をもたげ、硬度を増していく。


「んしょ、んしょっ……ぁ……だんだんと大っきくなってきたのじゃ。ふふっ、こうしてみると凶暴な形をしているが、
 可愛らしく思えてしまうのだから、不思議じゃのぅ」

 慈愛の表情を浮かべつつ、なでなでと自身を撫でられる。
 プーギーの気持ちがよくわかる。なるほど、これは気持ちがいい。

「ふむ。もうそろそろかの……?あー、ん……はむっ」 
「――――――っ!?」

 急な刺激の追加で、一瞬果てそうになる。
 シャロがその小さな口を精一杯開け、俺を咥え込んでいた。
 形を確かめるかのように動く舌が、更なる快感を送り込んでくる。

「ちゅ――む。ん……ちゅぷっ、あむ。ぷは……どう、じゃ?婿殿。気持ち良いか?」

 そそり立った一物に舌を這わせながら、その手はやわやわと袋を揉み解している。
 自身の痛いぐらいに怒張したその様は、さながら"バベル"か"マテンロウ"か。
 とにかく、長い間耐えられるものではなさそうだ。
 こうしている間も再び咥えられ、その頭が上下運動を始める。
 彼女の口元から、断続的に唾液が泡立つ艶めかしい音がする。

「んっ――んっ―――じゅ、ぷ―――ちゅ、ぷぁ――――あむ、ちゅっ―――」
「あ――――――っぐ!!」
「んんっ!?―――んっく!んくっ、んっぐ……んく……ぷあっ!!はあっ!はぁ……はぁっ……はー」
 
 強く吸い上げられ、やはり耐え切れずに果ててしまった。そのまま彼女の口内へと精を吐き出す。
 シャロは一瞬驚いたように目を見開いたが、すぐに微笑みを浮かべ、喉に溜まった精をこくこくと飲み込んでいった。
 精を吐き出すに合わせ跳ねる自身は、小さな口に収まりきらず外に飛び出し、彼女の顔を白く染めていく。

「ん……あふっ……ふぅ。ふふっ、いっぱい出た、のじゃー。どうじゃ?少しは、体が動くようになったじゃろ?」
「え?あ……うん。動くよ、シャロ。ありがとう」 

 声が、出る。名を呼ばれた彼女は、その顔に精を滴らせながら、また幸せそうに笑った。
 呪いを搾り出すと言った彼女の言葉通り、精を吐き出した俺の体は、幾分か自由を取り戻せたようだった。
 だが未だ呪いは、体の中に留まっているようだ。この気だるさは、果てた後の余韻ではないだろう。
 
「そうか……安心したのじゃ。うん?不思議そうな顔をしておるの?ふむ、ワシかて"古龍"じゃからの。 
 この身で穢れを清める、呪い封じの術も心得ておるのじゃ。……さあ、婿殿。続きを、するぞ?」

 交わることで呪いを打ち消す方法があるらしい。
 だが、交わるということは、彼女に多大な負担を強いることになるだろう。
 先日の行為によって、それは証明されていたはずだ。

「まって、シャロ。それは無理だ―――」
「ふん、だ。勝手に出て行った婿殿の言うことなど聞かんのじゃ。ワシも勝手にさせてもらう」

 制止の言葉を掛けた俺を後目に、徐に自らの衣服に手を掛け、脱ぎ去り、裸体を晒した。 
 いつ見ても美しい白磁の肌が、月明かりの下に露になる。 

「では、これよりワシの純潔を持ってして、婿殿の穢れを清めるのじゃ。……覚悟、しろよ?」

 そういってまた、にぃとしたり顔で彼女は笑う。
 多分、それは強がりだ。気遣ってやれない己の不甲斐なさを情けなく思う。
 ゆっくりと彼女が、俺の身体の上に、跨っていく。
2010年08月19日(木) 12:00:55 Modified by sayuri2219




スマートフォン版で見る