Struts
Apache Struts
Strutsとは
Strutsは1.0がリリースするや大ブームが起こり、1.1、1.2、1.3とバージョンを上げる中で、Web Appliication Frameworkのデファクトスタンダードとなりました。
J2EEパターンの中でもっとも有名で有効と言われているのが「MVCモデル」というパターンですが、ServerSideJavaをやる人間にとっては、StrutsなどのMVCモデルを実現するツールを使うことは常識となりました。(Apache Strutsの本家サイトはこちらです。)
時代の流れはとても速く、こういった間にも、アーキテクチャを異にするJSF(Java Server Faces;SunによるOverViewとJSR-127)、AJAX(Asynchronous JavaScript + XML)の流行がありました。
2007/3/3時点では、Strutsの開発は旧来のWeb Application Frameworkである1.x系と、2.x系に分かれて進められています。
Strutsの対抗馬として、The OpenSymphony Projectによって開発されているwebworkというフレームワークがあります。
簡易性を売り物にしたツールで、最新バージョンは2.2系です。
Struts2の開発では、当初、JSFを中心にし、旧来のWeb Application Frameworkは、Struts Action Frameworkという名で開発が1つの枠に収められていました(これには、TomcatやStrutsの生みの親として著名なCraig McClanahan氏が、JSF1.0,1.1のスペックリーダーであったことと関係があります。上記、JSR127参照)。
現在、JSFの方はApache Shaleプロジェクトとして独立し、Struts2はwebwork2.2をベースに開発が進められているようです(今後、Webworkのメジャーリリースは、The OpenSymphony Projectでは行われないようです)。
2007年03月02日(金) 10:05:29 Modified by wanderingse