曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

月分行持」の一。毎月5日(『瑩山清規』では毎月3日)の朝課罷に伽藍神である韋駄天?をお祀りするための諷経のこと。

【内容】

朝課の祠堂諷経に至ったら、典座は先に庫院に帰り、行者に火炉燭、湯菓茶を準備させ、朝課が終わるとき行者は雲版一会する。首座大衆を率いて庫院に赴き、住持導師として諷経を行う。

【諷誦する経典】

般若心経
消災妙吉祥陀羅尼(三遍)
・場合によっては、韋駄天真言(七遍)を唱える。

回向文
上来、摩訶般若波羅蜜多心経消災妙吉祥陀羅尼諷誦す、集むる所の功徳は、護法韋駄尊天?厨司監斎使者?主湯火神明?祝献す。冀う所は、山門鎮静、中外咸く安く、火盗潜消、檀信帰崇せんことを。

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