最終更新: r32_takacyan 2007年08月07日(火) 22:57:01履歴
神奈川県横浜市緑区の銭湯、中山浴場です。
中山浴場はJR横浜線の中山駅を南口に降りて東の新横浜方向に向かい商店街を行くと踏み切りのあるT字路に突き当たったら右手のパチンコ屋の向こう側、バス道り沿いの左側にあります。
同湯は板金ものの緑色の金属製破風型の屋根になっていて、神奈川にはわりに多いタイプの昔ながらの関東型銭湯です。
入口に関西型の房の長めの「銭湯浪漫」の暖簾が掛かった下足スペースを中に入ると左手が男湯です。
この下足箱、鍵が富士鍵におしどり、松竹と3種類の鍵が混合になっています。
いちばん新しいのは松竹鍵ですが、スペースの関係からか鍵自体が90度に傾き真横にされて取り付けられています。
入口の戸は半分解放されていて、番台というか、男女境壁のセンターにフロントのように入口側を向いて低い位置に女将が座っています。
料金を支払い脱衣場へ。
脱衣場は島ロッカーが2基、斜めに並んでいます。
外壁側や入口側にもロッカーがありますが地元常連客用なのかたくさんの棚が増設されて洗面用具がギッシリと並んでいます。
入口側壁の高い位置に取り付けられた大型扇風機が大きな音を立ててまわっています。
さて浴室。
暑い季節にて脱衣場との戸は開け放たれています。
天井は関東型の二段式の湯気抜きの天井になっています。
奥壁には上下幅の少し狭いスペースに早川師の「西伊豆」のペンキ絵があります。
ちょっと痛んできていますが、それでも駿河湾を挟んで対岸に富士山、少し夕焼けの橙色がかった雲、海岸の岩に波が押し寄せ砕け散る男性的な構図が見事です。
その下にはかつての看板スペースにバイブラバス説明のみが掲示されています。
そのさらに下は深浅2槽の浴槽があり、左手2/3は座ジェット2基の浅浴槽、右手の深浴槽はバイブラになっています。
湯温はメーターでは46度位を表示されていますがおそらく44度位と思われます。
両浴槽ともジャスミンの浴用剤が投入されています。
カランは両壁側と島カラン1基、配列は7.6.6.7で両壁側のみシャワーがあります。
壁や床などのタイルは更新されていて古いものではありません。
相客は常に10人前後と地元のお年寄り達が主体の常連客で賑わっていました。
上がりはドリンク類は置いていないようでした。
住所・神奈川県横浜市緑区中山町716
営業は15:30〜23:00
お休みは水曜日
*地図上では「中山湯」と表記されています。
最寄り駅は横浜線・中山駅 駅リンク提供・駅wiki
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
2007年8月7日取材撮影
中山浴場はJR横浜線の中山駅を南口に降りて東の新横浜方向に向かい商店街を行くと踏み切りのあるT字路に突き当たったら右手のパチンコ屋の向こう側、バス道り沿いの左側にあります。
同湯は板金ものの緑色の金属製破風型の屋根になっていて、神奈川にはわりに多いタイプの昔ながらの関東型銭湯です。
入口に関西型の房の長めの「銭湯浪漫」の暖簾が掛かった下足スペースを中に入ると左手が男湯です。
この下足箱、鍵が富士鍵におしどり、松竹と3種類の鍵が混合になっています。
いちばん新しいのは松竹鍵ですが、スペースの関係からか鍵自体が90度に傾き真横にされて取り付けられています。
入口の戸は半分解放されていて、番台というか、男女境壁のセンターにフロントのように入口側を向いて低い位置に女将が座っています。
料金を支払い脱衣場へ。
脱衣場は島ロッカーが2基、斜めに並んでいます。
外壁側や入口側にもロッカーがありますが地元常連客用なのかたくさんの棚が増設されて洗面用具がギッシリと並んでいます。
入口側壁の高い位置に取り付けられた大型扇風機が大きな音を立ててまわっています。
さて浴室。
暑い季節にて脱衣場との戸は開け放たれています。
天井は関東型の二段式の湯気抜きの天井になっています。
奥壁には上下幅の少し狭いスペースに早川師の「西伊豆」のペンキ絵があります。
ちょっと痛んできていますが、それでも駿河湾を挟んで対岸に富士山、少し夕焼けの橙色がかった雲、海岸の岩に波が押し寄せ砕け散る男性的な構図が見事です。
その下にはかつての看板スペースにバイブラバス説明のみが掲示されています。
そのさらに下は深浅2槽の浴槽があり、左手2/3は座ジェット2基の浅浴槽、右手の深浴槽はバイブラになっています。
湯温はメーターでは46度位を表示されていますがおそらく44度位と思われます。
両浴槽ともジャスミンの浴用剤が投入されています。
カランは両壁側と島カラン1基、配列は7.6.6.7で両壁側のみシャワーがあります。
壁や床などのタイルは更新されていて古いものではありません。
相客は常に10人前後と地元のお年寄り達が主体の常連客で賑わっていました。
上がりはドリンク類は置いていないようでした。
住所・神奈川県横浜市緑区中山町716
営業は15:30〜23:00
お休みは水曜日
ライブドア地図 | 中山浴場 |
最寄り駅は横浜線・中山駅 駅リンク提供・駅wiki
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
2007年8月7日取材撮影
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このページへのコメント
40年前に大学に入学し、線路沿いのアパートに住んでいましたので、この中山湯は利用していました。このページを見つけて懐かしんでいます。今もまだあることに驚いています。当時、横のスーパーで買い物をしていましたし、中華料理店でよく食べていました。初めてパチンコをしたのもここでした。100円で鮭缶2個ゲットしました。パチンコはそれからしていませんので、生涯のパチンコ収支は黒字です。
関東型銭湯は必ずコレといった定型ではありませんが、奥壁側に浴槽がある所が多く、浴室天井の湯気抜きが高くなっている2段式の天井が多く見られます。
他の地域では浴室中央や男女境壁壁側に浴槽がやある事が多いです。
また、奥壁に描かれている富士山などのペンキ絵も関東周辺の銭湯の特徴です。
また、都内などに残る古い寺社建築風の銭湯も東京を中心とした関東周辺の特色ですね。
その他にもいろいろ違いが発見できますから他の地方に行った時に見てみると面白いかと思います。
はじめまして。
僕も銭湯に時々行きます。あの昭和的な雰囲気が好きです。ところで質問です。「関東型銭湯」と言う言葉をよく聞きます。どんな型の事でしょうか?