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【定義】

五侍者の一で、外侍者の筆頭。侍香ともいわれる。山門行礼に、主として住持人に代わって焼香する。
道元、信感さしおくところなし。嗣書を請すべしといへども、ただ焼香礼拝して、恭敬供養するのみなり。ときに焼香侍者法寧といふ人あり、はじめて嗣書を見る、といひき。 『正法眼蔵』「嗣書」巻

また、面山瑞方禅師がその役職の定義を行っている。
焼香侍者 焼香は外侍の頭にて、山門行礼の焼香住持に代てつとむ、故に焼香侍者と称す、上堂小参の法式、賓主の相見、法語の記録、煎点の牓を製す、常に日分・月分・年分の行法を暗練し、規矩に差ふ事を住持に承て教令す。 『洞上僧堂清規行法鈔』巻5「職務略訓」項

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