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【定義】

總持寺2世・峨山韶碩禅師が貞治2年(1363)に撰述した宗義の書。全3巻。

【内容】

峨山禅師が89歳の時に著され、全3巻の内、上巻には仏法の要旨を説き、更に臨済宗・曹洞宗・潙仰宗・法眼宗・楊岐派・黄竜派という五家七宗各派の宗旨の特徴を挙げており、中巻ではその説法を敷衍し、下巻では曹洞五位説を概説している。特に、五位説の解説では、第四位を兼中至とし、偏正五位?の偏中至から変えている点などの特徴がある。

写本として長らく伝えられ、延宝5年(1677)に刊行された。現在では、『曹洞宗全書』「語録一」で見ることが出来、また、数本の解説書もある。

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