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〜ボクシングは試合を決めるまでがガチで試合そのものはセレモニー〜

特に世界戦で顕著なのだがファイトマネーは勝敗に関わらず事前に決められ、その金を出す主催者側が相手を決めるのだから、
弱い相手と思われる急造世界ランカーになるのは当然であり、世界戦審判団の滞在費その他を面倒みるのも主催者側であるのだから
判定(ホームタウンディシジョン)を下すのも当然である。
本来地域コミッションは競技の公平性よりも主に安全管理に主眼を置いている。日本ではまだウェイト計量などを厳正にやるほうであるくらいだ。

ハングリースポーツというより名誉を求める現代の傾向


腹が減って手っ取り早く金を稼ぎたいから身体を痛めてもボクシングをやるという時代ではなく
金が稼げなくても夢を追うという意味合いが大きい。日本王者や東洋王者だけでは本業ではとても無理
世界王者を獲得してもなかなか稼ぐのが難しい時代である。かつての後進国の貧困層が稼ぐ手段ではなく
アメリカ黒人層などでもアマで活躍してからであり、下級条件で小銭を稼ごうというのは少数派になっている。

WBA世界王者チャンピオンの定義


そもそもはWBA発足に始まるが、1921年設立のNBA(ナショナル・ボクシング・アソシエーション)が母体となっている。
興行師にはユダヤ系が多くボクサーはイタリア系移民が多い時代だったが徐々に黒人選手の活躍も容認し始められていた。
それまでのチャンピオンの名称はあったものの第二次世界大戦まではEBU(ヨーロッパボクシング連合)も世界王者を名乗っていたため
北米特にアメリカニューヨーク中心ではあるもののを中心としたものでも世界王者チャンピオンの定義は十分であった。
1938年、黒人のアフリカ系アメリカ人王者ジョールイスVSドイツ人の元王者マックス・シュメリングとの再戦は第二次大戦前に行われ異常な盛り上がりを見せる。
大きく分けて北米とヨーロッパとボクシング発祥の地、英連邦(オーストラリア・カナダ・南アフリカなど)
メキシコ・プエルトリコなど中南米諸国にアジアの日本・タイ・フィリピン・韓国そしてオリンピック競技における共産圏に広がる。

ヒルベルト・メンドサ会長がベネズエラやパナマなどを拠点に老舗団体のコミッショナーとなる
安易な暫定王者とそれに伴う決定戦、統一戦などで評判がイマイチなところがあるものの
ランキング1位=指名挑戦者=暫定王者としたところは評価できる。
また王座分裂の張本人という自覚があるためか、他団体の王者統一戦にも理解を示しておりスーパー王座制度を作った。

WBCの完全分離1968年


1963年2月14日、WBA、EBU、英国ボクシング管理委員会(BBBofC)、ラテンアメリカ(LAPBU)、東洋ボクシング連盟(OBF)が対等の立場で討議する機関として設立。
NABFという北米タイトルを基盤にアメリカに次いで世界2位となる王者排出のメキシコを中心とする運営であり、コミッショナーもメキシコ人が続き本部もメキシコシティで一貫している。

ホセ・スレイマン会長が躍進に活躍したが2003年破産騒動などがあり権威の低下は著しい。シルバー王者=暫定王者、スーパー王者=ダイヤモンド王者など
WBAとの共通点は多い。元はNABF(北米ボクシング連盟)現在ではインターコンティネンタルタイトルやユースタイトルなど下部組織の充実はある。

IBFのアメリカ中心の再奪回1983年


USBAという北米タイトルが母体となっており現在まで一貫してアメリカ合衆国中心の運営がなされている。
モハメド・アリ法というボクサーを保護する法律が作られたことにより、プロモーターやマネージャーなどの権限が制限され
認定団体においては日常茶飯事であったランキング買収なども刑事事件として扱われることになり厳格な団体になっている。

現に創設者の黒人ロバート・リーが1999年の贈収賄事件後で失脚しており、この業界にありがちなワンマン体制にはない。
IBFは他の3団体とは異なり、暫定王座を極力作らない方針を採っており原則1・2位を空位として指名挑戦者決定試合を行っている。
当日計量を課し10ポンド以上(約4.5kg)増量してはならないなどの独自ルールがある。

