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不幸なハンターさんの話

スレ番号 タイトル カップリング 作者名備考 レス
避2不幸なハンターさんの話 女ハンター×モンスターるー◆6lu3SfDrnc虫注意・犯されもの3〜8

※ 作者様の名前は避難所2のレス36を参照しました。

※ 作者様へ
  文頭における半角スペース(空白)ですが、そのままコピペすると
枠線
  が出てしまいます。
  コピペが定石ではございますが、見易さを優先させていただくことをご容赦ください。


 不幸なハンターさんの話



「よしっ、これで終わりっと」

通算十体目となるゲネポスを切り伏せると、今年で18になるハンターの少女、アレサはため息をついた。
アレサはまだ駆け出しのハンターで、ついこの間イャンクックを倒したばかりだった。
今装備しているのはジャギィシリーズにボーンククリ改。暗褐色の髪はケルビテールに束ねられ、アレサが動くたびに尻尾のように揺れる。

「ぅんっー」

身体を伸ばすと、どっと疲れがでてくる。
地底洞窟での狩りは今日が初めてで、慣れない環境では満足に身体を動かせず、無駄に体力を使っていたようだ。

「クロスケー、そろそろ帰るよー!」

さて帰ろう。いらぬものを寄せないようにできる限り小声で叫ぶ。
しかし、人間より聴覚の優れているはずのオトモアイルーからは返答は帰ってこなかった。もしかするとはぐれてしまったのかもしれない。
つい最近、知り合った仲だが、それでも心配だ。
大きな蜘蛛の巣がはり、上段と下段に分かれたエリア4を後にすると、またもや大きな蜘蛛の巣のはったエリア5に入り込んだ。エリア5の蜘蛛の巣は巨大な穴の真上に位置しており、その上を歩くことになる。
 周りには不気味な塊が吊るされていて、あまり気分のいいエリアではない。

「クロスケー」

 もう一度呼んでみたが、やはり返事はない。違うエリアにいるのかもしれないと、できる限りポジティブに考えると、疲れた身体に活を入れる。さっさと見つけて帰ろう。そう意気込んだ。
 だからこそ、気づかなかったのだろう。アレサは真上からの急襲者に気づくことがなかった。

   ○

「うっ……」

 ぐわん、と揺れる頭を持ち上げながら、アレサは目を覚ました。
 いつの間にか、眠ってしまっていたのかやけに身体は重く、なんだか熱っぽい。

(ここ……どこ?)

 周りを見渡すと、すでに周りは薄暗くなっていて、ぼける視界のなかでも、かすかな月明りで見知った蜘蛛の巣が見えた。どうやら、エリア4か何処かのようだ。

(とりあえず、移動しないと)

 けれど、身体は動くことがなかった。両手両足に何かが巻き付いていて、自由がきかないのだ。やがて、闇に眼が慣れ、やっと今の事態に思考が追いついてきたところで、アレサは戦慄した。

(なに、これ)

 両手両足に絡み付いていたのは白く細い糸だった。ただし幾重にも巻きつけられ、蜘蛛の巣の上に仰向けで大の字になるよう縫い付けられているのだ。しかも、まるで蜘蛛の糸のように粘ついていて、自慢の髪もべたつく糸が張り付いている。アレサは不快感に思わず顔をゆがめた。

「くっ、うっ」

 拘束を解こうと、身体をねじる。一応女性であるものの、ハンターは普通の人間以上の筋力を持っている。その力を以てすれば、糸も容易く切れると思ったのだ。
 けれで、一向に引きちぎれる兆しはない。正確には力が入らないのだ。まるで自分の身体でないかのように重く、力をいれることもできない。
 仕方ない、と一転。できる限り小さな声で、クロスケを呼ぶ。

「クロスケー、近くにいるなら、コレをどうにかしてー」

 わかってはいたが、やはり近くにいないようで、返事はなかった。アレサはやっぱりかー……と嘆息を吐く。もしかすると、此処は狩り場に使われるエリアとは違うのかもしれない。
 その時だった。後ろから振動が伝わってきたのだ。蜘蛛の巣の上なので、振動はダイレクトにアレサへと伝わり、思わずクロスケが来たのだと喜びながら顔をそちらにむける。
 そこにいたのは。

