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 サイエンスを楽しみながら探究していくヒントを集めてみました。

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元素変換 現代版〈錬金術〉のフロンティア (角川EPUB選書)



目次

はじめに
 「STAP細胞」と「元素変換」は似ている!?
 日本が「常温核融合」研究をリードしてきた
 「常温核融合」から「元素変換」へ
 ターゲットは「放射性廃棄物」の無害化
 ノーベル賞物理学者も「あるかもしれない」と発言

第1章 「元素が別の元素に変わる」とはどういうことか?
1 電子をやりとりする化学反応、元素を変える核反応
2 核反応には「核分裂」と「核融合」がある

第2章 元素変換の発端となった「常温核融合」騒動
1 世界に衝撃!!室温で「核融合」!?
2 DOEt調査が押した「ニセ科学」の烙印
3 「再現できない=非科学」は本当か?
4 それでも粘り強く研究を続けた人たち

第3章 日本が「元素変換」研究のフロンティアになるまで
1 「騒動」からわずか2ヵ月、日本での研究がはじまった
2 岩村と「常温核融合」との出会い
3 予算40億円の国家プロジェクト「NHE」が発足
4 この「異常な」現象の研究に岩村が本格参入
5 岩村の確信―本質は「核変換」にある!!
 岩村が考案した独自の重水素透過電解法
 核変換に関する研究発表が増加
 過剰熱・X線・核変換を観測した岩村の報告
 相次ぐリジェクトから2年越しでの論文発表
 米国での研究の停滞、日本の研究がリードする
 再現実験の確実性が高まる
 規則性ある元素変換のパターンが発見される
6 元素変換が本格的に認知されはじめた
 注目を集める転機となった論文
 岩村が「ジュリアーノ・プレパラータ・メダル」を受賞
 「三菱重工の元素変換」が新聞トップ記事に
 日本経済新聞社の「技術トレンド調査」で第3位に
7 「元素変換」研究が大きく花開く
 米国海軍研究所からの共同研究のオファーが来る
 ノーベル賞物理学者が見せた「元素変換」への関心
 横浜で開催されたICCF12
 東京大学大学院から「集中講義」の依頼
 いかに元素変換の効率を上げるか?
 ICCF16はインドのチェンナイで開催
 トヨタも「元素変換」に参入
 豊田中研が再現実験に取り組む
 アメリカ原子力学会で大きな反響が集まる
 米国人対象のMIT研究会からも声がかかった

第4章 元素変換が実用化すると、何が起こるのか?
1 3つの可能性―放射性廃棄物の処理・稀少元素の生成・エネルギー源
2 放射性廃棄物を無害な元素に変換する
 核分裂生成物は埋めて処理するしかない
 大規模な処理施設が必要なくなる
3 稀少元素を戦略的に作り出す
 深海で採掘するよりも経済的
 どんな元素変換反応パターンが有望か?
 新たな放射性物質が出てしまっては意味がない!?
 タングステンからプラチナへの元素変換が実用化されると?
4 コンパクトな発電装置を可能にするエネルギー源
 「鉄腕アトム」が現実に!?―ロボットの動力源

第5章 元素変換のさらなる展望
1 原発汚染水の除去に元素変換は有効か?
2 星の錬金術―超新星爆発を超える元素合成のシナリオ

おわりに

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