WBOマイナー1988年からメジャー化2000年以降


カリブ海地域の小国プエルトリコからウィルフレド・ゴメスなど名王者が続出した文化的背景にその拠点を置く。
以前のオリンピックではキューバなどの亡命ボクサーが活躍している。特にヨーロッパ方面において著しい。
イギリスのボクシング人気は低迷しており注目を浴びていなかったが無敗の新人を発掘しランキング上位にすることで名王者を生み出してきた。
旧ソ連や東欧諸国などステートアマを特にドイツにおいてプロの世界においてチャンピオンとして金を稼ぐルートを確立しているといえる。

公開採点制度

試合中に採点を公表する「オープン・スコアリング・システム」は採用すべし
地元判定において説得力を持たせる意味でも絶対に必要
現在WBCのみのルールであるがネバダ州コミッションなどは認めておらず
日本のJBCにより他団体においても積極的に公開するなど改善が望まれる。

4回戦は2ラウンド終了時、6回戦は3ランド終了時、10回戦は5ラウンド終了時に
採点を公開し透明性の高い競技とするように努力すべきである。
また10-10の採用をある程度認めるとともにダウンがなくても10-8の採点も許容すべし
なぜならば採点が公開された時点でKO以外に勝利の方法がないのならば
安全面も考慮して試合放棄コールドゲームが成立してしまうからである。

また10-6というスコアについて現在はやってはいけないことになっている。
WBCスーパーバンダム級で畑中清詞-ペドロ・デシマの4ラウンドに4度のダウンなど。
中立国からのジャッジも最近である。改善の要素はまだある。

階級分けの創設概観


ヘビー級から分離してミドル級(72.57kg/160lb)とライト級(61.24kg/135lb)の三階級がそもそもの階級わけの始まりである。

そこからミドルとヘビーの中間にライトヘビー(79.38kg/175lb)ができるのだが、
これが評判が悪く(興行師の陰謀とは裏腹にヘビー級のまがいもののようになって)
1985年マイケル・スピンクスまでの80年以上ヘビー級に挑戦しては敗れ続けている。一方でライトとミドルの間に授けられたウェルター級は
同級史上最多の19度防衛を達成及び史上唯一の三階級同時制覇者ヘンリー・アームストロング、またパウンドーフォーパウンド
という概念を作りだしたシュガー・レイ・ロビンソンなど人気階級となって以降、現在までも続いておりライトヘビーとは明暗を分けた。
ちなみに日本人王者は制していない階級の一つに、最軽量のミニマムからミドルまでの中で唯一ウェルター級がある。
スーパーミドル以上の階級についてはまだひとりも制していない。

8階級時代にはライトの下のフェザーその下のバンダムさらに下のフライと作られ約70年近く長い間の分け方であったが
ジュニア階級(スーパー階級)で一気にその倍の16階級になるものの、新設の階級のため本来の階級より一段低く見られている。
しかしシュガー・レイ・レナードなどの複数階級制覇が脚光を浴びてくると新設階級も見直されてくるようになった。

ファイトマネーから考えるとそれぞれの階級における人気度というのがわかる。
まずヘビー級はボクシングの中でも特別で、史上最強の男を決めるという神話もあったくらいでファイトマネーは桁外れの一試合10億円以上
一試合で一億稼げる階級はチャンピオンと挑戦者の選手の人気にもよるので一概には言えないがミドルからウェルターくらいまでだった。
しかしヒスパニック系からの人気に左右されることが多くなったラスベガスではフェザーからライト級でも億超えは不可能ではなくなっている。

それ以外の重量級ではライトヘビーやクルーザーがあるものの例えば東欧やロシアのアマチュアが多いドイツを主戦場とする選手含めた
白人選手の活躍もあり、本国での英雄となれば選択試合においてイージーな挑戦者相手の防衛戦で億近い金を稼ぐことは出来る。

軽量級であるバンダムから下の階級においては億を越えたミリオンダラーファイトは
IBF・WBC世界ライトフライ級マイケル・カルバハルVSチキータゴンザレスの1993年まで待たねばならない。
とはいえ日本選手でも具志堅などは億に近い報酬をもらっていたと推測される。