「クロス……え」

 そこにいたのは見知った黒い毛並みの猫ではなかった。代わりに紫の棘を背中に生やした巨大な蜘蛛が立っていた。鏡のような無機質な六つの碧い複眼に、自分の姿が映って、思わずアレサは声にならない悲鳴を上げる。
 影蜘蛛ネルスキュラ。地底洞窟や原生林を根城にする鋏角種のモンスターだ。背中の棘は毒を持ち、腹の棘は睡眠毒をもつある意味モンスター界のハンターともいえよう。アレサを縛っていたのはネルスキュラの糸で、眠っていたのは腹の睡眠針によるものだったのだ。そして、アレサを自分の巣へと連れてきたのである。
 このネルスキュラの大きさは通常の個体と比べるとかなり小さいが、それでも大きさはイャンクック以上。まだハンターとしての経験の少ないアレサにとっては、それは非常に大きく感じるサイズだ。
 それに今は身動きが取れない状態なので、なおさら恐怖は増す。

「ひっ……こ、来ないでっ」

 残念ながら、そんなものは言葉のプロセスを持たない鋏角種には意味をなさない。
 蜘蛛の巣を音も立てずに歩きながら、ネルスキュラはアレサのもとへと近づいてくる。
 逃げようとアレサはもがくが、やはり糸は一向に千切れることはなく、徒労に終わった。
 やがて、ネルスキュラとの距離がほとんどゼロになると、アレサは死を覚悟した。

「――――っ」

 目を固くつむって、やがて来る痛みに備える。ハンターなのだからいつ死んでも当たり前と言われたって、こんなの理不尽だと思いながら死を待った。
 数瞬。数秒。数十秒。スローモーションのように時間が流れていく。

「…………?」

 やがて違和感に気づいた。殺されると思ったのに、一向になにもされないのだ。
 恐る恐る両目を開くと、六つの複眼が目の前にあった。まじまじと観察しているのか、かなり好奇心の強い固体であるらしい。
 今のところは何もしてこない。それがわかっても、生理的嫌悪感はぬぐえず六つの単眼から目をそらす。

(とにかく、今のところは大丈夫みたい……。今のうちに早く打開策を見つけないと)

 両手を動かせるか試みるが、当たり前のように切れない。だが、いつまでもこうしてるわけにもいかない。もし、このネルスキュラがアレサへの好奇心を失ったら、どうなるかなど簡単に予想がつく。
 ならば、できる限り早々に手を打たねばならない。新たな打開策を打ち出すべく、脳をフル回転させる。
 その時、突如ネルスキュラの鋏が持ち上げられた。

「――――っ!?」

 今度こそ、アレサは死を覚悟した。しかし、ネルスキュラの鋏はアレサの身を傷つけるのではなく、その防具を器用に引き裂いたのだ。ブチリッという音とともにジャギィの皮が千切れはじけ飛ぶ。まず、丈夫なはずのジャギィシリーズを引き裂く鋏の鋭さに驚き、次に上半身に触れた夜のひんやりとした空気に身震いし、そして裸同然にされたことにアレサは顔を真っ赤に染めた。
 さらけ出された地肌は、ハンターにしては珍しく白く柔らかで、年の割に小ぶりな胸はアレサにとってはコンプレックスだ。そして、それがよりにもよってモンスターなんかに見られている。それが余計に羞恥心を煽った。

「ぃいやぁーっ! み、見るなぁーっ」

 もちろん、モンスターに人語が通じるわけもなく、ネルスキュラは物珍しげにまじまじと見つめている。
 一刻も早く隠してしまいたいのに、両腕の自由がきかないために、より一層恥ずかしさが増していく。ほんの少し切れていたのか、薄い切り傷ができていたが、今のアレサにはそれどころではない。

「ひっ」

 ツン、とネルスキュラの鋏の先が胸を突いた。以外にも冷たくザラリとした質感にアレサは鳥肌を立てる。
 今度は両方の鋏が小さな胸の先端をはじく。人間と違い突かれるだけでも、簡単に小さな胸は歪み、鋭い鋏の先に触れる度、針で突かれたようなかすかな痛みが走る。思いもしない行動にアレサは、くすぐったいような感覚を覚えた。ただし、それが一回に収まればだが。

「ちょっ、やぁっ……なにやって」

 突くのとはじくのを交互に行われ、当初はむず痒い感触だったものが、少しずつ変わっていく。時には強く押され、時にはクリクリと細かく揺らしながら鋏と胸の先端同志がぶつけられる。
 しまいには緩急をつけ始め、それがさらに変化を加速させた。

