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【定義】

「悟を待つを則と為す」と訓じる、待悟為足とも。悟りが来るのをひたすら待ち、悟りを開けば後は修行は不要であるとする。修行を否定する論理の1つであり、曹洞宗では否定的に扱う。
諸宗の坐禅、悟を待つを則と為す。譬えば、船筏を仮りて大海を度り、将謂すらくは海を度って船を抛つべし、と。 『永平広録』巻8-法語11

このように、「待悟」とは、単純に「悟りを待つこと」を意味する言葉というよりは、「悟りを開いた後は修行しない」という意味を含む。
実に夫れ八十八使の見思塵沙無量の惑を破して、纖塵の留むべきなく、一毫の惑なしと雖も、徒に有為功業にして、終に無漏仏果に非ず。然れば本に帰り源に還る。待悟為則の弁道、悉皆之に類す。 『伝光録』第6章

さらに、大悟と対概念となるのは、不悟であるが、その両方ともに、修行者が歩む道としては批判される。
大悟をまつことなかれ、大悟は家常茶飯なり。不悟?をねがふことなかれ、不悟は髻中宝珠?なり。 『正法眼蔵』「行持(上)」巻

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