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【定義】

現代の24時間に相当し、いわゆる一日のこと。
乃至、よる・ひる十二時の日用も、ひとすぢに古仏にならふべきなり。 『正法眼蔵』「秘本仏向上事」巻

なお、道元禅師は時を仏法そのものと捉えられるため、以下のような教えも見られる。
いはく、鏡は広成子の経典なり。黄帝に伝授するに、十二時等は鏡なり。これより照古照今するなり。十二時、もし鏡にあらずよりは、いかでか照古あらん。十二時、もし鏡にあらずば、いかでか照今あらん。いはゆる十二時は、十二面なり、十二面は、十二鏡なり、古今は十二時の所使なり、この道理を指示するなり。これ俗の道取なりといへども、漢現の十二時中なり。 『正法眼蔵』「古鏡」巻

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