【ADL】
activities of daily living
　「日常生活行為」の略。かつては日常生活動作と言っていたが、単なる動作ではなく、目的を持った、計画性のある動作(行為)を扱うことからこう呼ぶように変わってきている。目的を持った行為を一連のものとして行うものであり、計画、判断、修正を含む。「活動」と訳されることも多いが別のものである。
　リハビリテーションの世界では、疾患の直接の原因である「機能障害」にアプローチすることも多いが、それにも増して生活そのものを制限している「活動制限」にアプローチしていく。その際、これらの日常生活行為をつぶさに見ていき、評価し、ADLを改善するようアプローチしていくのである。