【定義】
中国臨済宗の汾陽善昭が唱えた教えの一つ。
師資と修行者とが十の点で、不二一体となるべきであると説いたもの。同一質・同大事・総同参・同真志・同偏普・同具足・同得失・同生殺・同音吼・同得入。
雲箇水箇、真箇の参究を求覓せんは、切忌すらくは、五家の乱称を記持することなかれ、五家の門風を記号することなかれ。いはんや三玄?・三要?、四料簡?・四照用?、九帯?等あらんや。いはんや三句?・五位・十同真智あらんや。釈迦老子の道、しかのごとくの小量ならず、しかのごとくを大量とせず、道現成せず、少林・曹渓にきこえず。 『正法眼蔵』「仏道」巻
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