緑の髪の女(ロングストレートの方)
【人物】
女性にしては背が高く、純一と同じくらい。髪は緑、瞳も緑。名前はまだない。第八話にて、友人達から「緑の髪の女」と呼ばれる事に本当はうんざりしている事を暴露した。しかし、自分から名前を明かそうとしないので、未だに友人全員が「緑の髪の女」と呼び続けている。
彼女を特徴付けるナレーションも少なく、印象的なのは「大きな胸をたぶらせながら」。実際、胸は大きい。
みゆ(美羽?)と同じく、口調と人格が異様に安定しない。一人称が「俺」の時もあれば、「私」の時もある。ただし、みゆ(美羽?)とは反対にどちらかというと女口調の比率が高い。
1週間牛乳に浸した雑巾でジェニファーを痛めつけようとした純一を「わきまえなさいよ、わきまえていなさい」と制止した辺りは良識ある人間かと思われるが、一方ではジェニファーと恵子の二人で純一を襲ってしまえばいいと提案する、こけしを壊した純一に「ちょっとくらい学校の備品を壊したところで大丈夫だよな。ばれなきゃいいんだ、ばれなきゃ」と言ってフォローするなど、いささか倫理観が欠如している所がある。
みさおに「未来の純一を現代に派遣する事」を指示しているのは彼女らしい。ただし、本人はそれを否定している。
また、純一と戦ったのが実際にはみゆ(美羽?)であった事などから、みさお同様に異世界の存在である可能性も捨て切れない。あるいは、みゆ(美羽?)の内面世界の存在か何かが何らかの力によって具現化した存在とも考えられる。
恵子の毒舌発言を全て演技だと見抜いた数少ない人物の一人でもある。
第十三話において鈴木の彼女に殺害されるが、最後までジェニファーを殺さないでと頼み続けた。
第二十二話においてロボットである事が明かされる、正式名称(型番?)はC3P2
なお、みゆ(美羽?)の方と名称が全く異なる事から、二体はどうやら量産機では無いようだ。
和江の話によれば、ロボットなのでたまに思考回路がバグり意味不明な事を口走るらしい。
【能力】
純一いわく、透視能力を持っており、狐の霊の奥底に潜む本当の魔を見抜く事ができる。また、この透視能力によって他人の身体能力を破壊できるらしいが、純一には通用しなかった。ただし、物語本編で彼女が行った戦闘行為は「手近にあった椅子で殴りかかる」という非常に原始的かつ物理的な行動のみ。一般に想像されうる「透視」と概念が全く異なるのかも知れない。
非常に物理的な戦闘スタイルを考慮すると、「透視能力」ではなく「闘志能力」なのかも知れない。
恵子と共に一ヶ月に渡り、世間体の為に純一から護身術の教えを受けた結果、必殺技「鉈でサーター」を修得した。
ライフルを使うのが得意。
【家族】
第十話にて共通の姉(緑の髪の美女)がいる事からみゆ(美羽?)と姉妹である事が判明。(姉妹機?)開発者は長谷川(SP)
【過去】
不明【その他】
ボクシング女軍団アマゾネス・ダイレクト・Bに所属している。ジェニファーからは「お姉ちゃん」と呼ばれ、慕われている。
ジェニファーの事は「ジェニファーちゃん」または「ジェニファー」、純一の事は「純一」、和江の事は「和江ちゃん」、恵子の事は「恵子ちゃん」と呼ぶ。
夢の中の緑の髪の女(ロングストレート)
第十四話(鈴木の彼女の見た夢)
みさおによって蘇るメンバーに含まれるはずだが、鈴木の彼女の見た夢の中では転生に成功したのか、また成功したとしても誰になって転生したのかが定かではない。(ジェニファー、純一、おじいさんは蘇ったことが明言されており、恵子も「空の家」の少女として生き返ったらしいことが口調から判断できる。)
「空の家」を脱出したメンバー4人の内、素性不明の少女がひとりいるので、この少女が転生先がはっきりしない主要キャラ3人(緑の髪の女×2、和江)のひとりではないかと推測できる。(それでも残り2人の転生先は依然として謎なわけだが…)
あくまで鈴木の彼女が見た夢の中の出来事なので、あまり深く考えないほうがいいかもしれない。
2008年01月19日(土) 01:53:36 Modified by ID:gm9tc/LOYA