「くっ、ぅん……っ、いい、かげん、やめっ……」

 股の間がジンと蒸れて、ほんのりと身体が熱くなる。モンスターなんか感じさせられているという事実。それが何よりも屈辱的で、アレサに怒りを覚えさせた。
 でも抵抗はできない。両腕両足は相変わらず拘束されていて、武器を取って反撃をすることもできない。

(こんなの、やだ)

 首を振りながら、必死に押し寄せる何かに抵抗した。しかし、思考とは裏腹に身体は熱を増し、下半身からは何か物足りない感覚にさいなまれ、それが余計に怒りを煽る。
 そんなアレサの思考読んだのか、単なる偶然なのかネルスキュラの鋏の動きが止まった。
 やっと終わったのだと、安心したのもつかの間、鋏は違う場所に振り下ろされた。

「―――――……っ!?」

 当てられたのは、股と股の間。すなわち股間部。
 ジンと濡れて、もっとも敏感になっていたであろう場所への接触は、思わず軽い失神状態になるほどだった。
 けれど、それだけではネルスキュラの行動は終わらない。うまいこと鋏を下半身の防具の隙間に入れると、一息で引き裂いた。下に履いていたスパッツまでもが、一瞬にしてぼろくずと化す。
 露わになったのは濡れた秘部。さきほどの接触の余韻があるのか、ひくひくと揺れていて、雌のにおいがあたりに広がった。

「あ、ああ」

 ここが羞恥心の絶頂であった。のど元は干上がって、言葉もろくに吐けない。
 本来ならば、好きになって結婚した男に見せるはずのものが、モンスターにみられてしまっている。それが、余計に身体に熱を与え、同時に恐怖が体中を走り抜けていた。
 むろん、好奇心のやたら強いこのネルスキュラがここで止まるわけもなく、今度はヒクつく秘部に鋏を当てる。
 敏感になり、非常に熱を持ち始めていた場所に、冷たい鋏が当てられると、それだけでもアレサは震えた。膨らんだ肉豆にそれが擦られると、視界が明滅する。ザラリと鋏が擦れるたび、引き結んだ口から声が漏れる。

(やめ、て……もう、やめてよ……)

 荒い息を吐きながら、アレサは静かに心の中で懇願した。これ以上、何かされたら本当におかしくなりそうだ。ネルスキュラの鋏が動くたびに明滅する思考のなか、プライドを捨てて懇願する。
 残念ながら、そんなものが届くわけもなく、ネルスキュラはまた違う動きを始めた。ぐっと腹を持ちあげて、睡眠針を引っ込めると何かが針の代わりにせり出てくる。
 それは、人間のものとは明らかに違うものだった。

「ま、まさ、か」

 長さの割には随分と細い。それでも太さは人のそれ以上はあり、長さに至ってはアレサの腕ほどだ。形は湾曲していて、先っぽには小さな穴が開いていた。何か液体もこぼれ始めている。
 言うまでもなく、それはネルスキュラのオスの生殖器だった。

「や、やだっやだやだっ! やめてったら、本当にお願いだからっ」

 子供のように泣きながら懇願するが、やはりネルスキュラには通じない。
 冷たい鉄のような質感の生殖器がアレサの秘部に押し当てられると、それだけで体が震えた。『穴』を探り当てようと、ネルスキュラが動く度に、アレサは震え嗚咽を漏らす。。
 やがて、そこにたどり着いた生殖器の先端が、小柄なアレサの中に侵入を始めた。
 ヌプリ、と熱い肉の間を冷たい生殖器が貫いていく。引っかかることもなく、簡単に。ネルスキュラの生殖器から出ていたのは滑りを良くする作用があるのだ。それでも、下半身の強い圧迫感にアレサは声を上げることもできなかった。
 そして、ついに強い痛みが走ったとき、アレサは自分の処女が奪われたのを知った。

(うそ……私、モンスターに……処女を奪われたの)

