曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

昭和60年(1985)〜平成5年(1993)の間に、曹洞宗宗務庁?教化部にて刊行された教化用の小冊子のこと。それぞれの題目について識者が文章を執筆している。発刊の目的については、昭和60年当時の宗務総長・永井孝道老師が、第1巻の序文にて以下のように示している。
このブックレットは、一連の家庭教化教材の一つとして編集されたものであり、十冊程度のシリーズとして作成される予定です。本宗の教えを、家庭生活における精神的基盤とするための手引きとして、各方面に活用いただければ幸甚です。 4頁

よって、昭和30年代より、続けられてきた「家庭教化」運動の1つの施策として展開されていたことが分かる。

【内容】

以下には、各巻の題名と、執筆者を掲載する(執筆者が公開されている場合には挙げるものの、その肩書きと敬称は略記する)。

1:ご法事の前に―禅への第一歩―(昭和60年3月)
2:坐る(昭和60年1月)
3:拝む(昭和60年3月)
4:学ぶ―現代・学道用心集―(昭和61年3月)
5:飾る(昭和61年3月)
6:食べる(昭和61年3月)
7:あいさつ(昭和62年3月)
 青木利夫、佐々木宏幹、松本晧一
8:作務(昭和63年3月)
 青木利夫、佐々木宏幹、松本晧一
9:布施(平成元年3月)
 青木利夫、浜田泰三、佐々木宏幹、松本晧一、教化部長、有馬実成
10:帰依(平成4年3月)
 青木利夫、佐々木宏幹、松本晧一
11:ほとけに出会う(平成4年7月)
 松本晧一、佐々木宏幹
12:両祖に出会う(平成5年12月)
 角田泰隆、尾崎正善、松本晧一、佐々木宏幹

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