私は叶ミホ

愛しの城島先輩を手に入れるために
日々精進しています

そんなある夏休みを目前にした日のあること
いつものように小宮山先生の教えを乞おうと化学準備室に向かっていたその時、廊下から話し声が・・

「今日の夏休み楽しみだね〜」
「そういやお兄さんって来るんだっけ?」
「うん やっぱ女5人じゃ心細いしね〜」

・・・あ・・・あれは先輩の妹のカナミさんと巨乳のあの女!!
なんか先輩も行くみたいだから少し立ち聞きしちゃおう!!

そして私は先輩(と他の女)が20〜21日に海に行くという情報を手に入れ
小宮山先生に相談をしました それが命取りだったことも知らずに・・・・・・



ついに私は海へとやってきました
昨日は行こうと思ったのですが妄想・・・じゃなくて緊張のしすぎで
来られなくなってしまいましたのです 今日はなんとしても運命の再開を果たさなきゃ!!

「ミホちゃん・・・・・どうしてこんなところへ?」
「それはきっと運命ですよ・・・私と先輩は結ばれる運命なんです」
「ミホちゃん・・・・」
「先輩・・・・」
「叶さん?叶さん?」

はっ!
「叶さん?大丈夫?」

こっ小宮山先生!いいとこで邪魔しやがって!チッ

「いや、だだだ大丈夫ですよ ななななんでもないです」
「変な妄想ばっかしてるとできるものもできなくなっちゃうわよ」
「そんなのしてないですって! それより今日はなんで来てるんですか?」
「保護者」「・・・・・・・」
「じゃあ頑張ってきます!応援してて下さいね」
「無理 いい男探しにいくから」

そっちのためだったんですか・・・・・じゃあなんで保護者?
まあ小宮山先生は置いといて、じゃあ早速先輩を探しに行こうかな



それから30分が経ちました
海岸を歩きながら探しても先輩がどこにもいません

少し疲れたのでソフトクリームでも食べようと
店に入っていきました

「ふぅ〜」
なんとか一息つく私

周りを見渡してもカップルだらけ
中には私より年下に見えるカップルもそんなとき近くにいたバカップルの声が!

「あー マサちゃん ほっぺにアイスついてる とってあげる」
「お・・・おいミサキ!!こんなところで」
「いいじゃない別に 周りもカップルばっかだし」

・・・・・子供のくせに生意気なあああ!!!!!


店にいた金髪女の一言で
私は更に虚しさがつのり、気分転換に海で泳ぐことにしました



そんなとき潮の流れと共にゆら〜と水着が流れてきました
誰のかな、と思い探してみると あの巨乳女が困った顔をしていました

あの女のものに違いない
今こそ私の先輩に近づいた報いを受けるとき!

私は水着をそのまま遠くへと流してしまいました
これであの女はもう海から出られない

あっ!友達みたいな人が来た!
なぜかパットみたいなの持ってきてる よかった

そんなとき・・・ 先輩がいるのをついに見つけちゃいました!
やった!今こそ私の想いをーーーー

と泳いでいったらなんと先輩があの女のもとへ行ってるではありませんか
しかも、入っていきにくい雰囲気に・・・・

そんなとき後ろから

「ミホサ〜ン!!こんなところで何してたんデスカーー?」

ああ・・・・・作戦大失敗だ・・・・・・しかもマリア先生が来てる・・・

「じゃあ一緒に楽しみマショウ!」
「うわあああぁぁぁ・・・・・」
「ミホサーーーーン!!」
「ミホサーン・・・」
「・・・・サーン・・・・」






この後の記憶がありません


(完?)

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