「お父さん」
「ん?何だ?」
「こんなのあるんだけど?」
「PCアダルトゲーム『大好きっコお兄ちゃん』!?ど、どこでこんなものを母さんは……」
「ま、偶然、ちょっとね」
「どこの世界に偶然ちょっとでアダルトゲームを手に入れる主婦がいるんだ」
「んふふ、いいじゃない。それより、早速インストールしてよ」
「ええ?ま、まさか母さんがやるのか?」
「違うわよ。ふ・た・り・でやるの」
「はぁ!?」
「だってさ、最近アッチがイマイチ激しくないじゃない。刺激よ、刺激」
「……どうしてそーなるんだ」
「何よー、『お兄ちゃん』って呼んでほしくない?」
「三十越えてて、中学生の子どもがいる大人がするべきことじゃあ……」
「いーじゃない。ホラ、高校の時の制服着てあげるし、メイドさんの格好だってしてあげるわよ?」
「……ゴクッ」
「あ、今唾飲んだわね。はい決定、今日は二人でアダルトゲームをやってその後たっぷり燃え上がりましょーね♪」
「相変わらず強引な……。母さんにはかなわんな、ホント」
「あら、でもそこが気に入ったんでしょ?」
「……あー、ま、まあな……」

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