【定義】
中国の伝統的な思想で、この世界にあって、互いに反する性質を持った二種の気のこと。そして、日や火など積極的な性質を持つ場合を「陽」とし、月や水など消極的な性質を持つ場合を「陰」とし、両者の相互作用によって、万物やその働きが造り出されると考えた。
しかあればすなはち、国家みな鏡を伝持すること、あきらかなり。鏡をえたるは、国をえたるなり。人つたふらくは、この三枚の鏡は、神位とおなじく伝来せり、天神より伝来せりと相伝す。しかあれば、百練の銅も、陰陽の化成なり、今来今現、古来古現ならん。これ古今を照臨するは、古鏡なるべし。 『正法眼蔵』「古鏡」巻
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