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【定義】

実相の帰着すべきところのこと。
行持、これ世人愛処にあらざれども、諸人の実帰なるべし。 『正法眼蔵』「行持(上)」巻

なお、「実帰」については以下のように註釈されている。
此実帰は便帰来也とは、実帰の帰は実相なるべし、実帰来と云ふ。来は、去来の来にはあらず、ただ実帰なり。 『正法眼蔵抄』「海印三昧」篇

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