裏モノ(概要)
パチスロにおける「裏モノ」とは、不正に改造された遊技機の事を指し、パチスロ創世記から現在に至るまで完全に根絶した事は無く、表のパチスロと同様に1つの歴史を創り上げている。
■なぜ裏モノが必要なのか?
理由は様々だが、歴史的背景から見て「法的に規制がかかり、出玉スペックを制限された正規の機種に魅力がなくなり、より射幸性の高いイリーガルな機種が必要とされた」という理由が最も当てはまるだろう。他にも、- 新装/新規の集客用
- 不人気機種を改造して集客 → 後に回収
- 人気機種の機械割を下げた回収用
■裏モノの特徴
- 通常より(場合によっては極端に)コイン持ちが悪い
- 通常では考えられない連チャン、大ハマリ
- 機械割がモノと設定によっては 200%、低設定では 70% 以下
- 無いはずの天井が存在
- 特定ゲーム数までに連チャン(32G Ver.等)
- 特定役が前兆になっている(リプ連、チェリ連、プラム1発等)
■裏モノ化されやすい機種
時代が時代だけに、4号機以降でメーカーが直接裏モノ開発に関与していると言うケースは考えにくい。となると裏モノは全て「手製」という事になるのだが、されやすい機種の代表格は「沖スロ」だろう。最近でこそ 30パイでストック機も存在するが、2000年〜2002年のノーマル A400 沖スロはなぜか裏モノ化率が非常に高かった。従って 4号機裏モノ名機は沖スロが多い。■4号機終焉時代の裏モノ
わずかに南国育ち等が発見されているが、規制強化や業界の浄化方針などから、裏モノは数が大きく減少した。何より爆裂 AT機→ストック機→大量獲得ストック機という裏モノ顔負けの射幸性の高い機種が合法で販売されてしまったため、ホール需要も激減してしまった。ストック禁止、ATも事実上禁止の 5号機時代に、どういった動きを見せるか注目したい。2005年07月13日(水) 15:58:50 Modified by niya_ura