国内外の納豆情報総合サイト

国会図書館近代デジタルライブラリーより抽出

1. 深山桜 / 大和田建樹著,明32
2. 有声無声 / 嶺雲生著,明41
3. 清元集 / 声曲文芸研究会編,明42
4. 現代児童教訓実話 / 下田次郎著,明43
5. 少女美談 / 渡辺白水著,明44
6. 職業案内全書 / 天籟居士著, 明44
7. 新苦学職業学校案内 / 苦学研究会編, 明44
8. 新苦学法 / 島貫兵太夫著,明44
9. 苦学奮闘録 / 鈴木明著,明45
10. 幼年教育百話 / 田村直臣著,大正2
11. 高等女子新作文. 巻1−4 / 五十嵐力著,大正5

以下、引用。
  • 職業案内全書
資本は五十銭あれば沢山である。
行商の時間は夏は午前四時半頃から八時半頃まで、冬は午前六時頃から九時半頃まで
一日の売上高は其人の勉強不勉強にもよるが得意が出来れば百本位の納豆僅々二時間位に売尽くすことは易いことだ。
商品は製造元に行けば一本六厘で卸し之れを一銭に売るから四割の利益がありてなかなか好い商売だ、併し納豆と離る可からざる芥子粉は売子の方で持たなければならないが納豆を百本売っても芥子粉は一銭も要せない僅少なものだ、無職だなぞと嘆息して居る者は直に実行す可し、米代なぞには窮する様な事は決して無い
  • 有声無声
納豆売
俳人の風流がるは納豆汁なりされど小娘が朝霜に此風流を売る声を聴く時は猿を聴く人よりも涙多し
霜の影
馬車に乗る人白鳥のショールに頬埋むる人草鞋はく人納豆売る人何れ悲しき霜上の印影なり
  • 少女美談
納豆売(孝女おとら)
今からざつと六七十年の昔、大阪の堂島といふ所に、民輔といふ表具師がございました。(中略)
今年十歳になる女(むすめ)があつて、名をおとらと申します。(中略)
毎日、或は納豆を売り、或は米糊を売って、二人の妹を養ひ(後略)
やがては政府(おかみ)からも御褒美を戴きましたさうです。
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