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2-340

スレ番号タイトルカップリング作者名備考レス
(狩人と獲物1)  擬人化(ギアノス)・否エロ340〜347、349、351〜352

※タイトルは一時的名称です

(狩人と獲物1)


俺はその日も狩りに出かけた。マフモフシリーズに母の形見のペンダントをつけて。
目的はドスギアノスだ。流石にいつまでも同じ防具というわけにもいかないので
少しでもましな物を作ろうと思ったのだ。

雪山につき頂上に向かう。
「ふぅ………」
頂上に目標はおらず少しがっかりしているとギアノスが目に止まった。
「素材でも集めとくか………」
そう思い俺は一匹のギアノスに走り寄る。
ギアノスはこっちに気付いて攻撃を仕掛けてくる。
俺はそれを前転で潜り、後ろから太刀を振り下ろしそのギアノスを倒した。

そうして倒したギアノスの素材を剥ぎ取るため近付こうとした時――――
その間に一匹のギアノスが飛込んできた

「何…………?」
そう思った瞬間、少し低い鳴き声が聞こえた。
鳴き声の方をみると、其処には一匹のドスギアノスがいた。
そいつは俺がその姿を見た直後に山を降りていく。
「待て!」
そう行って俺は追い掛けた。


その後、特に問題なく討伐完了した俺は、疲れから直ぐにベッドに倒れこんでしまった。


ふと気付くと一面白銀の世界にいた。
―――――…………ここは、雪山?
そう思った直後、異変に気付いた。
―――――俺は今どうなっている!?なんだこの手は!?
まさか…………ギアノス!?
そう、自分がギアノスになってしまっていた。
そう解った直後一つの人影を見つけた。
―――――ハンターか!?クソッなんでこんなタイミングで!?
そう思い近付いてくるハンターを見た。そして確認できたのは……………
―――――あれは……………俺!?
もうなにがなんだか分からずに俺は必死の思いでとびかかった。

だが、そのとびつきはくぐられてしまい着地して振り向こうとした刹那……………

後ろから鋭い痛みが走った。
その痛みに耐えきれずにうめき声をあげて俺は倒れた。
―――――俺は、死ぬのか。
ハンターが近付いてくる。このままナイフを入れられ皮を剥ぎ取られるのか。
嫌だ。死にたくない。
そう思った直後、目の前に一つの影が飛込んできた………………

俺は飛び起きた
息が荒れており、異常なまでに汗もかいている。
「今のは…………夢?」
だがあの痛みは本物だった。しかもあの状況は…………
直後、俺はまた雪山に向かっていた。

「はぁ………」
俺は深いため息をついた。
頂上にたどり着いた俺は暫く立ち尽くしていた。
そこに一匹のギアノスが現れた。
俺はそのギアノスに向かって歩き始めた。
「ごめんな…………」
俺はそう言いながら近づく。ギアノスは必死に威嚇をしている。
「お前等だって、大切なものだってあるよな……………」

さらに歩みを進める。
「好きな奴だっているよな……………」
ギアノスはこっちのおかしさに気づき戸惑っている
「死にたく……………ないよな…………」
そういう俺の頬には涙が伝っていた。もうギアノスは目の前だ。
「俺は何も知らなかった…………!お前等の事を考えたこともなかった!」
そして俺はギアノスを抱きしめた。
「本当にごめん…………………!」
そういって俺は泣いた。あの『夢』で自分が何をしたのか解ったのだ。
生き物の命を軽々しく奪ってしまった。そのことに気付いたのだ。

直後、自分の胸元が光だしていた。
「――――――!?」
光っていたのは……………ペンダント。
その光は徐々に辺りを包んでいった。
目の前が見えなくなり、暫く目を閉じて光が収まった頃に目を開けると…………………


そこには水色の髪をした少女が立っていた。

その少女は俺が姿を確認した直後、倒れてしまった。
「おい!しっかりしろ!クソッ!」
俺はそう言いながら少女を背負い、雪山を駆け降りていった。


――――お兄ちゃんにお父さん、両方ともハンターに殺されちゃった。
――――あたしはどうしたらいいの?
――――あのハンターだ…………あたしも殺しに来たのね…………
――――え?何を言っているの?なんで…………泣いてるの?
――――あたしは…………………。





「う…………ん」
「お、目を覚ましたか。」
「!?」
「あれから大変だったんだぞ。意識がないから猛ダッシュで村までおりて」
「あなたは……………」
「俺?俺はマルク。君は?」
「そういうことじゃなくて………どうして貴方はあたしを殺さなかったの?それに、なんであたしがヒトになってるの?」
「俺は、もう無駄に命を奪いたくないんだ。その姿は俺にもわからない。
光に包まれて気づいたらその姿だった。」
「あたしは…………どうしたらいいの?」
「解らない。少なくとも俺が決められた事じゃない。お前はどうしたい?」
「あたしは………………」


「ヒトとして、ここに住んでみたい。そして、ヒトがどういうものなのか見てみたい」
「よし!そうと決まったら家探しだな!村長にかけあって空いてる所を………」
「何言ってるの?ここに住むのよ?」

「……………は?それはつまりこの家に住むと?」
「当たり前じゃない!だってあたし貴方以外はのヒト知らなくて不安なんだもん」
「そうは言ってもなぁ……………」
「ここに住まわせてくれないならこのまま雪山にでてのたれ死んでやる!!」
「だーっ!わかったわかった!わかったからそれはやめろ!」
「わかればよろしい!」
「ったく急に元気になりやがって………そういえばお前は名前は?」
「あたし?あたしの名前はアノ!宜しくね!」


こうしてハチャメチャな生活が幕を開けたのであった……………
2010年07月18日(日) 20:45:19 Modified by sayuri2219




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