最終更新:ID:kVmmA7G3iQ 2008年06月03日(火) 21:14:05履歴
「マサヒコ」
玄関を出ようとしたら、父に呼び止められた。
「今日あまり運勢がよくないようだから気をつけてな」
結構占い好きな父の言葉に素直に頷いた。
朝、学校、玄関。
「おはよー小久保君」
リンコと合う。
「今日も朝から寒いね〜」
まったくだと頷く。
「寒いと縮んじゃうって言うけどホントなの?」
リョーコ仕込みの無自覚な下ネタに付き合わされる。
冷えた体に周囲からの好奇の視線がグサリとくる。
昼、教室、昼食。
「へぇ、小久保は胸派かぁ。なあ天野、若田部。小久保は胸派なんだってさ」
「淫猥!!」
「恥を知りなさい!!」
殴られた。
ツープラトンで殴られた。
胸派って……鶏肉の部位ですが何か?
夕方、自室、家庭教師の授業。
「今日は保健体育を勉強します。まずは四十八手を……」
「なに言ってるんですか先輩!」
脱線するリョーコをアイが制止。
「まずは男女の体の仕組みからはじめるべきですよ」
「む。確かに。基本は大切よね」
…しっかりせえよ家庭教師たち。
夜、リビング、まったり。
「どうだったマサヒコ?」
晩酌をする父に問われ、マサヒコは疑問の視線を向ける。
「運勢は悪かったみたいだが、どんな一日だった?」
マサヒコは一日を振り返る。
朝はリンコの下ネタに付き合わされた。
昼はミサキとアヤナに誤解でどつかれた。
夕方はアイとリョーコが脱線した。
「やっぱりよくないことでもあったか?」
父の言葉にマサヒコは首を振った。
そして、
「別に。いつも通りの楽しい一日だったよ」
END
玄関を出ようとしたら、父に呼び止められた。
「今日あまり運勢がよくないようだから気をつけてな」
結構占い好きな父の言葉に素直に頷いた。
朝、学校、玄関。
「おはよー小久保君」
リンコと合う。
「今日も朝から寒いね〜」
まったくだと頷く。
「寒いと縮んじゃうって言うけどホントなの?」
リョーコ仕込みの無自覚な下ネタに付き合わされる。
冷えた体に周囲からの好奇の視線がグサリとくる。
昼、教室、昼食。
「へぇ、小久保は胸派かぁ。なあ天野、若田部。小久保は胸派なんだってさ」
「淫猥!!」
「恥を知りなさい!!」
殴られた。
ツープラトンで殴られた。
胸派って……鶏肉の部位ですが何か?
夕方、自室、家庭教師の授業。
「今日は保健体育を勉強します。まずは四十八手を……」
「なに言ってるんですか先輩!」
脱線するリョーコをアイが制止。
「まずは男女の体の仕組みからはじめるべきですよ」
「む。確かに。基本は大切よね」
…しっかりせえよ家庭教師たち。
夜、リビング、まったり。
「どうだったマサヒコ?」
晩酌をする父に問われ、マサヒコは疑問の視線を向ける。
「運勢は悪かったみたいだが、どんな一日だった?」
マサヒコは一日を振り返る。
朝はリンコの下ネタに付き合わされた。
昼はミサキとアヤナに誤解でどつかれた。
夕方はアイとリョーコが脱線した。
「やっぱりよくないことでもあったか?」
父の言葉にマサヒコは首を振った。
そして、
「別に。いつも通りの楽しい一日だったよ」
END
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