まずヘビー級はボクシングという枠の中に納まり切らないほど影響力がある


備考としてクルーザー級(cruiser)巡洋艦1980年設置190ポンドから2010年200ポンドに増量があるのだから
ドレッドノート級(dreadnought)弩級戦艦もそろそろ設置210ポンド(約95キロ)してもいい頃だと思われる。

選手数1102人 タイトルマッチは1000万ドル以上(10億円以上)

次の人気階級ウェルター(66.68kg/147lb)


上のミドルや下のライトなど階級を越えてビッグマッチが組みやすく体格的には明らかにヘビーには届かないという条件が揃っている。
日本人はミニマムからミドル級までチャンピオンを70人以上輩出しているものの日本ボクシング戦後50年以上たってもこの階級だけはまだ獲得がない。
ジュニア階級を最初に創設したのはライトウェルター(スーパーライト=ジュニアウェルター)でライトとウェルターの中間である。

選手数1676人 タイトルマッチは50万ドル以上(5000万円以上) ビックマッチは200万ドル以上(2億円以上)

フライ級(50.80kg/112lb)はハエという名前から侮蔑されていた最軽量であるものの歴史


8階級時代からある伝統ある階級であり、ヨーロッパ王座などはフライ級しかなく
未だに多くの人がフライ級が最軽量であると思っている人が多い。

選手数732人 タイトルマッチは10万ドル以上(1000万円以上)
逆に全く影響のない階級はミニマムという105ポンドの最微量級
ボクシング大国NO1のアメリカが17階級ある中で唯一誰も取っていない階級である。
メキシコのリカルド・ロペス(1990年10月25日 - 1999年9月29日(剥奪))WBC22度連続防衛

選手数287人 タイトルマッチは5万ドル以上(500万円以上)
次にライトフライ級は長期安定王者が多い。
具志堅用高(1976年10月10日 - 1981年3月8日)WBA13度連続防衛などを排出していて長期安定王者が多い。
韓国の張正九(1983年3月26日 - 1988年11月(返上))WBC15度連続防衛、柳明佑(1985年12月8日 - 1991年12月17日)WBA17連続防衛

選手数467人 タイトルマッチは8万ドル以上(800万円以上)
最後にスーパーフライ級ジュニア階級
タイのカオサイ・ギャラクシー(1984年11月21日 - 1992年(返上))WBA19連続防衛

選手層が薄い故に長期安定防衛できるのであり
フライ級までしかなかった時代においてはフライ級だけで既に3階級制覇と同じだけの価値を持つ。

選手数624人

これら選手はその国において英雄扱いされているが幾分割り引いて考えなければならない。

複数階級の歴史的概要


最初にヘンリー・アームストロング…フェザー級、ライト級、ウェルター級の三冠を手にした、史上唯一の三階級同時制覇者を紹介せねばなるまい
日本ではファイティング原田のフライ・バンダムでフェザーを惜しくも失敗という経緯がある。
カルロス・サラテVSウィルフレド・ゴメスVSサルバドール・サンチェスそれからアレクシス・アルゲリョ
シュガーレイ・レナードやトーマスハーンズの5階級でオスカー・デラホーヤの6階級マニー・パッキャオのフライからウェルターまで

画像はダイヤモンド王者のWBCベルト

各国の世界王者


アメリカ 16階級 507 295人 アメリカの世界王者 13人 日本vsアメリカ
メキシコ 14階級 230 144人 メキシコの世界王者 8人 日本vsメキシコ
日本 12階級 104 74人 日本の世界王者 8人 日本vs日本
イギリス 16階級 95 66人 イギリスの世界王者 6人 日本vsイギリス
プエルトリコ 16階級 77 42人 プエルトリコの世界王者 1人 日本vsプエルトリコ
タイ 8階級 63 46人 タイの世界王者 2人 日本vsタイ
韓国 11階級 52 43人 韓国の世界王者 日本vs韓国
ベネズエラ 13階級 52 37人 ベネズエラの世界王者 1人 日本vsベネズエラ
アルゼンチン 13階級 51 37人 アルゼンチンの世界王者 5人 日本vsアルゼンチン

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