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【定義】

室町時代に活躍した日本曹洞宗の僧。号は太容。太源派?。大本山總持寺に住持(45世)し、『正法眼蔵』の書写や、流布本『瑩山清規』の編集に功績があった。

生没年:?〜応永34年(1427)
俗 姓:不詳
出身地:薩摩(鹿児島県)

【内容】

幼いときに、薩摩の福昌寺?にて、石屋?真梁に就いて出家得度。後に太源派の了堂真覚に参じてその法を嗣いだ。

応永2年(1385)には、市森城主須知慶吉の請によって丹波玉雲寺の開山となった。また、加賀仏陀寺に住し、応永29年(1422)には總持寺に晋住した。そして、翌年には流布本『瑩山清規』を編集した。

そして、加賀仏陀寺に入り『正法眼蔵』を集めて84巻本(75巻本+60巻本系統から9巻を抄出)として編集した。これは、江戸時代に入って拡大されて、95巻本としてまとめられることになる。

応永34年(1427)8月1日に示寂した。『玉雲開祖太容梵清和尚語録』(全1巻)が残されている。

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