 そこから漏れ出す赤い液体は、それが嘘ではないと証明していた。本来ならば、好きな人に渡すであろう場所。それを失った強い消失感にアレサは涙を流す。けれで、それすらも、つかの間だけだった。
 なんせネルスキュラの生殖器は非常に長い。それをネルスキュラは、無理やり小柄なアレサの身体にいれようとしているのだ。ネルスキュラが押し込もうとするたびに、すでに到達していた子宮口を刺激し、アレサの身体がはねる。そもそも消失感に浸る暇なんて、モンスターがくれるわけがない。

「ぅくっ……あ、ぁあ!」

 痛みを無理やり快感に変換され、アレサが呻くことしかできない。
 そして、とうとうネルスキュラの生殖器は子宮口をこじ開け、その中に侵入した。のど元を、肺から無理やり押し出された空気が通っていく。アレサの中に入ったのは生殖器の全長の四割程度だったものの、もう入らないことが分かったネルスキュラはそれで満足したらしい。やがて前後運動をネルスキュラは始めた。

「やっ、ぁあ……ぅあっ、ひぁっ」

 湾曲したネルスキュラの先端が、子宮内の壁に擦られるたび、アレサの思考は砕かれる。すぐに嬌声を止めることもできなくなり、口からは唾液が流れ出て、処女を奪われた悲しみにすすり泣く余裕もなかった。
 すでに接続部は洪水状態で、突かれるたびにジュプジュプと大きな水音が鳴る。ネルスキュラ自身、滑りをよくするために特殊な液を出していたわけだが、そのほとんどはアレサのものだ。水音が鳴るたびに、アレサの中で嫌悪感に快感が入り混じったよくわからない感情が渦巻く。
 何とか行為から逃れようと暴れまわるも、いい加減煩わしく思ったらしいネルスキュラが、鋏でアレサを押さえつけた。両肩を押さえつけられ、骨が悲鳴を上げる。
 けれど、痛みを感じることはなかった。

(なに……身体が、何かおかしい)

 そのままのモンスターの力で押さえつけられているのに、まったく痛みがないのだ。かわりに痺れるような快感が走り、目を白黒させる。
 ネルスキュラの生殖器の先端から漏れ出ている液体には、交尾の際に喰われないよう雌の抵抗力を削ぐ麻酔成分と強めの媚薬成分も含まれているのだ。それを知らないアレサは、自分がおかしくなったのだと思って、嫌悪感にさいなまれた。

「んっ、ぁっ……こん、なの……いやぁっ」

 ネルスキュラが動くたびに、アレサの精神は侵され、思考回路を徐々に破壊していく。
 それでも、ゾクゾクと迫る謎の衝動にアレサは本能的に気付いた。

(うそ、やだ……よりにもよって、モンスターなんかに……されるなんて)

 しかし、一度迫り始めたものに耐えらえるわけがない。すでに絶頂はすぐそこにまでたどり着いている。
 そして、それと同時にネルスキュラの動きが加速を始めた。心なしか、ネルスキュラの腹部が膨らんできている。まるで何かをだす兆候のようだった。それは言うまでのなく。

(『出す』気なの!? やだっ絶対にそんなの嫌ぁっ)

 モンスターの精子が、自分の子宮に放たれる。男性経験もないのに、モンスターなんかに中を汚される。そんなの女として絶対にありえない。
 そんな絶望のビジョンを前にして、むろんアレサは今まで以上の抵抗を試みるが、すでに麻酔が全身に回り、媚薬成分によって侵された身体はすでにいうことを聞くことはない。

「ひぁっ、ぅあっ、やぁっ……やだぁっ!」

 その時、ネルスキュラの下腹部は最大にまで膨張し、アレサが絶頂にたどり着いた。

「やあっ、いやぁああああああああっ!」

 瞬間的に放出されたネルスキュラの熱い精液は、アレサの子宮を一瞬で満たし、彼女の腹部を大きく膨張させた。それもすぐに終わり、接続部から押し出された白濁液が太ももを汚していく。
 アレサは頭は真っ白になり、身体からすべての力が抜けていく。視界は涙に覆われ、歪んでいた。

「ぁ…………」

 歪む視界の中、ネルスキュラがまた前後運動を始める。
 第二ラウンドが始まるさなか、アレサは静かに意識を閉じる。その後数時間、嬌声と水音は鳴りやまむことはなかった。
 クロスケが助けを呼び、救助がくるまでの数時間、アレサは巣でネルスキュラの玩具に成り下がっていたのは言うまでもない。
2017年10月22日(日) 19:58:56 Modified by peach_115




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