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【定義】

学人が1人、師家の室に入って、修行上に於ける問題点などを質疑応答すること。
特に禅宗寺院で、師家学人を指導鍛錬するために、日を定めて1人ずつ室に入れ、親しく指導すること。別に、独参や、入室参禅などという。古来は随時行われたが、昨今では3と8の日に行うものだとされている。なお、道元禅師は、中国天童山の如浄禅師の入室法が独特であったことを書き残している。
かくのごとく普説していまの頌あり、頌をはりて、右手にて禅椅のみぎのほとりをうつこと一下していはく、入室すべし。入室話にいはく、杜鵑啼、山竹裂、かくのごとく入室語あり、別の話なし。衆家おほしといへども下語せず、ただ惶恐せるのみなり。この入室の儀は、諸方にいまだあらず、ただ先師天童古仏のみ、この儀を儀せり。普説の時節は、椅子屏風を周遍して、大衆雲立せり。そのままにて雲立しながら、便宜の僧家より入室すれば、入室をはりぬる人は、例のごとく方丈門をいでぬ。のこれる人は、ただもとのごとくたてれば、入室する人の威儀進止、ならびに堂頭和尚の容儀、およひ入室話、ともにみな見聞するなり。この儀いまだ他那裏の諸方にあらず、他長老は儀不得なるべし。他時の入室には、人よりはさきに入室せんとす。この入室には、人よりものちに入室せんとす。人心道別、わすれざるべし。 『正法眼蔵』「諸法実相」巻

師家室中に入って、その正法を受け嗣ぐこと。嗣法相続のことである。
仏祖の入室よりこのかた心不可得を会取す。いまだ仏祖の入室あらざれば、心不可得の問取なし。 『正法眼蔵』「心不可得」巻

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