―桜才学園生徒会室―

部屋では毎日と変わらぬ様に、津田タカトシと我らが会長天草シノが仕事をしている。
因み七条アリアと萩村スズは別件で今日は居ない。
「今日は二人だけだからノルマが多いですね」と、愚痴をこぼすタカトシ。
「津田は少々口が多いな。男は寡黙な方がカッコ良いぞ」
「はは…これは厳しいな」
いつものように談笑する二人。しばらくして会長が
「そうだ津田。少しお腹が空いてないか?アリアから貰ったチョコレートがあるんだが食べないか?」
「チョコレートですかぁ…俺好きなんですよ。丁度一息着いたし、いただきます」
「そうなのかぁ。よし、いっぱい貰ってるからたくさん食べろ」
そう言ってチョコレートをタカトシに渡す会長。このチョコレートが思わぬ事態を巻き起こすとは、まだ二人とも知る由は無かった…。

二人がチョコレートに口を付けてからしばらくして…。
「会長〜何か熱くないですか?」
「そ、そうか?」
「熱いですよ。まだ五月だってのに何でこう熱いんだろ?体の奥底から熱が出て止まらない…」
何故か二人ともまだ五月だというのに汗をかきはじめていた
「……(マリアの奴…何でガラナチョコなんか生徒会室に置いてるんだ?‥とにかく、津田が我を失う前に何とかしないと)」
シノがそんなことを考えていると…
「会長…これもしかして、最近流行ってる麻疹じゃないでしょうか?会長も何げに熱そうですし…」
そう言って、シノに近づいてシノの額を触ろうとするタカトシ
「うわぁ凄い熱…。会長大丈夫ですか!?」
「……」
何故かさっきから黙りまくってるシノ

「会長?」
心配してタカトシがシノの顔を覗き込むと―
「!!」
そこには、いつもの落ち着いたシノの顔はなく、息遣いを荒くした火照った女の顔があった…
「ハァハァ…熱い」
重い口を開くシノ
「(やっぱり会長は可愛い…それに何か色っぽい…)」
タカトシがシノに見惚れていると…
スルッ
「!!」
何といきなりシノがネクタイを解き、ボタンを外し始めたではないか!
「か、会長…」
「やっぱり…私も熱いから…」
シノはどんどんボタンを外していく…やがて第二ボタンに差し掛かると、そのやや小柄な胸が見えだしてきた
「!!(会長胸が…それに肌…凄く綺麗だ…やべぇさっきから熱いだけじゃなく、何かムラムラしてきた…)」
小柄な胸とはいえ、思春期のタカトシを刺激するには十分だった…

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